Tiny Dungeon ~next to generation~   作:いどさん

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更新ですー

といっても前回の4分の1程度ですが……(汗)



第二章:勝利の噂と迷宮試験(6)

二日目からは俺にとって怒涛の日々だった。

約束した通りバレッドと朝訓練したり、座学が思ったより難しかったり、模擬戦で大体のクラスメイトの力量がわかってきたり、エルやリノ、トレスやバレッドたちと町に遊びに行ったり。

気が付けばトリニティでの生活はすでに10日ほどが過ぎていた。

そんな中、やっとトリニティでの日常というものに慣れてきたかなという矢先。

新たな話題で1階級は埋め尽くされることとなる。

それは。

「これから迷宮試験についての説明をいたしますわ」

そう、今しがたバリアリーフ先生が言い放った迷宮試験についただった。

「1階級の皆さんには初の試験になりますわね。これは最初の実力を見るための重要な試験ですわ。みな気を引き締めてかかるようになさい」

そうして事細かな迷宮試験の説明が先生からなされた。

チーム制で5人以内でパーティを編成すること。

ダンジョンを攻略することを一番とするが、それ以外にも加点、減点となる対象があること。

それらの点数全てを含めて最終評価を決めるということなどの説明を先生は話していく。

そうして説明が終わる際には、クラス中は誰とパーティを組むかで盛り上がっていた。

まあ俺たちにはあまり関係のない話か。

組む面子は大体決まっているだろう。

「というわけで、必然的にこうなるわけだが」

集まったのは俺と、リノ、それからトレスの3人だった。

バレッドは別のチームで参加するらしく、

「以前のリベンジだ」

といってさっそく俺に宣戦布告してきた。

まあそうなるかなとは思っていたが、またバレッドとやれると思うとそれはそれで楽しみではある。

ちなみにいつもならエルもいてそうなんだが、今回は竜族オンリーでパーティを組むらしい。

まああいつもこの数日で結構知り合いを増やしていたようだし、明るい性格だから友人も増えやすいのだろう。

というわけで、あぶれた俺たちは3人で迷宮試験に参加というわけだ。

「さて、なんというか結局この3人みたいだけどいいかい?」

「俺は問題ない。もともとそうなるだろうとは思っていたしな」

リノもうんうん、とうなづいている。

迷宮試験は来週の週末行われるらしい。

つまりあと1週間ほどというところだ。

「とりあえず、一位目指して頑張ろうぜ。この面子なら狙えるだろうし」

「まあリノさんのシャットアウトっていう奥の手もあるしね」

「あれはできれば使わない方がいいかもな、正当に評価されない可能性がある」

俺は苦笑交じりにリノを見ながら言った。

「できるだけ、使用は、控えます」

「あぁ、いざというときだけで頼む」

「それじゃ頑張ろうか」

「あぁ!」

そういって俺たちのトリニティ最初の試験が幕を開けた。

 

---

 

「迷宮試験かぁ、私たちもやったねぇ。懐かしいなぁ」

「私たちの時は全階級合同だったからあれは特殊だったな」

昼休み、俺たち3人は昼ごはんを食べながら迷宮試験の相談をしようということになり食堂に向かうと丁度皇女先輩とカミシア先輩の二人と丁度鉢合わせて一緒にご飯を食べることになった。

「全階級合同?」

「あぁ、まあ私たちは皇女とニコと3人でパーティを組んだがな」

「これでも一応姫兄に一矢報いたもんね」

「まあ誰かさんの甲冑のせいで台無しになったがな」

自分が1階級だったころのことを思い出しながら懐かしむように二人は談笑している。

「ところで先輩、その迷宮試験の事なんですけど、何か注意しとかないといけないこととかあるんですか?」

「それは確かに聞いておきたいですね」

このまま昔の師匠がいたころの話を聞くのも俺はいいのだが、もともと3人で作戦会議をするために来ているのだ。

ここは聞いておくことは聞いておかないと。

俺の発言にトレスもかぶせて言ってくる。

リノは話を聞くことに徹するようだ。

「そうだね、まあまず迷宮試験はチームワークが一番重要かな。評価、という意味でも確かにそうなんだけどチームワークがきっちりしてないとそもそもほかのチームに各個撃破されちゃうし、罠とかに引っかかってすぐ脱落しちゃうしね」

「うむ、そりゃもちろん個々人の戦闘力は重要だがな、それだけでは勝てないのが迷宮試験だ。まあヴェルママやノートママクラスだと一騎当千もできなくはないんだが」

「まあそれは例外でしょうね」

俺たちは姉さんたちの規格外さを思い浮かべながら苦笑を浮かべる。

「しかしチームワークか」

そういって俺はリノとトレスを見た。

リノはきょとんとしていて、トレスは小さく苦笑交じりに笑っている。

「まあ青葉の言いたいこともわかるよ。トリニティに入ってまだ数日、相手のことも何も知らない中でチームワークといわれてもってことだよね」

「それはそうだな、私たちはまあパパつながりで一種絆みたいなものがあったからあれだが、ふつうはそうはいかないな」

「なら、その辺を重点的に考えて特訓でもするか」

「それはいいかもね。あ、でも迷宮試験にはトラップの解除とかもあるからその辺の知識とかもちゃんと復習して身に着けておかないとだめだよ?」

「一通りは師匠に習っているけど、まあでも確認しておかないとですね」

そこで俺たちの会話は一区切りついて、明日からバレッド丘の上で特訓することになった。

個々人の力量というよりほか二人の実力の把握、それを踏まえたうえでのフォーメーションの構築なんかが中心だ。

その場しのぎになる可能はそれなりにあるが、それでもまだ1週間ある。

それなりに形になるまではいけるだろう。

そうして今日の放課後から早速、俺たちの特訓を始めたのだった。

 

---

 

そうしてやってきた迷宮試験当日。

俺たちはあれから何度も模擬戦を繰り返して、互いの長所と短所を見つけあいどういう戦法で行けばいいのかを考えてある程度戦略を固めることができた。

なんだかんだで先輩たちも手伝ってくれたのがかなり大きい。

当然教師側である、ヴェル姉さんやラーロン兄さん、ノート姉さんなんかに話を聞くわけにはいかないので自重したが、巫女先輩たちは何より力になってくれた。

「さて、いよいよだね」

「あぁ、作戦は頭に入ってるな?」

リノは力強く頷き、トレスももちろんと答える。

今回の迷宮試験は1階級が全員闘技場に集められている。

ダンジョンへの入り口はこのトリニティのいろんな場所にあるようだが、今回は最初ということもあり全員同じスタートから始めるようだ。

俺は周りを見渡すとバレッドの姿が目に入った。

バレッドのチームは全員魔族で戦闘訓練でもそれなりに強かったやつらが集まっているようだ。

ほかのクラスにも何人か強敵はいるが、リベンジだと言っていた分俺たちを狙ってくる可能性は高い。

そういう意味で一番注意しなくてはならないチームだろう。

「さて、それでは迷宮試験を始めますが、その前に学園長からお話がありますわ!心して聞くように」

バリアリーフ先生の声が響くと同時に前にはヴェル姉さんが出てきた。

「こんにちは、新入生のみんな。これから迷宮試験が始まるわけだけれど、この試験は一番早くゴールについたものが一番評価が高くなるっていう単純な試験じゃないわ。どういう場面でどういう戦闘をしたか、どういう得点の集め方をしたのか、などそういった部分も加点対象になってくる。もちろん減点対象もあるけれど、間違えないでね。逃げることは原点対象に絶対なるなんてことはないということを。逃げた後にどう対処するか、その方法によってはただ倒しただけよりも加点が入ることだってあるということ。仲間を犠牲にして勝利するのと、何度逃げても全員無事のまま敵を追い返して見せる。もちろん状況によるけどこの場合評価されるのどちらなのか。少なくとも私は後者に票を入れるわ。もちろんただ逃げ回ってるだけじゃ評価に値しないけれど、そういった部分を考えてみんな取り組んでね。それじゃ、私からはこれくらいにしとこうかしら。みんな準備はいい?」

ヴェル姉さんの問いかけに生徒たちがおぉ!!と応じる。

「それじゃ、迷宮試験開始!」

そうして迷宮試験は開始された。

 




というわけで3000文字程度の更新です。

上げるだけ上げてしまおうと思い、区切りのいいところまでささっと書いてしまって更新しました;w
すいません、これでまたストックがなくなったので1週間以上は空くと思います(汗)

3000文字程度しかあげていないので代わりに簡単なキャラデザだけ上げときます。
完全に落書きですが、イメージが浮かべば幸いです;w

【挿絵表示】


今回は完全に迷宮試験までの間を埋めるためだけの文章だったのであれですね、あんまりおもしろくはないかも;w

次回で迷宮試験書き切れるかなぁ(汗)
まあでもそこまで深い内容にはしないつもりなので(後々の展開的に)
さくっと進めたいと思います。

あ、それと感想お待ちしております←ww
感想くれればくれるほど作者の制作スピードは上がります(きっと)
ですのでよかったら感想お願いいたします
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