【ポケモンプラチナ】失ったポケモンは二度と戻らない。【ポケモン視点】 作:null cedar
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野良のムクホークの予想外の強襲攻撃により、ウチのチームの電気のエース……というか唯一の電気使いであるかちょうが死んでしまった。
チームは一気にお通夜ムード。それもそのはず、電気技が次の戦いであるゆるすぎの友達のわたなべ君との戦いで必要不可欠なのだ。その電気技が事故でお亡くなり。皆はもうどうすんの? ってなっていた。
そんな中ゆるすぎは10万ボルトの技マシンを買ってきて私達の誰かに覚えさせようとした。もちろん私達の中で電気技の最高峰の一つである10万ボルトなんて使いこなせるポケモンなんているはずもなく、しばらくは倉庫の肥やしとなることになった。まぁでんきポケモン以外が電気技を覚えるなんていう離れ技、普通に考えてできるはずがない。
電気ポケモンと言えば毎週月曜日の夜には全国のジムリーダーの戦いが放送される番組がある。私は街頭のテレビでそれを見るのが好きだった。ゆるすぎに捕獲されてからはゆるすぎの持ってる不思議マシンで見ることができるようになっていた。そう、そんなジムリーダー戦の放送と電気ポケモンが同関係あるかっていうと、私がキンセツシティのジムのライボルト様が推しだから!
まずはツラが良い。あんな男前なポケモンはそうは居ない。スココルピちゃんとのガールズトークでもよく話題にする。
「わーったわーったって。顔が良いのは認めるよ。でもなぁ……キンセツのライボルトって言ったら凶暴な事で有名じゃん。実際戦闘は荒々しいし、あんたああいうのが良いの?」
「分かってないわねぇ~。すっかりエンタメ化してしまったポケモンバトルに対してライボルト様は牙を取り戻そうとしているのよ。そのために日々鍛錬も積み重ね自己研鑽に余念がない! まさに戦う漢よ」
「へぇ……。でもエンタメを捨てた戦いの割には見た目派手な技使うじゃん?でんげきはだっけ?」
「ちょ……あんた! 分かってないにも程があるわよ! でんげきはっていうのはね、全方向に電撃を飛ばす事で相手の回避を封じる技なの! 確かに電気系の技は避けにくい技が多いけどその中でもこのでんげきはは格別。その真価は相手がたとえどんなに小さくても、どんなに神速でも空間そのものを攻撃するでんげきはの前には回避が不可能ってことなの! 分かる? ねぇ分かるよね? 命中率が何%って次元の話じゃないの、絶対あたるの。もう私はね、このでんげきはを穴を開くほど何度も何度も見たの。ライボルト様のでんげきははね、お手本のような効率的な動きなのよ。まずは自分を帯電させそれを周りの空間に伝播させるの。その空間に対して咆哮をぶつける事で音の波に乗った電気が空間そのものを攻撃対象とする。って感じなのよ。ね、ね、分かるよね」
「お、おう……。でんげきはをそこまで解析している水ポケモンも珍しいな……。お前ならでんげきはの技マシンででんげきは覚えられるんじゃねぇのか?」
「え~~、私がライボルト様と同じ技ぁ~? やだやだぁ~そんなの恥ずかしいじゃない。私なんかがそんな事していいのかな? でもでもぉ」
と悩んでいるところに技マシンのディスクがおナベに接続されていた。一連のやり取りを見ていたひびきがもしかしたら本当に覚えられるかもしれないと、ゆるすぎのかばんからでんげきはの技マシンを取り出しこそこそと準備をしていたのだ。
「お、いけそうだね。んじゃ技データ送信~っと」
パチパチと少しの帯電をし……おナベはでんきはを放てるようになっていた。
私が仕事で長期出張のため、暫く更新が不安定になりそうです。
なるべく更新していきたいのですが……正直どうなるかわかりません。