前世でやる気のない転生者が女神補佐を目指します。 step1 めだかボックス 作:呪壊 赤城
これともう1話は鶴戯が可笑しくね?的な感じの話と過去を書くつもりですので原作は全く関わってきませんはい。
話の矛盾がございましたらお教えください。
それでは、どうぞ。
「亜沙ちゃん。鶴戯の事なにか知ってる?最近変なんだよ。」
私の元に訪れた途端にそうなじみさんは聞いてきたのデスよ。ちなみにそれを聞いた私の本音は鶴戯のここ最近の変化の理由を全く知らないと言うこと。
「あの、なじみさん。ごめんなさいデス。実は私もお兄ちゃんがなんでああなったのか分からないのデスよ。」
私がそう言うと、目に見えて残念そうにするなじみさん。本当に申し訳ないのデスよ・・・。
え?女神なら知ってるだろう、デスか?いえ、そもそも、私は死亡させる係だったので実は前世にその人がどういう生活をしていたとかの情報は最近の所しか知らされないのデスよ。
そんなわけで、ルーミア辺りに聞けば分かるにしても、彼女は教えてくれそうにもないので、私も結局分からず仕舞いだったりしているのデス。
「うーん。やっぱり、こうなると櫟野ちゃんに聞いた方が早い気がするんだけど。」
うーん。どうしようか。そう言っているなじみさんを見たところ、今日も閉店だったようなのデス。・・・確かにこの現状を知っていそうなのは依哉さんしか居なさそうなのデスけど、というか、なにか関係ありそうなのデスよ。
「なら、探してみるのデス。もしかしたら、依哉さん、体調が悪いとかだけかもしれないデスし。」
そんなの希望だと言われても仕方なさそうな台詞を無責任にも吐く私の提案に素直に頷いているなじみさん。ああ、本当になじみさんには申し訳ないのデスよ。
「なるほど。じゃあ、亜沙ちゃんもこれから行こうか。」
「え?」
いや、今なんて?そう言う前に、私はなじみさんに連れられて、例の如くスキルの使用で瞬時に、ラーメン屋『壱火』の前に来ていたのでした。
「・・・うーん。やっぱり、今日もか。」
そう言ってなじみさんが指で指し示してしたのは、暫く休業致します。の文字。
「・・・やっぱり鶴戯となにか関係があるのでしょうか?」
「うーん。どうなんだろうね。あ、もしかして。」
そう言ってなじみさんはいきなり貼ってある休業の紙を剥がし・・・って、何してるデス!?
そうつっこむ前に、火を紙に透かしてみるなじみさん。すると、文字がうっすらと浮き出てきた。それを見て、私も納得したデス。
「ああやっぱり。えーっと、『アタシに用事のある奴は明日a10時~11時までに裏口に来い。』ふーん。なるほど。この紙、毎日変えているんだね。しかも、特殊加工されてて、解読されると勝手に燃え尽きるみたいだね。まぁ、スキルって可能性も否めないけど。」
そう言うと、私の方に向き直るなじみさん。まぁ、何を言いたいのかは何となく分かるデス。
「来る?」
「デス。」
「ああ、そう言うと思ったよ。・・・じゃあ一度戻ろうか。」
「デスね。」
そう言って、またスキルで元居た場所に戻ってきたのデス。
「戦神。」
到着直後に何故か善吉さんの声が・・・。
って善吉さんデスか!?
「善吉さん、どうしたデス?この時間ならまだつ、お兄ちゃんと手合わせしてる時間じゃ。」
「いや・・・それが、鶴戯先輩が今の状態の俺とやっても意味無いだろうって言われてよ。戦神なら鶴戯先輩がああなってる訳くらいしってんじゃねーかなって思ってよ。」
「まぁ、今の鶴戯と戦わせてしまっても人吉君には申し訳ないよね。鶴戯の事は気にしないでくれよ。僕らで何とかしてみるから。」
「あー、じゃあ、私と手合わせするデス?」
「ああ。悪い。頼むぜ。」
そして、私は翌日なじみさんと待ち合わせをして『壱火』に行くことにしたデス。ちなみに翌日はぶっちゃけ花の金曜。つまり、平日!まぁ、それには色々つっこみたいのデスけど。
・・・ああ、ちなみに善吉さんとの手合わせは私が一方的に伸してしまったので今後はしないようになじみさんに言われてしまったのデス・・・。
そして、翌日。ラーメン屋『壱火』の裏口に集まった私となじみさんと何故か禊さん。時間は10時ぴったりなのデス。
「あの、お兄ちゃんどうなのデス?」
取り合えず体調を崩していないだろうかと言う感じでなじみさんに聞いてみる私。ちなみに、昨日ルーミアに聞いてみたところ、やっぱりというか彼女は教えてくれなかったのデスよ。
「うーん。やっぱり相変わらずだね。」
『僕も』『鶴戯ちゃんの前で色々やってはいるんだけどね』
禊さんの色々やっていると言うのは取り合えず無視で。それにしても、相変わらず、ということはつまりは料理を作ることもせず、ご飯も食べることもせず、ついでについでは睡眠も満足に取っていないということでしょうか。うーん。これは、流石に不味いのデスよ。まさか、身体能力とか身体を最強云々にしてしまったが為に状況がわりと酷くなっているのデスよ。もう、女神失格所の騒ぎじゃないのデスと頭を抱えていると、依哉さんの声が上から聞こえてきたのデス。って上!?
「おっ!やっぱりお前らは来ると思ったよー!取り合えず上に来てくれー!話はそれからだー!」
とてつもなく大きな声で此方に話し掛けてくる依哉さん。それなら降りてくれば良いのに・・・。と言う本音は置いておいて、取り合えず中に入って行く私達。
玄関に入ると、また大きな声で鍵を閉めといてくれとの言葉が。いえ、だから・・・。もう、いいデスよ。と最後尾だった私が取り合えず鍵を閉めました。そのまま、上に上がると3つの部屋があったのデス。
「こっちだ。こっち。」
そう言って手招きされたのは右の部屋だったデスよ。その部屋に入るとちゃぶ台を挟んで胡座をかいている依哉さんの姿が。
「お前ら、どうせ鶴戯の奴がここ最近変だからアタシと関係があると踏んで来た口だろ?」
「ふぅん。成る程、櫟野ちゃんは分かっていたんだ。僕らがここに来ることも、鶴戯が変になっているのも。」
いつもより、棘のある言い方をしているなじみさん。それを目にしても、依哉さんはいつもと同じ態度を崩さずに返事を返す。
「・・・さぁ。どうだろうねぇ。アタシはてっきり、あんたなら知ってると思ったけどねぇ。平等主義者。いや、あれか?箱庭学園、しいては黒箱塾創設者様といった方がいいかい?」
ニィッ。と挑戦的な笑みを浮かべる依哉さん。その姿は何故か戦うときの鶴戯の似ているような・・・。そんな筈はないんデスけど・・・。
「へぇ・・・。櫟野ちゃんは僕の事を知っているのかい。別に大して驚いたりはしないけど。じゃあ、君が知ってること洗いざらい言って貰おうか。」
「いや、別に言いたくないわけじゃあないんだよ?まぁ、そんなに聞きたいなら教えてもかまいやしないけど?でも、良いのかい?」
そう言って、一度言葉を切る依哉さん。その言い方は何処かやっぱり鶴戯に似ていて、それでいて鶴戯とは違うなんとも言えない感覚に襲われるのデス。
「・・・何がだい?」
なじみさんがそう聞くと、依哉さんは今度は禊さんの方へ目を合わせ、次に私へと目を合わせながら言い放ったデス。
「いやね。そんなに聞きたいなら本人に聞けば良いんじゃないかい?あんたらだって、人には言いたくないことの1つや2つくらいあるだろ?それを他人に言われるのって、正直、気分の良いもんじゃあないだろ?・・・まぁ、だからそうさね。あんたらがそれぞれ言いたくないことをここで1つずつ言ってくれるなら、言ってもかまいやしないよ。でも、それよりも本人に直接聞いた方が言いと思うけどねぇ。」
「あの、それが出来ないのデスよ。しかもこのままだとお兄ちゃんの身体にも精神にも良くないと思うのデス。だから、どうにか出来るんであれば、どうにか解決してあげたいんデス。」
私が考えも無しに、ただ心からそう言うとなじみさんも禊さんも聞いてもまともに教えてくれる状態じゃないと言うことでどうしても知りたいと言いましたデス。
「・・・なら。取り合えず一人ずつアタシに一番秘密にしておきたい事を言いな。ちなみに、嘘をついたらすぐにわかるからね。」
そして、それぞれ互いに秘密にしておきたい事を言い終わりました。さて、私はどうしましょう。・・・うーん。
「今度は亜沙だよ。」
「・・・私は―。」
そして、私達全員が秘密にしていたいことを取り合えず所々隠しながらも言い終わると依哉さんは溜め息を吐きながらも話すことを了承してくれました。
「まぁ、取り合えず教えてやるよ。ただし、アタシがこれから言う話は、あんたたちが隠した分だけ隠して話してると思いな。それでおあいこだ。異論は認めないよ。それと、これはアイツにとってはブラックボックスもいいとこだ。それだけは肝にめいじな。」
そうして、話始めてくれました。私もなじみさんも禊さんも知らない子供時代の鶴戯のお話を。
~駄作者の言い訳~
駄作者:……取り合えず、鶴戯の過去を書きたいと思って、今話と次話は書いています。次話の鶴戯は多分今までの鶴戯のイメージと違うかもしれないです。
もともとうっすらと考えてたのが読者様からのご指摘等をいただき形になっていったものなので後付け過ぎね?と思うかたもいらっしゃると思います。
取り合えず、次回になる前に先に予告させていただきますが、次回はなじみさん達はもろ空気です。
あと、前回のアンケートは駄作者の執筆の都合などもあり、1月8日に締め切りますので、何卒宜しくお願い致します。
それでは。