永遠の命を手に入れたくて!   作:ただの厨二病A

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第21話「消滅させる記憶」

 

〜〜〜[イプシロン視点]〜〜〜

 

 

イプ「あなたがサクラを開発していると言うことは、それを学会で発表したハイカさんも仲間という訳ね。」

(主様はこのことを見越して、『手を出すな』とおっしゃられたのでしょう、、、)

 

ネス「『監視カメラ』への警戒は慣れていたはずなんだがな。まさか記憶されているなんてな。顔を変える技術をもう少し優先しておいた方が良かったか。だが、ここは我々の拠点。当然、防衛有利の法則くらい用意されている。特に、今の今まで誤魔化していた奴とかな。」

うっすらと広がっていた魔力が消え、魔力が吸われ出した。

カイ「またか!」

イプ「いつも以上に魔力制御に気をつけなさい。」

ネス「よくこれで、スライムの形を維持しているもんだな。まぁ、防衛機能はこれだけではない。」

今度はネスが分裂して5人になった。

ネス「こっちの方はネルソンなんかじゃ扱えても扱いきれない代物だ。」

 

デル「獲物が、いぃち、にぃい、たぁくさん。」

デルタが突撃する。

ネス「籠手か。ちょうど良い、二刀流を試すとしよう。」

ネスの分身の1体が右手に血の剣、左手には逆手で血の剣を持ち、デルタの籠手を抑える。

 

ネス「さて、こちらからも行くぞ。」

他の分身3体が、イプシロンとカイ、オメガに向かって斬りかかる。

(強い、主様が気を配るだけはある。)

 

ネス「ところで、その無駄なスライムの塊は何だ?中に手榴弾でも隠しているのか?一応言っておくが、バレバレだぞ。」

イプ「なっ」

 

 

〜〜〜[ネス視点]〜〜〜

 

 

(やはり非合理的な奴の理解なんて到底できないな。ルスランとは大違いだ。)

(それに加えて、あのデルタは何だ?戦闘センスはあっても、バカみたいな攻撃しかしてこない。最初は聖域の魔力の吸収を有効活用する長期戦で行くつもりだったが、面倒だ。この際、聖域で強化された魔力を使って短期決戦にするか。)

 

ネス「さて、そろそろ終わりにするとしよう。」

まず、カイとオメガが斬られた。

そして、デルタの籠手を左手の剣で抑え、右手で手首を斬り落とした。

デル「ガァァァァァ!」

怯んだ隙に逆手の剣で心臓を突き刺した。

ネス「デルタ撃破。残り6人」

 

ネス「次はお前だ。」

ネスによってイプシロンの腹が貫かれた。

 

 

そして空間にヒビが入り、割れた。

(聖域の入り口?まさか、)

ネス「おいネルソン、まさか七陰1人及び表社会の奴らに負けたんじゃないだろうな?」

ネル「ヒィィィ」

ネス「科学者たる者、複数の情報処理能力くらい身につけておけ。でなければ雫は永遠に完成しないし、先を越されるぞ?」

 

イプ「アルファ、さ...」

サクラを取り出し、頭を撃ち抜く。

ネス「おっと、まだ喋れるほどに意識を残していたか。」

ネス「デルタ、イプシロン撃破。残り5人」

 

アル「ネス、、、」

アルファの魔力が大きく乱れる。

ネス「フッ、悪というのは負の感情を好むものだ。何せ、負の感情というのは、美しいからな。」

ネス「かかってくるがいい。負の感情とは、簡単に人を強くする。」

 

235 「アルファ様!聖域の出口が作れました!撤退できます!」

ネス「ハッ、果たして逃げられるかな?」

アル「・・・分かったわ。」

そして作った出口から消えていった。

 

ネス「ネルソン、お前は俺が追撃している間、まだ聖域に残っている奴がいたら殺しておけ。あと、お前の実力は信用できない。オリヴィエを使え。」

出口を作り、聖域を出て追いかける。




・聖域の魔力吸収を誤魔化した奴
自分の魔力を薄く広げる事により、その内部にいる部外者の魔力を吸わせないように維持する。

後始末だ。真実を隠すぞ
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