狩人様がいたっていいじゃない...だって上位者だもの 作:酒鴉
ほんとに久しぶりですね
鴉「で、どうすっかねェ...歩き続けてみりャ変な霧のかかった湖に着くとはよォ」
貴「湖か...まさか飛び込んだらロマがいる、なんてことはあるまいな」
鴉「ある訳ねェだろバァカ。あいつァ俺らが殺してやったんだからよォ」
貴「今のような状況からしたらありうるかもしんだろう」
鴉「んならまた殺るだけだろォがよォ」
?「ちょっとあんた達!誰なのよ!」
声を掛けてきたものは幼女であった
大きな青いリボンを頭に付け、青いワンピースを来た幼女であった
...その背中から見える氷で作られた羽と宙に浮かんでいることを除けば
見た目が幼女であることがよりおぞましさを強くしているのだろう
チルノちゃん可愛い(*´д`*)ハァハァ
( ゚д゚)ハッ!
ンンッ!失礼、しかし、彼らからすれば恐ろしいものであろう
鴉「なんだァ?俺らが誰かだ...とォ...?...獣か?」
貴「宙に浮くとは...面妖な...まさかあの背中の物体が羽代わりか?」
?「だぁかぁらぁ!あんた達は誰だって言ってんの!聞こえてないの!」
鴉「...狩るか?」
貴「だが対話ができるぞ...私が試みよう。貴様は備えておけ。」
鴉「了」
?「まさか、あんた達ほんとに聞こえてないの!?」
貴「あぁ〜、んん。落ち着きたまえ、お嬢さん。聞こえているとも」
?「じゃあなんで無視すんのよ!」
貴「いやいや、なにぶんここに来て初めて会話出来る生命体あったのでな。少し警戒していたのだよ。」
?「ふ〜ん。つまりあんた達は人見知りってことね!」
貴「あ〜、まぁ、そういうこどだ。」
?「ならいいわ!それであんた達はなんて名?「チルノちゃーん!どこ行ったの〜!」
チ「あっ!大ちゃん!こっちこっち!」
貴「大ちゃん?」
大「チ、チルノちゃん!勝手に何処かに言っちゃダメだよ〜!」
チ「変なやつらがいたから最強のあたいが調べてたのよ!」
大「変なやつら?...は!チ、チルノちゃん!ダメだよ!知らなあ人に声掛けちゃ!」
貴「失礼。大ちゃん、と言ったか。少し質問があるのだが。」
大「え、えぇと、な、なんでしょうか」
貴「実は私たちはつい先程ここに来たばかりでな。道に迷ってしまったのだ。」
大「も、もしかして人里の人だったんですか?だ、だとしたらどうしてこんなところまで」
貴「いやはや実は途中で道に迷ってしまってな。連れと一緒に困り果てていたところなのだ。」
大「そ、そうなんですか。こんなところまで来るなんてかなり迷ってたんですね」
貴「でだよ貴公。道案内を頼みたいのだ。」
大「わ、分かりました!案内します!」
貴「ありがたい!...おい。お前達は私たちが話していた間何をしていたら泥だらけになるのだ!」
鴉「コイツなかなかすげェぞ!氷で弾放ってきやがった!」
チ「あんたなかなかやるわね!あたいの弾幕を避けるなんて!」
貴「貴様らわァ!何をしとるのだァ!」
大「ま、待って!落ち着いてください!」
鴉「ヨッシャ逃げんぞチルノォ!」
チ「鬼ごっこね!?分かったわ!」
茶番劇
鴉「ずっと警戒しとくっての暇だなァ」
チ「あんたこんな離れた所で何してんのよ?」
鴉「んあァ?なんもしてねェよ?」
チ「ふ〜ん。...ねぇ、あんたが持ってるそれって何なの?」
鴉「こいつかァ?こいつはよォ。...まぁ、弾放つもんよ。」
チ「つまり、あんたも弾幕を放てるってこと!?」
鴉「弾幕ゥ?なんだァそいつァ?」
チ「ふふふ!いいわ!あたいの最強の弾幕を見してあげる!」
鴉「あ、いや待て。ここじゃァあいつに叱られちまう。」
チ「そうなの?じゃあちっちゃく出してあげる!」
鴉「ほォ。そんなことも出来んのか。」
チ「あたいは最強なのよ!そんなの簡単よ!」
鴉「んじゃァ、そうだなァ。...あの木に向かってしてくれや」
チ「いいわよ!...えぇい!」
放たれた弾幕は木にぶつかり当たった場所を中心に凍っていった
なんとも恐ろしきことよ
凍らされれば無抵抗となってしまう
見た目と言動からは予想も出来ぬ脅威度である
鴉「おいおい...おめェやんじゃねェか!」
チ「そ、そう?そうよね!あたいってば最強なのよ!」
鴉「そいつァどうか知らねェが、獣相手にゃかなり有効だろうな」
チ「そのけもの?ってのは知らないけど、あたいってすごいでしょ!」
鴉「おう!おめェすげェぞ!」
チ「ふふん!気に入ったわ!あんた、あたいの舎弟にしてあげる!」
鴉「あァ、そいつァ勘弁だが、そうだなァ。ダチならいいぜ」
チ「ダチ?ダチって何?」
鴉「ダチってのは友達ってことよ!」
チ「なるほどね!いいわ!あたい達は友達よ!」
鴉「おうよ!」
ちなみに鴉と貴がこんなにチルノに優しげなのは幼女でリボンをつけてるってことを考えれば分かりますよね!
守れなかったことをまだ引きずっている!あぁ!なんて可哀想なんでしょう!どうにも出来ぬというのに!
まぁ、今回はチルノは妖精なので守れなくても心配ないですね
復活しますし
良かったね鴉と貴♡