ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜 作:そらまめ24
最近謎の痛みに悩まされてる、そらまめです。
心臓、というよりは肋が痛む感じがして…という独り言でした(病院に行くお金がガガガ…)これ以上に試験を悩まないと…という独り言以下略(火曜試験が計3限ガガガ…)
自分のことは置いといて、今話からファーストシューズ編…これにプラスしていければなぁって感じなので、お楽しみに!
では、今話も楽しんでくださいね!
僕達とカバトンとの最後の戦いを終えて、ゴールデンウィーク明け登校の次の日、僕達は_
ソラ「ん〜…!!」
出久「おぉ…!!」
ましろ「わぁ〜!!」
ツバサ「あわわわぁ〜…!?」
エル「…えるぅ♪」
家具に手を着けて掴まり立ちからの…エルちゃんの初めての一人歩きの瞬間を見守ってた!初めてだから、家具から中々手が離せずバランスを崩すこともしばしば…
エル「ッ、えるぅ…」
ソラ「エルちゃん!?」
ましろ「頑張って!」
ツバサ「あっ_」
出久「ツバサくん、動画撮ってあげたら?」
ツバサ「は、はい!」
ツバサくんが今にもエルちゃんを支えに行こうとしたから、僕のスマホを渡して抑えた。今回ばかりはエルちゃんが頑張らないと_
ましろ「あ!」
そう考えている間にエルちゃんは、家具からとうとう手を離して…僕達の方へ足を一歩ずつ動かし始めた!
出,ソ,ま,ツ「「「「おぉ〜!!」」」」
ましろ「歩いたぁ!!」
ツバサ「プリンセス…!!」
出久「すごいね!!」
ソラ「ッ…!!」
全員でエルちゃんの成長の瞬間に喜んでる時、後ろの扉が開いた。
ヨヨ「ちょっといいかしら?」
出,ソ,ま,ツ「「「「今はダメェ〜ッ!!」」」」
僕も思わず全員で入ってきたヨヨさんにそう言ってる間、エルちゃんは僕達の家具の間で床に倒れるように座っちゃった…
エル「えるぅ…?」
出,ソ,ま,ツ「「「「あぁ…」」」」
ヨヨ「あ、あはは…」
出久「…あ、さっきはすみません」
ソラ「それでヨヨさん、私達に何か用が?」
ヨヨ「…いいえ、特にはなかったのだけど…話したいことは出来たわね」
ヨヨさんが少し考える仕草をした後、ヨヨさんはエルちゃんを見つめながらそう言う。僕達はツバサくんの部屋からリビングに全員で移った。
ヨヨ「あんよが出来るようになったのね…じゃ、ファーストシューズを買いに行かなくちゃ」
出,ソ,ま,ツ「「「「ファーストシューズ?」」」」
エル「える?」
ヨヨさんはそのファーストシューズについて教えてくれた。
ヨヨ「ファーストシューズ、それはこの世界の素敵な習わしよ。よちよち歩きの記念に靴をプレゼントするの。大切な子供が、無限に広がる世界へ踏み出して行く、その一歩目を祝福する大切な靴なの」
ソラ「とても素敵です!」
ましろ「それじゃ、早速皆んなでエルちゃんにファーストシューズを買いに行こうよ!」
出久「うん!」
ツバサ「それでは、出掛ける準備をしましょう!」
僕達はそれぞれ出掛ける準備をしようと動こうとした時、
ヨヨ「出久さん、少し話したいことがあるのだけど、いいかしら?」
出久「?…はい、わかりました。皆んな、先の準備してて」
ソラ「わかりました!」
三人はそれぞれの部屋に戻ってる間、僕はリビングに残ってヨヨさんからある話を聞き始めた…
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出久さんの準備が終わった後、私達はエルちゃんを連れて早速靴屋さんに向かいました。その間、出久さんは何かを考え込んでました。
ソラ「…出久さん、どうかしましたか?」
出久「え?いっいや、ヨヨさんとの話でちょっと…」
ソラ「そうですか…」
何を話したのか気になりましたが、ヨヨさんがわざわざ出久さんを指名してたので、これはあまり聞かない方が良さそうと思い、これ以上は聞きませんでした。
ましろさんの道案内の元しばらく歩くと、無事靴屋さんに到着しました。
ソラ「わぁ…!」
ましろ「ちっちゃくて可愛いねぇ!」
赤ちゃん用の靴のコーナーをみてみると、色々な種類が置いてありました。
ましろ「えっと、エルちゃんに似合うのは…」
ソラ「これにしましょう!」
私は目に留まった靴をエルちゃんに見せてみました。
ソラ「とっても頑丈そうだし、防御力高そうです!」
エル「える…」
ソラ「ッ!?」
エルちゃんにそっぽを向かれてしまいました…
ましろ「防御力の件はとりあえず置いとこっかぁ…えっと…」
今度はましろさんがエルちゃんに靴を見せました。その間にもう一度靴を…
ましろ「これどう?ほら、ピカピカ光るよ!」
エル「えるっ!」
ソラ「これはどうですか?」
エル「えるぅ!」
この後も私とましろさんは靴を選びましたが…
エル「えぇるっ!!」
ソ,ま「「アハハ…」」
ことごとく全部拒否されてしまいました…
ソラ「メッ!好き嫌いはダメですよ!」
ツバサ「ふぅ…プリンセスは悪くありません…足りていないんです、お二人のセンスが」
ソ,ま「「えッ!?」」
ツバサくんにそんなことを言われてしまうとは…私は来たばかりの時でジャージの件がありなんとも言えませんが、ましろさんはセンスがある方だと思うのですが…
ツバサ「エルちゃんはスカイランド王家のプリンセス、キラキラ輝く一番星、国民のアイドル!そんじょそこらのデザインで満足するはずが…」
ツバサくんは説明してる間にも靴を探し、見つけられたのか説明が途中で終わってその靴を取りました。確かに、私とましろさんが選んだ中ではとても高級そうな感じがします…!
ツバサ「さぁ!お受け取りください、プリンセス!あなたのナイトが選び抜いた、とびっきりの_」
エル「えるっ!」
ツバサ「えぇッ!?」
まさかの私達より早く、拒否されてました…
ソ,ま「「ツバサくん、ドンマイです/だよ」」
ツバサ「なんで僕もセンスが無い感じになってるんですか!?」
ソラ「たった今、エルちゃんに拒否されてましたし…」
ましろ「うん…」
ツバサ「そんなぁ…ッ!!」
ツバサくんが床に座り込んでガッカリし始めました…
ソラ「う〜ん、どうすれば…」
ましろ「…こうなったら、出久くん頼りだよ!」
ソラ「ッ、そうですね!出久さ、ん…?」
出久さんを呼ぼうと出久さんがいる方を振り向いてみると、まだ考え事をしてるのか扉付近でずっと固まってました…もしかして、ついさっきから?
ソラ「出久さん!!」
出久「ッ、なっなに?」
ましろ「出久くんに靴を選んでもらいたいなぁって」
出久「えっ僕が?」
ましろ「もう頼れるのが出久くんだけなの!」
ソラ「お願いします!」
出久「…わかった、選んでみるよ」
出久さんはそう言ってくれて、ゆっくり靴を見始めました。
ましろ「…ねぇ、ソラちゃん?」
ソラ「はい?」
ましろ「頼んでおいてなんだけどさ…出久くんに頼ってよかったのかなぁ…」
ソラ「そ、それは…」
ましろさんの心配はわかります…私と同様、出久さんも文字入りTシャツの件があります…ましろさんが言うには出久さんの服のセンスがアレ?みたいで、今でも私含めて服を買う際にはましろさんに選んでもらってます…出久さんが選んだ服は、どれもいいと思うのですが…
出久「えっと、これなんかどうかなぁ?」
そう考え込んでると、出久さんは選び終わったようでエルちゃんに見せてました。その靴はキラキラした装飾があって、テープが翼の形をしてる全体的に青いカラーリングの靴でした。
エル「えるぅ…」
ましろ「も、もしかして…!」
ソラ「…ゴク」
エル「…えるぅ!」
出久「ダメだったかぁ」
出久さんが選んだ靴も拒否されてしました…ですが、
ソラ「すごいですね!私達が選んだ時はすぐ拒否されましたよ!」
ましろ「うん!実は出久くん、センスがあったんじゃ…!」
出久「靴にはちょっとこだわりがあったからかな」
ソラ「こだわり?」
確か出久さんが持ってる靴は、今履いてる赤いスニーカーと予備で家にある青いスニーカー…こだわりとはいったい…
ましろ「う〜ん、でもエルちゃんが満足するような靴が見つからないね…」
出久「こうなったら、どんどん試していくしかないかなぁ」
ソラ「ッ、そうですね。どんどん選んでみましょう!」
私は一度考えを中断して、皆んなで靴をどんどん選び始め_
ツバサ「プリンセスゥ…」
ましろ「まだ落ち込んでた!?」
る前に、ツバサくんを元気づけましょう…
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ましろ「これが最後の一足だよ…どう?」
僕達はあれからエルちゃんに色々な靴を見せてみた…けど、
エル「えぇるぅ〜!」
出,ソ,ま,ツ「「「「ハァ…」」」」
結果は全部ダメだった…
ツバサ「…他のお店、探しましょうか」
出久「そうだね。ファーストシューズならここで諦めるのはダメだね」
ソラ「エルちゃんのお気に入りが見つかるまで、この街の靴屋さん全部を…いいえ、この世界の靴屋さん全部を周りましょう!」
ましろ「話が壮大になってきたね、終わる頃にはエルちゃん、大人になっちゃうよ?」
エル「…ッ!えるぅ!!」
出,ソ,ま,ツ「「「「ん?」」」」
急にエルちゃんが指で何かを指してた。エルちゃんの指先を追ってみると、
女性「これ、頼むわ」
店員「かしこまりました」
レジで僕達以外の人が会計を済ませてるところだった。それでその人の手元を見てみると、紫色のリボンが着いた可愛い靴が置かれた。
エル「える!えるぅ!」
女性「ん?」
出,ソ,ま,ツ「「「「ッ!?」」」」
僕達は急いで試し履きの椅子の裏に隠れた。
出久「あれがいいの…?」
ソラ「あれは人のです!」
ましろ「別のにしよ、ね?」
エル「えるえるぅ!!」
ツバサ「もうプリンセス、あまり駄々をこねないでください…」
他の人が買おうとしてる物を貰うのは流石に_
女性「どえらい可愛い赤ちゃんやなぁ」
出,ソ,ま,ツ「「「「…わァッ!?」」」」
まさか女性の方から話しかけられた…!
エル「える!えるぅ!」
女性「これ、気に入った?」
ましろ「すみません…!」
女性「…フフ」
エル「えるぅ?」
女性がエルちゃんに微笑みながらしばらく見つめると、
女性「…これ、あげるわ!」
ましろ「え?」
エル「えるぅ〜♪」
出久「でも、いいんですか…?」
女性「遠慮せんでええよ。まだお会計済ませる前やしな」
女性はそう言うとソラさんに靴を渡してくれた。
ソラ「わぁ〜!ありがとうございます!」
女性「こない気に入ってもらえて、靴も喜んでるわ。逆におおきに」
女性はそう言うとお店の扉の方に歩き始めた。
ソラ「ヒーローです、ヒーロー発見です!靴の気持ちまで考える優しさ、それがヒーロー!」
ツバサ「なんでやねん!」
出久「ツバサくん、方言が移っちゃってるよ?まぁ、物を大切にするのは大切だからね」
ましろ「…あの、本当にいいんですか?」
ましろさんが女性にそう言うと、女性は立ち止まった…やっぱりましろさんは、気にするよね…
ましろ「これって、誰かにプレゼントする靴、ですよね…その子ががっかりしたりしませんか?」
出久「あの、僕達は別のお店で探してみるので、これはあなたが_」
女性「いいんよ別に…それに、これでよかったんや」
ましろ「え?」
女性は振り返ることなく、お店から出て行ってしまった…
出久「…これでよかったって…」
ソラ「ッ…」
ましろ「ソラちゃん?」
ソラさんが急にツバサくんに靴を渡して、お店の外に走って行った。ツバサくんに靴を持ってもらって、僕とましろさんがソラさんの後を追って外に出ると、ソラさんは辺りを見渡してさっきの女性を探してた…
出久「…ソラさん」
ソラ「…よかったんでしょうか…」
ましろ「ソラちゃん、ひとまずあの靴は買っておこうよ?あの人に悪いし…」
ソラ「…はい」
僕達はあの女性が渡してくれた靴を買うことになった…だけど、これでよかったとは思えなかった…
ちょっと微妙な部分で終わってしまった…だけど、次回が次回だからここで止めんとあかん…方言が移ってしまった、ってネタ使いたかったけど日常で使っとるからなぁ(大阪出身じゃないのになぁ…なんでだろ?)
次回以降は私が書いてみたかった話がある予定で私も楽しみなので、頑張って書こうと思います!
では、また次回!