〜〜〜[ハイカ視点]〜〜〜
授業が早くに終わり、教室で生徒会の選挙の説明が行われていた。
突然、教室の扉が蹴破られ、黒ずくめの男達が入って来た。
??「全員動くな!」
そして、出口付近にあった剣を全て破壊した。
??「我々はシャドウガーデン!この学園を占拠する!」
?②「そのまま席を立つな。全員手を上げろ!」
ロー「ここがどういう場所か分かっていないようですね。」
ロー「魔剣士学園を占拠する?正気の沙汰とは思えません。」
?②「武器を捨てろと言った。」
ロー「お断りします。」
??「フン、見せしめにはちょうど良いか。」
男が剣を構える。
ローズも剣を構えて魔力を練るが、
練った魔力が吸い取られた。
ロー「⁈、何が⁈」
(強欲の瞳を使った襲撃か。それなら魔剣士学園も難なく占拠できるでしょう。)
女子「副会長!」
ロー「魔力がっ!」
??「ようやく気付いたようだが、気付いたところで、もう遅い!」
男がローズの剣を破壊する。
??「魔力がなければ、魔剣士の剣は防げない。授業で習わなかったか?」
男がローズに斬りかかる。
シド「やめろおおおおお!」
そこへシドが飛び込んだ。
ロー「⁈」
(シド•カゲノー⁉︎やはり何かを隠して...)
そして、ローズを庇い、シドが重傷を負って倒れた。
ロー「シド•カゲノー君。」
(何か手があるわけではなかった、、、?)
ロー「バカ。なぜ私を庇ったりしたの?」
ロー「シド君っ!」
シドが吐血した。
ロー「何でっ」
(致命傷という訳ではないものの、魔力の使えない今では、出血多量でやられるでしょう。)
??「大講堂に移動する!そいつのようになりたくなければ、大人しく着いてこい!」
そして、生徒達が黒ずくめの男達に誘導されて、大講堂へと向かわされる。
ネス〈無線で聞こえた限りでは、教団がシャドウガーデンを名乗り、魔力を封じて襲撃を仕掛け、ローズを見せしめに殺そうとした所をシドが庇った。これで合っているな?〉
ハイ〈はい。〉
ネス〈そして、生徒を大講堂へと集めている。〉
ハイ〈はい。〉
ネス〈わざわざ大講堂に生徒を集めているのであれば、人質籠城をするつもりなのだろう。動きがあるまではハイカとして待機しておけ。また動きがあれば知らせろ。〉
ハイ〈はい。〉
そして夜になった。
ネス〈シャドウガーデンが大講堂上で体勢を整えている。七陰と思われる姿は1人。藍色髪のエルフだ。何かが起こったら、混乱に乗じて離脱しろ。そこからはファーストとして動け。〉
ハイ〈はい。〉
ロー「拘束がなくても、魔力がなければどうにもならないか。」
ロー「どの道、魔力があったとしても、、、」
生徒「副会長、」
ロー「今動いても無駄だ。今の我々では、剣はおろか、銃弾すら防げん。」
ロー「それに、奴から感じる濃密な魔力は別格。たとえ魔力を取り戻せたとしても、勝てるかどうか、、、」
生徒「ですが、このままでは、」
ロー「分かっている!」
突如として、大講堂が眩しい光に照らせれた。
教団「⁈」
生徒「うわっ⁈」
生徒「な、何だっ⁉︎」
生徒「こ、これは、、、」
瞬間、ローズが動き、身近な黒ずくめの男から剣を奪った。
ロー「魔力は解放された!立ち上がれ、反撃の時だ!」
生徒達「「うおおおおお!」」
(今が離脱のしどきか。)
さあ、『反転攻勢』の、始まりだ。