ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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最近の執筆速度が速いと自分自身で思う、そらまめです。
モチベって本当に大事なんだなと気付かされますね。1日ずつ投稿出来そうです…が、流石に1日ずつはこれからもずっとは無理そうなので、次回からは2、3日ペースで投稿していければと思います。早く続き欲しい人はすみません…コラボ案を考える時間が欲しいです!ちゃんと面白く書けるように頑張るので許してください!<◯>
では、今話も楽しんでくださいね!



第19話 気持ち

 

 

出久「…何に使うか、よくわからないね」

ソラ「これもトンネルを繋げるための?」

 

メモに書いてあるものを見てみると、フクロウの羽根とかボタン電池とかが書いてあった。ノートとかも書いてあったけど、まぁこれらはまだ何に使うのかなって想像できそうだけど…マシュマロとかたこぶつとか、食べ物もあった…何に使うか想像できない。

 

女性「ついにパウダーフレグランス、買っちゃったね!」

女性「ハハハ、パフパフしようよ」

ソラ「うん?…わあ!」

出久「ソラさん、どうしたの?」

 

ソラさんが女性達の方を向いたと思ったら、何かを見つけて嬉しそうにしてた。ソラさんが何を見てるのか視線の先を見てみると、前にましろさんに連れて行ってもらったPretty Holicで、窓から商品がいくつか見えた。

 

ソラ「かわいい!こういうの、ましろさん好きそう!」

出久「うん、そうだね」

ソラ「わぁ…ねぇ、ましろさ…あ」

出久「…ソラさん?」

 

ソラさんがましろさんの名前を言うと、どこか寂しそうな顔をしていた。僕はどう声を掛ければいいか悩んでると、

 

?「ソ〜ラちゃん!」

ソラ「はい!?」

 

急に誰かがソラさんに抱きついてきた。誰だろうって思って顔を見ると、

 

出久「あげはさん」

あげは「こんちゃ、いずくん!」

ソラ「あ、あげはさんでしたか…どうしてここに?」

あげは「うん?学校帰りだよ。それよりどうかしたの?なんか浮かない顔してたよ」

ソラ「あ、え〜と…」

 

あげはさんがソラさんに尋ねると、ソラさんは言い淀んでた。でも、あげはさんはそんなソラさんを見ると、

 

あげは「…OK!とりあえず、気分アゲてこう!」

出ソ「「うん?」」

 

あげはさんはそう言いながら、僕達をカフェに連れて行ってくれた。あげはさんが僕とソラさんの分のパフェを買ってくれて、美味しくいただきました。

 

ソラ「はぁ〜…!」

出久「美味しかった…」

あげは「元気出た?」

ソラ「はい!」

出久「…って、僕も食べてよかったんですか?」

あげは「別にいいよ!…それより、まだ悩みが解決してないって顔してる子がいるなぁ」

 

あげはさんがソラさんの顔を覗き込む。僕も隣のソラさんの顔を見てみると、少し曇っていた。

 

あげは「今日はいずくんと二人だけ?」

ソラ「あ、その…ましろさんは今日から学校で…」

出久「今はヨヨさんのお使いに来ていて…」

あげは「ふ〜ん…なるほどね」

 

あげはさんがそう言うと少し前のめりになりながら、

 

あげは「つまりソラちゃんは、ましろんと一緒じゃなくて寂しいんだ?」

ソラ「…え?そう、なんでしょうか」

出久「確かに、いつもましろさんとは一緒だったからね」

あげは「わかるよ、ましろんの優しさってお日様のようなポカポカ陽気みたいでさ。そばにましろんがいないと途端に寂しくなる_」

ソラ「そうなんです!」

 

ソラさんはあげはさんの声を遮るように立ち上がって喋った。

 

ソラ「今日はなんか、いつもと違うなぁって思ってたけど、それはズバリ…3人一緒にいないから…だったんです!」

出久「…え?」

あげは「アハッ…勢い、いいね!よかったじゃんいずくん、ソラちゃんに大切に思われて〜」

出久「あ、あげはさん!?//」

 

ソラさんの言葉が嬉しくて思わず反応したら、あげはさんがニヤニヤしながら僕をからかってきて少し恥ずかしくなった。

 

出久「ちょ、ちょっとお手洗いに…//」

あげは「いってら〜!」

 

僕は恥ずかしさでお店の奥に逃げてる間、ずっとあげはさんはニコニコしながら見ていた。

 

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____

 

 

ソラ「出久さん、急にどうしたんでしょうか?」

あげは「どうしたんだろうね〜」

 

私は何も知らない振りをしながらソラちゃんとさっきの話の続きをした。

 

あげは「さっきの言葉、伝える相手が違うんじゃない?ましろん本人に言ってみたら?」

ソラ「ああ…」

 

私がそう言うとソラちゃんは少し考え事をして口を開いた。

 

ソラ「言えません…ましろさんに言うのは、なんだか照れ臭いですし…」

 

私はこの時、ソラちゃんの言葉に少し疑問を持った。

 

あげは「…あれ?いずくんには聞かれていいの?ましろんと同じ大切に思ってる人でしょ?」

ソラ「…その…//」

 

ソラちゃんはモジモジし始めて、少ししたら話してくれた。

 

ソラ「…い、出久さんには…私の気持ちを聞いて欲しいな、と…//」

 

ソラちゃんはそう言って俯いた…なるほど、でもまだ確定ではないから、ソラちゃんに試しに聞いてみた。

 

あげは「ソラちゃん、いずくんのこと…どう思ってる?」

ソラ「………」

 

ソラちゃんは少し顔を上げて考え始めて、少ししたら口を開いた。

 

ソラ「…わかりません」

あげは「わからない…?」

ソラ「出久さんは私と同じヒーローを目指してる、私の大切な友達だと思っています…ですが最近、と言うより改めて考えると、出久さんと初めて会った頃から何かを感じていて…ましろさんからは感じず、それが何なのかもわからないんですが…嫌な気持ちじゃなくて、逆にいい気持ちだと思います…」

あげは「…強く感じたりすることは?」

ソラ「…出久さんが私のことをヒーローって言ってくれたり、私がピンチの時に助けてくれたり、出久さんと手を握ったりした時、でしょうか…ましろさんのポカポカ陽気とは違う、とても安心するような暖かさを感じるんです…//」

 

ソラちゃんの赤い顔にいずくんとのエピソード…これは確定かな?

 

あげは「ソラちゃん、その気持ちは大切にした方がいいよ」

ソラ「え?あげはさん、この気持ちの正体を知ってるんですか?」

あげは「知ってるかな…でも、その気持ちの正体は自分で探した方がいいよ…きっと、ソラちゃんにとってかけがえのない経験になると思うから」

ソラ「…わかりました、ありがとうございます」

 

ソラちゃん、とてもいい顔になったな。年長者として、カッコいいこと言えたかな?私がそう思ってると、お店の奥の方からいずくんが来てた。

 

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____

 

 

少し気持ちが落ち着いてテーブルに戻った。

 

出久「お待たせしました…ソラさん、顔が晴れてるような気がするんだけど…」

ソラ「え、そうですか?」

出久「あげはさん、ソラさんと何か話してたんですか?」

あげは「さっきの話の続きをしてたんだ」

 

二人はあの後続きを話してて、無事悩みが解決した感じ…かな?

 

あげは「さてと、いずくんが戻ってきたことだし…二人とも、もうちょっと付き合ってよ」

 

あげはさんがそう言うと会計を済ませて僕達をPretty Holicに連れて行った。中に入るとそのまま奥に連れてかれ、化粧品を試せる化粧室まで来た。

 

あげは「すみませ〜ん、こっちで試してみてもいいですか?」

店員「はい、どうぞ」

あげは「はい、そこ座って」

ソラ「はい…?」

 

あげはさんが店員さんに許可を取ると、素早くソラさんを化粧台の前に座らせた。すると、あげはさんは化粧品を選び始めた。

 

あげは「これと…う〜ん、いずくんも選んで?」

出久「ぼ、僕も?…え〜っと、これとかですかね?」

ソラ「あげはさん…私、メークは…」

 

ソラさんがそう言ってると、あげはさんは僕が選んだ化粧品を持ってソラさんの前に行き、先ずは口紅を手に取った。

 

あげは「じっとして」

 

あげはさんは綺麗なピンク色の口紅をソラさんの唇に塗った。ほんの少し塗っただけなのに、印象がすごく変わったように思えた。

 

ソラ「ああ…!」

 

あげはさんはその後も色々な化粧品でソラさんをメークしながら語った。

 

あげは「メークはさ、ただ美しくなれるだけじゃない。ちょっとの勇気が足りない時、力を貸してくれるんだ…フフン、なんつって。アハハッ…!」

 

あげはさんが語り終えると同時に、ソラさんのメークの最後の仕上げ辺りまで終わってた。

 

ソラ「ほわ〜!」

出久「綺麗…」

あげは「仕上げに、もっとキラキラ〜」

 

あげはさんがパウダーフレグランスをソラさんの首に当てると、ソラさんが本当に輝いているように見えた。

 

あげは「…で、どうかな?」

ソラ「すごい…キラキラです」

出久「うん。ソラさん、すごく綺麗だよ」

ソラ「ホ、ホントですか!」

あげは「キラキラって、アガるよね!…まぁ、アガった理由は別っぽいけどね

ソラ「はい!今なら何だって出来そうな気がします!」

 

あげはさんが最後何を言ったか聞き取れなかったけど、ソラさんはあげはさんの言葉に頷いてた。

 

あげは「よ〜し。じゃ、ソラちゃんのさっきの気持ち、ちゃんとましろんに伝えて」

ソラ「はい、いってきます!」

あげは「いってらっしゃい」

 

ソラさんはそう言うとすぐさま椅子から立ち、お店の出入り口まで走って…

 

出久「って、ソラさん!?ちょっと待って!」

ソラ「あぁ!すみません!…あ…」

 

ソラさんはあげはさんの方に戻って来て、頭を下げた。

 

ソラ「あげはさん、ありがとうございました!では!出久さん、行きましょう!」

出久「う、うん!あげはさん、今日はありがとうございました!」

 

僕はあげはさんに挨拶をしてお店から既に出ていたソラさんの後を追って行った。

 

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____

 

 

あげは「ウ〜ン…青春だねぇ…いや、ソラちゃんは春かな?」

 

 




今回、やっと出久とソラの関係が進められたと思います!私、恋愛経験皆無・女心がわからないと決してモテない人ですが、こんな風に気持ちを伝えたいと思える・心が暖まるような相手がいたらないいなぁと考えてます(まぁこれだから恋人の一人もいないんですよね笑(泣))
あと…前々回の後書きで『新技は次々回に』みたいに書いたと思うのですが…次回に出てきます!楽しみにしてた方、すみません!<◯>
では、また次回!
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