ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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ブランクが結構キツい、そらまめです。
二日で投稿しようとしたら、執筆が中々…前みたいに二、三日投稿を使い分けるのが少しキツいかと…まだ長期休暇中ですが、三日間投稿とさせていただきたく思います…誠に申し訳ございません…
では、今話も楽しんでくださいね!



第73話 知らない一面

 

 

ましろ「ハァ…ハァ…あッ!?」

ランボーグ「ランボー…グッ!!」

一般人「「「「ウワ/キャァァァァァッ!?」」」」

 

私達は叫び声が聞こえた方に急いで走って行くと、河川敷で両手に魚を掬う…タモ網?を持った釣り竿のランボーグが巨大な釣り針を振り回して暴れてた!しかも、何人か逃げ遅れてる…!

 

バッタモンダー「…お、やっと来たみたいだねぇ」

ましろ「バッタモンダー!」

 

近くの橋の上で高みの見物をしてるバッタモンダーがいた…と思った瞬間、真横から爆発音と衝撃が来て、勝己くんがバッタモンダーに向かって行ったのがすぐにわかった。

 

勝己「オラァッ!!」

バッタモンダー「ッ!?」

ランボーグ「ランボーグ!」

 

勝己くんがバッタモンダーの目の前まで行けたけど、ランボーグの巨大な釣り針を勝己くんに向かって投げてきた…勝己くんはそれをすぐに気付いて、空中で体を捻って位置をズラして、針が体の横に通るようにしちゃった!

 

勝己「ボサッっとしてねぇでさっさと動けやッ!!」

ましろ「ッ、ごっごめん!!」

 

私は急いでポケットからスマホを取り出して、ソラちゃん達に連絡した…何コールかすると、電話が繋がった。

 

ソラ『はい、もしもし_』

ましろ「ソラちゃん、すぐに来て!!ランボーグが暴れて_」

 

私が今の状況を伝えようとした瞬間…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BOOM!!

 

 

 

 

勝己くんが真上に物凄い爆発を起こしてた!

 

勝己「場所伝えんなら、これが手っ取り早ぇ…!!」

ランボーグ「ラ、ランボ…」

 

位置を知らせるのと一緒に、ランボーグを上空に吹き飛ばしてた…超常の世界の人って、個性って凄いって改めて思う…って、こんなこと考えてたらまた勝己くんに怒られちゃう!電話はソラちゃんが切ってるから、位置はわかったはず…私はスマホをしまってミラージュペンを取り出して構えた。

 

ましろ「ヒーローの出番だよ!」

 

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ましろ「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

ましろ「ひろがるチェンジ!プリズム!」

ましろ「きらめきHOP!」

ましろ「さわやかSTEP!」

ましろ「はればれJUMP!」

プリズム「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

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________

 

____

 

 

プリズム「ハァーッ!!」

 

私はちょうど勝己くんから離れた位置に落下したランボーグに目掛けて、光弾を連射すると…ランボーグは持ってるタマ網で私の光弾を全部取られちゃった!?

 

プリズム「そんな…!?」

ランボーグ「ランボーグ!」

プリズム「ッ…キャッ!?」

 

私が呆気に取られてると、ランボーグは一つのタマ網を振って中の光弾を私の投げ返して来た!私はそれを慌てて横に飛んで回避…だけど、光弾の一つが足に当たってバランスを崩しちゃった…すると、ランボーグは振ってない方のタマ網を構え始めた!

 

プリズム「ッ!?」

ランボーグ「ランボー_」

勝己「よそ見すんじゃねェッ!!」

ランボーグ「グッ!?」

 

ランボーグがタマ網を振る瞬間…勝己くんがランボーグの手に向けて爆発させて、タマ網を地面に落とした…すると、落ちたタマ網の向きがちょうどランボーグに向いてたから、

 

ランボーグ「ボボボッ!?」

 

光弾が溢れ出るようにランボーグに全部当たって吹っ飛んで、近くの看板に激突しちゃった…

 

バッタモンダー「なにやってんだ!!そんな奴ら、さっさと…、ッ!?い、いやぁ、弱者の浅知恵もやる時はやるようだねぇ_」

勝己「ぶっ潰す…!!」

バッタモンダー「ッ…!?」

プリズム「おっ落ち着いて、勝己くん!」

バッタモンダー「…ま、まぁ威勢が良いのはいいことだ…ただし、それがいつまで続くかな?」

プリズム「へ?どういう_」

バッタモンダー「ランボーグ…あそこと、あそこを狙え」

 

バッタモンダーは二つの場所を指した…そこにはここから離れようと道を走ってる親子と、近くに生えてる木の後ろに隠れてる女の子だった…まさか!?

 

ランボーグ「ラン…ボーッグ!!」

プリズム「ッ、ダメェッ!?」

勝己「ッ!!」

 

ランボーグは巨大な釣り針を振り回しながら、さっき激突した看板を掴んで隠れてる女の子の方に、振り回した釣り針を親子の方に投げ飛ばした…!勝己くんは看板を追うようにその場を爆発させた…私も釣り針に向けて両手を伸ばした…だけど、釣り針を狙おうとしたら、その先の親子に当たる可能性が_

 

勝己「撃てッ!!」

プリズム「ッ!?」

 

私が一瞬親子に当たるかもって躊躇ってると、勝己くんからそう言われて、私は思わず光弾を一発撃てった…私の心配とは裏腹に、光弾は吸い込まれるように釣り針に向かって飛んでくれた。これなら大丈夫!…そう思ってると、横から黒い紐が私の光弾に巻き付いて地面に落とされた…!?

 

?「…さすが風磨、使いやすいなぁ」

プリズム「あっあなたは…あッ!?」

 

黒い紐の先を見てみると、そこにはラソ山で戦った火傷の跡が酷い男性…私がその人に気を取られてたせいで、釣り針は邪魔がないからそのまま親子に向かっちゃう…!!

 

プリズム「も、もう一発_」

?「撃たせるとでも?」

 

私がもう一度撃とうとすると、男性は私に向かって黒い紐を振ってきた…!すぐに光弾を撃たないと撃てなくなる、だけど慌てて撃ったら当たらなくなっちゃう…どうしよう…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ス,ウ「「お待たせしました!!」」

 

 

 

 

そう声が聞こえると、黒い紐は私の目の前に降りて来たスカイが紐を掴んで、釣り針はあげはちゃんとエルちゃんを降ろして来たウィングが蹴り飛ばしてくれた…すると、後ろから爆発音が聞こえたから見てみると、焼け焦げながら散らばってる看板の中心に勝己くんが立ってた…親子と女の子は、無事…よかったぁ〜…

 

プリズム「ありがとう、スカイ!プリズム!」

スカイ「間に合ってよかったです!…ん?」

?「………」

バッタモンダー「おや?No.3さんが珍しくミスを…?」

 

私がスカイと話してると、男性は五十嵐くんの時のようにスイッチを押して、スカイに巻き付けた黒い紐を戻しながら、バッタモンダーの方に歩き始めた。

 

バッタモンダー「弟さんは?もしかして、この前の戦いで怖気_」

?「まだ羨ましがってるのか、ワーストNo.1」

バッタモンダー「ッ!?」

 

バッタモンダーのいつもの嫌味を男性はそう言って静かにさせちゃった…

 

ランボーグ「ランボーグ!」

勝己「おいッ!!来たんならさっさと戦えや!!」

スカイ「ッ、そうでした!」

ウィング「スカイ、プリズム、避難完了です!」

スカイ「ありがとうございます、ウィング!行きましょう、プリズム!」

プリズム「うん!」

 

スカイの言葉を合図に、一緒に勝己くんが抑えてくれてるランボーグに向かって飛んで、

 

ス,プ「「ハァッ!!」」

ランボーグ「ランボ_」

勝己「おまけだァッ!!」

ランボーグ「ランボ…ッ!?」

 

釣り竿の竿部分を一緒に蹴り飛ばして、その後に勝己くんが倒れるランボーグの顔に向けて爆発を起こして追い討ち!

 

プリズム「ウィング!」

スカイ「今です!」

ウィング「“ひろがる…ウィングアタック!”」

 

私達の言葉を合図にウィングが技で、ランボーグに向かって行く…!

 

ランボーグ「スミキッタ〜…」

スカイ「ミラーパッド!」

 

ランボーグに技が当たって、浄化が無事終わるとスカイがミラーパッドを取り出して、浄化の時に出て来たキラキラエナジーを集め始めて、鏡の面に映るハート型の瓶がまた少し溜まった!

 

スカイ「OK!」

 

回収が終わると、壊れてる部分も直った…看板が焼け焦げてる以外は…

 

あげは「やったやった〜!」

エル「える〜!」

あげは「さすがプリキュアとかっちゃん!_」

勝己「俺をその名で呼ぶなッ!!アゲ女ッ!!」

バッタモンダー「おい!そこの外野_」

勝己「上面野郎は引っ込んでろッ!!」

バッタモンダー「ッ!?」

 

勝己くんはバッタモンダーの言葉を遮ってまで、あげはちゃんに文句を言い始めちゃった…

 

あげは「ダメ?かっちゃん_」

勝己「俺をそう呼んでいいのはデクだけで十分なんだよ…!!」

あげは「も〜、ふうちゃんもかっちゃんも釣れないよね〜_」

勝己「だ・か・ら…!!」

プリズム「おっ落ち着いて、勝己くん…!!」

スカイ「けっ喧嘩はいけません…!!」

 

今にもあげはちゃんに迫りそうな勝己くんを私がお腹に腕を回して、スカイが前から肩を押して抑えた…!勝己くん、プリキュアじゃないのに、抑えるので精一杯だよ…!

 

バッタモンダー「…おい!!お前ら!!俺の話を遮るな!!」

勝己「だから引っ込んで、ムグッ!?」

プリズム「ごっごめんね、勝己くん…」

 

バッタモンダーが我慢の限界が来て、勝己くんがまた静かにさせようとしちゃうから、思わず口を塞いじゃった…ごめんね…

 

バッタモンダー「スー…そこに立ってる外野さん、言っとくけどまだ僕は全然本気出してないからね…?」

あげは「…負け惜しみってカッコ悪いよ?」

バッタモンダー「なッ!?」

?「フ…」

バッタモンダー「何笑って、ッ!?…No.3さん、どうかしましたか?」

?「…いや、どこまでいってもワーストNo.1だな、と思ってな」

バッタモンダー「は…?」

 

男性はそう言い残すとその場から歩いて離れて行っちゃった…なんだろう、今日のバッタモンダー…いつも以上に大変、まぁ自業自得だけど…

私がそう考えてる間、バッタモンダーは肩を震わせながらこっちを見て来た。

 

バッタモンダー「…ッ、次は覚悟しとけよ!!」

 

バッタモンダーはそう言うと指を鳴らして、姿を消した…

 

プリズム「…ワーストNo.1ってどういう_」

勝己「ほおほおはあへあ…!!(そろそろ離せや…!!)」

プリズム「あ、ごめんね!」

 

私はすぐに勝己くんの口から手を離した…すると、少し睨んでくるとすぐに普通に戻った…よかったぁ…私は安心しながら変身を解いた…

 

________________

 

________

 

____

 

 

ソラ「………」

 

私達はバッタモンダーとの戦いの後、今日の出久さん探しはここまで、というあげはさんの言葉に従って家に帰ってます…河川敷を歩いてる間、私は戦う前のツバサくんとあげはさんの言葉…

 

ツバサ『家事に関しては自分から手伝いにいったり…』

あげは『エルちゃんが満足するまで遊んであげたり…』

ソラ「………」

 

そして…私達が河川敷に着いた時の勝己さんの…女の子を守るための動き…

 

ソラ「…勝己さん」

ましろ「ん?」

ツバサ「ソラさん…?」

あげは「お?」

エル「…?」

勝己「…あぁ?」

 

私は、気付いたら勝己さんに話しかけていました… 言わなきゃ、と思ったからでしょうか…私が立ち止まったから、この場にいる全員が立ち止まってくれました…ここで言わないと…!

 

ソラ「…勝己さん…ずっと当たりが強くて、すみませんでした…」

勝己「…んなことかよ」

ましろ「勝己くん…?」

勝己「…テメェの言う通りだった…そんだけだろ…」

 

言う通り…?

 

ソラ『あなたが今まで行ってたことは、私の夢をバカにしたあの人達と何にも変わりません…そちらの世界での、(ヴィラン)と同じです』

ソラ「あ…」

 

勝己さん…もしかして、ずっと引きずって…?

 

ソラ「…あの時の言葉、訂正させてもらいます…あなたは(ヴィラン)ではありません…私達と同じ、ヒーローです!」

勝己「………」

 

勝己さんは何も言わず、ただ歩き始めました。私達も置いてかれないように歩き始めました。

 

ソラ「…ちゃんと、謝れたのでしょうか…」

あげは「ちゃんと出来たと思うよ?」

ソラ「あげはさん…?」

あげは「かっちゃん、雰囲気が少し柔らかくなった感じがするよ?」

ソラ「…そうでしょうか?」

 

私には、いつも通り…いえ、いつも以上の怒気が感じられます…!勝己さんは顔を後ろに向かせながら、睨んできました…あげはさんを…

 

勝己「その名で呼ぶなって、言ったよなァ…ムゴッ!?」

ましろ「か、勝己くん!」

ツバサ「落ち着いてください!」

 

勝己さんがまたあげはさんに文句を言おうとしたら、ましろさんとツバサくんに抑えられました…さっきも思いましたが、私達が抑えようとした時、無理矢理振り解こうとしませんでした…本当は、優しいんでしょうか…

 

ソラ「…あげはさん、ありがとうございます」

あげは「ん?私、何にもしてないよ?」

ソラ「私と勝己さんを別々に行動させたのは、私に勝己さんの知らない一面を教えるためですよね…?」

あげは「ありゃ、バレちゃったか〜…かっちゃんの前だと、絶対邪魔されると思ったからね」

ソラ「現在進行形で抑えられてますけどね…」

勝己「いいあえん、はあへあ…!!(いい加減、離せや…!!)」

 

勝己さんの、しっかりした一面…子供に優しい一面…知れて、よかった…

 

ソラ「あげはさんはすごいですね、私達の関係をよくしてくれて…」

あげは「まぁ、今度あるかもしれないからね、こういう噛み合わないことが…」

ましろ「今度…?」

ツバサ「何かあるんですか…?」

 

勝己さんが落ち着いて、二人が抑えるのをやめると私達の話に興味を示して来ました。

 

あげは「…実は、今度保育園で実習なんだ!」

ソ,ま,ツ「「「…えッ!?」」」

あげは「二人を仲良くさせられた今、今まで以上に自信を持って望めるよ!楽しみすぎる〜!」

 

あげはさん、夢に向かって進んでる…!!

 

ましろ「あげはちゃん、頑張って〜!!」

ソ,ツ「「うん!!」」

あげは「もっちろん!…アゲアゲで行くよ〜!」

勝己「………」

 

私達はあげはさんを頑張って応援しようと思いました…!!

 

________________

 

________

 

____

 

 

五十嵐「…おかえり」

?「…ただいま、風磨」

 

研究中、兄さんがディープパッドが開いたトンネルから出て来た…

 

五十嵐「ごめん、俺の代わりに行ってもらって…」

?「いや、面白いものが見れた…で、そっちはどうだ?」

五十嵐「あぁ…」

 

俺の手元にはこいつが持ってたペンといくつかのアイテム…そして、そのアイテムにピッタリ嵌められそうな黒色のプレート…

 

五十嵐「これを使えば、やっと…こいつも…こいつの__________も利用出来る…」

?「…で、あのクズの方は?」

 

クズ_青髪の捕獲の件…あの人からの直々のお願いだったなぁ…

 

五十嵐「…なら、試験的にこいつを使うのは…?」

?「………」

 

兄さんは俺は指差す横たわる男…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑谷出久を見て…口角を上げた…

 

 




やっと二人の関係をよく出来た…かな?
あと、読んでお分かりの通り…体育祭は先送りです!理由としましては…出久とソラ、どちらかがどちらかにバトンを繋ぐの、見たいですよね?(私は見たい…切実に)
あとですねぇ…サブスクでプリキュアオールスターズFが観れるようになってました!!…正夢だ、とも思いました(夢で“見たかった映画が見れるようになって大喜びした私”を見ました…夢ってすごいね♪)
では、また次回!
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