ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜 作:そらまめ24
やっとここまで書けて感動してる、そらまめです。
やっとです、やっとここまで…この反応でお分かりの通り、今話はあの回です!私も待ちきれないので、早速本編に行っちゃいましょう!(ネタ切れなのは秘密です汗)
では、今話も楽しんでくださいね!
僕は今、カバトンと話をしてる火傷の跡だらけの男と目が合ってしまっています…エルちゃんを助けようとすれば捕まる、今ここから離れようとしても一瞬で捕まる気もする…どうすれば…?
?「………」
すると、火傷の跡だらけの男は外方を向いてカバトンの話を聞いてます…え、どういうことですか?これ、エルちゃんを助けていいんでしょうか…いや、もしかしたら僕を誘うための罠…?
僕は少しの間、罠かもしれないけどエルちゃんを助けるために動くことにした。僕はカバトンにバレないように、こっそりエルちゃんに近づいて、エルちゃんを包んでる泡に触った。すると、簡単に弾けてエルちゃんを助けられた、だけど…
カバトン「ん?」
その際に音が鳴ってしまい、カバトンにバレ…
カバトン「赤ちゃんドロボーッ!」
ツバサ「お前には言われたくない!」
?「………」
僕はカバトンから必死で逃げました。結局、火傷だらけの男は僕に何もして来ませんでした…
________________
________
____
クラウディ「フッ!ハッ!」
ネツボーゾーA「ネツボッ!?」
ネツボーゾーB「ネツボーゾー!」
クラウディ「ッ!?」
しばらくの間、僕とネツボーゾー達との戦いは続いてるんだけど…この新しいランボーグ、普段相手してるランボーグより強い…!
一気に三体と相手してるからなのもあるけど、両翼から放たれる炎攻撃が厄介…ネツボーゾーの体である飛行機の機体がどんな向きでも僕に放てる指向性、炎の出力を調節して壁にように広げたり光線のように一直線に飛ばせる自由さ、そして他のネツボーゾーに当てずに僕だけに当てられる正確さ…これは、一対一でも苦戦する…
一体のネツボーゾーを狙って攻撃すると、別のネツボーゾーが邪魔してくる。しばらくはこれが続いたけど、僕の方が空中での自由が効くから、確実にダメージを与えてる、このままいけば…僕がそう考えてると、ランボーグの円盤にエルちゃんとツバサくんがいた。
ツバサ「さぁエルちゃん、行って」
エル「える!」
ツバサくんはエルちゃんを逃がそうとスリングが浮くのを利用して、ランボーグから離れさせようとしたけど、今この状況だとエルちゃんが危ない…!
クラウディ「ツバサくん!エルちゃんは僕が_」
ツバサ「ッ!出久さん、後ろ!」
ネツボーゾー達「「「ネツボーゾー!」」」
エルちゃんを地上に連れて行こうとすると、ネツボーゾーが並ぶように僕の前を通せんぼしてきた。
クラウディ「どうにかしないと…!」
カバトン「どこだー!」
カバトンの声も聞こえてきた…不味い!
ツバサ「急いで!今出久さんが足止めしてる内に!」
エル「えぇるぅ〜!」
ツバサくんもエルちゃんを離れさせようと急ぐけど、エルちゃんは首を横に振って嫌がる…!
ツバサ「早く!」
エル「えぇるぅ〜!!」
ツバサ「………ッ!」
エルちゃんはツバサくんの言葉を嫌がり続けると、ツバサくんは何か覚悟した顔をして…エルちゃんのスリングにしがみ付いた!?
クラウディ「ツバサくん!?」
エル「えるる…!」
ツバサ「やっぱりスピードが出ない…!」
エルちゃん用のスリングで、それもエルちゃんより大きなツバサくんも一緒じゃ、スピードが全然出てない…
クラウディ「早く助けないと_」
ネツボーゾー達「「「ネツボーゾー!」」」
クラウディ「こっちもやばい…!」
まだネツボーゾーに十分なダメージを与えられてないけど…助けに行かないと!
クラウディ「ひろがる…クラウディスマッシュ!」
ネツボーゾーの一体に向かって蹴りに行ったけど、ネツボーゾーが僕を止めようと炎の攻撃をしてきた。僕はその炎に包まれながらも、炎を抜けてネツボーゾーに技を命中させた…だけど、
ネツボーゾーA「ネツボッ!?」
クラウディ「威力が…」
炎の勢いで僕の技が弱まった…ネツボーゾーを倒すなら炎を放たれても、攻撃を当てられるようにあと一人欲しい…無いもの強請りしてると、ランボーグがゆっくりと移動してるエルちゃんとツバサくんの方へ移動し始めて、それに続くようにネツボーゾーがランボーグに着いて行き始めた…
クラウディ「どうすれば…!」
ツバサ「…エルちゃん、逃げて」
ツバサくんのその言葉が聞こえた、次の瞬間…
エル「えるる!」
クラウディ「ツバサくん!?」
ツバサくんはスリングから手を離して、そのまま落ち始めた…
________________
________
____
ツバサ「結局、飛べなかったな…」
僕は地面に向かって落ちながら、まるで走馬灯を見るように昔の記憶を思い出した。
プニバード『プニバード族は飛べない鳥だぞ!』
プニバード『じゃあ俺は、目からビーム出しちゃおっかな!』
周りから僕の夢を否定されて…でも結局、皆んなの言う通りだった。僕は、空を飛べない…
クラウディ「ツバサくん!!」
出久さん…確か今は、クラウディという名前でしたっけ…あなたはすごいです。僕と同じように周りから夢を否定されても、プリキュアになってその夢に向かって頑張ってる…そんな人に、
出久『ツバサくん…君は、空を飛べるよ』
そう言ってもらえてとても嬉しかった…泣きそうになるぐらい…ソラさんからも応援されて…もし周りに人がいなかったら、思わず泣いてたかもしれません…
ネツボーゾー達「「「ネツボーゾー!」」」
クラウディ「退いて!!」
でもごめんなさい…出久さん、ソラさん、僕は…飛べませんでした…
クラウディ「ツバサく〜ッん!!」
エル「えるぅ〜ッ!!」
僕の落ちていた体が空中で急に止まった…僕の体は紫色の光に包まれてた。エルちゃんの方を見てみると、エルちゃんも僕と同じ光に包まれながら僕に両手を伸ばしてた。
ツバサ「これ…エルちゃんの力なのか?」
僕がエルちゃんの力に驚いてると、ランボーグが僕達の頭上にまで来てた…!
ツバサ「エルちゃん、僕のことはいいから_」
エル「える!えるるぅ!」
クラウディ「諦めないで!」
ツバサ「エルちゃん…出久さん…」
すると、ランボーグからまた緑色の光線が出てきて、エルちゃんを吸い込み始めた…!
エル「える、るぅッ!?えるるぅ!!」
ツバサ「エルちゃん!!」
クラウディ「ひろがる…クラウディスマッシュ!」
ネツボーゾー達「「「ネツボーゾー!」」」
出久さんがエルちゃんを助けようとランボーグ達を倒そうとしてるけど、間に合わない…エルちゃんは、吸い込まれながらも僕を落とさないようにと、エルちゃんの力で支え続けてくれてる…
カバトン『ギャァハハハハ!バ〜カ!そんな脇役ほっといて、一人でさっさと逃げときゃよかったのによ〜、ギャァハハハハ!』
カバトンは拡声器で僕達にも聞こえるように、エルちゃんをバカにし始めた…そんな時、僕の目元に一滴の雫が落ちてきた…エルちゃんが、泣いてる…
ツバサ「…やめろ…エルちゃんを…
笑うなァァァ〜ッ!!」
突然、僕の胸元が光りだした…
________________
________
____
空中で戦えるようになったクラウディをただ見るだけだった私達は、突然街を照らす大きな光を目にして驚きを隠せませんでした…
プリズム「この輝きって…!」
スカイ「プリキュアの、輝き…!」
あげは「うそッ!?もしかして、新しいプリキュア!」
…こうしてはいられません…!
スカイ「プリズム、お願いしたいことがあります!」
プリズム「へ、なっなに?」
________________
________
____
カバトン『う、嘘だろ…あんな脇役が…プリキュアになるってのか!?』
クラウディ「ツバサくん…!」
ツバサ「もし、僕に最期が訪れたとして…その時に思い出すのは、僕を笑った人達の顔じゃない…プリンセス、僕を守ろうとしてくれた、あなたの顔です!」
ツバサくんの胸元の光が徐々に形を変えると、やがて僕達から生まれた物と同じ、ミラージュペンが生まれた。ツバサくんはそのペンを掴む…
ツバサ「でもそれは今じゃない…だってこれからは、僕があなたを守るんだから!」
エル「えるぅ…」
カバトン『させねぇ!!』
カバトンが焦った声を出すと、光線の出力を上げてエルちゃんを一気に吸い上げ始めた…!
ツバサ「プリンセス!」
クラウディ「エルちゃん!」
ネツボーゾー達に通せんぼされて行けない…このままだと…そう思ってると、僕やネツボーゾー達を潜り抜けるようにランボーグに向かう青色の影が見えた…もしかして!
スカイ「ハァーッ!!」
影の正体はスカイだった!スカイのパンチはランボーグの円盤をめり込んで、そのおかげで光線が消えてエルちゃんは自由になった。
スカイ「エルちゃん、今です!」
エル「…ぷいきゅあー!」
エルちゃんが光をツバサくんに向け飛ばして、ツバサくんはその光を掴み取った。光が晴れるとツバサくんの手にはスカイトーンがあった!
ツバサ「プリンセス・エル…あなたの
________________
________
____
ツバサ「スカイミラージュ!トーンコネクト!」
ツバサ「ひろがるチェンジ!ウィング!」
ツバサ「きらめきHOP!」
ツバサ「さわやかSTEP!」
ツバサ「はればれJUMP!」
ウィング「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
________________
________
____
クラウディ「キュア、ウィング…!」
ツバサくん…ウィングはまるで立つように空中に浮いてた。すると、その場からエルちゃんの元へものすごいスピードで飛んだ…!
スカイ「…空を飛ぶ、プリキュア…ッ!ツバサくん、頑張ったね…!」
スカイはさっき家でエルちゃんに見せたような、綺麗な笑顔を空飛ぶウィングに見せた…すると、スカイの円盤にめり込んでた手が離れて落ち始めちゃった…!?
クラウディ「スカイ!」
僕はスカイに向かって飛んで、スカイを抱き抱えた…その時、後ろからネツボーゾーが今にも炎を飛ばそうとしてた…!
ウィング「させない!」
ネツボーゾーC「ネツボッ!?」
ウィングが空中を高速で飛んで、ネツボーゾーの翼を攻撃して阻止してくれた。僕達はプリズムとあげはさんが待ってるビルの上に戻った。ビルの上に着地したウィングは、飛べたことに感動してるのか黙り込んじゃった…そんなウィングを見てると、僕の服を引っ張られる感覚がした。
クラウディ「ん…?」
スカイ「…クラウディ、そろそろ…////」
クラウディ「え…ご、ごっごめん////」
僕はスカイを…お姫様抱っこしてたのを忘れた…僕とスカイはお互いに顔を赤くしちゃった…////
プリズム「ウィング、エルちゃん!」
あげは「やるじゃん、少年!」
僕がスカイを下ろしてると、プリズムとあげはさんが近づいてきてくれた。でもウィングは、まだ感動してたのか何か呟いた。
ウィング「飛べた…」
クラウディ「…飛べたね…!」
ウィング「ッ…はい!」
カバトン『認めねェェェ〜ッ!空が飛べたからって何だってんだ!強ぇのは、この…俺だァァァ〜ッ!』
カバトンの怒りの大きさを表すように、ランボーグの円盤の下にさっきと同じように光を収束し始めた。さっきと違う点は、ネツボーゾーが邪魔されないように光の周りを飛び回り始めた。
プリズム「またあれが来るよ!」
スカイ「もう撃たせません!だって…キュアウィングとキュアクラウディがいるんですから!」
エル「える!」
ウィングはあげはさんに預けたエルちゃんの声を聞いて、エルちゃんの方を振り向いた。
エル「えるる!」
ウィング「…はい、行ってきます…プリンセス!」
ウィングはエルちゃんの応援に笑顔で答えて、ランボーグに向かって飛んだ。僕も後を追うように雲の足場を作って飛んだ。
クラウディ「ウィング、ネツボーゾーは任せて!」
ウィング「わかりました、クラウディ!」
カバトン『来るなら来いやァァァ〜ッ!!』
僕はその言葉に応じるように先に光に近づいた。すると、ネツボーゾー達が僕の前に通せんぼしてきた。
クラウディ「さっきと同じ、向かおうとすれば三体で固まって通せんぼ…でも、その手はもう食わない!ひろがる…クラウディスマッシュ!」
僕は三体の中心辺りに目掛けて技を放った。さっきと同じように炎で威力を弱められたけど、その結果…一体のネツボーゾーのバランスを崩して、それに連動するように他のネツボーゾーの動きも止まった…
クラウディ「今だよ、ウィング!」
ウィング「はい!」
僕は空を落ちるように下がり、ウィングと交差した。
ウィング「一度やると心に決めたことは、絶対に諦めない…それがヒーロー…そう、僕は決めた!プリンセスを守るのは、キュアウィングだァ〜ッ!」
ウィングはネツボーゾーの間を抜けてランボーグに向かって行った。
ウィング「ひろがる…ウィングアタック!」
ウィングの技は収束させた光を打ち消しながら、ランボーグすらも貫いた!ランボーグから煙が出始めて、徐々に高度が落ち始めた。
ウィング「スカイ、プリズム、あとは任せた!」
クラウディ「今回は、二人の技で!」
ス,プ「「はい/うん!」」
エル「えるる!」
エルちゃんの掛け声を合図に、二人はスカイトーンを取り出して、スカイミラージュに取り付けた。
スカイ「スカイブルー!」
プリズム「プリズムホワイト!」
二人は手を繋ぎスカイミラージュを掲げた。ランボーグの頭上に円盤を出現させ、ランボーグを吸い込み始めた。
ス,プ「「プリキュア!アップドラフト・シャイニング!」」
ランボーグ「スミキッタ〜…」
円盤に完全に吸い込まれると、ランボーグは浄化された。そのおかげで、街も元通りになった。ウィングが僕達がいるビルの上に戻ってきた。
スカイ「ウィング!やりましたね!」
エル「えるぅ〜」
ウィング「…はい!」
クラウディ「…残るは、あの三体…!」
僕達は頭上で飛び回ってるネツボーゾー達を見た。すると、ネツボーゾー達にあった赤色の線で出来た炎のマークが、最初見た時と違い線の中が赤色に染まってた。そして、そのマークが完全に染まった瞬間…ネツボーゾー達が一斉に燃え出した…
ネツボーゾー達「「「モエツキタ〜…」」」
浄化された時とは違い、アンダーグ・エナジーを入れられた物も一緒に燃え尽きてなくなってしまった…
スカイ「さっきのは、いったい…」
クラウディ「…わからない…でも、これから用心しないと…」
新たな怪物とプリキュアの登場で、僕達の戦いはこれからも増すのだと予感した…
________________
________
____
?「…ゴミにしては、意外とやるな」
五十嵐「兄さん、来てたんだね」
俺はビルの上で座り込む兄さんを見つけた。
五十嵐「にしても…あれって手加減のつもりだったの?」
?「なにが…?」
五十嵐「一体分のアンダーグ・エナジーを三分かつさせてネツボーゾー化、あれじゃ性能も時間も減るよ」
?「単なる小手調べさ、あいつがあの程度でやられるようじゃ…堕ちてきた後に役に立たない」
兄さんはそう言うと、何を想像したのか面白そうに笑った。
五十嵐「兄さんのやることに文句はないよ…もう帰るの?」
?「あぁ、じゃあれ出してくれ」
五十嵐「へいへい」
俺はポケットからある物を取り出した。それは、一見ただの鏡のようだが真ん中から亀裂が入っていて実用的ではないような物だ。それに付いてるボタンを押すと、世界を繋ぐトンネルが開いた。
?「やっぱり便利だな、“ディープパッド”は…」
五十嵐「ただのミラーパッドの劣化さ、俺がもっと実用化させる」
?「…そうか、期待してるぜ…俺の目的のために…」
五十嵐「あぁ…兄さんの目的のために…」
兄さんはトンネルを通って、アンダーグ帝国へ戻った…
五十嵐「…さてと、なら早々にこれの最後のテストを終わらせないと…」
俺はディープパッドをポケットにしまい、その場を後にした…
今話は原作アニメを見て泣いたので、書けてとてもよかった!オリジナルが入りましたが、流石にクラウディをフリーにすると…キュアウィングが誕生しないケースがアババババ…まぁその結果、設定量が増えましたが♪(これは仕方のない犠牲(私だけ)なのだ…)
では、また次回!