前世でやる気のない転生者が女神補佐を目指します。 step1 めだかボックス   作:呪壊 赤城

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本編も空箱抜きでとうとう10話目!で狂喜乱舞している駄作者こと呪壊赤城です。

目標は50話!やったるぞー!とか言いながら最終的には幾つになるのか未定という行き当たりばったり脳はどうにもならない。しかもペースがキツくなってきている今日この頃。というわけで週3ペースを週2ペースにするかもしれません。申し訳ない・・・。

ちなみに今回は暗躍編です。さてさて球磨川君と善吉君の運命はどうなるのか・・・どうぞ。


第10攻 [オマエの心の底からの本心を言いやがれ。]

戦神鶴戯の前回までのあらすじ

 

[生徒会戦挙 庶務戦は巳カードの「毒蛇の巣窟」は13枚のカードの中でも最も残虐な決闘方だった。そんな中、善吉君は名瀬さんとの特訓で球磨川君との戦いをまともに出来るようにしたのだが、球磨川君は俺からのアドバイスで善吉君の視力を『大嘘憑き(オールフィクション)』で『なかった』ことにした。

そしてそのまま、ギブアップを宣言して―

 

金網と底までの距離をなくした。

 

果たして球磨川君と善吉君の命運は如何に!?

ってなァ。

 

 

_________________________________________________

 

やぁ皆。安心院さんだぜ。にしても何だかんだで教室に来るのは久しぶりだなぁ。そんな感傷に浸っていると、鶴戯が言っていた予定の時間ピッタリに球磨川君と人吉君が来た。

全く鶴戯の奴には恐れ入るね、なんせ起きる時以外は時間にはピッタリ合わせるんだからね。

おおっといけない、もう少しで球磨川君達を忘れるとこだったぜ。

 

「やぁ、球磨川君。随分と久し振りだね。」

 

『・・・あ、安心院さん』『居たんだ。』

『久し振りだね。』『安心院さんに』『会えて嬉しいよ。』『それにしても』『はぁ』『ビックリしたよ。』『なんせ鶴戯ちゃんが』『人外だったなんてね。』『しかも』『今回の戦挙に』『裏から色々やってるなんて』『全然気付かなかったよ。』『週刊少年ジャンプでも類を見ないほどの』『暗躍っぷりだよ。』

 

「そうそう、もっと球磨川君を驚かしてあげるなら、この作戦を提案したのは他でもない鶴戯だってとこかな?」

 

『ええ!?』『嘘でしょ!?』『冗談じゃないよ。』

 

「わっはっは、残念だけど冗談じゃないぜ?」

 

『いやいや』『冗談であって欲しいくらいだよ。』

 

「冗談じゃないといえば、君をめだかちゃんに勝たせてあげるという話なんだけど。」

 

『あれも』『冗談じゃないんだね?』

 

「勿論だとも。」

 

さて、善吉君の方は終わったし、鶴戯もそろそろ来るだろうし、頃合いかな?

 

「ただね、君の心の底からの本心が僕達は聞きたいんだよね。だからね―。」

 

鶴戯が球磨川君の後ろに気付かれないように来ているのを確認した僕は、球磨川君がこちらに気を取られるように途中で言葉を切った。そんな思惑に気付かない球磨川君は僕の思惑通り、続きを聞いてきた。

 

『だから』『なんなんだい?』『安心院さん。』

 

[オマエの括弧つけた言葉じゃなくて、括弧のない言葉を聞きてェンだよ。]

 

『ええ!?』『何処なのかな?』『ここは。』

 

急に鶴戯が後ろに現れたのと、景色がいきなり教室から外に変わっているのとで、二重の驚きをしている球磨川君はほっとくとしても、正直僕もこの風景には驚いていた。どうやら僕らは鶴戯の造った美しい自然が溢れる場所に連れてこられたようだ。

ちなみに、僕が驚いているのは急に景色が変わったことじゃなくて、鶴戯の奴が修業場所を此所にするつもりでいるというとこなんだけどね。

 

「鶴戯、今回は随分と凝った場所を造ったんだね。」

 

『造った?』『此所を?』

 

[まァな、修業場所と言えば滝だろ?]

 

「まぁ、そういえばそうかもしれないね。」

 

『・・・僕は驚かない。』『驚いたら負けだ。』

 

いやいや、あの球磨川君が自分に暗示をかけるなんてね。鶴戯は球磨川君に何かしたのかな?

もしくは、長者原君のあの一面を見てしまったのか、どちらにせよ鶴戯の恐ろしさを垣間見てしまったんだろうね。とりあえず球磨川君には可哀想にご愁傷さまと心の中で言っておくとしよう。

 

[ンで、聞かせてくれよ、球磨川くン。オマエは黒神さンやその他大勢の踏み台になって終わりてェのか?それとも[過負荷]だって嫌われ者だって憎まれっ子だって最低な奴だって宿敵だって敵役だって悪役だって勝ってもいいと証明してェか?どォなんだ?長い言い訳や括弧つけた言葉は要らねェ、ただ一言オマエの心の底からの本心を言いやがれ。]

 

鶴戯にそう言われた球磨川君は暫しの間考え、そして言った。

 

「勝ちたい!勝って奴等に証明したい!」

 

「球磨川君、その言葉に後悔することは絶対にないんだね?」

 

「無いよ安心院さん。」

 

その言葉を聞いた僕と鶴戯はニヤリと悪役がやりそうな黒い方の笑みを浮かべていたことだろう。少なくとも鶴戯はそうだったし、僕も笑っている自覚はあるからね。

まぁ、皆に忠告として言っておくなら、他人の人格を性格を思い切り変えるような人間の(人外だけど)言う、甘言にはそれ相応の地獄が待っているということを忘れない方が良いと言うことだね。

 

[良く言ったなァ、球磨川くン。じゃあ、特別に3つの特訓から好きなやつを選ばせてやンよ。]

 

選ばせるとは言っても、選択肢を言うのは僕の役割なんだけどね。まぁ、しっかりと仕事を全うするとしようじゃあないか。

 

「1つ目、鶴戯に勝てそうなスキルを造って貰う簡単、お手軽、安心の3拍子が揃ったイージーモード。2つ目、僕と会長戦までの地獄の特訓をする、中難度だけどまだ安全、安心、計画的の3拍子が揃ったノーマルモードだ。最後に3つ目、僕と鶴戯のダブルコーチでやる、血も涙も出し尽くしそうな極獄地獄の超特訓、危険、凶悪、生死の保証なしの3秒死が揃ったハードモード。まぁ、難度が高ければ高いほどそれ相応の見返りはあるけど、どれにするんだい?」

 

え?最後の3秒死って3拍子じゃないかって?いやいや3秒死で間違いじゃないんだぜ。皆は字で大体察しているとは思うがね。さてさて、球磨川君はどれを選ぶんだろうね。まぁ選択次第じゃ、地獄の特訓よりも恐ろしいものが待ち受けているんだけど。

 

「3つ目だ。」

 

[3つある特訓方の中で最も残虐な特訓を選ぶとは、なかなか根性あンじゃねェか。見直したぜ、禊。それじゃあ、今から特訓始めるかァ。何があってももう逃がさねェからなァ禊ィ、覚悟しとけよ?]

 

鶴戯が長者原君の真似をしているのは気にしないとしても、球磨川君の覚悟がどれくらいなのか確認するために、態々3つも選択肢を与えるなんて、鶴戯も酷なことするぜ。ただ、球磨川君の覚悟もなかなかだね。なんせ鶴戯に覚悟は認められるなんてね。でもまぁ、その覚悟もいつまで持つかな?

 

「勿論だ!」

 

「最初に言ってた覚悟はその程度か?ってならないようにね、球磨川君。」

 

[ンじゃあ、この世界で日が暮れるまでは今日は俺が特訓してやるよォ。明日からは、なじみが日が暮れるまでは特訓するからなァ。]

 

「わかったよ鶴戯ちゃん。」

 

「それじゃあ僕は、夕飯でも作っておくぜ?」

 

「え?安心院さんの夕飯って・・・。」

 

軽く失礼なこと考えてるよね球磨川君は。言わないでおいてあげるけど。全く、僕が料理を出来ないわけがないじゃないか。鶴戯には負けるけどこれでも、亜沙ちゃんにはおいしいって言われているんだからね。

 

[オイオイ、余所見はしねェでとっととやるぞ。]

 

「あ、うん。」

 

さてと、今日の夕飯は何にしようか?昨日はフランス料理だったし、イタリア料理かインド料理にしてみようかな。ふふふふ、失礼なことを考えていた球磨川君には特性中の毒性の物を用意しておこうか。

 

 

_________________________________________________

 

とっととやるぞ。とは言っちまったが、実際はすぐにやるわけじゃなかったンだよなァ俺は。

ただ単になじみの怒りをかうのは嫌だったからなンだぜ、これがよォ。

 

「・・・安心院さんがなんか怖かったんだけど。」

 

いやいや、なじみが怒ってた原因はお前なンだがな?言わねェけど。・・・にしても、禊の覚悟はなかなかだったし、俺が黒神さンの怒りをかったのも全く無駄じゃあなくて助かったぜ。なんせ、鬼みてェだったからよォ。

 

 

~庶務戦終了から数分後。~

 

「なっ!?速く二人を助けn[長者原君、俺に任せとけ。]いえ、しかし・・・。」

 

[事態は一刻を争うンだぞ?公平云々言ってる場合じゃねェのはわかってンだろ?]

 

「っ、頼みます。」

 

[おう。任せなァ。]

 

ニヤリと笑いながら俺は夥しい蛇の巣窟へ足を踏み入れ球磨川くンと善吉くンを助けに行った。

行ったンだが、まぁ善吉くンは死ンでたな。

弱すぎだろ。あ、これが普通か。

球磨川くンは、ってかァ?善吉くンが死ンでンだぞ?そんな状態で[過負荷]の球磨川くンが生きているとでも?

・・・それは置いといて、善吉くンは『大嘘憑き(オールフィクション)』で生き返らせて、球磨川くンはそのまま放置。ンで、巣窟から出た。

善吉くンを地面に置いてから少しすると黒神さン達が駆けてきた。いやァ、羨ましいね微笑ましいねェ。幼馴染みを心配して態々駆けてきたンだろ?くだらなすぎて笑えるぜ。

 

「善吉!大丈夫か?っ!?戦神、貴様善吉に何をした!」

 

[はァ?なンもしてねェよ、寧ろ助けてンだろォが?」

 

おおっといけねェ、地が出ちまった。ゴホンゴホン、もう大丈夫だ。

 

「ぐっ!?めだか、ちゃん。」

 

おいおい、大袈裟な奴だなァ。傷なんてもうないだろうが。球磨川くンは相変わらず死ンでるけどなァ。

 

「大丈夫か?心配したんだぞ?」

 

[はいはい、くだらねェ茶番は余所でやってほしいンだけどなァ?・・・まァいいか。俺はもう帰るぞ。]

 

「待て。さっきから球磨川の様子が可笑しいではないか。大丈夫なのか?」

 

[黒神さンには関係ねェだろォが。・・・まァいいか。こいつ死ンでるし。]

 

「!?なん、だと?・・・貴様それでも人間か!!仲間の死を見ても何故そんな風にできる!!」

 

おお怖い怖い、乱神モードか?取り合えず、逃げるか。

 

[じゃあなァ、また明日とか。]

 

「なっ待て!!」

 

 

~回想終了。~

 

ン?一字一句俺が悪いって?知らねェなァ。そンなことは。って禊のことを忘れてたぜ。ン?今の禊は精神体かって?まァ、本体は現在俺の家だな。これが終われば、本来の体で明日から特訓再開だがな。

 

[そうそう、禊にこれからやってもらうのはなじみがやろうとしてるフラスコ計画を元にした俺特性フラスコ計画だ。名付けるなら『最凶最低フラスコ計画』ってとこかァ。さて、まずはステップ1だァ。題して『万壊誤路死(まんかいごろし)』まァ、精々今日中に1回かわせるくらいにはなって貰うぞ?]

 

なるまで殺すンだけどな?さァて、楽しい愉しい球磨川禊の魔改造開始だァ!

 

「やっぱり、安心院さんより怖いよね・・・。」

 

おいおい、まだステップ1なンだけどな?ちなみに、なじみも怒ると怖いと思うぞ?言わねェけども。

 

 

 

そして、戦神鶴戯と安心院なじみによる球磨川禊魔改造が始まった。

 




~安心院さんの、これで安心!次回対策!~

なじみ「やぁ、皆。安心安全な球磨川君魔改造が始まったぜ。」

駄作者「全く逆ですね。」

鶴戯[ナンノコトダカ]

亜沙「棒読みデスね。」

なじみ「そうそう、ナンノコトカナー。」

駄作者「モウダメデスネー」

亜沙「コイツらモウダメデスネー。」

鶴戯[ナントカナルゼー]

なじみ「まぁ失敗したら球磨川君を善人モブにしちゃうだけでしょ。ダイジョブダイジョブ。」

駄作者「そんな危険な発言を聞いたところで」

全員「「「[サヨウナラ~]」」」
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