ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

60 / 95

ちょっと最近投稿頻度を維持するのが難しくなってきた、そらまめです。
最近執筆のために睡眠時間減らして書いてるんですけど…そろそろキツくなってきた笑。今のところ週4に投稿できてればいい方なので、週3にしようかと…試験が始まったら!(まだこの投稿頻度でなんとか頑張ります!)
あと、後書きでお知らせありますので、最後まで読んでくださいね♪
では、今話も楽しんでくださいね!



第52話 炎の威力

 

 

男は腕に纏ってた青い炎を消して、青く照らされた白髪を揺らしながら森から出てきた…

 

クラウディ「今のは…“個性”…!?」

スカイ「個性って…もしかして_」

プリズム「超常の世界の人…!?」

 

僕達三人は突然現れた男について困惑してた。だけど、ウィングとあげはさんは違うようで、

 

ウィング「お前は、あの時ランボーグに乗ってた…!」

エル「える…!」

あげは「横浜で私を助けてくれたの、あなたでしょ?」

 

二人どころかエルちゃんも心当たりがあるみたいで、二人はその男に質問してた。それに対して男は、意外と素直に答えてくれた。

 

?「あぁ、乗ってたのも助けたのも俺だ」

あげは「あの時、どうして私を助けてくれたの?」

?「弟が世話になったみたいだからな、礼代わりにな」

あげは「弟くん…?」

 

男が言ってる弟…思いつくのは、一人しかいない…

 

ウィング「それなら、どうして僕をあの時見逃したんですか!?」

?「…あぁ、あの時か」

 

見逃した…?ランボーグの中で何があったんだろう…?

 

?「あのバカに弟が振り回されてたからな、失敗報告をしてやろうかとな_」

カバトン『振り回されてるのはこっちなのねん!!』

 

男が話してる最中、カバトンが男に文句を言い始めた…五十嵐も含めて、仲が悪いのか…

 

カバトン『今回なんて、俺になんも言わずに帰りやがった!』

?「計画話さなかったせいだろ」

カバトン『うるさいのねん!!文句があるなら、お前一人でこいつらをやっつけてみるのねん!!』

?「あぁ。じゃお前はしばらく黙ってろ」

カバトン『ぐぬぬ…!』

 

…カバトンの言葉に、まるで当たり前のように言った…男は倒れてるランボーグに手を伸ばすと、

 

?「燃えろ、アンダーグ・エナジー」

 

一瞬青い炎が出てきたと思ったら、だんだん黒い炎に…いや、炎の形をしたアンダーグ・エナジーを出した。そのアンダーグ・エナジーの形から、本当に五十嵐の兄なんだと思わせた…

 

ネツボーゾー「ネツボーゾー!」

 

ランボーグにアンダーグ・エナジーが集まると、僕は以前戦ったネツボーゾーに姿が変わった。ゴンドラの中に炎が灯って、まるでランタンのようになった…!

 

スカイ「この前の飛行機と同じ…!?」

?「こいつを前回と同じと思うなよ…せいぜい足掻いて見せてくれよ」

ネツボーゾー「ネツボーゾー!」

 

男がそう言って森の中へ歩き始めたと同時に、ネツボーゾーのゴンドラの扉が開くと、僕達に向かって炎が一直線に放ってきた。僕達はすぐにその場から飛んで離れた。僕達には当たらなかったけど、その炎は近くの木々にぶつかり、引火してしまった!

 

クラウディ「マズい!」

ウィング「このままじゃ、森全体に…!」

あげは「…ッ、火事の方は私がなんとかしてみる!だから、皆んなはそっちをお願い!」

プリズム「あげはちゃん!?」

 

あげはさんはそう言うと、ゴンドラ乗り場に向かって登って行った…多分、消化器を取りに行ったんだと思う…それなら、

 

クラウディ「これ以上被害を広げないようにしないと…」

プリズム「でも、どうするの…?」

ウィング「…それなら、あのネツボーゾーの扉を開けられないように出来ませんか?」

 

ウィングが僕達に提案してくれた。

 

スカイ「それなら、私とクラウディで扉を抑えてみましょう!」

クラウディ「うん!やってみよう!」

 

僕とスカイはネツボーゾーに向かって、プリズムとウィングが僕達の援護に回ってくれた。僕とスカイは扉に触れようとネツボーゾーに、足払いや挟み撃ちなどして抑えようとした…だけど、ネツボーゾーはさっきのロープの上で見せたような、軽やかな動きがさらに洗練されていて、足払いの瞬間にバク転、挟み撃ちには宙返りからの僕達を足場のようにして蹴りながらジャンプしたり、体の大きさから想像出来ないほどすごく素早い…プリズムの光弾やウィングのカバーでネツボーゾーの避けた先を攻撃してくれてるおかげで、なんとか追いつけてる状態だ…

 

スカイ「早すぎませんか!?」

クラウディ「この前と状況が逆なのに…!」

ネツボーゾー「ネツボー…_」

ウィング「ッ、また炎が来ます!」

ネツボーゾー「ゾー!」

 

ネツボーゾーの扉が開くと、さっきと同じように一直線に炎が向かってきた。

 

プリズム「ヒ〜ロ〜ガ〜ル〜…プリズムショット!」

 

その時、プリズムが技を使って向かってくる炎を迎撃した。炎と光弾は空中で拮抗して、押して引いてを繰り返した。

 

プリズム「グゥッ…ッ!今だよ、皆んな!」

ク,ス「「ッ!」」

 

プリズムが何かに気づいて呼びかけてくれた。僕とスカイはすぐネツボーゾーの元に向かった。すると、ネツボーゾーは避けるような仕草をしなかった。

 

ネツボーゾー「ネツボ!?」

スカイ「どうやら、炎を出してる時は身動きが取れないようですね!」

 

この隙を逃さないように、僕とスカイはネツボーゾーが開いてる扉を攻撃した。扉は炎を遮るように閉じて、炎の攻撃が止んだ。すると、炎とぶつかってた光弾はそのままネツボーゾーに命中した。

 

ネツボーゾー「…ネ、ネツボー…!」

スカイ「ん?どうしたんでしょうか…」

クラウディ「………」

 

ネツボーゾーは光弾が命中して弱ってたけど、それとは逆に中の炎が勢いを強めてた…まさか、自爆!

 

クラウディ「させるかッ!!」

ウィング「クラウディ!?何を_」

 

僕は急いでネツボーゾーの足元に入って、空に向かって蹴り上げた…そして、僕が予想した通り、ネツボーゾーの扉の隙間から火花のように炎が漏れ出た瞬間、扉や体のガラスを破りながら炎が四方八分に広がり始めた…!

 

クラウディ「…スカイ、プリズム!二人の技で吸い込める!?」

スカイ「やってみます!!」

プリズム「うん!」

 

二人の技なら空中で放つから、森にこれ以上被害は起こらないはず…だけど、広がりの方が早い…!

 

スカイ「スカイブルー!」

プリズム「プリズムホワイト!」

クラウディ「ひろがる…クラウディスマッシュ!」

 

二人の技の準備が終わるまで、炎の勢いをなんとか抑えようと技の衝撃で炎を晴らし続ける…!

 

ウィング「ひろがる…ウィングアタック!」

 

ウィングも横から炎を分散する…その間に、炎の上に円盤が現れた。

 

スカイ「準備出来ました!」

ク,ウ「うん/はい!」

 

僕とウィングはすぐそこから離れると、炎が徐々に円盤の中へと入っていく。すると、炎の中からボロボロのネツボーゾーも一緒に吸い込まれていくのが見えた。

 

ス,プ「「プリキュア!アップドラフト・シャイニング!」」

ネツボーゾー「スミキッタ〜…」

カバトン『まっま、マズい!カバトントン!』

 

炎もネツボーゾーも全て円盤の中に入ると浄化が始まって、無事にネツボーゾーは倒すことが出来た。カバトンも逃げたみたいで、周りの壊された部分は戻った…燃える森を除いて…

 

プリズム「戻らないの!?」

クラウディ「自然現象で燃えてるから、戻らないのかも…!」

ウィング「どうしたら…」

あげは「お〜い!」

 

火事をどうすればと悩んでると、あげはさんが消化器を2本引きずりながら持ってきてた。

 

ウィング「僕が空から奥の方をやります!皆さんは手前を!」

クラウディ「わかった!二人はこの間にもっと消化器を持ってきて!」

ス,プ「「わかりました/わかったよ!」」

 

僕達はあげはさんから消化器をもらい、手前と奥の両側から消し始めた。量の心配もあるから、二人に取りに行ってもらう。これでなんとか消えればいいんだけど…

 

________________

 

________

 

____

 

 

?「あいつら、クズ共にしては中々やるなぁ」

 

クラウディ達が戦っていた位置から少し離れた位置から、空中で爆散した炎を森に被害を与えずに鎮火したのを目撃していた。

 

?「あのバカじゃ失敗続きだろうな…あの人にあのバカについて話しとくか…ッ」

 

男は弟から借りたディープパッドを取り出そうと腕をポケットから出そうとした瞬間、腕が布で擦れたせいなのか腕に痛みを感じ動きを止めた。腕をゆっくり引いて見てみると、腕の皮が爛れていた。

 

?「今回は使い過ぎたからなぁ…冷やしとかねぇと…」

 

すると、男の腕に霜が着き始め、腕を起点に徐々に周りの空気が少し白くなった。

 

?「あぁ…早く見せてやりてぇなぁ、この力…なぁ、お父さん…!」

 

男の口は不気味に口角を上げ、それを隠すように周りの空気は白くなっていく…

 

________________

 

________

 

____

 

 

僕達の行動で火の回りが遅くなって、誰かが通報したのか消化器の中身がなくなったタイミングで消防車が到着した。僕達はすぐそこから離れて、火災が鎮火するのを山頂で見届けた。

 

あげは「皆んな、よく頑張ったね!」

出久「なんとかなってよかった…あげはさんとエルちゃんも無事でよかった」

ソラ「ツバサくん、私達が来るまでありがとうございました!」

エル「えるぅ〜♪」

あげは「少年、カッコよかったよ〜?」

ツバサ「かっからかわないでください!」

ましろ「フフ…そういえば、なぞときの答えって…」

 

ましろさんは何かを見下ろしてた。それは僕達の同じで、視線の先にはさっきまで通ってきた道が、まるで翼の形になってたことに気づいた。色とりどりの花の並びから、虹色の翼になってた。

 

ソラ「虹色の翼がなぞときの答えですね」

出久「いい景色だね」

ましろ「うん」

あげは「ホント…いい景色」

 

僕達はしばらく、この景色を眺めた…

空がだんだん暗くなってきたから、あげはさんの車に戻って、帰ることになった。勿論、なぞときの景品としてエルちゃんが欲しがってたソラ吾郎のクッションに紙製サンバイザー、ノートを受け取ってから。エルちゃんは景品を抱きながら疲れからか眠った。疲れてるのはエルちゃんだけじゃなくて、ましろさんも助手席で、ソラさんは僕の隣で…僕の肩に頭を乗っけて眠ってる…少しずつ慣れてはきてるけど、やっぱりまだ慣れない…//ツバサくんも鳥の姿で僕の頭の上でウトウトしてた。

 

出久「ツバサくん、疲れてるなら寝てていいよ」

ツバサ「…い、いえ…」

あげは「そう言ういずくんも、寝てていいんだよ?」

出久「いえ、僕は…ちょっと、気になることがありまして…」

あげは「…もしかして、あの白髪くん?」

出久「…はい」

 

あげはさんもヨヨさん程とは言えないけど、何かしら察せるみたい…

 

出久「僕と同じ世界から、五十嵐と同じように来た…もしかしたら、嵐で巻き込まれた人全員が、こっちに飛んできてるのかもって…」

あげは「う〜ん、なんとなく話はわかったかな…多分、いずくんの考えは間違ってないかもね」

ツバサ「ぼ、僕もそう思い…スー」

 

とうとう僕の頭の上でツバサくんが寝始めた。

 

あげは「あはは、やっぱり疲れてたんだね…」

出久「…すみません、あげはさん…僕も少し寝ます…」

あげは「うん…皆んな、お疲れ様」

 

あげはさんのその最後の言葉を聞いた後、僕はすぐに意識が落ちた…

 

________________

 

________

 

____

 

 

あげは「…よ〜し、到着っと」

 

私は無事にましろんの家に帰って来れた。私はまだ寝てる皆んなを起こそうと後ろの座席を確認しようとした時、微笑ましいところが見れた。

 

あげは「ッ!…フフ、シャッターチャンス!」

 

私はタブレットのカメラの機能をONにして、後ろの座席にいる二人を撮った。どれどれ、上手く撮れたかなぁ?

 

_タブレットには、出久とソラがお互いの頭をくっつけて眠っていた_

 

私は満足しながら皆んなを起こした。いずくんは案の定、顔を真っ赤にして慌ててた…

 

 




えー、お知らせですが…出久が他作品にコラボしに行きます!コラボ先は以前コラボさせていただいたBURNINGさんの『熱き太陽 静かなる雪の輝きに照らされて』です!以前はこちらに二人オリキャラが来てくれたので、今度は出久が行きますので、お楽しみに!(詳しい日時は決まってませんので、少々お待ちください…)
では、また次回!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。