ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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前回が単調な回だったので早めに出して刺激を与えたい、そらまめです。
今話はほぼオリジナルで大変でしたが、前話がただ話や現状だけを綴ってる部分が多かったので、早めに投稿して楽しんでもらいたいと思いました!(次回は絶対三日後になると思います汗。偶に2日間になるとでも思ってください)
では、今話も楽しんでくださいね!



第33/DX1編第9話 混ざり合った力

 

 

フュージョン「態々自分達からやって来るとは…手間が省ける」

 

フュージョンはさっき戦った時よりも流暢に話していた。たったそれだけでさらに力を着けてることがわかった。すると、フュージョンから四つの怪物の影と両手にそれぞれ黒いエネルギーと黒いダイヤ状のシンボルを生み出した。

 

ラブ「何あれ!?」

クラウディ「ランボーグ以外の怪物…両手のはアンダーグ・エナジーと何かしらのエネルギー…?」

パイン「あれってナケワメーケの…?」

 

つまり、三人が戦ってる敵のエネルギー…このエネルギーの数、もしかしたらエルちゃん達が…

 

ベリー「シフォンは…シフォンとエルちゃんはどうしたの!?」

フュージョン「シフォン…エル…?あの力ももうすぐ私の物となる…お前達と共にな」

ク,ピ,べ,パ「「「「ッ!」」」」

 

フュージョンの言葉で僕達は少し安心した。

 

パイン「ということは_」

ベリー「シフォン達はまだ飲み込まれてないわ!」

ラブ「シフォン達には指一本触れさせない!」

クラウディ「人で賑わってた街をこんな風にして_」

ク,ピ「「お前/あんたの勝手にはさせない/んだからね!」」

 

僕とピーチがフュージョンに叫ぶと、フュージョンは手に出してたダイヤ状のシンボルを自身の体に飲み込ませてから、自身の体を分裂させて放出すると、ランボーグとは違う怪物が生まれた。

 

ナケワメーケ「ナケワメーケ!」

ラブ「ナケワメーケ!?」

フュージョン「お前達三人の相手はこいつだ…私の相手は_」

 

フュージョンはそう言うと僕の目の前に一瞬にして移動してきた。

 

フュージョン「お前だ」

クラウディ「ッ!?」

 

僕は勘で咄嗟に手を前でクロスして防御の体勢を取った瞬間、僕は後ろの方へ近くにある瓦礫の山を壊しながら吹っ飛ばされた。防御してもダメージも衝撃もすごい、攻撃も見えなかった…

 

ピーチ「クラウディ!?」

ナケワメーケ「ナケワメーケ!」

 

僕を助けるようと走ろうとしたピーチは、ナケワメーケのお腹に着いてるスピーカーから出た音波の攻撃で足が止まった…こいつを僕一人で…

 

クラウディ「グゥッ…フッ!」

 

僕は体を起こしてフュージョンに向かって飛んで行って、その勢いのまま顔目掛けてキックをした。だけど、フュージョンは避けることはせず、頭だけを流動体にしたことで僕のキックは完璧に躱された。僕はこの後もキック、踵落とし、フェイントやパンチなどのラッシュを仕掛けたけど、フュージョンはその場から一切動かずに僕の攻撃を全て避けきった。それどころか、キックした足をフュージョンが腕を枷状にしながら固定して、僕を何度も地面に叩き、最後に地面に投げつけるように思いっきり叩きつけられた。

 

クラウディ「グハッ!!」

ピーチ「ッ!ベリー、パイン!」

ベ,パ「「うん!」」

 

ピーチがナケワメーケに足払いをして、空中に浮いたナケワメーケをベリーとパインがピーチに遠ざけるように吹っ飛ばして、ピーチに近づけさせないように戦った。ピーチは一直線にフュージョンに向かって行って、

 

ピーチ「クラウディを離して!」

 

フュージョンの背中にパンチが入る瞬間、巨大な傘のような物がピーチに直撃して吹っ飛ばされてしまった。

 

ピーチ「キャァッ!?」

ベ,パ「「ピーチ!」」

ナケワメーケ「ナケワメーケ!」

 

ベリーとパインはナケワメーケのパンチを躱して、吹っ飛ばされたピーチの元に向かった。フュージョンから出てきた傘はどんどん伸びていき、最後は本体であろう仮面を着けた怪物が現れた。

 

コワイナー「コワイナー!」

フュージョン「お前達の相手は後だ…」

ベリー「どうしてクラウディだけを先に狙うの!?」

フュージョン「…こいつから、力を感じる」

クラウディ「僕、から…?」

 

地面に叩きつけられて動けなくなった僕はフュージョンの言葉を呟いた。

 

フュージョン「あの時は…シフォンとエル、と言ったか?そいつらと風を生み出す人間から感じる力の方が上だったが、プリキュアとなった今のお前の力はそいつらと同等だ」

クラウディ「僕に、力が…?」

 

フュージョンの言葉を理解出来ないまま、フュージョンの片腕が巨大になっていくのをただ見るだけだった。

 

フュージョン「お前の力、よこせ…!」

ピーチ「クラウディ!!」

 

フュージョンが僕を取り込もうと巨大にした手を伸ばしてきた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒューヒュー

 

 

 

 

すると、僕をその場から動かすように風が吹いてきて、僕はフュージョンから離れられて取り込まれることはなかった。僕は上半身だけでも起き上がらせながら上を見ると、少し息が上がってる五十嵐がいた。

 

五十嵐「ハァハァ…間に合ったようだな」

クラウディ「いが、らし…」

ピーチ「君は…空飛んでた男の子!」

五十嵐「話は後だ、そいつらは俺が引きつけるから本体を_」

 

五十嵐はピーチにフュージョンを攻撃するように言ってると、横からフュージョンが五十嵐を吹っ飛ばした。

 

ピーチ「ふわふわくん!」

五十嵐「グフッ…おい、作戦ぐらいは練らせろよ…?」

フュージョン「必要ない…お前も私の一部となるからだ」

五十嵐「そうか、よ!」

 

五十嵐はフュージョンに向かって風を吹かせたけど、フュージョンは一瞬で五十嵐の背後に回り込んで五十嵐の頭を掴んで投げ飛ばした。

 

五十嵐「グッ!…吹け!アンダーグ・エナジー!」

 

五十嵐は手のひらからアンダーグ・エナジーを生み出して、両腕を広げて構えた。

 

五十嵐「狂・暴風!」

 

五十嵐は腕を交差させながら振り、これで生み出された黒い竜巻はフュージョン目掛けて吹いた…だけど、フュージョンは何もないかのように竜巻の中を歩いて五十嵐に近づいた。

 

五十嵐「…避けるか吸収するかぐらいはしろよ」

フュージョン「これ以上技を取り込んでも意味がない。お前自身を取り込むことでさらに力が身につく」

 

フュージョンは五十嵐の目の前まで立つと、五十嵐の両腕を掴んで拘束して黒い竜巻は消えてなくなった。そして五十嵐の首から上以外を流動体の体で覆われた。

 

フュージョン「さぁ、私の一部となるのだ…!」

五十嵐「ッ…!」

ピーチ「ふわふわくん、ッ!?」

 

ピーチ達はさらに現れたコワイナーも含めて二体の怪物を相手して動けず、僕もダメージがありすぎて立つだけで精一杯だった…

けど、僕の視界の中で徐々にフュージョンに近づく五十嵐を、五十嵐の表情を見て僕は、自分の状態とか体力とか全部忘れて…その場から飛び出した。

 

五十嵐「ッ!?」

フュージョン「…ん?」

クラウディ「…五十嵐を、離せ!」

 

僕は五十嵐とフュージョンとの間にある流動体の塊を下から上に向かって、切るように蹴り上げた。フュージョンと繋がりが一瞬だけ外れたせいなのか…それとも僕が蹴ったことによる衝撃で発生した風のおかげか五十嵐の体から流動体が剥がれた。

 

クラウディ「ハァ…ハァ…ウグッ!?」

 

僕は五十嵐が助かって一瞬安心したら、その場で体中に激痛が走って倒れてしまった。

 

五十嵐「ハァ…ハァ…お前、無茶しすぎだろ…」

フュージョン「…侮れない、ならば…」

 

お互いに倒れてる僕と五十嵐を中心に、黒い影のようなドームが作られて閉じ込められた。

 

フュージョン『ゆっくりと力を貰うとしよう…』

クラウディ「それ、て…どういう、ッ!?」

 

黒い影のドームから黒い布のような物が伸びてきて、僕と五十嵐を背中合わせに拘束してきた。

 

五十嵐「く、また腕を塞ぎやがって…」

クラウディ「このま、まじゃ…え?」

 

僕達は何とか脱出しようと考えてると、僕達の体が地面に出来た黒い液体にどんどん沈み込んでた。

 

クラウディ「このままじゃ…!」

五十嵐「くそ…!」

 

僕達は最後の悪あがきでもがいても布は外れるどころか緩むこともなく、僕達はまるで底なし沼のような液体に完全に沈んでしまった…

 

________________

 

________

 

____

 

 

私達が戦ってた二体の怪物は、流動体になると本体であるフュージョンへ戻っていった。そして、フュージョンの方を見ると黒いドームが出来ててクラウディとふわふわくんの姿が無かった。

 

ピーチ「二人をどうしたの!」

フュージョン「この中で徐々に力をもらう…安心しろ、すぐにお前達もこの中で私の一部となる」

パイン「そんな…」

ピーチ「二人をあんたなんかに渡さない!行くよ!」

べ,パ「「うん!」」

フュージョン「来い…!」

 

私達はフュージョンに向かって行った…

 

 




自分で書いてなんですが情報量が多い多い多い!?フュージョンの強化を見せたいからって、ランボーグですら登場してるのにナケワメーケと映画ですら出てないコワイナーを出したいからって、BURNINGさんの案で実際は五十嵐だけだったのに私が改良した結果出久も一緒に取り込まれることになったからって…あれ、最後のは自業自得だった笑
まぁ、こんな感じで映画でのフレッシュプリキュアとフュージョンの描写はこんな感じで次回は街で集まってく方か、それとも…と言った感じです。楽しみに待っていてください♪(誰からなんと言おうと3日後です!リアルでやることもあるので!)

…実は今回出て来たコワイナー、街中で怪物で溢れるシーンでほんのちょこっと出てきてるんですよね…まぁいっか♪
では、また次回!

〜お知らせ〜
コラボ相手:BURNINGさん
オススメ作品:
『熱き太陽 静かなる雪の輝きに照らされて
 https://syosetu.org/novel/330971/
尊敬する先輩投稿者であり、原作とオリジナルを巧みに組み合わせるすごい投稿者です!ぜひ、読んでみてください!
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