永遠の命を手に入れたくて!   作:ただの厨二病A

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第20話「真実の代償」

(流石、悪魔憑きもとい英雄の子孫だ。聖域のシステムを動かしたようだな。だが、それは大前提。最低限、聖域の中心部近くまでの誘導を頑張ってくれよな?『強欲』のネルソン。)

(ネルソンが誘導している間は、分散してるシャドウガーデン構成員を狙って、他の付け加えた防衛機能で雑魚狩りするとしよう。)

 

(まずは地雷だ。単純にオンにするだけでも良いが、監視カメラで様子を見てタイミングよくオンにすれば、警戒される前の初見で効率良く殺れるだろう。)

(地雷の仕組みに勘付かれた奴には分身もどきを送って戦わせれば、ある程度は殺れるはずだ。つまり、雑魚敵において知恵、がある奴には力がないし、力がある奴には知恵がない理論だ。)

 

 

そうして時間が経ち、ネルソン達がディアボロスの雫開発当時の記憶に居た。

(おい、まさかネルソン、ラウンズであることがバレたからってもう仕掛けるのか?お前の実力では、もう少し中心近くに誘い込まないと勝てないんじゃないか?)

(仕方ない。七陰2人とナンバーズはこちら側に分断させて、もう少し中心に近づけさせよう。七陰1人と表社会の奴らくらいはお前だけで殺れよな?)

 

イプ「分断されたか。」

デル「獲物が、逃げた。」

デルタが奥に走って行った。

イプ「ちょっとデルタ!」

(やはり、デルタは感情を抑えられないタイプで、それにブレーキをかけられるのは、ここにいる中ではアルファのみか。)

(であれば、この分断で正解か。しばらくは勝手に中心に近づいて行くのを見守るだけだな。)

 

 

しばらく進むと、ここまでと若干雰囲気が違う場所に出た。

デル「?」

イプ「ここは?」

(まさか、これもあるのか?)

 

そこには1人の幼い少年が居た。

??「魔力伝導率100%の方法は見つけた。これで質はひとまず良いだろう。その次は量だ。悪魔憑きの魔力暴走の仕組みは、魔力量をある一定量以上に増やす上での通過点として必要になるな。魔力量という自重に耐えられずに崩壊するなど、愚の骨頂というやつだ。」

その少年は肉塊に魔力を送っていた。

少年「魔力暴走、この仕組みを把握しなければ、魔力量を増やせなくなるからな。」

そして、肉塊がさらに膨張し、弾けた。

少年「これも失敗か。」

イプ「教団め、こんな実験までも、、、」

イプシロンがあからさまな魔力を出し、不快感をあらわにする。

少年「ところで教団は透明化できるアーティファクトでも開発したのか?俺の実験室には無断で入るなと言ったはずだが?」

少年が軽い殺意を、ちょうどイプシロン達がいる場所に向けて放った。

イプ「?!」

妙に的確な殺意に、デルタでさえ動きを止める。

 

・・・

 

少年「このまま姿を現さないなら、お前も実験台に使うぞ。ちょうど、『サクラ』のテストもしておきたいんだ。将来的には騎士団を経由して教団に配給する予定だからな。」

記憶を見ているだけのはずなのに、異様な緊張感が走る。

 

 

少年「そうか。悪だったとしても、俺に敵対してくるのであれば仕方ない。死んでもらおう。」

少年がイプシロンのいる場所に向かってサクラを撃った。

それを反射的に避けた。

 

その弾丸はイプシロンを掠って、壁に着弾した。

少年「うん?何だこの違和感は、」

不自然に思った少年が赤いフードを取り、素顔を表す。

(そう言えば、フード取っていたな。仕方ない、最大限とは言えないが十分中心には近い。仕掛けるか。)

 

イプ「⁈」

カイ「あの顔、まさか」

オメ「へー、普段は優秀な生徒を装っている訳か。」

イプ「主様が手を出すなとおっしゃられたハイカ•ヤックノウの兄、アーク•ヤックノウ!」

 

ネス「さて、貴様らは真実を知ったようだな。」

ネス「では、代償を払う覚悟はできたな?」




・地雷
付近に魔力が近づくと爆発する。遠隔でオンオフも切り替えられる。
・分身もどき
1体あたりの戦闘力は弱いが、安価で大量に作れ、操作せずとも自動で攻撃してくれる。
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