狩人様がいたっていいじゃない...だって上位者だもの   作:酒鴉

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お久しぶりですねぇ
いやぁ、ネタが思いつかなくてですねぇ
頑張ってまいりますよ


2話

見渡す限り鮮やかな木々が乱立し、時々聞こえてくる小鳥の鳴き声が煩わしくも響いている森にそのもの達はいた。

一人は鴉羽の外套を羽織り顔には鳥の嘴のような仮面をつけていた。

もう一人は目を隠すような仮面のついた帽子を被り、一昔前の貴族のような格好をしていた。

それだけならまだ変人として認識されていただろう

 

彼らが持っている血の着いたおぞましさを感じさせる武器を見なければ

 

鴉「ブェェェエエ工ェィィ」

貴「おい、気色の悪い声をだすな。」

鴉「だってよォ、こォンなへんてこりんな場所にいんだぜェ?俺らがいた血湧き肉躍る狩場じゃなくてよォ」

貴「そんなのは分かっている。たが、我らは散策するくらいしかとれる方法はなかろう」

鴉「クソがよォ。早く終わらせて人形ちゃんに会いてェってのに。あのクソ腕長野郎がァ」

 

少し前

 

鴉「着いたぜェ。...おォい、まだ生きてッかァ。」

?「ヒ、ヒッ...まだ生きてる。あんたのおかげでここは賑やかになったよ。」

貴「ふん。いつ来ても変わらぬな。」

?「ここは、安全だからね。あんたらのおかげだよ。ヒヒ...」

鴉「俺らァ、これから狩りだからよォ。またなァ。」

?「あぁ、待た。まともな生き残りがいたらここをに逃げてこいって伝えてくれ。楽しみだなぁ...ヒ、ヒッ...」

 

鴉「んじゃまァ、行くかァ」

貴「あぁ」

ガシッ

鴉「ン?」

貴「は?」

 

突如として現れた細長く青ざめた色をした自らの身体ほどある手に掴まれた君たちはSANチェック!...なんてことはなく、儚くも握り潰されるだろう

 

鴉「こ、このクソ腕長がァ!」

貴「何故こやつがッ!」

 

グシャ

 

彼らはこの世から消えた。この世界から。

彼らを握り潰したかの優しき上位者は彼らに与えたのだ。赤子たる彼らに成長の場を。新しき上位者たるに相応しき力を蓄える場を。本人らの確認すらなく。

あぁ、なんと優しきことか。

くたばれクソ上位者よ

 

~狩人の夢~

 

人形「行ってらっしゃいませ。どうか、良い夢を」

 

現在

 

鴉「はァァァァ...」

貴「全く、何故私がこのような場所に...」

鴉「俺ァ、こんな場所知らねェしよォ。てめェはどうだい?」

貴「私も知らんな。記憶にない。」

鴉「ンー...まぁ、俺らがするこたァ変わらねェ。獣を狩り、夜を越し、人形ちゃんを愛することだけよォ。」

貴「人形を愛することは違うが、まぁ、獣を狩り、夜を明かすことはその通りだ。」

鴉「なら決まりだなァ。」

貴「あぁ、そうだな。」

鴉「獣見つけてぶっ潰して歩きまわりゃいい。」

貴「ククク...いつも通り、だな。」

鴉「あァ、いつも通りだなァ。」

 

 

 

 

 

 

鴉「そういやァ、今更だがァ、ここァ夜が明けてんなァ。」

貴「...はぁ、現実逃避もこれまでか。意味がわからんな。」

鴉「まァ、いいじゃねェか。目標が一個終わったんだからよォ。」

貴「そういう話ではないのだが...貴様に言っても無駄だな。」

鴉「まァ、気にせず行こォや。」

貴「はぁ...」

 

 

 

 

 

茶番劇

 

鴉「人形ちゃァァァン!レベルアップさァせてェ!」

貴「貴様はもう少し静かにせんか馬鹿者め。」

人形「分かりました。目を閉じていてくださいね。」

鴉「はァい♪」

貴「あとで私も頼む。」

人形ちゃん「分かりました。」

貴「私は紅茶を入れてくる。その馬鹿の相手が終わったあと一緒にこっちに来てくれ。」

人形「かしこまりました。」

鴉「干し肉用意しとけよォ。」

貴「黙れ。紅茶に干し肉などあわんに決まっているだろうが。それを毎回毎回貴様はッ!」

人形「狩人様。終わりましたよ。」

鴉「えェ〜。まァ、人形ちゃんに迷惑かけたくないしィ、ゲル爺いるか見てくるゥ。」

貴「...はぁ、全くあの馬鹿が。」

人形「狩人様、私もお手伝い致します。」

貴「あぁ、よろしく頼むよ。」




二人の設定はありましてぇ、鴉羽の方がアラストル・サリヴァールで、貴族の方がドラルク・マナ・ニルヴィーナですねぇ。
まぁ、鴉と貴で通しますけどね
鴉の方の装備は

武器 獣の爪 葬送の刃
銃 エヴェリン 火炎放射器
頭 カインの兜
胴 鴉羽の狩装束
腕 鴉羽の腕帯
脚 鴉羽のズボン

貴族の方は

武器 仕込み杖 千景
銃 獣狩りの短銃 獣狩りの松明
頭 目隠し帽子
胴 騎士装束
腕 聖歌手袋
脚 騎士の脚衣

ですねぇ
ちなみに鴉羽はもう一式人形シリーズを持っていて、貴族の方は聖歌隊シリーズを持っています。
鴉羽の方は小さなオルゴールと涙石を常に持っており、貴族の方は真っ赤なブローチと聖歌の鐘を常に持っています。
彼らは人であり続けている。どれほど啓蒙高くあろうと、どれほど獣性が高くあろうと、たとえ上位者になろうと、その後悔が彼らを人えと楔つける。
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