処刑人の航海   作:カプサイシンマン

3 / 6
 更新さぼっててごめんなさい


3話 処刑人inジャヤ

 

 俺は結局、アラバスタに行かなかった。俺がルフィをボコっちまったからクロコダイルに負けました、なんてのが起きたら笑えない。めちゃめちゃビビってたが、神はアイツを見捨てなかったらしい。しかし神の野郎は俺を見捨てやがった。

 

「そこにいるのはわかってるぞ【処刑人】!!貴様は包囲されている!!」

 

 …なんでだね。俺、悪ィことしたかね?ウイスキーピークじゃ何もしてないんだがなァ…

 

「それにしても、新世界進出も目前とされた大物がなんだってこんなところに…!」

 

「そりゃお前…あの事件があったからだろう!いいから集中しろ!奴は能力者の上、二式使いだ!」

 

 …そろそろ、ウザったくなって来たな。適当にボコって逃げるか。

 

「おい、海軍…今から適当にボコるから、死なねェように気ィつけろや…」

 

「ふざけるな!!いくぞ!」

 

『おおおー!!!』

 

「ハァ…コレ使うのは久しぶりだぜ…『鉤縄』!」

 

「「「うわぁー!!」」」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ハァ…俺がなにしたってんだ…」

 

 あのあと結局適当に逃げた。でも船がなかったから軍艦をパクった。それが間違いだった。よく考えたら俺一人で軍艦を操れるわけない。【縄】全開で帆を操ったが、なんの因果か、ジャヤに着きやがった…

 

「ハッハハハ!おいオッサン!元気ねェな!ここは一つ、賭けポーカーでもやろうや!」

 

 …ジャヤで賭けポーカーか。嫌な予感がしないでもねェが…まぁいいか。

 

「ああ、いいぜ。いくらだ?」

 

ーーーーー

 

「俺の勝ちだな。次は服でも賭けるか…?」

 

 まぁまぁ稼げたし、この辺が辞め時だろうな…って、ん?コイツ…

 

「お前、イカサマしたろ…?」

 

あ、コイツベラミーだわ。よく見りゃあの趣味悪ィマークが…

 

「なんだと…?おいガキ、なんつった?」

 

 にしてもベラミー、こいつマジでムカつく野郎だな。やられたフリはナシだな。ブッ飛ばすか。

 

「イカサマしたろ?なぁ!サーキース!!」

 

「あぁ、俺も見たぜ!汚ェ野郎だ!」

 

 …あのモフモフコートも〆るか。

 

「…そうかそうか。行儀を知らねェガキは、躾けねェとなァ…!」

 

 半殺しで勘弁してやる俺に感謝しやがれ…!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ある酒場にて…

 

「おいおい、アイツ【ハイエナ】のベラミーだろう…?5500万の、スーパールーキー…なんでそんな大物がノされてんだ!?」

 

「ホントだぜ…死神でも居やがったのか!?」

 

「いいや…あのガキをボコったのは、もっと大物だ。つい最近まで姿を消してたから、お前らみたいな若ェのが知らなくても無理はねェ。」

 

「お、おいおい…5500万より大物って…」

 

「ヤツは【処刑人】ロシオ。懸賞金8000万だ。悪いことは言わねェ。ヤツの前じゃ大人しくしてろ」

 

「ああ…そうするぜ…」

 

カランカラン…

 

「おう…邪魔するぜ」

 

「「「!!」」」

 

「あァ?なんだ、葬式でもしてやがんのか?」

 

「…いや、何でもない。注文が決まったら教えてくれ…」

 

「ラム酒と適当なツマミを頼む。ラム酒はロックでな。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ニコ・ロビンside

 

カランカラン…

 

「ちょっといいかしら。話を…ッ!」

 

 【処刑人】ロシオ…!なぜここに!?

 

「あァ?…テメェがなぜここにいる?ここには歴史の本文(ポーネグリフ)はねェだろう?」

 

 なぜ彼がそのことを!?一体どこまで知っているというの!?

 

「ッ…!なんのことかしら?」

 

「ああ…隠さなくても構わねェぞ。俺は確信をもって話している…聞きたいことがあるようだが、歴史の本文(ポーネグリフ)のことか?」

 

 これは誤魔化せないわね…口をふさぐにも、彼のほうが格上…ここは従うしかない…

 

「…いえ、聞きたかったのはこの島にあると言われている黄金と、空に指針を奪われる現象についてよ。なにか知ってるかしら…?」

 

「…ジャヤの黄金は、モンブラン・ノーランドの話に由来している。彼は『ドクロの右目に黄金を見た』と言った」

 

「…ドクロの右目?それは一体…?」

 

「…俺は答えを知ってる。それをここで明かしてもいいが、お前さんはそれでいいのか?」

 

 たしかに、麦わら君は答えを聞きたくなさそうね…一回確認した方がいいかしら。

 

「…一度船長に確認させてもらってもいいかしら?」

 

「船長…?お前さん、誰かの船に乗ってるのか?」

 

「…ええ。彼らにあっていく?」

 

「…そうだな。世界政府の被害者(・・・・・・・・)を乗せる船を見てみたい」

 

 …!一体どこまで…彼は、本当に何者なの?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おいおい!ルフィ、ゾロ!お前らがそんなになるなんて…!どんな怪獣がいたっていうんだ!?」

 

「ただのガキだよ、長鼻小僧。」

 

「だれが長鼻だ!って、ギャー!!」

 

「どうしたウソップ!って、おまえ!」

 

「まぁ落ち着け。何も襲いに来たわけじゃねェ。話をしに来ただけだ」

 

「…話?一体なんの話よ!」

 

「黄金郷、そして空への冒険の話だ。」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。