ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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私は意外にも単純な男だと思った、そらまめです。
いいことがあり、そのおかげでまさか数時間、ぶっ通しで書いたら出来た…この調子で毎日投稿したら絶対に体調ぶっ壊れますね♪(次回は流石に二日後ですかね…流石にね?汗)
あと…今話は少しややこしいかもしれませんので、ご注意を…
では、今話も楽しんでくださいね!



第44話 雲と炎

 

 

「…………し…………い、………ディ…」

 

「…を覚ま………ださ…、クラ………!」

 

スカイ「クラウディ!!」

クラウディ「ッ…スカイ…二人共、無事でよかった…!」

プリズム「よくないよ!クラウディが気絶しちゃって…」

あげは「でもよかった、目を覚まして…!」

 

僕は慌てて体を起こして周りを確認すると、心配そうなプリズムにホッとしてるあげはさん、そして…

 

スカイ「よがっだ…目をざまじでくれでぇ…」

クラウディ「スっスカイ!?な、泣かないでぇ…」

 

目に涙を浮かべて今にも泣き出しそうになってるスカイを宥めた。すると、あげはさんがさっきとは打って変わって深刻そうな顔をしだした。

 

あげは「クラウディ、実はあなた達を追ってエルちゃんが家を飛び出しちゃって…そしたら_」

 

あげはさんがそこまで言うと、どこかを見始めた。僕達もあげはさんが向いてる方向をみてみると、ビルの隙間から緑色の光線に吸い込まれてるエルちゃん…そしてツバサくんが見えた。

 

プリズム「エルちゃん!」

スカイ「ツバサくんまで、どうして!?」

あげは「質問は無し」

クラウディ「先に二人を、ですね」

あげは「うん…私に作戦があるの」

 

僕達はあげはさんが言うその作戦を実行するために、近くのランボーグに近いビルの屋上に上がった。

 

あげは「スカイとプリズムをクラウディが蹴り上げる、そしたらプリズムが光の弾でスカイを打ち上げる…これなら、速度も付くし届くと思う」

スカイ「なるほど!それなら_」

?「でも、さっきみたいに空中で動かれたら、さっきの二の舞だ」

 

僕達があげはさんの作戦を聞いてると、離れたところから聞き覚えのある声が聞こえた。そっちを見てみると、やっぱり五十嵐が宙を浮いてた。

 

プリズム「五十嵐くん…」

クラウディ「何か用?」

五十嵐「その作戦じゃダメなんじゃないか、と思ってな。口出ししただけだ」

あげは「も〜、ふうちゃん手厳しいなぁ」

五十嵐「ふうちゃん言うな…」

 

五十嵐はそう言いながらビルの屋上に立った。すると、僕の方をジッと見て何か言いたげな顔をした。

 

クラウディ「…なに?」

五十嵐「いや…なんでもう一回蹴らなかったのかな、と思ってな」

クラウディ「もう一回…?」

 

五十嵐が言ってるのが、さっきの空中移動の失敗について言ってるなら、

 

クラウディ「僕はあの時、ちゃんと空中を蹴ろうと_」

五十嵐「誰が“空中”って言った?」

クラウディ「え?」

五十嵐「…これで、一週間前の貸しは返した」

 

五十嵐はそう言うと、ランボーグに向かって宙を浮き始めた…

 

クラウディ「…僕が蹴ったのが空中、厳密に言えば空気じゃ無かったら…一体何を…あげはさん」

あげは「なに?」

クラウディ「作戦開始は少し待ってください!」

 

僕はそう言いながらランボーグに向かって高くジャンプした。五十嵐の横を通りずぎるように高く飛んでいく。

 

クラウディ(僕が蹴ったのが空気じゃなかったら、一体何を蹴ってたんだ…?)

 

僕は足元を見ながらランボーグに向かって、そしてだんだん速度が落ちてきていつも通り空中を蹴ろうと構えながら、蹴る瞬間を見逃さないように足元をジッと見つめた…そして、さらにジャンプしようとした瞬間…僕の足元に拳くらいの大きさの白い雲が二つ現れた。それを僕が踏んで、ジャンプした…

 

クラウディ(これか…これが僕が空中を移動出来た理由…!でも、それならなんで二回目は出来ないんだ…?)

 

僕はまた速度が落ちてきた時に、もう一度蹴ろうと構えて足元を見てみたけど、今度は白い雲は現れず僕はそのままビルに向かって落ち始めた。

 

クラウディ(どうしてだ、どうして僕は二回目を出せない…)

 

僕はビルに落ちていく間、自分の中で必死に考えた。

 

クラウディ(あの雲がプリズムみたいな僕の能力だったら、自由に出せるはず…なのになんで……自由に、自分の意志でプリズムは色々な大きさの光を出してる…もしかして、自分が空中を蹴ることを意識しすぎたから…だから雲を出そうと出来なかった…?いや、それじゃあ一回目を出せた理由の説明が…)

 

少しずつ僕の考えが纏まってきた時には、もうすぐで僕ビルに落ちるところまで来てた…

 

クラウディ(どうしてだ!?どうして一回目は出せた、どうして…二回目を出せなかったのが意識の問題なら、一回目は意識出来てた…?でも、一回目はそんなに意識…ッ、もしかして_)

スカイ「プリズム!光で足場を作れませんか!?」

プリズム「や、やってみる!」

クラウディ「ッ!!」

 

僕はある考えが一瞬だけ浮かび上がって、それを実践しようとした。僕はビルに着地するように構えて…ビルの屋上に小さい白い雲を二つ出して、それを踏んでジャンプした。

 

スカイ「えぇ!?」

あげは「なに今の!?」

 

僕は飛んだ先にまた白い雲を出して、体の向きを変えて足を先に着けてまたさらにジャンプ…!

 

クラウディ(そうだ、僕が一番最初に空中を蹴った時、あの時は無意識に近かった…!僕が初めて変身した時、足の方が強いと無意識に思ったのと同じように、僕は無意識に足場を出してそれを蹴って移動した…その時の感覚があったから今までも出来た…でも、今度は意識的に空中を蹴ろうとしたから、足場は出来ずに失敗した…これが、空中を移動してたカラクリ、僕の本来の能力…!)

五十嵐「………」

 

僕は空中に足場をどんどん出して空中を移動して、もうすぐでランボーグに届く…そう思った瞬間、横から飛行機のプロペラ音が聞こえたと思ったら、

 

?「ネツボーゾー!」

 

横からその聞き覚えがありそうな声と、赤い炎が同時に迫ってきた…!僕は慌てて目の前に足場を出してその場から離れた。僕は足場を出して空中を移動しながら何が攻撃してきたのかを見てみると、カバトンが生み出すランボーグに似た怪物だった。カバトンと違うのは、体に赤色の線で炎のマークが幾つか描かれてたところだ。

 

ネツボーゾー「ネツボーゾー!」

 

飛行機型のランボーグに似た怪物、ネツボーゾーが今度はどんな攻撃を仕掛けてくるか見てると、

 

ネツボーゾーB「ネツボーゾー!」

クラウディ「え!?」

 

後ろから別のネツボーゾーが来てて、僕は目の前に足場を出さずに落ちるように躱して、すぐ足場を出して持ち直した。

 

クラウディ「ネツボーゾーが二体…_」

五十嵐「いや、三体だ」

クラウディ「え?」

 

五十嵐がランボーグを指差した。僕はランボーグを見てみると、真上から炎を出しながら落ちてくるネツボーゾーがいた。

 

ネツボーゾーC「ネツボーゾー!」

クラウディ「なんで一気にこんなに…!」

 

僕はネツボーゾー達の攻撃をなんとか避けながら、一体ずつ倒すことにした…

 

________________

 

________

 

____

 

 

カバトン「さぁて、行くとするか。我らが暗黒の世界“アンダーグ帝国”へ_」

?「別にお前が行くは必要ない」

カバトン「ッ!どうしてお前までいるのねん、厄介者!」

 

俺はこいつの能力で捕獲した目的をジッと見て、こいつが…と思いながら理由を話した。

 

?「この世界って意味なら、弟の発明…ここにって意味なら、乗り物に乗ってだ」

カバトン「態々何しに…?」

?「弟の活躍を間近で見ようと来ただけだ」

カバトン「…それだけかなのねん…」

?「ああ…だが、今は違う…そいつを俺に渡せ、俺があの人に渡してやる」

 

俺は指差して目的を渡せと言ったが、こいつは目的を腕で隠した。

 

カバトン「ふん!お前なんかにこいつをやるもんか!どうせこいつを手柄に、トップ2の座をいただくつもりなのねん…!」

?「別に座なんてどうでもいい…お前の悪いようにはしないさ、ちょっとゆっくり話そうぜ?」

カバトン「誰がお前なんかと、ッ!?」

 

俺はこいつの目の前で指先に青い炎を出した。すると、こいつはビビって黙り込んじまった

 

?「ゆっくり、話そうぜ?」

カバトン「わ、わかったのねん…」

 

冷や汗をかきながら俺をこのランボーグの中央辺りに連れて、そこで話すことになった。

 

?「お前が捕まえたってことは伝えるさ、だからお前の要望を教えろ」

カバトン「な、なら…約束通りもっと強ぇパワーだ!あと、美味しい食べ物を10年分じゃなくて100年分!厄介者から言ってくれれば、この案は安易に通るはず!あと_」

 

こいつの意味も無い話を聞いてると、後ろの扉がゆっくり開かれて、子供が入り込もうと顔を覗かせ…俺と目が合って慌てふためいてた…

 

 




さて、次回はどういう風にしようかなぁ…一応ですが、ツバサが焼き鳥になるルートはないのでご安心を(このネタ考えた瞬間吹きました笑)
ネツボーゾーの設定、白髪の人と一緒に書くつもりなのでネツボーゾーの設定が欲しい方はしばらくお待ちください…
では、また次回!
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