第22話「次の一手」
(結局、構成員は何人か殺れたが、まだ聖域内に残っていたシャドウによる爆発で、七陰アルファには逃げられたか。)
(さらに、リンドブルムの聖域は無くなったか。研究拠点として便利だったが、仕方ない。どうせセカンドの拠点決めをする予定だったからな。そのついでにするとしよう。)
ネス「セカンド。そろそろ研究拠点を決めてそこに移動する。」
セカ「分かりました。」
ネス「ところで学術都市ラワガスには入る入らないは決めたか?入らずとも復讐を果たす力と研究を行えることは保証するが、適度に表社会に出て情報を集めるのも手だ。学園でのゴタゴタを理由にすれば、今からでも入れるだろう。」
セカ「入り、ます。」
ネス「そうか。なら、拠点はラワガス近くの場所にするか。」
(確か、あそこにも聖域もどきはあったはずだ。現地で確認したのはだいぶ前だが、教団はあそこを放棄しているから使われていることはないだろう。そこに行くとするか。)
ネス「ファースト、ハイカとしてラワガスに説明しておけ。それが終わり次第、拠点へと向かう。あと、魔力吸収の機能が生きている可能性もある。両方、戦いやすい服を着ていけ。」
ファ&セカ「「了解しました。」」
(セカンドには魔力が使えないから、強欲の瞳と制御装置の改良品で血を操らせているが、戦闘センスはないからな。じっくり叩き込むとしよう。)
そして後日、ラワガスに移動した。
ネス「ここの洞窟だな。この奥に聖域もどきがあったはずだ。」
そこを進むと、大きな扉と隠し扉のようなものが見えて来た。
ネス「ん?誰か来たのか?前にはこの扉はなかった。警戒して入れ。」
ファ「分かりました。」
隠し扉に入ると、ミドガルの街並みのようなものが広がった。
(なるほど。ラワガスの拠点らしい、知恵を問う仕掛けがあるようだな。)
ネス「セカンド、ここの仕掛けは分かったか?」
セカ「はい。あの建物だけ周りとは違う建築様式です。」
ネス「そうだ。恐らくあそこに仕掛けがある。向かうぞ。」
すると、資料室のような場所に移動した。
セカンドが目を輝かせる。
ネス「さすがはラワガスの拠点。研究拠点にはピッタリの状態のようだ。」
そこに何体か魔物が現れた。
ネス「魔物か。セカンド、制御装置を使えばある程度魔力を扱えるだろう。それで戦ってみろ。ファーストはその援護だ。」
ファ「了解しました。」
セカ「わ、分かりました。頑張ります。」
ネス「俺はその間、どんな資料があるか確認する。何かイレギュラーがあれば呼べ。」