【ポケモンプラチナ】失ったポケモンは二度と戻らない。【ポケモン視点】   作:null cedar

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#5【みゆき】

youtube:https://www.youtube.com/watch?v=DteM3cWOLRs

ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/watch/sm43362351

 

クロガネゲートという人間が山に作った通り道を抜けて次の町であるクロガネシティに到着した。

この町は鉱石採掘で成り立っているようで町全体が採掘現場のようになっている。

きっとこの町自体も山を掘り起こした場所に作ったのであろう。

そして採掘に加えてこの町ではトレーナージムがある。

ポケモントレーナーはこの町のジムのように特定の町に作られているジムという場所でジムトレーナーという管理者に勝つことでバッジを手に入れることができる。

このバッジがそのトレーナーの強さを示していると言われている。

「ゆるすぎは……バッジなんて持ってないから駆け出しなのかそれともとてつもなく弱いのか」

「あぁ、一応冒険を始めたのは先月末だったから駆け出しのはずだよ」

私の呟きにビバディが答えてくれる。ウチのエースであるビバディは強くなることにこだわりを持っている。だからと言って他人をないがしろにするわけでもなく、周りにちゃんと目をかけてくれる。エースの器に相応しいやつだよ全く。

私は、戦闘とかからっきしだからね。せめて他のなにかでチームに貢献できないかといつも考えてはいるよ。

とは言え今回のこのジムは「岩ポケモン使い」ということらしい。

ジムというのはこのようにタイプを統一することでトレーナーの資質、適応力を試す側面もある。

そして岩ポケモンの場合は私は苦手となる。チーム内だとぴるぷぷも岩は苦手だろう。

逆に岩が得意なポケモン、となるとウチのチームにはいないのではないだろうか?

一般的にはトレーナーたちはポケモントレーナーになる際に、火、水、草ポケモンのいずれかを貰えるらしく、これらのポケモンは岩ポケモンを相手にするのが得意だ。

だから、初心者用のジムとして岩ジムが用意されることが多いという。

火は……岩が苦手だろうが、火ポケモンの多くは格闘の資質もあることが多いので格闘技で岩を砕くことで力を示す。

火ポケモンと言えば、ウチにもかつて火のポケモンがいたのだろうか?

旅立ってから何度かゆるすぎ宛てに他のトレーナーから手紙が届く。

手紙には、「ヒコザルの父です ヒコザルは元気に旅をしていますか?」と拙い字で書かれている。

ポケモンにとっては難しい人間の字を頑張って書いたのだろう。父の愛というのは素晴らしい。

だが、ウチのチームにヒコザルはいない。きっと体が弱いから普段はポケセンで休ませていて、調子のいい日だけ出すのだろう。

だとしたらゆるすぎはポケモンを大切にしてくれる良いトレーナーなんだな。と嬉しく感じる。

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