悪霊臭いな~相変わらず
あれ、もう決戦は終わったの?
俺からすると戦うのをみるのは苦手だから嬉しいけどもね。それにしても、お城は苦手なんよね~何故って、階段の高さが一段一段高くて物凄い嫌だった覚えがある。仕事の時以外はあまり、部屋から出なかった理由よね。
「お前は確か…」
「うへぇ~」
会いたくない奴と出会ってしまった。コイツは、石田三成。一応俺の取引相手だが、生前あの秀吉に仕えていたっていう事で嫌いだ。
「君相手に丁寧に対応したくないから、雑にするよ。で、そんなボロボロでどうしたんよ」
「はっ、君には関係ない」
「大方、先の戦闘で失敗でもしたんだろ?戦が苦手な三成君」
「お前っ!」
切りかかってくるが、難なく避ける。寝起きだし、今は調子が良いんだよね。
「落ち着けよ。お前は冷静であることが一番の強みだろう…そういえば、お前さんは利休さんの顔を見たか?」
「お前、知っていたのか…」
「勿論よ。あ、教えなかったのは普通に個人情報保護の観点から言えなかっただけよ?」
「俺も殴るか?」
「お前さん、そんな青春野郎だっけ?お前さんを殴って解決するのか?しないだろう?それに、お前は今、関ヶ原を生き残りやり返すチャンスがある。
お前さんの戦法、俺にちょいと手伝わさせろや」
「くっくっくっくっ…お前ってそんなキャラだったんだな。あぁ、良いだろう。だが、俺だけでは成功しない。あいつらにも手伝ってもらう」
それから、この特異点のお茶の有用性について聞かされた。
「何それ、ウケる」
「お前は俺が呼んだから来てくれ」
「嫌です。おーい、山南さーん、いるー?」
俺は三成が俺を出汁にしようとしたが、知らね。
「おや、やはり生きていましたか」
「えぇ、山南さんも生きていて良かったです」
部屋に入ろうとしたら、剣やら銃やら槍やら突きつけられた。
まぁ、歓迎されてないよね。
「お主、あれの正体を知っておったのか」
「素直に答えてくれたら介錯してあげます」
ふぅ~、ヤバい状況だね。
「待ってください。彼とは私と密約を交わしておりました。利休の動向を伝えるスパイとして」
「実質俺も新選組ってことですね」
「違いますね」
「はい、ごめんなさい」
「、、、彼のお陰で今まで利休による暴走が少なかったのも事実。それに、思い人の幸せを願うのは気持ちわかりますから」
辺りが静まり返る。
「まぁ、それなら」
「それに、彼自身は奇襲以外の戦闘能力はありません。安心しても良いでしょう」
そういうと、各々武器を降ろしてくれた。
一人を除いて
「茶々様、気持ちはわかりますが今は抑えてください」
そう言った人物は俺のせいで微妙に部屋に入り難くなっていた石田三成その人である。
よく入れたなお前
「お主、よくここまで来れたな」
「…茶々様、彼はあの御方を亡き者にした秀吉様が許せなかったのです。特に理由もなく処刑され怒らない人がいるでしょうか?確かに彼の行動が原因で秀吉様は亡くなられたましたが、これも戦国の習わしというものでございましょう。ですから、どうかその手をお下げください」
「三成…そうですね。そういうものでしたね…戦国の世は」
「はい…」
よっしゃ、生き残った。
それから、三成は利休さんを倒す策略を皆に伝えた。緑茶で水攻めとか面白過ぎるだろ。何回聞いても面白いわ。
「どうして、関ケ原に来なかったの?」
「魔力回復で寝てました。皆さんの制服を作るのに全力を出し過ぎまして」
「芸術家っていうのは相変わらず変な所で全力をだすのぉ~」
「山南さんの服を作ったのは俺ですしね、子供心全力でやりました」