バカと無気力で暇つぶし   作:プラスマイナス裏表

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初めに言います。
遊矢の残り手札2枚、うららとかロルバだったら詰むので無理でした。
コペルグリフォンの基礎展開にオルトロスとヘッドハント追加したら無限が広がる。
最強ポートフォリオに抹殺増Gで環境行けるのでは?DDサイコー!


エンタメデュエル! ②

「じゃあオレのターン……いくぞ、最強デュエリストのデュエルは全て必然。ドローカードさえもデュエリストが創造する!全ての光よ、力よ!我が右腕に宿り、希望の道筋を照らせ!シャイニングドロー!」

「どう崩すのじゃ?」

 

 観客は騒ぐが秀吉はもうオレの腕が急に光ろうが気にしない。

 

「まずは魔法罠をどけるのが基本。『ハーピィの羽箒』コイツは相手の魔法罠を全て破壊する」

「おお!」

「そうはいかない!サイフリートの効果発動!その効果を無効にする!」

「甘いぞ、『禁じられた一雫』発動。羽箒を墓地へ送り、サイフリートを選んで効果を無効にし、攻撃力を半減させる」

「く……っ!」

 

 現代では当たり前に行われる後攻の動き。

 

「良いかの?」

「あ?」

「確か対象には取れないのではなかったのかの?」

 

 遊戯王を知らない方々、もしかすると知ってる方も知らないかもしれない判定。

 

「選んで、ってのは対象に取らないんだ」

「……?何を言っておるのじゃ?」

「そういうルールだ。納得しとけ。これでとりあえずの妨害は無くなった。あとは社長とCEOをぶっ潰すだけ」

 

 対象に取る、ってのはカード発動時に指定する。それにより効果処理時に指定したカードが指定した場所になければ効果は不発になる。対象耐性ってのはこの発動時の指定を受けない耐性。

 選んで、ってのはカード発動時ではなく効果処理時にカードを指定する。だから相手がカードを動かしても効果が不発になる事は少ない。

 

「攻撃力3500、というのは高いもんなのじゃろうか」

「まぁ最上級クラスだな。3000がある程度壁になるラインだ」

「それが4体ほど、中々難しいじゃろう」

「ま、やればわかる。待たせたな、エンターテイナー。オレは『神秘のモノリス』2枚を発動。このカードはマジックながらランク4のエクシーズ素材にできる」

 

 エクシーズに関して色々言った気もするがこの永続魔法はエクシーズ召喚に限りモンスターの代わりにできる。

 残り手札2枚……充分か。

 

「神秘のモノリス2枚でオーバーレイ。エクシーズ召喚!現れよ、『NO(ニューオーダーズ)』ランク4!『エーテリック・アヌビス』!」

「っ、ニューオーダーズ!?」

 

 ニューオーダー。

 新たなる秩序の序列。その始まりの象徴だ。

 

「真なる世界への一歩だ。更に永続魔法『ランクアップ・アドバンテージ』を発動。このカードが場に存在し、ランクアップマジックでランクアップした時、カードを1枚ドローする」

 

 手札は残り1枚……はじめにシャイニングドローで引いた1枚のみ。

 

「そしてマジックカード、『RUM(ランクアップマジック)アストラル・フォース』発動。自軍の最もランクの高いエクシーズを選択し、2までランクアップできる」

「ランクアップ……」

「現れよ、NOランク6!『エーテリック・アポピス』!」

 

 アヌビスを2つランクアップさせ、新たなニューオーダーズを重ねて召喚する。

 

「じゃが!それでも攻撃力2500!ヘル・アーマゲドンには届いておらんぞ!」

「ランクアップアドバンテージの効果!シャイニングドロー!」

「そうか!それで逆転の一手を!」

 

 逆転?オレは何も窮地になど陥っていない。ただただ相手を蹂躙するだけ。

 

「オレは2枚目のアストラル・フォースを発動!NOランク8!『エーテリック・セベク』!その効果で、デッキから魔法罠を手札に加える。オレは2枚目のランクアップアドバンテージを手札に加え、場のランクアップアドバンテージの効果!シャイニングドロー!」

 

 セベクは召喚時、デッキから好きな魔法か罠を1枚選んで手札に加えられる最強サーチを持つ。全てがシャイニングドローである以上ただ1枚ドローと変わらないが、それでも強い。

 これで手札に1枚余裕ができた。すぐ使うが。

 

「オレは2枚目のランクアップアドバンテージを発動!そして3枚目のアストラル・フォース!NOランク10!『エーテリック・ホルス』!」

「お、おお!これで攻撃力が並んだぞ!」

「ここまで連続してランクアップを……!」

「2枚のランクアップアドバンテージの効果!2枚シャイニングドロー!引いた内1枚、永続魔法『ランク・ドミネーション』を発動!このカードがある限り、ランクを持たないモンスターは攻撃できない!そしてもう1枚!アストラル・フォース!」

「ちょっ!ちょっと待てよ!同じカードはデッキに3枚までしか入れられないはずだ!」

「確かに。デッキには3枚まで……だが、オレはカードを創造した。デッキには入っていない」

「それは無茶苦茶ではないかの……?」

 

 ごちゃごちゃ言うがルールには何も接触していない。

 遊戯王のルールブックには『デッキの全体枚数と同名カード枚数』は規定されているが『カードを創造してドローしてはならない』とは書かれていない。

 カードは創造した。

 

「ランクアップ!現れよ!NOランク12!『エーテリック・マヘス』!」

「最大ランク……!攻撃力4000!」

「ランクアップアドバンテージの効果!シャイニングドロー!」

 

 追加で2枚創造する。

 マヘスの攻撃力とその効果、エクシーズ素材となっているモンスターを全て特殊召喚する能力を使えば壮観な……エンタメにはなるだろう。

 だがそれではオレの思うところじゃない。

 

「さぁ究極だ、オレは5枚目のアストラル・フォースを発動!」

「今度はランク12をランクアップ……!?」

「その世界の最大が存在する最大だとは限らない。限界を超えるランクアップだけが全てを制する!秩序を制する清浄なる志よ、さらなる高みを目指し世界をあるべき姿へ!刮目せよ!これぞ我の意思!NOランク13!『エーテリック・アメン』!」

 

 限界突破、レベル12の壁を越えるランク13。

 

「ランク、13だって……!?」

「世界は循環しなければならない。お前らのような現状維持と妨害しかしねぇ奴らが澱みとなり、世界を腐らせる。そんな奴らは存在するに値しない」

「何言ってんだ!零児のカードをそんな風に言うなよ!」

「黙れ。エンターテイナー。たかだか3500の烏合の衆が最強のポートフォリオだと?相手の攻撃力を下げるなら問題ないか?現状攻撃力5000のアメンに対応できていない。最強なんて限界を定めた時点でお前は誰かに負けることが確定している。限界はあってはならない。その先を超え続け、その先にこそ永遠がある!」

「くっ……」

「アメンの召喚時効果!相手フィールドのエクシーズモンスター1体とアメンのランクの差分、お前のデッキの上からカードを吸収し、アメンのオーバーレイユニットにする!ダークネスヘルアーマゲドンとのランク差は5!よって5枚のカードを吸収!」

「おわっ!?」

「そしてアメンはオーバーレイユニットの数×100ポイント攻撃力をアップ!」

 

 オーバーレイユニットは素材となったニューオーダーズ5体、今吸収した5枚で10枚。

 よって攻撃力は6000となる。

 

「なんだよー、そっちも妨害してんじゃんよー」

「そうか?オレは相手の力を取り込んで進化する。相手が強ければ強いほど、オレの力も強くなる。何も問題は無いな」

「……しかして、それも対象に取っておらぬのか?」

「……参照しただけだ。ランクアップアドバンテージの効果!2枚シャイニングドロー!」

 

 毎度光り輝く右手から2枚創造。これで手札は3枚。

 場には戦闘・効果で破壊されない攻撃力6000のアメン。

 発動している2枚のランクアップアドバンテージは、追加ドローの他にRUMで召喚されたモンスターが相手モンスターとバトルする際、その相手モンスターの効果を無効にする。これでパープリッシュの攻撃力を元に戻す効果も無意味となる。

 そしてランクドミネーション。ランクを持たない──つまりはエクシーズモンスター以外は基本的に攻撃できず、ランクの低い方の攻撃力はその差×1000ダウンする。社長のランクは10、ダークネスCEOは8。アメンとバトルするなら社長は1000、ダークネスは0にまで下がる。

 

「オレの勝ちだ。エンターテイナー。残り3000か?そんなライフも簡単に消し飛ぶ。契約の無い会社に価値は無い。資本主義の限界だ!エーテリック・アメンの攻撃!ダークネス・ヘル・アーマゲドンに攻撃!」

「くっ……パープリッシュの効果!相手モンスターの攻撃力を元に戻す!」

「無駄だと分からんのか!それを戻してもアメンは5000!ランクドミネーションの効果でダークネスの攻撃力は0になる!」

「く……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」




シオンはニューオーダーズのOCG化を応援しています。
ウタネはヌメロン・リライティングのOCG化を期待しています。
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