ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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最近進みが遅いと自覚している、そらまめです。
ワンピ◯スとかドラゴンボ◯ルみたいに、1話1話の進みが遅くなって参りました…10,000字書いて1週間投稿より、3,000字超え書いて2,3日投稿の方がいい気はするんですが…これは遅過ぎますよね…
投稿遅くてもいいから文字数増やす、もしくは文字数は今のままでいいから投稿早く…皆さんはどちらがいいですかね?(読者様に丸投げ…汗)
では、今話も楽しんでくださいね!



第68話 表と裏

 

 

あげは「…そっか、大変だったんだね…」

 

私達はスカイランドの人達に見送られながら、ソラシド市に戻って来れました。ましろさんの家に着くと、そこには既にあげはさんが待ってました。おそらく、昨日ヨヨさんに連絡した時に呼んでくれたんでしょう…

 

あげは「他の子達はそうでもないんだけど、そのバッタモンダー?とか言うやつ、めちゃくちゃ腹立つんだけど…!」

 

あげはさんに何があったのか話せば、あげはさんの口からそんな言葉が出てきました。あげはさんの言うように、バッタモンダーが私達を貶すようなことを言ってるのに対し、ツバサくんが戦った尻尾の生えた少女や虫のような力を持つ少年、そして私が城の中で会った隈が目立つ少年…彼らはどこか違う気がします…敵というのには変わりないですが…

 

ソ,ま,ツ「「「………」」」

エル「える…」

あげは「…それで、えっと…その…」

 

私達がスカイランドで起こったことを思い出してるせいか、場の雰囲気が暗くなってしまい、あげはさんはどう言葉を紡げばいいか迷ってました…ですが、必ず触れなければいけないことを話し始めました…

 

あげは「…いずくん…どこかに消えちゃった、だよね…」

ソラ「…はい」

 

私は…あげはさんの言葉が真実であると頷きました…正直、まだ私は立ち直りきれていないと思います。今でも出久さんが消えてしまったことを信じられません…ですが、あれは現実に起こったことと頭の中では理解していて…

 

あげは「…私も、いずくんを見つけるのに協力するよ!」

ソラ「…お願い、します…!」

 

ですが、私は出久さんがどこで必ず生きてると、そう信じるために動こうと決意しました…必ず、信じてみせます…!

そう心の中で意気込んでいると、机にカップが置かれる音が聞こえて、音がした方を向くとヨヨさんがお茶を入れてくれてました。

 

ヨヨ「さぁ、召し上がれ」

ツバサ「ありがとうございます…」

ましろ「…おばあちゃん…どうしてカバトンや五十嵐くん、バッタモンダー達がスカイランドを襲うの?街を傷付けて、皆んなの心を傷付けて…酷すぎるよ!」

ヨヨ「そうねぇ…あれから色々調べてみたら、わかったことがあるの」

 

ヨヨさんはそう言うと、私達にミラーパッドを見せてくれました。ミラーパッドに映ってるのは、どこかの洞窟のようですが…人の手が加わってるのかある程度整えられていて…そして、どこか禍々しさを感じます…

 

ツバサ「ヨヨさん、これはどこですか?」

ヨヨ「映っている場所は…“アンダーグ帝国”」

ソラ「アンダーグ、帝国…」

ヨヨ「スカイランドが光だとするれば、アンダーグ帝国は陰…正反対の二つの国は大昔に戦って以来、交わることなく過ごしてきた…なのに、なぜ今になってスカイランドを襲い、プリンセスエルを狙うのか…沢山の書を紐解いても、その答えは見つからなかったわ」

ましろ「そう…」

 

ミラーパッドを見つめながら、敵の正体が分かってもまだ謎は深まるばかり…

 

ヨヨ「でも、一つだけ…王様と王妃様の呪いを解く方法がわかったの!」

ソ,ま,ツ「「「えッ!?」」」

ソラ「ホントですか!?」

 

そう私達が考えてると、ヨヨさんは私達が知りたかった王様と王妃様を助ける方法があると教えてくれました!

 

ヨヨ「ランボーグを浄化した時に現れる“キラキラエナジー”それをミラーパッドに集めれば、呪いを解く薬を作ることが出来るわ!」

ソ,ま,ツ「「「ッ!!」」」

ツバサ「よかったですね、プリンセス!」

ましろ「パパとママを目覚めさせることが、出来るかもしれないって!」

エル「…パパ…ママ」

ソ,ま,ツ「「「うん!うん!」」」

 

エルちゃんに両親を助けることが出来る、そう伝えようとしたんですが…

 

エル「…パァパァァァ…ッ!!マァマァァァ…ッ!!」

ツバサ「プリンセス!?」

ましろ「ごめんね!!エルちゃんにはよくわからないよね…!!」

エル「えるゥゥゥゥゥ…ッ!!」

 

エルちゃんには早かったせいか、大泣きさせてしまいました…

 

あげは「あぁ…よぉし、よぉし」

ソラ「今は、俯いてる場合じゃありません!先ずは、エルちゃんの笑顔を取り戻しましょう!」

ツバサ「はい!」

あげは「あっだったら!子供が喜ぶ、あれしかないでしょ!」

ソ,ま,ツ「「「あれ?」」」

 

その後、私達はあげはさんの提案により…人形劇をすることになりました…

 

________________

 

________

 

____

 

 

五十嵐「…俺に何か用か、虫」

 

俺は台の上で眠ってる奴を見ながらでも、後ろから感じる気配で正体は何となく察した。

 

バッタモンダー「むッ!?…ひ、久しぶりに顔合わせなのにつれないねぇ、No.3の弟さん?」

 

虫のキレた時の粗暴な部分を見せないようにしながら、いつもの上から目線で話すメッキの状態で話を続けた。

 

五十嵐「それで、ただ顔合わせに来ただけじゃないんだろ…」

バッタモンダー「フッ、話が早くて嬉しいよ…これからプリキュアを誘き出すんだ」

五十嵐「…それに、俺も加われと?」

バッタモンダー「僕の目的とNo.3さんの計画は、一致してると思うんだけどねぇ?」

五十嵐「…わかった…だが少し待ってくれ、まだ片付けてない研究があるからな」

バッタモンダー「さすが、アンダーグ帝国研究兼工作員…また呼びに来るから、準備しといておいてね」

 

俺が虫の言葉に頷くと、虫はここから出て行った…さて、邪魔者がいなくなったところで…

 

五十嵐「…フュージョン、そっちはどうだ?」

 

俺がそう言うと、台の上に横たわってる奴の服の胸元辺りがモゾモゾ動き出し、首元からフュージョンが顔を出した。

 

フュージョン「フー!」

五十嵐「大丈夫みたいだな…さて…」

 

俺はフュージョンを手に乗っけながら、横たわってる奴を見やる…

 

五十嵐「…そろそろ、か…機会を慎重に伺わないと…」

 

________________

 

________

 

____

 

 

私達はあげはさんが持ってきた本の中から、エルちゃんが気になった“ももたろう”を題材とした“えるたろう”をやることになり、私達は人形や背景を作って、エルちゃんを楽しませるために頑張って劇をしました!途中、私達のせいでエルちゃんを悲しませちゃったりしましたが、なんとか持ち直し_

 

ソラ「うわァァァ〜ッ!?」

 

たのですが、私が勢い余って舞台を壊してしまいました…

 

エル「える…?」

ましろ「ごっごめんね、エルちゃん…」

ソラ「み、未熟…つい力が入ってしまって…」

エル「える…」

あげは「すぐ直すからね!」

 

私達は舞台を直そうと下に落ちてしまった幕を張り直しました。

 

ツバサ「ほら、大丈夫ですよ!」

エル「える…」

ソ,ま,ツ,あ「「「「?」」」」

 

エルちゃんは自分が座ってるクッションから起き上がると、私達の方へ歩み寄ってきました…

 

ましろ「エルちゃん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エル「…ソリャ」

ソラ「ッ!」

エル「ましお」

ましろ「あ…!」

エル「チュバサ」

ツバサ「ッ…!」

エル「あげは」

あげは「あ!」

エル「…パァッ!!」

 

…エルちゃんが、皆んなの名前を…呼んでくれました!

 

ましろ「エルちゃん…ましろって!」

エル「あぁ…プリンセスが…僕の名前を!」

あげは「…結局、エルちゃんに励まされちゃってるし」

 

結果的に、逆に私達が元気付けられえてしまいました…さっきのこともあって、私達はエルちゃん以上に元気を無くしてしまってたのかもしれません…

 

ましろ「フフ、確かにそうだね」

ソラ「エルちゃんに元気になってほしかったのに…元気が無いのは、私達でした」

ま,ツ「「うん」」

ソラ「ですが、力を合わせれば鬼…じゃなく、バッタモンダーや五十嵐達、ランボーグからエルちゃんを守り抜き、いつか!スカイランドに戻ることも…出久さんを見つけるも出来る!大丈夫です、きっと…!」

 

今度は私達はエルちゃんを元気付けるために、私はエルちゃんを安心させる言葉を叫びました!…最後の一言は、エルちゃんだけではなく、私にも向けてですが…

 

エル「えぇるぅ♪」

あげは「もう人形劇は必要無いみたいね!フフ!」

 

皆んな元気が出てきたところで、ちょうどそこにヨヨさんが部屋に入ってきました。

 

ヨヨ「皆んな、スカイランドから連絡よ」

ソラ「スカイランドから…?」

 

私達は椅子に座ってテーブルにミラーパッドを置いて皆んなで見てみると、映ったのは青の護衛隊や城の兵士…そして、シャララ隊長でした。それだけではなく、アリリ副隊長にベリィベリーさんも映ってました。

 

シャララ「王様と王妃様のことは、そちらのヨヨ殿から聞いた。スカイランドは私達、青の護衛隊に任せて欲しい」

アリリ「城も兵士達と協力し、希望を持って王様と王妃様をお守りする」

ベリィベリー「そっちも、プリンセスを頼んだよ!」

ソ,ま,ツ「「「はい!」」」

エル「えぇるぅ♪」

 

ミラーパッドに映ってる皆さんに私達は元気よく頷き、エルちゃんも皆さんにエールを送りました。

 

あげは「ん?」

 

ここでスカイランドとの通信が切れると同時に、窓の外側が少し騒がしくなりました。あげはさんがいち早く気づいて、窓に寄ってみると沢山の鳥さんがいました。

 

あげは「え!?なにこれ!?」

ツバサ「僕の鳥友達です」

 

ツバサくんはそう言うと、窓を開けて鳥形態になり沢山来た鳥さん達と話し始めました。

 

ましろ「鳥通信…?」

ツバサ「え、公園に!?」

ソラ「ツバサくん、鳥さんはなんと…?」

 

________________

 

________

 

____

 

 

虹ヶ丘家にいた全員は玄関前に集まっていた。

 

ソラ「公園で暴れてる巨大な物、おそらくランボーグです!」

ましろ「早く行かないとだよ!」

ツバサ「ヨヨさん、行ってきます!」

あげは「私も着いて行く!」

エル「える!」

ヨヨ「ソラさん、これを」

ソラ「ミラーパッド…」

 

ヨヨはランボーグが暴れていると思われる公園に向かう五人を少し引き留め、ソラにミラーパッドを渡した。

 

ヨヨ「浄化した時に現れるキラキラエナジーに鏡の面を向ければ、自動的に回収されるわ」

ソラ「ありがとうございます!それでは、行ってきます!」

 

ソラ達は急いで公園へと向かい始めた…

_その時、誰も気づくことはなかったが…ミラーパッドの鏡面が、薄らと緑色に輝いていたことに…_

 

 




今話は私の得意技『原作まんまの流れはある程度ぶつ切り』を使いまして、飛ばしました!…出久がいないから、ねぇ…(早く帰ってきてェェェ…ッ!!)ですが、今後はおそらくオリジナル展開を含ませられそうなので、飛ばさなくなる…と、いいなぁ(希望的観測で汗)
では、また次回!
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