ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜 作:そらまめ24
UA30,000突破&評価バー赤化、そらまめです。
前回に引き続いて、嬉しいお知らせです!皆さん、読んでくださってありがとうございます!これからも頑張っていこうと思います!…毎度言ってるような〜?(まぁいっか☆)
あと、75話で質問コーナーやろう!って話になってたんですけど…全然集まらなかったので、前書きに唯一集まったものに返答させてもらいます!
Q.出久ことキュアクラウディはスカイ以外との連携技を使えるようになりますか?
A.その予定です!名前はまだ決まっておりませんが…募集するかも♪
では、今話も楽しんでくださいね!
あげは「は〜い、ちゅうも〜く!皆んながプリキュア達にお手紙を書いてくれたから、プリキュア達から…皆んなにお返事が来ました♪」
園児達「「「「わぁ〜い!!」」」」
私はましろん達が書いてくれたお返事を、一人一人に渡していく!渡された子供達はすんごい大喜び♪かっちゃんにも手伝ってもらいたかったんだけど…皆んな泣いちゃうかもしてなかったからお願い出来なかったんだよねぇ、あはは…
勝己「…おい、俺いる意味ねぇよな…?」
あげは「まっ待って!?このあと、大事なお願いがあるから!!」
勝己「…早よしろや」
あげは「さすがかっちゃん♪_」
勝己「だから言うんじゃねェッ!!」
私はなぜか怒ってるかっちゃんを無視して、キュアウィングが好きなたけるくんにお返事を渡すとすぐ読み始めた!
たける「『さいきょうめざしてがんばってね!キュアウィングより』やったぁ〜!!」
喜んでくれてよかった…さて、
あげは「まいちゃ〜ん、おいで〜?」
まい「ッ…」
かっちゃんが好きな女の子、まいちゃん(キュアイーグレット/美翔舞とはただの同名)を手招きしながら呼ぶと、察したのか恐る恐る両手を後ろに隠しながら来てくれた!
あげは「さぁてかっちゃん、大事なお願いがあります!」
勝己「だからァ…ハァ、なんなんだ?そのお願いってのは…?」
なぜか呆れてるかっちゃんを放っておいて、私の目の前に来てくれたまいちゃんをかっちゃんの前に立たせた!
あげは「まいちゃんから、渡したいものがあるんだよね?」
まい「ッ、う…うん」
勝己「………」
かっちゃんはその場にしゃがみ込んで、まいちゃんと目を合わせたまま静かに待つ…まいちゃんはモジモジしながらも、後ろに隠してた手を前に出して、手に持っていたお手紙をかっちゃんに見せた。
まい「…よ、読んで、ください…!」
勝己「………」
かっちゃんは前に出されたお手紙を受け取ると、広げて中の文字を読み始めた…そういえば、まいちゃんが何書いてるかあんまり見れてないや…私はそぉー…っと見ようとしたら、お手紙を畳んでポケットに仕舞われちゃった…かっちゃんは仕舞い終わると、立ち上がりながらまいちゃんを見続けた…
勝己「……返事は待ってろや…」
まい「ッ!…はい!」
あげは「へぇ、お返事書いてくれるんだ〜?」
勝己「うっせぇ…!」
また不機嫌になっちゃった…だけど、よかった〜まいちゃんが喜んでくれて!
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ソラ「…楽しそうですね…ウズウズ」
ましろ「行っちゃダメだからね…?」
ツバサ「僕達はここで二人を見守るのが今日の目的ですよ?」
エル「みまもりゅ!」
ソラ「はいぃ…」
ソラちゃんは地面に両手を付けて項垂れちゃった…今私達は、お外で遊んでるあげはちゃん達を見てる。あげはちゃんは両手に動物の大きな手袋を嵌めて、子供達と追いかけっこをしてる…あ、あげはちゃんにパンチをしに行ったのがたけるくんかな?
ツバサ「そうですそうです、恐れずに戦いに行くことが、最強への第一歩です…!」
ましろ「ツバサくんが師匠キャラになっちゃった…あれ、そういえば…?」
私はあげはちゃんと一緒に子供達と遊んでるはずの勝己くんが見当たらない…私は保育園全体を見渡して探してみたけど、あげはちゃん以外に身長は高い人が_
ツバサ「あ…ましろさん、あそこ…見てみてください…」
ましろ「あそこ?……あ…」
私はツバサくんが指差した場所を見てみた…そこには、子供達に馬乗りされてる勝己くんの姿が…顔が下を向いてるからわからないけど、多分…顔が恐ろしいことに…そう心配してると、勝己くんの頭の前に気弱そうな女の子が心配してる仕草をしてた…
ましろ「あの子があげはちゃんが言ってた、まいちゃん…かな?」
ツバサ「勝己さんを心配しに行くとは_」
ソラ「中々度胸がありますね!」
ツバサ「あ、復活した」
ソラちゃんはまいちゃんをジッと見つめた…
ソラ「勝己さんは普段から怒ってる感じなのに、よく近付いていけますね…」
ましろ「…多分、子供達の方が人を見る目があるんだよ…勝己くんは優しいって…」
ツバサ「それでもですよ…僕、最近やっと怖くなくなってきたばかりですよ…」
ソラ「私もです…子供達は、怖いもの知らずですね!」
私達は子供のすごさを感じた後、子供達が保育園の中に戻るまで見守り続けた…
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あげは「はへぇ〜…満たされる…♪」
私は職員室の机にうつ伏せながら、この疲労感が私の心を満たしてくれてる…赤ちゃんのオムツ替え、子供達のごはんに、庭園の水やり…大変だけどすっごく楽しい!まぁかっちゃんは…常に不機嫌そうだったけど…オムツ替えの時はおっしこ掛けられちゃったり、ごはんで遊び始めて服とか汚されたり、ホースでイタズラされてびしょ濡れに…今は休憩中の代わりに遊んでる子供達を見てくれてるんだけど、あとでちゃんと謝ろうかなって思った…
私がそう考えてると、職員室の扉が大きな音を立てて開けられてびっくりした!
あげは「へ!?…あぁ、かっちゃん、か!?」
誰が開けたのか見てみると、かっちゃんだったから安心しようとした瞬間、右手で何かを掴み上げてた…
たける「お、おろせ!わるいやつめ!」
怒ってるたけるくんだった…それと、左手には涙目のまいちゃんの右手が繋がれてた…どういうこと?
あげは「かっちゃん!?これどういうこと!?」
勝己「…喧嘩してたんだよ、こいつらが…!」
かっちゃんは詳しく説明してくれた…どうやら、たけるくんが横入りした男の子をぶとうとしたみたい。それを見たまいちゃんが二人の間に入って、そこから二人が喧嘩し始めた…と、
たける「悪い奴がいたからやっつけようとしただけだもん!」
まい「…ヒグ…い、痛いの、ダメ…お話で、仲良く…!」
二人はそれぞれ自分の気持ちを伝えてくれた…
あげは「そっか…たけるくん、ぶつのはさすがに良くないなぁ。まいちゃんみたいに話し合いで_」
たける「僕最強になるんだもん!プリキュアみたいに悪い奴をやっつけないと!」
あげは「確かに、悪いことはダメだよ。だけどね…」
私はたけるくんの手を握って、私が思ってることを伝えた…
あげは「最強になるために大事なのはさぁ…先生は、やっつけることじゃなくて、助けることだと思う」
たける「助ける?」
あげは「今はいないけど、助けるために戦ってるプリキュアもいるんだよ?」
たける「…ッ!もしかして、緑色のプリキュア!?」
勝己「ッ…」
たけるくんの言葉にかっちゃんが反応したけど、私はそれに気付かずに話を続けた。
あげは「そうそう♪」
たける「…なんで今はいないの?」
あげは「え!?え、えっと…と、遠いところで修行中なんだよ!だから、いつか戻って_」
たける「プリキュアなのに弱っちいなら、間違ってるよ!僕正しいもん!!」
私の説明が不味かったせいか、たけるくんは私の手を振り払って、玄関の方に走り始めちゃった…!
たける「あげは先生は、最強じゃないもん!!」
あげは「たけるくん!!ごめん、かっちゃん!まいちゃんをお願い!」
勝己「…あぁ」
私はそう言って任せながら、たけるくんを追いかけた…
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勝己「………」
まい「…勝己、さん…?」
勝己はまいの右手を握ったまま、たけるの言葉を思い出してた。
たける『もしかして、緑色のプリキュア!?』
勝己「…あいつ…知られてたのかよ…ヒーローみてぇに…!」
勝己は超常の世界にいる、街の人達に認知されているヒーローと…プリキュアとなって戦っていた出久を重ねていた…勝己はまた…いや、
まい「…勝己さん、どこか、痛い…?」
勝己「…なんでもねぇ…戻るぞ」
勝己はまいにそう言うと、まいの手を引っ張って教室に戻ろうとした…しかし、勝己は手を引っ張られている感覚を覚えた…握られてる手の方を見てみると、まいが勝己のことをグイッグイッ!と引っ張っていた。
勝己「…なんのつもりだ…?」
まい「あげは先生とたけるくんが、心配…一緒に、来て…?」
勝己「なんで行かなきゃいけねぇんだ…?」
まい「…放って、おけない、の…!」
勝己「ッ…!?」
勝己の目には、一瞬…まいが幼い頃の出久に見えた…別に顔にそばかすがあるわけでもないし、髪が深緑色の癖っ毛でもないのに…この時は、まいが…出久に見えた…
勝己「………ヒョイ」
まい「わわ!?」
勝己「歩いて行くと遅ぇ…行くぞ」
まい「ッ、うん!」
勝己はまいの返事を聞くと玄関の方に急いだ…
今回“も”勝己が不憫だった気が…まぁ、いっか♪あげはの覚醒は次回かな…?小説のタイトルを見ればわかると思います!(今までも覚醒回は“空と雲”、“光”、“翼”という名前)
では、また次回!