ストリートクルセイダーズ   作:ターミナル カフェ

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第0話 ”プロローグ”

ねぇ、聞いてくれる?ストリートファイターの世界の話をするわね。そう、あの街角で繰り広げられるド派手な戦いのこと。

 

 最初はただの街角の喧嘩が、いつしか世界的な大会に変わったの。いろんな国から集まる個性豊かな戦士たちが、1つの舞台でぶつかり合う。その名もストリートファイター。

 

 リュウっていう、真面目で力強い男の子がいて、彼は何かを探し求めながら旅をしているのよ。でもね、彼のライバル、ケンも負けてない。彼らの友情は、いつも戦いの中で深まっていくの。

 

 そして、そこにはチュンリーとか、可愛らしいけれど強い女の子もいるの。彼女は正義のために戦い、自分の信念を貫いてるわ。

 

 でも一方で、邪悪な影が忍び寄ることも。ベガっていう悪役が、影で操りながら陰謀を巡らせているの。彼の目的は何か、それもまた謎めいてるんだけどね。

 

 この世界では、戦いの中で仲間も増え、友情も深まり、時には悲しい別れもある。だけどね、そんな中でも彼らは前を向いて進んでいく。未知の力や新たなライバルとの出会い、それが彼らの冒険なのよ。

 

 だから、このストリートファイターの物語は、戦いだけじゃなくて、友情や成長の物語でもあるの。きっと彼らのストーリーは、私たちにも何かを教えてくれるはずよ。

 

 それが、母が最初に話してくれたお話。私の原点して最も熱を持たせてくれた話。

 

 彼の名はリュウ。風格漂う戦士。強く、黙々と己の修行に明け暮れる。彼の拳は波動を纏い、未知なる力に目覚めんとしている。運命の彼方で、ただ一つの目的を求めて旅立つ。

 

 対照的な存在、ケン。笑顔が絶えぬ彼は友情と情熱の化身。リュウとの絆は、戦いを通じて深まり、強くなっていく。二つの拳が交わる瞬間、新たなる可能性が広がる。

 

(舞台は変わり、中国の霧深き街。)

 

 チュンリー、気高き美少女。彼女の拳は美しさと力強さを兼ね備え、正義のために立ち上がる。彼女の瞳に宿る情熱が、戦いの勇者たちを導く。

 

(ジャングルの奥深く、原始の雰囲気漂う場所。)

 

 ブランカ、その名を轟かせる獣のような戦士。彼の体に流れる電気のようなエネルギーは、自然との融合を象徴する。野生の力がその身を駆け巡り、彼の瞳には無垢なる生命の躍動が宿っている。

 

(冷徹な空気が漂う軍の基地。)

 

 キャミー、彼女は軍のエリート。しかし、彼女の心は正義に満ち、闘志に燃えている。瞬く間に相手を翻弄する華麗な動きの中に、彼女の信念が輝いている。

 

(冷酷な秘密組織のアジト。)

 

 ジュリ、彼女は過去の傷に塗れた者。暗黒の組織に洗脳され、彼女の心に復讐の闘志が芽生える。熱く燃える瞳と激しい動きは、かつての闘志の深さを物語っている。

 

(神秘的な寺院の中。)

 

 ダルシム、悟りを得たヨガ。彼の身体は伸縮自在で、精神の静寂がそのまま戦いに映し出される。戦場においても、彼の心は平穏で、闘いは己との対話。

 

 ”ストリートファイター”、その中には様々な者が集い、独自の戦いを繰り広げている。

 

 母は、この話をしていたとき、こんなことを言っていた。

 

 母親「私のかわいい子猫ちゃん、よく聞いてね、あなたの持つその力は。間違えれば世界をめちゃくちゃにできる力なの。」

 

 母は、私が持つ、不思議な力、母曰く、”サイコパワー”と呼ばれる力をそう表現した。

 

 母は続けた。

 

 母 ”でもね、この力は私たちにもあるの。この力を使えば世界を平和に保つことができるわ。あなたがもしその力を使うならば、その力の使い方を間違えないでね。” 私には理解できなかった。だけど、母は続けてこう言ったの。

 

 母”もし母さんやお父さんが消えても、あなたを愛しているわ、私のかわいい狼火(ろうか)、私のかわいい子猫ちゃん。幼い私は首をかしげるしかなかった。

 

 母はこういったの。

 

 母 ”今はわからなくても、いつかわかる時が来るわ、母さんの言葉の意味が。それまでは、自分自身を見失っちゃダメよ。” 私は母の言うことをしっかり理解したわけではなかった。だけど、私の力を誇示するわけでもなく、ただ世のため人のために使うということだけは心に刻んだ。その決意があったからこそ、今もこうして生きていることができるのだ。

 

 それから2年後に、両親は姿を消した。

 

 

 

 

『ある日、無人のクルーザが発見された。船には故障や争った形跡もない、船内には飲みかけのコーヒーと料理があるだけ、甲板にはドンとおかれた、バーナーで焼き切られた棺が1つ。棺は二重構造になっており、空であった。』

 

『皆、宝の発見かと思われていたが、時がたち。やがて、そんなことも忘れていった。』

 

 『1987年、ある路地裏で一人の少女が不良に囲まれていた。不良たちは、人質にした少女の友人を使い、彼女を呼んだのだ。』

 

『少女はおびえることもなく、冷たい眼差しで不良たちを見ていた。』

 

(ボコボコビシッ)

 

『気づけば、不良たちはボロボロに倒れ、人質の少女の手を引っ張りながら路地裏から出て行った。』

 

『これは、彼女、白神狼火が体験する。50日間の旅の記録である。』

 

 

 【ストリートファイター:スターダストクルセイダーズ】

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