ハッピー至上主義のヒロアカ冒険譚   作:もーまんたい

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本日は2本投稿したのでご注意を。

あと高評価のお礼、再会します。
やっぱり、お礼が言いてえんだ!

胴長太さん、☆9 ありがとうございます!
☆8から☆9にってのが嬉しい。
本当にありがとうございます!!


体育祭

 

どうも、正義を騙る者(ディルージョン)こと影山モブ男です。

 

皆さんもうお分かりだと思うのでね。

先にネタバレしときました。

 

 

正義を騙る者(ディルージョン)

 

その姿を見た者は警官の前に吊し上げられるなんていう噂のある、正体不明の脱法ヒーロー。彼は10年前から出現し始め、様々な地域でヴィラン達を始末していた。世間では、彼の正体は正義を騙る者(ディルージョン)と名乗る自警団であるとされている。

 

 

でその正義を騙る者(ディルージョン)は俺です。

 

 

モブの雑魚ヴィラン達には干渉できるのでは!?、と気づいてから正義を騙る者(ディルージョン)を名乗り活動していたら、いつの間にか世間では正義の脱法ヒーローとなっていた。

活動の甲斐もあって、年間60万件もあった重要犯罪は10万件にまで減少した。ただ、モブ雑魚ヴィランだから運命にはあんまり関係なかったんだけどね……。世間で人気の脱法ヒーローになれただけだったよ……。しかも、俺に憧れて脱法ヒーローになって捕まる自警団モドキが大量発生。

意味があったのか、無かったのか、よくわからない結果に終わった。

 

 

しかも、俺が変えたかったステインに殺されるヒーロー達は誰1人として助けられてないしな。

 

 

だから今回初めて助けられて泣いちゃった。

ずっと逃げられるし助けられないしで、ステインは俺の心を折ってきた内の1人だ。でも、今回捕まえられて良かった。殺されるはずのヒーローも助けられたしな……。

 

ただ、ステインがあっけなく確保できちゃったから、なんか拍子抜けって感じはするけど……。いや、良い事なんだけどさ……もっとあるじゃん。こう……十数年、倒さず逃げられていたヴィランとの再会!!熱い戦いが始まるッ、的なやつがさ……。

 

風邪引いてたから、呪術廻戦のメカ丸で行ったんだけど、メカ丸が強すぎて一瞬で決着がついちゃったんだよね……。まず、1発大祓砲(ウルトラキャノン)。で、居合の構えのステインにもう1発大祓砲(ウルトラキャノン)

 

 

結論としては、メカ丸強すぎ! 

 

 

あと、ステインが馬鹿すぎた。

どう考えても、遠距離攻撃の相手に居合は通じないだろ。大祓砲(ウルトラキャノン)を斬り捨てるのかと思って試しに撃ってみたら、直撃。助けたヒーローと気まずい空気になったわ。

居合に遠距離攻撃はダメだろって、絶対あのヒーロー思ってたよ。目が語ってたもんな……ま、俺じゃなくてステインが今回は悪かった。

 

 

で、なんで元気なんだ……って?

風邪ごとき1日で治してやりましたよ。

何回も死にかけたせどな……あの家、汚さすぎさ……未知のウイルスが発生してんのだよ。しかも致死率高めの奴がな。

 

 

あとね、それに関して報告が一つあるんですよ。

 

 

相澤先生のゴミ屋敷から引っ越して今は18禁ヒーロー・ミッドナイト先生のご自宅に住まわせていただいております。もうね、清潔感のレベルが違うわ。

人が住めるって素晴らしい……(しみじみ)

 

いや、一応ゴミ屋敷も住んでる人いたけどさ……アレは人間じゃないから……多分。

見た目は大人、中身はゴキブリ。

その名は、相澤って感じだからさ。

 

俺は10回は死にかけたよね……何回か三途の川に浸かってたわ。よくあの家から生還できたよ……。もう自分を褒めてあげたい。でも、不思議なのはあの家に住んでても未だ生きてる化け物がいるってことなんだよなぁ……。

 

まだ住み始めて一年って言ってたから、まだ生き残れてるだけなのかな……? いや、よく考えたら一年であの汚さ!? 十数年住んでやっと到達できる汚さだぞ、アレ。本当に掃除すんの大変だった……。

 

 

風邪が治って、ステインも倒してさ。

することなかったからあのゴミ屋敷の掃除したんだよね。

まず、掃除用ロボットは汚さすぎて動かせないから、俺がゴミの分別をして。次に、掃除用ロボットで綺麗にしてしてやりましたよ。

 

そんな事してたら、別のウイルスに感染してさ。また死にかけたから、流石にココには住めないなって……。

そんで、ミッドナイト先生に土下座して住まわして貰ってるわけ。

 

 

なんでミッドナイト先生なんだって?

 

 

泊めてくれる人が他にいなかったからですけどォ? ま、他意はなくて、本当に泊めてくれる人がいないんだよね。

初っ端は校長じゃん、次にオールマイトじゃん。で、さらに次はプレゼントマイクじゃん。

その全員に俺、断られてるんだよね。

 

そうして、辿り着いたのがミッドナイト先生って訳。

相澤先生の汚さを知っているミッドナイト先生は、俺を憐れみつつ泊めてくれた女神。一生、ミッドナイト先生にはついて行かしていただく所存。

 

 

そうして、ミッドナイト先生の家で住まわせて貰う俺だが、この家を出されないためにも家事や料理、先生の肩揉みから何までをやっている。

ミッドナイト先生は、俺を家に住まわす。

俺は、家賃からミッドナイト先生のお世話まで何から何までやらせていただく。

等価交換って奴だな(調教済み)。

 

……と言うのは冗談で、俺がいなければ生活出来ないくらいにズブズブに沼らせて追い出させなくするためだ。

 

 

ゴミだな、と思うだろう? 

でも、そうしないと俺、あのゴミ屋敷にカムバックしちゃうんすわ。次あの家に戻ったら死んじゃう。

 

 

死なないためにも俺はミッドナイト先生から追い出されてはならない。それを運命は許してくれるだろうか? 否、許さない。俺を殺す為に全力であの家に戻すだろう。

 

 

Q:じゃあ俺が次にする事は?

A:絶対にミッドナイト先生から追い出されないために先生を俺無しでは生きていけない体にする。

 

 

この答えが正解だからこそ……俺は今生き残れている。

 

 

 

 

そうして、ミッドナイト先生との生活が始まってからは、ミッドナイト先生のお世話だったり、オールマイトが来ない放課後にA組とB組で合同訓練をしたりしたら、あっという間に体育祭当日。

 

 

 

 

雄英体育祭当日。

 

1-A組控室。

 

俺は未だにクラスに馴染めないまま、控え室でひとりぼっちで待っていた。あと、みんなガチだから、ピリピリしてて近づかないし……。和ませようとして通形先輩に伝授された「桃」を披露したのだが、余計に孤立した。

 

うん、知ってた。

 

そんなボッチの俺に突然、轟が話しかけてくる。

 

「影山」

「轟……悪いな気を使わせて」

 

俺が滑ってボッチだから気を使って話しかけてくれてるんだよな、そう言う事だよな。

みなまで言うな、わかってる……。

 

「違え」

「え? 違うの?」

「ああ」

 

全然違ったみたい。じゃあ何のために話しかけてきたんだ?

俺が首を傾げていると、轟が話し始めた。

 

「客観的に見ても実力はお前の方が上だと思う」 

「だな」

「それにお前は、オールマイトに目ェかけられてるよな?」

「多分な」

 

確かに俺は入学時からオールマイトに色々とお世話にはなってるからな。そう見えるというか、実際にそうなのだろう。

 

すると轟が俺に対して言い放つ。

 

 

「影山、俺は……お前には勝つぞ」

 

 

勝利宣言か……ソレは緑谷に言う筈のセリフだよな。ってことは俺は、モブから少しは主役になれてきてるってことか……。

 

轟の勝利宣言に俺は、負けられない理由。

……助けられず今も苦しむ少女の顔が浮かぶ。

 

 

「もちろん、負けるつもりはねえよ。俺だって負けられない理由があるからな」

 

 

負けられないよなぁ、あの子を助けるためにも。

 

 

「勝負だ、轟……どっちの思いが勝つのか」

「思いだけなら俺の圧勝だな」

「それはどうかな。まずは俺に勝ってから言いな」

 

 

そんなバチバチと火花を散らす俺たちに、葉隠が近づいて宣言する。

 

 

「私もみんなに勝つ気だから!!影山くんに見られようとも、今日は本気出す!!」

 

葉隠の宣言に続く形で、A組全員が思い思いに宣言をし始めた。

 

 

バンッ、

 

控室の扉が勢いよく開く。

 

「君たち、僕らのことを忘れてないかい!!」

 

1-B組の物間とB組全員がA組控室前に集まっていた。

 

「僕らB組は、君たちA組に勝つ。ハンカチは準備はしておいた方が良い。泣いて帰ることになるからねぇえ!!HAHAHA!!」

「ごめんな。コイツ、心がちょっとアレだからさ」

 

(((心がちょっとアレ!?)))

 

来たか、B組。少し心配だったんだけどな。

A組との合同訓練でボコボコにしちゃったし。一応、その後に物間にフォローして貰ったけど。良かったよ……正しく絶望を刻めたみたいだな。

 

「でも、私たちもコイツと同じ気持ちだよ。私たちが勝つ」

 

拳藤が物間に手刀を叩き込みながら、宣言する。そして、拳藤に続いてB組も勝利宣言をしていく。

 

 

 

 

全員の宣言が終わる頃。

 

入場の指示があり、俺たちは会場へと向かう。

 

 

ーー体育祭が始まる。

 





爆豪と緑谷がガチでモブと化している……なぜこうなった……。
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