気が付けばパズドラのデーターが消去していた……
そのせいで俺のパズドラライフはここで終わるのだと思っていた。
パズドラを始めて約1年、なんか課金して強いモンスター引いて育ててダンジョン行ってというのがどうも気に食わなかったし丁度よかった。
よし、この際だから無課金でプレーしてみるか。
ネットでパズドラの動画の無課金プレーとか某マックスな人とか見ていたら自分も真似したくなったことは何度もあった。
だから、もう一度始めようと思う。
あ、それに無課金なら1人暮らしな俺にとってイイね、生活費が浮く。
今度は気楽にやろうそうしよう。
名前はレン。
始めに連れて行く御三家モンスターはティラだ。プレシィの方が好きだけどね。
ゲームスタートだ。
『パズドラの世界へようこそ。伝説のドラゴン(笑)を探して冒険の旅に出発だー☆』
さて、チュートリアルだ。
ここはさっさと終わらせて最初のガチャを引きたい。
『同じ色のドロップを3つ繋げて消してコンボして敵モンスターをやっつけよう♪』
やっぱり始めのモンスターは女の子がいいかな。
男なら誰だってそうだろ可愛い女の子モンスターが欲しいだろ。
よし、リセマラは女の子モンスターが出たら終了だ。
『ん~ナイスコンボ。いきなりすごいわね、お姉さんもビックリ濡らしちゃったわ///』
できれば攻撃力が倍増するリーダースキルをもったモンスターがいいな。
今日はちょうどゴッドフェス来ているから赤ソニアとか出たらラッキーだ。
『敵を倒せばダンジョンが進めるわよ、でもお姉さんは優しく押し倒してね。ハァハァ///』
無課金で赤ソニアは貴重だ。
課金していた頃はよく赤ソニアが当たったんだが、そりゃ一度のゴッドフェスを十数回引いたら確率は上がるんじゃないのかな。
まぁでも可愛いモンスターなら何だっていいや。
『モンスターがドロップしたわ。さっそくパーティに入れましょう。ホラッ、貴方の指でここに入れるのよ。あんっ///』
ゆくゆくは女の子パーティを完成させたい。
色統一よりかは多色パの方が早いこと目指すはヘラの降臨ダンジョンをノーコンか。
『次はさっきドロップした黄色い餅饅頭みたいなちんちくりんをティラに合成してちょうだい。お姉さんも本気見せちゃうぞ☆』
あっ、合成は大成功したようだ。1.5倍の経験値メシうま。
早く可愛い女の子に会いたい。
『ふう、最後にお姉さんがとっておきのワザを教えちゃうわ、それはスキルよ。モンスターにはそれぞれ固有のスキルがあってお姉さんには「潮吹き」という凄いスキルがあるのだけど、君のティラは「ヒートブレス」ね。ぺっ』
……さっきからチュートリアルをガン無視していたけども、なんかおかしくね?
まぁいいや、魔法石5個溜まったからガチャを引こう。
『へい、魔法石カモ~ン♪ さぁお姉さんを早くイカせてみなさいよッ!!』
………。
あとで運営に問い合わせしてみようかな。バグ発見だ。
チュートリアルってガチャドラが進行していたのか。というかまさかのメス疑惑。いや、そっち系の人かもしれない。ドラゴンだけども。
で、俺はとりあえず黄金に輝くガチャドラの腕であるレバーを引いた。
『あん、触り方がエッチね。この変態!』
……たぶん俺は仕事の毎日に疲れているんだな。
ガチャドラのお腹から卵が出る。
『ほら、貴方と私の子供よ///』
……銀玉。
卵が割れ中から赤いゴツゴツした悪魔、バーサーカーZ?っていうパズドラZコラボのモンスターが出てきた。
『はいやり直し!』
……やり直しします。
で、データーを消去して2回目に挑戦。
チュートリアルを終わらせていざガチャドラのレバーを引く。
『イヤン、もっと激しく……ッ!!』
……またしても銀卵。
見慣れないヒドラ?とかいう奴だった。
『運がないわね、はいやり直し……』
はい。
女の子が出るまで俺は粘る。
『やばい、そろそろやばい、イk……じゃなかった。いいのが出そうな予感☆』
第3回目……
金玉キター!!
しかし、クリシュナ。
見た目可愛いけど、女の子……??
『やり直し、しとこっか……』
うん、そうする。
始めは完璧に女の子と分かるキャラがイイ。
しかし、4回目は銀魂。
ぶどドラ? いらん!!
『アンタの本気ってそんなもんなの?』
本気とは何なのか……これって運やん?
で、5回目。
そろそろ終わりたい。
『ちょっとお姉さんの頭撫でて褒めてみなさいよ。翼も撫でなさい』
あぁ、オカルトってやつだな。
こうやってガチャドラを撫でてレバーを引けばイイモンスターに出会えるんだ。
『おほっ、もっと強く激しくこすりなさいよ///』
……言うと思った。
さて、この変なガチャドラをスルーして、俺は祈って願って……可愛い女の子!!
『ハ・ズ・レ。タ・イ・タ・ン。ハ・ズ・レ。タ・イ・タ・ン☆』
星玉だった。
もうガチャドラさんもコメントするのめんどくさくなっている。
やり直し。
どんどん行こう。
6回目…銀玉で白龍。
7回目……金玉でベリアル。
8回目………銀玉でピエドラ。
9回目…………銀玉でダークドラゴンナイト。
きっとこれはモノ欲センサーが働いているのだな。
運営も俺の企みを阻止しようと必死なんだな。
でも、次は丁度10回目だ。キリもいいし出そうな予感。
『あー、残念。金玉だけど女の子じゃないわね』
……確かに女の子ではないことは確かだが。
代行者・メタトロンがキターーーーッ!!
いいじゃないか、白メタ。ふつくしいじゃないか。
まさかのフェス限キャラに歓喜して夜遅くに奇声発して壁ドンされたけども。
『女の子じゃないじゃん、BBAじゃん』
いや、もうこれで十分だろ、リセマラ終了だ。
回復パなら可愛い子を無課金でもそろえやすいからなー。楽しみだなー。
『けっ、じゃあコスト30の白メタとヨロシクやってな、あばよ』
あっ、コスト足りないじゃん。
今コスト26。白メタコスト30。
ふぅ……ランク上げがしんどいな。
こうして、俺の第二のパズドラライフは白メタと共に始まる。
そして、突然襲ってきた激しい頭痛によって俺の視界はブラックアウトする。
この時はまさかパズドラの世界に行くとは思いもよらなかったよ。というか、後頭部誰かに殴られた気がしたのはきっと気のせいだと思いたいけども。
次に目を覚ませばパズドラの世界に飛ばされ、俺が引き当てた白メタがいた。
「ああ、もうお目覚めになられたのですか…それは残念です。おはようございます、マイマスター。私は貴方の嫁のメタトロンです。不束者ですがこれからズッコンバッコン頑張るのでヨロシクお願い致します」
「は??」
突然のことで白メタのしょうもないボケにツッコミを入れることはできなかったけどね。
作者はリセマラして白メタ引いたけどもコストオーバーでショックだったんですが、ティラでランク上げてコスト30にしてティラ達を白メタに食わせました。(白目)
作中の白メタは皆さんがイメージしている白メタ様と違うかもしれませんが、ホント生暖かい目で宜しくお願いします。
きっと亀更新ですが……