ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜 作:そらまめ24
最近体を動かしてなくてダルく感じる、そらまめです。
休みの間は暇なことが多いので、外に出かける時間が…散歩を日常的にしようかと真面目に考えました笑。
あと、プリキュアを見ていくと3人目がまさかの…!と思ったのは自分だけでしょうか?純粋な日本人は現れないのか(ましろは1/4ほどスカイランド人ですし…)
では、今話も楽しんでくださいね!
出久「………」カキカキ
僕は自室でノートに色々と書き込んでいた。先日の戦いでは五十嵐の大技に対して相性が良かったから勝てたようなものだから、今度は苦戦しないように自分の力や五十嵐の個性などを考察した。
出久「…今はこんな感じかな?」
僕はある程度ノートを書いたので、そろそろ下に降りようと自室の扉を開けた。すると、下の方からエルちゃんの泣いてる声が聞こえた。下に行くと泣いてるエルちゃんをあやそうと頑張ってるソラさんとましろさんがいた。
出久「エルちゃん、どうしたの?」
ソラ「そ、それが先ほどからご機嫌斜めなんです。ミルクじゃなければおしめでもないんです」
エル「えるぅ…」
エルちゃんはソラさんに抱っこされながら、首を振って周りを見ようとする仕草をした。
ましろ「あ、もしかして…」
出久「ましろさん、何かわかったの?」
ましろ「パパとママに会いたいの?」
エル「…えるぅ」
エルちゃんとましろさんの方に顔を向けると、顔を縦に振って頷いた。
ソラ「そうなんですか。う〜ん…とは言っても…」
出久「エルちゃんを返す方法がまだわからないから…」
ましろ「う〜ん…だよね。せめて、パパとママの顔を見せてあげられたらなぁ」
ヨヨ「出来るわよ」
僕達が悩んでいると、ヨヨさんが扉を開けながらそう言ってきた。
出ま「「え?」」
ヨヨ「両親の顔を見せてあげる方法があるの」
ヨヨさんはそう言うと、懐から一枚の不思議な鏡を取り出した。
ヨヨ「これを使えば、スカイランドと通信することが出来るわ」
出ソま「「「えぇ〜!?」」」
詳しく話を聞きたいため、全員でテーブルの方に座って話をすることにした。
ヨヨ「これはミラーパッド。好きな場所を映せるの。スカイランドにいるこの子の両親とも、お話出来るのよ」
ヨヨさんがそう言うと、ミラーパッドの下部分にある宝石を押すと鏡にソラシド市の光景が見えた。指で鏡を操作して別の光景も見ることができるようだ。
ソラ「へぇ〜、この世界には便利な道具があるんですね」
ましろ「いやいや、そんなのないよ!」
出久「これは僕がいた世界でも流石に…」
カメラがない場所を映す技術は難しいと思う。個性とかで遠くのものを見るとかなら出来そうだけど…
ましろ「おばあちゃん、一体何者なの?」
ヨヨ「実はねぇ…私はスカイランド人なの」
この瞬間、ましろさんが物凄く驚愕しているのを顔を見た瞬間にわかった。
ましろ「そっかぁ、おばあちゃんスカイランド人なんだねぇ…」
出久「ましろさん、口調が可笑しくなってるよ?僕も気持ちわかるけど…」
ましろ「…ス、スカイランド人!?」
ソラ「ホントにヨヨさんも?」
ヨヨ「ええ。スカイランドで博学者だった私は50年前、いくつかの世界のことを調べに行って、それでここにやって来たの」
ヨヨさんから想像出来ないようなすごい話を聞かされ、少し唖然としていると、
ヨヨ「な〜んて、フフ…いきなりこんな話をしても信じられないでしょう?でも、今なら夢なんかじゃないって信じてもらえるかしら?」
ましろ「う…うん」
僕達はなんとなくって感じだけど、今の話を信じることにした。すると、ソラさんが何かを思いついたようにヨヨさんに聞き始めた。
ソラ「ヨヨさん、もしかして私とエルちゃんがスカイランドに、そして出久さんが元の世界に戻る方法も、知っているんですか!?」
ヨヨ「ええ。ちょっと時間が必要になるけど、私に任せておいて」
ソラ「わぁ…!ありがとうございます!良かったですね、出久さん!」
出久「うん!ヨヨさん、ありがとうございます!」
ヨヨ「だから、今は…」
ヨヨさんが一度話を終えるとエルちゃんの方を見た。
ソラ「寂しそうなエルちゃんのため、スカイランドと通信するのが先…ですね!」
出久「ヨヨさん、その方法は?」
ヨヨさんに尋ねると、ヨヨさんは一冊の本を出した。
ヨヨ「通信をスカイランドまで届けるには、沢山のエネルギーが必要なの」
ヨヨさんが開いた本のページには、綺麗な青色の宝石が載っていた。
出久「これは…?」
ヨヨ「エネルギー源である宝石よ」
ソラ「スカイジュエル!この世界にもあるんですね」
ましろ「スカイジュエルって?」
ソラ「スカイランドにある様々なエネルギーになつ鉱物です」
ましろ「こんなの見たことないし、簡単には見つからなさそうだね」
ましろさんの言葉からスカイジュエルを探すのは簡単じゃないのはわかった。でも、エルちゃんの悲しい顔を見ると…
ましろ「でも、私スカイジュエルを見つけて、エルちゃんをパパとママに合わせてあげたい!」
ソラ「ましろさん、私も同じ気持ちです!どこへなりとも行きます!」
出久「皆んな同じ気持ちだね!」
ましろ「どこへ行けば見つかるの?」
僕達はヨヨさんに聞いてみると、
ヨヨ「ウフッ…うちの裏山にあると思うわ」
出ソま「「「どわ〜ッ!」」」
三人でズッコケた。折角あんなに意気込んでたのに…
ましろ「う、裏山に?」
出久「意外と近場ですね」
ヨヨ「そうなのよ。宝石の在りかはあなた達のミラージュペンが導いてくれるはず」
ソラ「そうと決まれば、早速向かいましょう!」
エル「えるぅ〜!」
ヨヨ「おや…」
話をしているとエルちゃんが泣き出してしまった。
ソラ「エルちゃんも行きますか?」
ヨヨ「一緒にお出かけしておいで」
ましろ「うん。じゃあ準備してくるね」
ソラ「じゃあ私はエルちゃんを…」
ヨヨ「あ、それなら…」
ヨヨさんがそう言うと、どこからか赤ちゃんの抱っこを補助するスリングを取ってきて、僕に装着してくれた…ん?
ソラ「スリング装着完了ですね!」
出久「…エルちゃん、居心地悪くない?」
エル「…えるぅ」
ましろ「う〜ん、少し機嫌が直った感じだね」
エルちゃんはさっきと同じ不機嫌だけど、僕が嫌という感じじゃなくて良かった。
ソラ「ありがとうございます、ヨヨさん」
ヨヨ「色々と役に立つと思うわ」
ましろ「うん?」
ヨヨさんの言葉に少し疑問を感じたけど、折角用意してもらったから気にしないことにした。
ソラ「この世界に来て初めてのお出かけですね、エルちゃん」
エル「えるるぅ〜…」
ヨヨ「じゃあ皆んな、何かあったらすぐ戻ってくるのよ。気をつけて行ってらっしゃい」
ソラ「はい、行ってきます!」
ましろ「こっちだよ」
出久「わかったよ」
僕達はましろさんの案内で裏山に向かい始めた。
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どこかの山で五十嵐が目の前にいるカバトンに呆れていた。
五十嵐「…お前、何やってるんだ」
カバトン「ん?余所者は関係ないのねん」
五十嵐「関係ないって…ただの暇つぶしだろ?」
五十嵐はカバトンが絶妙なバランスで色々な大きさの石を積み上げていた。
五十嵐「はぁ…今日はお前の手伝いはなさそうだな…少し俺の用事を済ませてくる」
カバトン「お前の用事?」
五十嵐「お前には関係ない」
五十嵐はカバトンへそう言うと山奥へ歩いて行った。
今話は少し文字数が少なってしまいました…次回はすぐ出せるように頑張ります!
出久とエルちゃんの関わりが少なかったので、スリング装着者は出久になりましたが、今のうちに育メンにしよう!と思ったらこうなりました…出久は謎の安心感があると思うんですよ(あと子供に好かれやすい気も…)。
では、また次回!