ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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ちょっと五十嵐の戦闘力高すぎたと思う、そらまめです。
個性だけでプリキュアに対等以上に渡り合えるって…某幼馴染も出来そうですが汗。まぁ、アンダーグ・エナジーも使える(使用シーンはたった1話の2つのみ)からよしとしよう(そう思わないとやばい…汗)
では、今話も楽しんでくださいね!



第16話 弱さ

 

 

カバトン「出てこい、プリキュア!誰が本当にTUEEEのかハッキリさせてやる!そして、プリンセスをいただくのねん!」

 

鉄の箱が繋がったもの_確かデンシャ?というものがランボーグになっており、それに乗ったカバトンが私達を探していました。

 

エル「えるぅ〜…」

ソラ「…エルちゃんをお願いします」

ましろ「え、待って!」

 

私はましろさんの制止を聞かずに、ミラージュペンを構えました。

 

ソラ「ヒーローの出番です!」

 

________________

 

________

 

____

 

 

ソラ「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

ソラ「ひろがるチェンジ!スカイ!」

ソラ「きらめきHOP!」

ソラ「さわやかSTEP!」

ソラ「はればれJUMP!」

スカイ「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

________________

 

________

 

____

 

 

私はその場からジャンプして建物を伝いながら、カバトンがいる建物の上まで来ました。

 

カバトン「フン…一人か」

スカイ「ひとりぼっちを恐れない、それがヒーロー!」

カバトン「何がヒーローだ。お前なんかより俺の方が_」

?「はいはい、強いんだろ?」

 

私は声のした方へ向くと、そこには風に乗ってきた五十嵐が建物に降り立っていました。

 

カバトン「何しに来たのねん、余所者!前回は来なかった癖に!」

五十嵐「前回はお前が完璧な罠を用意したから来るなって聞いたけどなぁ…それよりも、プリンセスを捕らえにいけよ」

カバトン「なに?」

五十嵐「プリンセス捕獲が最優先…またあの人に怒られたいのか?」

カバトン「グググ…!」

スカイ「あの人…?」

 

私が五十嵐の言葉を気にしていると、カバトンはランボーグに乗ったままエルちゃんを捕まえに行こうとしました。

 

スカイ「行かせない!」

五十嵐「お前の相手は俺だ」

 

ランボーグを止めようとしたら、強い風で足止めされてしまいました。

 

スカイ「…五十嵐」

五十嵐「あいつがいないのは不思議だが…一先ず、お前を潰すか」

 

五十嵐はそう言うと、私に向けて腕を大きく振ってきた。また強い風が来ると思いその場から高く飛び上がった。

 

五十嵐「あいつに試せなかった、こっちもやってみるか…!」

 

五十嵐は両腕を順番に大きく振った。また風が吹くと思い腕を前にクロスして防御の構えを取った。しかし、風は私の前からではなく横から吹いてきた。

 

スカイ「ワッ!?」

 

何が起きたのか分からず建物にぶつかりそうになりましたが、建物の側面に足を着けて五十嵐の方へ飛ぶことが出来ました。飛んだ勢いのまま足を突き出し蹴ろうとしましたが、五十嵐はまた両腕を順番に振った。よくよく腕を振った方向を見ると、最初は私より斜め上、最後は私に向けてだった。この動きから次に来る風の向きが分かったと同時に、私の上から風が吹きつけ五十嵐まであと少しの所で建物に叩きつけれてしまいました。

 

スカイ「グッ…」

五十嵐「やっぱり、偽善者だったな」

スカイ「ッ、まだです!」

 

私はその場で起き上がって、五十嵐に向かいパンチを叩き込んだ。しかし、五十嵐にダメージがあまり見られませんでした。

 

スカイ「そんな…!」

五十嵐「まだあいつの方が強かったな」

スカイ「ッ、フッ!」

 

私は今度はパンチやキックを織り交ぜながら連続で攻撃しました。ですが、五十嵐は風で防御しながら私の攻撃を受け止め、受け流す際には風でバランスを崩されカウンターをされてしまい、私は地面の上に転がされてしまいました。

 

五十嵐「威力を下げても真っ向からだと痛いな…もう終わりか」

スカイ「クッ…」

 

私が地面に横たわっていると、

 

?「スカイ!」

 

後ろの方から誰かが建物着地した音と私の名前を呼ぶ声が聞こえました。そちらの方を向くと、プリキュアに変身してるましろさんと飛んでるエルちゃん…え?

 

スカイ「エルちゃんが飛んでる!」

エル「えるぅ〜!」

五十嵐「あいつ、取り逃がしたな…それに、あいつもプリキュアに…」

ましろ「立てる?」

 

ましろさんは私に手を伸ばしました。ですが、私は…

 

スカイ「私は大丈夫です」

 

私はましろさんの手を取らず、自分で立ち上がりました。

 

五十嵐「…せっかく助けてくれようとしたんだ、手は取ってあげろよ」

スカイ「…必要、ないです。私は、一人でも…!」

ましろ「スカイ…」

五十嵐「…やっぱり、偽善者だな」

スカイ「ッ!」

 

私はまた五十嵐に偽善者と言われ反応し、五十嵐の顔を向いた。すると、五十嵐の顔はどこか諦めたような顔をしていました。

 

五十嵐「お前じゃダメだな…」

スカイ「な、何がですか…?」

五十嵐「…こんな言葉、使いたくなかったんだが…

 

 

 

_お前はヒーローじゃない…お前じゃヒーローになれない

 

 

 

スカイ「………え?」

 

私は五十嵐の言葉を聞いた瞬間、頭の中がメチャクチャになっていくように混乱して、思わず口から言葉が溢れた。五十嵐と会ってから、彼の口から一言も“ヒーロー”と言う言葉を聞いたことがない。言いたくないほど嫌いなその言葉を言った…私がヒーローじゃない、なれないって…

 

五十嵐「今のお前、周りから見たら心配だぞ…素直に助けてもらえばいいだろ」

スカイ「私はこれ以上、出久さんやましろさんに戦いに関わって欲しくないんです!_」

五十嵐「だが周りはお前が心配で関わらずを得ない」

ましろ「…ッ」

スカイ「ッ…私が、二人よりも強くなれば_」

五十嵐「たった一人の力で何が出来る…俺に従いたくないあいつ、そしてランボーグも合わせて3対1、強くなった所で俺も強くなるし数も力量も差は縮まる所か開くぞ」

スカイ「ッ…それでも私は、出久さんやエルちゃん、そしてあなたも助けたいんです!_」

五十嵐「俺は助けて欲しいとは思ってないし、少なからずお前には助けて欲しくない。そもそもお前に人を助けられるのか?ピンチの際は恐怖して動けず、仲間と協力せず一人で戦って傷ついて、それを心配した仲間の手を取らない…もはや邪魔でしかない」

スカイ「ッ…!」

ましろ「………」

 

私の言葉に五十嵐は冷静に言われてしまいました。話を一緒に聞いていたましろさんの反応を見てもわかります。側から見ればこれは、自己中心的な考えです。力も無いのに強がって、怖いのに向かって行って…助けて欲しいのにその手を遠ざけて…

 

スカイ「…私、じゃ…」

ましろ「スカイ…」

スカイ「こんな、私じゃ…ヒーローに_」

?「そんなこと、言わないで…」

スカイ「ッ!」

ましろ「あ!」

エル「えるぅ〜!」

五十嵐「来たか…」

 

私は声がした方を向いた。そしてそこには、プリキュアに変身していた出久さんがいた。

 

出久「…そんなこと、言わないで欲しい」

スカイ「…出久さん…」

ましろ「クラウディ…!」

 

私とましろさんが出久さんの方を向いていると、後ろからランボーグに乗ったカバトンが来ていた。

 

ランボーグ「ランボーグ!」

五十嵐「遅かったな。どうだった、収穫は?」

カバトン「うるさいのねん!それよりも、4匹全員集まってるのねん!」

 

カバトンがそう言うと、ランボーグを動かしながら、

 

カバトン「プリンセスはもらった!」

 

ランボーグを私達に突っ込ませて来ました。私達はランボーグの攻撃で崩れる建物から離れ、細い道に身を潜めた。

 

カバトン「お客様のお呼び出しをいたします。プリキュア様〜…どこだ卑怯者!出てこいなのねん!」

 

カバトンは建物の上から移動して私達を探し始めた。

 

出久「危なかった…二人とも、大丈夫?」

ましろ「大丈夫だけど、クラウディが心配だよ!まだ寝てないとダメだよ!」

出久「そ、それはごめんなさい…で、でも!一緒に戦えるよ!」

ましろ「…うん、そうだね。一緒に戦おう…スカイも」

スカイ「…出来ません」

 

私は地面に座り込んで、俯きながらましろさんの言葉を否定してしまいました。

 

エル「えるぅ〜…」

ましろ「でも…」

出久「…スカイ」

 

出久さんは私にゆっくり近づいて来ました。そして、しゃがみ込んで目線の高さを同じにしました。

 

出久「…なんでか、聞かせてくれない…?」

スカイ「…二人は、私の初めての友達だから」

 

私は出久さんの言葉を聞いて、今まで二人の話せなかったことを話そうと思いました。なぜそう思ったのかは、出久さんの目を見たからでしょうか…

 

 




少しお知らせがあります。もしかしたら近いうちに…映画プリキュアオールスターズに出久達を参加させてみようかと思います!
プリキュアオールスターズFを近々DVDでも買って見ようかと思ったんですが、前のプリキュアオールスターズは見てないなぁって思い、勉強のため一応見てみたら…すごく楽しくなりまして!1日でDXを1〜3まで一気見するとは思いませんでした笑!なお、他作品のプリキュアの知識は皆無(ハートキャッチプリキュア!は好きですが…)なので、特に時間軸とか世界線はハチャメチャになりかねませんが…
頑張って書こうと思うので、ぜひ読んでみてください!
では、また次回!
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