ハッピー至上主義のヒロアカ冒険譚   作:もーまんたい

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はげマントさん、☆9ありがとうございます!
胴長太さん、☆9ありがとうございます!
ヤストモさん、☆9ありがとございます!
神天宮さん、☆9ありがとうございます!
ノーゲームさん、☆9ありがとうございます!

そしてvery飽鬼さん、☆10ありがとうございます!

皆さん、高評価しかも☆9と☆10、本当にありがとうございます。


騎馬戦決着

 

ーー心操人使(しんそうひとし)

 

"個性"『洗脳』

自身の問いかけに答えた者を操ること出来、簡単な動作を命令することが出来る。また、複数人への洗脳も可能。ただし、一度の問いかけでは1人しか洗脳は出来ない。そして、洗脳はある程度の衝撃で解除されてしまう。

 

洗脳の条件が容易な分、解ける条件も容易だ。

 

しかし、事前に個性を知られていなければ、避けることは不可能。つまり、必中である。

 

 

その個性の真価を俺は雄英体育祭、第二種目「騎馬戦」にて、目の当たりにする。

 

 

 

★★★★☆☆☆

 

 

 

「鉢巻を俺に渡せ」

 

爆豪でさえ、この個性に抗うことは出来ない。心操に洗脳された爆豪は心操の指示に従い、鉢巻を心操へと渡す。

 

「おいッ!爆豪!!」

「爆豪!!」

「お前、何やってんだよ!!」

 

騎馬の声は爆豪には届かない。

呼びかけるだけではダメなのだ。ある程度の衝撃を与えなくては爆豪は目覚めない。

 

しかし、騎馬の彼らは呼びかけるだけで爆豪を叩きはしない。いやーー出来ない。

 

……彼らの手は塞がっているのだから。

 

それに友人とはいえ、普段とは違う、可笑しな行動をとる知人を叩くだろうか。……否、叩かない。

 

 

そのため、彼らが洗脳の解除条件に気づくのは、かなり後になる。

 

その頃には、俺たち心操チームはいない。

 

 

そうして、俺たちは全チームから鉢巻を取ることに成功した。

 

 

 

「や、やり過ぎた……」

「な? 言ったろ……? お前なら出来るって」

 

にしても、やり過ぎた……ワンチャン負けるかも……。

 

「おいおい、コレ、マズくないか……?」

「かなりマズイ……」

「だよな!?」

 

騎馬戦開始前に洗脳を解かれていた尾白の問いに、俺は答えた。状況がかなり不利である、と。その返事に尾白は声を上げる。

 

そんな事をしているうちに、全チームが俺たちを襲う。

 

 

「俺の鉢巻を返せッ!!」

「1000万ポイント!!」

「トルクオーバー!レシプロバースト!……って、避けられたッ!?」

 

 

俺たちは上手いこと全チームから逃げながら、勝ち筋を探り続ける。

 

やり過ぎたし、原作改変しすぎた……ちょっと心操の力が強いって証明できれば良かったのに、こんな事になるとは……。 

 

 

「やべぇ……こっから勝つには……」

 

 

俺はアンのサポートのもとで最善手を探る。ココから原作通りに戻し、かつ俺たち心操チームが勝ち上がるための方法。

 

そして、アンから提案される。

その提案は俺の考えていた事と同じだった。

 

そうだな、それしかない。

 

 

「こっから勝つにはーー」

 

 

俺は、煌めく彼を見て言う。

 

 

「ーー青山……お前の力が必要だ」

「OK☆」

 

 

俺の呼びかけに彼は、煌めかせた目で答える。その瞳の奥には、光は見えない。だが、今はそれで良い。この状況を打破するためには、コイツの力が必要だ。

 

 

最大の曇らせキャラーー青山優雅(あおやまゆうが)

 

"個性"『ネビルレーザー』

長射程かつ高威力のレーザーをヘソから発射する。

 

 

いずれ、救う。

 

 

そう心の中で呟き、俺は青山たちに指示を飛ばす。

 

 

「尾白、青山を尻尾で担げ。青山は、俺の指示でネビルレーザーを撃て。心操は、鉢巻を撒け。なるべく広範囲にな」

「「「撒く!?」」」

「ああ、それしかない!行くぞ!!」

 

 

俺の指示通り尾白が青山を担いだ瞬間、俺は尾白をおんぶし、心操を肩車した。

そうして、完成した「パイレーツドッキング6、ビッグ皇帝(エンペラー)」。

 

 

機動の影山モブ男。

3人を支え、高速で動き回ることが可能。大ジャンプだって出来る優れたパーツ。

 

 

防御の尾白&青山。

尾白の尻尾で青山を操縦可能となり、ネビルレーザーと青山で相手の攻撃を防ぐことが出来るパーツ。

 

 

誘導の心操人使。

大量の鉢巻を持っているため、首と頭が鉢巻で覆われている。その鉢巻を撒くことで、敵を誘導することが可能なパーツ。

 

 

 

人として恥ずかしい

 

 

 

などと、言われようが関係ない。

コレが最善の手なのだから。

 

 

「行くぞ!」

「……(恥ずかしくて声を出せない)」

「行くぞォ!」

「……(恥ずかしくて声)」

「行くぞォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

「……(恥ずk)」

 

 

もうコイツらはパーツになりきってるみたいだ。死んだみたいに反応がない。耳が赤くなってるから生きてはいるみたいなので、よし。

 

俺たち「パイレーツドッキング6、ビッグ皇帝(エンペラー)」は飛び、全チームの頭上を越えていく。

そのタイミングで俺は心操へと指示を飛ばす。

 

 

「心操、撒け!」

 

 

その指示で、心操が鉢巻を撒き始める。

もちろん、1000万ポイントは頭に巻いたままだ。

 

俺の予想では、コイツらは俺たちを追いかけるより確実にポイントが手に入る地面に落ちているポイントの方へと行く。

 

だが、一定は俺たちの方を狙ってくる。

爆豪、緑谷、轟あたりは俺たち1000万ポイントの方だろうな。だから、青山に声を掛けたのさ……。

 

 

緑谷チームが発目のサポートアイテムで俺たち目掛けて飛んで来た。それと同時に青山へと指示を出す。

 

 

「青山ッ!」

「ネビルレーザー↑」

 

 

それに緑谷チームは常闇のダークシャドウで対抗してくるが、ダークシャドウは()()()()

 

だから、ネビルレーザーは相性最悪だよなァッ!!

 

 

「ヒャン、ごめぇん踏陰……」

「ダークシャドウ!」

「常闇くん、大丈夫!?」

 

 

そんな人の心配してて大丈夫かなっ!

 

 

「アッ!デクくん!!サポートアイテムが!!」

「あぁーーー!!私の可愛いベイビーが!!」

 

 

青山のネビルレーザーが緑谷がつけていたサポートアイテムを破壊した。コレで緑谷チームは飛べない。

 

緑谷チームを撃退したら、次が来た。

 

 

「待ちやがれぇえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!ハンカチ野郎ォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

 

爆豪が自身の爆風で飛んで来た。

 

 

「尾白ッ!」

「了解!」

 

 

俺の呼びかけに反応した尾白が、青山を持った尻尾をぶん回し、青山で爆豪を殴りつける。

 

 

「ンーーンッ☆」

「ガハッ」

 

 

飛び道具としても、棍棒としても使える青山。欠点は、腹を下すから飛び道具として使い過ぎに注意が必要な点だろう。

 

そして、また次が来る。

 

 

「影山ッ、もうお前には負けねえ……!」

「轟ッ、今回も勝たせて貰うさ! 青山ッ」

「ンーーンッ☆」

 

 

地面から伸びる氷。

その氷は、俺たちを捕らえんとする。だがしかし、青山のネビルレーザーによって轟の氷は壊され、それは叶わない。

 

3チームを凌いだことで、次は来ないみたいだ。3チームと争っている間に心操がほとんどの鉢巻を撒いてくれたお陰で、だいぶ追ってくるチームも減ったのだろう。

 

そう思い、後ろを見る。

 

 

「コレである程度の奴らはーーって、誰も鉢巻に反応してねぇぇぇ!?」

 

 

俺の予想に反して、俺たちを追っている連中は落ちている鉢巻に目もくれず、俺たちの1000万ポイント鉢巻を狙っている。

向上心の塊達には、1000万ポイント以外に価値はないみたいだ。

 

 

「おい、物間ッ!お前、そんなキャラじゃなかっただろうが!!地面に700ポイント転がってるだろ!そっち行けそっち!!」

「いーや、僕たちが狙うのは完膚なきまでの1位さ!」

 

 

……誰だよ、コイツらのIQ下げた奴……1000万ポイントしか狙ってないってアホすぎろ!!……クソッ……なら、逆転の発想だ!!

 

 

「心操ッ!」

「嫌だ」

「お前もかよ!!」

 

 

お前さっきまで部品になりきってただろうがァ……急に自我を持ち始めるんじゃねェ……部品になりきれェ……。

つか、ほんと誰だよ……コイツらのIQ(略)。

 

そうしている内に、俺たちは徐々にステージの端へと追い詰められていく。地面の鉢巻には目もくれず、俺たちを狙う全チーム。

 

しょうがねえ……飛ぶか。

 

 

「全員、衝撃に備えろ」

 

 

全員に声をかける。

 

 

 

 

 

「行くぞ。超ゴリ押し・大ジャンプだ」

「「「え」」」

 

 

 

 

 

ぐぐっ、と脚に力を入れ、空高く飛ぶ。

 

 

「「「…………ッッッ!!」」」

 

 

雄英の会場よりも高く飛んだことで、騎馬戦のステージが小さく見える。しかし、それも一瞬。次第に上昇は終わり、自由落下へと切り替わる。上昇よりも落下の方が怖いよな……俺の指示覚えてるだろうか。全員の声にならない悲鳴を聞きながら、俺は確認する。

 

 

「お前ら、俺の指示は覚えてんな!?」

「「「……!」」」

 

 

お、さすがはヒーロー志望。

俺の指示はちゃんと覚えてたみたいだな。

 

飛んでる時間は数十秒に過ぎない。

だが、この時間に飛べない奴、上空の相手に有効打のない奴は、俺たちを諦め、地面の鉢巻に集中する。

 

だから、俺たちを襲ってくるのは……

 

 

「そろそろ、来るぞ……着地は任せろ!!

 お前達は下で待ち構えてるアイツらの相手だ!」

 

 

巨大な氷が地面から俺たち目掛けて伸びてくる。

 

 

「来た……ッ。ーー青山!!」

「了解☆ ネビルレーザーッ!」

 

 

氷が青山のネビルレーザーで破壊されていく。

 

 

巨大な氷と青山のネビルレーザー。

 

 

どちらが勝つかわからないが、俺たちは青山を信じることしか出来ない。勝て、青山。そう心で願う。

 

 

氷の伸びる速度が落ち、完全に停止する。

 

 

青山の完全勝利だ。

 

 

「ナイス、青山ッ!!」

「メルシー」

 

 

だが、次が来る。

 

 

「死ねぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

「尾白ッ!扇風機!!」

「え!?扇風機!?」

 

 

青山を扇風機の羽のようにぐるぐると回転させ、バリアを作る。

 

 

「死ね、オラッ!!」

「グゥッ☆」

「おお、イケるなコレ!」

 

 

青山バリアによって爆豪の爆破は防ぎ切ることが出来た。青山バリア、かなり優秀だ。今後も多様して行こう。

 

 

「次、来たぞ……青山バリアッ!!」

「ウッ☆」

 

 

「次ッ!」

「ウッ☆」

 

 

「次ッ!」

「ウッ☆」

 

 

 

 

 

こうして俺たちは、青山の犠牲のもとで1位を保持し続け、第二種目「騎馬戦」を乗り切った。

 

ちなみに、青山は保健室に搬送されていった。

 

ありがとな、青山。

そして、グッパイ青山。

 

 

 

ーー心操&モブ男チーム、第二種目1位通過

 

 

 




アンケートを取らせていただきます。
ご協力よろしくお願い致します。

内容をもっと詰めようと思うと更新頻度が落ちてしまうので、どうしようか悩んでます

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