永遠の命を手に入れたくて!   作:ただの厨二病A

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メミンさん、⭐︎9ありがとうございます


第5話「勝負と偽りの剣術大会」

(ひとまずは、ハイカもミドガル魔剣士学園に来るまで、アークとして学園生活を送るとして、ネスとしては何をしようか。)

(シャドウガーデンの活動範囲は、今はカゲノー領付近で収まっているが、ファーストの言う通りの実力だと、拡大するのはそう遠くないだろう。)

(つまり必要なのは、一対多でも安全に勝てるような手段、多対多のための人手。この2つの方法で行くとしよう。)

 

クレ「アーク、剣術大会で私と勝負しなさい!」

アー「剣術大会はトーナメントですよ?僕達より強い生徒だっているでしょうから、どちらかがトーナメントで当たるよりも先に、他の生徒に敗れる可能性だってあります。勝負事には向かないと思いますが、」

クレ「ふんっ、私と当たる前に負けたなら、その程度って事で良いじゃない。」

(何言ってんだこいつ。初戦で優勝候補と当たった方と、最下位クラスの奴と当たった方では難易度が違いすぎるだろ。そういう勝負は総当たり戦とかでやるべき物だろ。不良同士だって、戦う時は互いにフェアでやる物だぞ。)

 

アー「まぁ良いでしょう。元より、優勝してブシン祭に出るつもりでしたし。」

(優勝候補として注目されている、3年生のアイリス•ミドガル王女の実力を見て、勝つか負けるかは考えるつもりだが、それ以外の奴には勝っても問題なさそうだな。)

 

 

 

そして剣術大会当日

審判「勝者、クレア•カゲノー!」

(前世と違って、賭け事があるから簡単に稼げるっていうのは良いよな。まぁ、主な目的は実力を比べる力が劣ってないかの確認で、賭けるのは小遣い稼ぎ程度だが。)

(実際、他人と他人を比べるより、自分と他人を比べる方が必然的に精度が高くなるから、こっちの方はミスる可能性もややあるしな。大金を賭ける訳にはいかない。)

 

クレ「これで、私が一歩リードよ。」

アー「そう焦ることはない。」

(そんなことより、トーナメント表的には準決勝でアイリス王女と当たって、クレアとは決勝になるから、今の内にどう負けるかを考えておかなければ。アークとして、ちょうど良い実力で勝たないとな。)

 

 

(王女の戦い方を見ると、大量の魔力量というスペック頼りの剣技は、俺的には簡単に勝てるタイプだが、その魔力量というのが表世界的には相当多いようなので、剣技で単純に勝つのはあまり良くない。ここはアレで行くか。)

 

 

 

そして準決勝

審判「アーク•ヤックノウ対アイリス•ミドガル。初め!」

(闇式奥義、派生型『誘い込み』)

直後、アイリスがどこを狙うともなく突っ込んでくる。

(闇式奥義。小学校高学年から中学校初期の素の実力がまだまだの頃、実力以外で勝つ手段として色々と生み出した奴だ。この派生型は他の型に繋ぐ為とかで、ついでに考えた物だから、素の実力も十分ある今だと派生型を使う必要はなくなって、その分をアークの方で使っても問題ない。)

アイリスの剣を外側に受け流し、首を狙う。

それを、アイリスは動揺しながらも弾いた。

(流石の魔力量だ。)

その後、何度かアイリスが剣を振るうが、全て凡人の剣で対処された。

(アイリス王女はこれまで負けたことがない。ゆえに、勝つことが当たり前になっている。当たり前かのように感じている部分は弱みになる。)

だんだんとアークのペースに乗せられていく、

 

そして、観客には分からない程度にこちらが攻める側に回った瞬間、剣を大振りし、アイリスの剣に叩きつけて自分の剣を折った。

審判「勝者、アイリス•ミドガル!」

 

 

(完璧だな。観客から見れば、アイリスが先手を取り、最初から最後までアーク•ヤックノウは防戦一方で、その剣を折って勝利を手にしたように見える。)

(だがアイリス視点では、最初、反射的に攻撃を仕掛けてしまうほどの何かがあり、自分の攻撃を防ぎきって、攻撃に転じた所で試合用の剣が持たなかっただけで、実戦用の剣であったら、どうなっていたか分からない。それこそ、ブシン祭であったなら負けていたかもしれない。その考えが生まれただけで十分だ。)

(これで、王女は最初の反射的に動かされた謎の現象を恐れ、俺が途中に使っていた凡人の剣の特訓に集中するようになり、しばらくの間は戦力ダウンになるだろう。)

 

クレ「勝負は私の勝ちね。」

アー「それを言いたいのであれば、僕に勝った相手に決勝で勝ってからにして下さい。」

(まぁ、クレア程度に負けるようなのであれば、最強などとは言われていないだろう。)




・闇式奥義、派生型『誘い込み』
ジミナの技の逆のようなもの。
相手の防衛本能等を刺激し、とっさに攻撃を放つように誘導する。
(闇式奥義、反撃型を使う上で、前提となる相手からの攻撃を受ける為に編み出された。)
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