「…すまねぇ麦わら。助かったぜ」
本当にな。いくらイレギュラーが起きてベラミーが来る時間が早まったとしても、あのレベルの相手位は瞬殺してしかるべきだった。猿山連合の奴らにも迷惑かけちまったし、ここが引き時だな。
「クリケットさん、迷惑かけたな。俺ァここいらでおさらばするぜ」
「…お前はこれからどうするつもりなんだ、処刑人」
「…そいつァ、旦那には関係ねェ話だぜ」
「おまえ!本当にそれで「俺と戦え。ロシオ」ッ麦わら?」
「なんだと?もうウイスキーピークでのことを忘れたのか?」
「あぁ、もうあの時とは違ェ!【ゴムゴムの銃】!」
あぁ畜生!なんだってんだこんな時に!
「もううんざりなんだよ!馬鹿野郎が!【鉤縄】!」
【ナワナワの実、能力解説】
任意の部位を縄に変えることが出来、任意の部位から縄を生み出せる。射出スピード、形状は任意で変えられる。
【処刑人ロシオ、技解説】
【這縄】…ほんのり武装色を纏った縄を素早く射出し、相手を拘束する。
【鉤縄】…鉄塊をかけたフックのような形にした縄で相手を攻撃する。
【
【
「ゼェゼェ…!まだやるか!?」
「ゼェゼェ…当たり前だァ!」
なんでだ?なにがそこまで、
「もういいじゃねえか!ここで別れりゃ、全部丸く収まるだろ!?」
「ふざけんなァ!そんなの、そんな顔したおまえにできるかァ!」
泣けてくるぜ。こいつらが裏切らねェだろうなんてことは分かってる。でも、心の何処かで疑っちまう…!
「ッそれがテメェに、関係あるかァ!?」
「だって俺たちは、友達だろうがァ!!」
…
「…もういいだろ。チョッパー、馬鹿2人の手当てしてやってくれ」
「おう!ルフィのほうが重傷だ…!急ぐからちょっと待ってろ!」
「悪いが、俺は大丈夫だぜ。トナカイ小僧」
「ダメだロシオ!お前も結構ケガしてるんだぞ!」
「ああ。それを承知で、断らせてくれ。俺ァここにいるべきじゃねェ人間なんだ【パン!】ッてェな!なにしやがる、ミカンの小娘!」
「それはあんたの方でしょうが!なんでそんな、そんな泣きそうな顔で人との関りを断とうとすんのよ!私たち全員とアンタが友達でしょって言ってんの!」
「お、れが、友達…?」
「ああ!最初はちょっと怖かったけどな!」
「えぇ、そうね。聞きたいこともあるし」
「まァいつか斬る」
「おいバカマリモ。友達って言葉知ってるか?」
「そ、そうだぞ!オレのことトナカイって最初からわかってたしな!」
「そうそう!それとロシオ、いい加減に名前で呼びなさいよ…ってなんで泣いてんのよ?」
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「ふぅ、すまねェ。取り乱したぜ」
「ねぇロシオ、アンタほんとに一緒に来ないワケ?」
「あぁ。俺はしばらくその辺をうろつくことにした。それより
「…ハァ。まったく。またね、ロシオ」
友達か。何年ぶりだろうか。こんなに穏やかな気持ちで誰かの船出を見れるのは。忘れてたが、良いもんだな【ガシッ】友達…って?んん?
は?
「しっしっし!!行くぞ野郎ども!空舵いっぱーい!!」
《おう!!》
「おいルフィ!ばか、おまえ!」
「しっしっし!!」
ばかやろう。嬉し恥ずかしい事しやがって…!
「…年貢の納め時か。よし、【処刑人】ロシオ改め、ロシオ・バストーニ、懸賞金9200万ベリー!麦わらの一味に入れてくれ!!」
《いいぞ!!》
「よーし!!宴だァ!」
「あほかァ!!帆を張るのが先だわ!」
「ロシオ一人じゃ帆張れないでしょ!サンジ君!ゾロ!手伝ってきて!」
「いいや!大丈夫だ!俺はナワナワの実の縄人間!躁帆技術ならだれにも負けねェ!」
「しっしっし!ロシオ!お前は今日から躁帆手だ!」
「おう!ってやべぇ!もう渦に呑まれ始めてる!なんかにつかまっとけ!」
ドオォォォォン!!!
「船体が海流から離れてきてるぞ!」
「海が相手なら大丈夫!この船の航海士は誰!?」
「ナミさんです♡」
「俺も初仕事と行かせてもらうぜ!ナミ!指示をくれ!この船の帆を完璧に操って見せるぜ!」