ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜   作:そらまめ24

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休暇を取ろうか悩みましたが一日遅れで投稿、そらまめです。
学校の教授に医学に詳しい方がおり、その方と相談し体調を整えてました…結果、遅れました…誠に申し訳ございません…
皆様も体調にお気をつけくださいね。私も私の友達も体調崩し始めたりしてますので…あと、私と同じ不眠な方は鶏や豚、野菜などを取ることをおすすめします(なんの話?)
では、今話も楽しんでくださいね!



第79話 暗がり

 

 

ソラ「……ンン…ここは…」

 

私は目を覚まし、上体を起こしながら辺りを見渡してみると…自分の部屋で、自分のベッドの上で眠っていました…

 

ソラ「確か、私は…保育園で戦っていて…それで_」

ましろ「途中で倒れちゃったんだよ」

ソラ「ッ、ましろさん…!」

 

私が何があったか思い出そうとしてると、制服姿のましろさんが朝ごはんを持ちながら入ってきました。

 

ましろ「おはよう、ソラちゃん。朝ごはん持ってきたよ」

ソラ「朝ごはん…私、昨日のお昼頃から朝までぐっすりだったんですね…」

 

私が寝てた時間で頭を悩ませてると、ましろさんは苦笑いしながらも机の上に朝ごはんを置いてくれました。

 

ましろ「ずっとお腹空いてたと思うから、お粥とか果物とかを持ってきたよ」

ソラ「ありがとうございます」

ましろ「今日は学校お休みしてた方がいいかな?」

ソラ「そうですね…今日は一日大人しくしていようかと」

ましろ「うん!じゃおばあちゃんに伝えてくるね!」

ソラ「はい…!」

 

私は部屋から出ようとするましろさんを見て、ふと思ったことを聞こうとしました。

 

ソラ「あっあの、ましろさん…いずk_」

ましろ「あ!食べ終わったら食器は下に持って行ってね!」

ソラ「ま、ましろさん…いz_」

ましろ「い、今着てる服、昨日からずっと着てるのだから、すぐにお着替えしてね…!」

 

なんだろう…ましろさんが無理矢理に話を終わらせようとしてる気が…

 

ソラ「…スー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ましろさん!!出久さんは!?」

 

 

 

 

ましろ「………」

 

ましろさんは私が諦めず聞いてくるため折れたのか、私の方へ振り向き…顔を横へ振りました…

 

ソラ「…出久さんは…また、いなくなってしまったんですね…」

 

トンネルを通って行く出久さんの姿…意識を失った時の夢だったら!…と、思ったのですが…

 

ましろ「うん…ソラちゃんが気を失うのと同時に…勝己くんがすぐ飛んで行ったんだけど、閉じられちゃって…」

ソラ「…そう、ですか…」

 

…助けられなかった…届かなかった…私の拳は……

 

_私の、好きっていう気持ちは…_

 

ましろ「…ソラちゃん…明日、必ず助け出そうよ!」

ソラ「あし、た…そういえば_」

?『こいつを取り返したかったんなら、二日後にまた遊ばせてやるよ…今度は、完璧な状態でな?』

ソラ「と、言ってましたね…ですが、完璧な状態というのは…」

 

先日の出久さん…プリキュアになっていないのに、ウィングの意識を一瞬で無くしバタフライのバリアを割ることが出来る力、勝己さんの懐に一瞬で入れる速さ…私達と同じかそれ以上の強さ…あれで完璧ではない…?

 

ソラ「…助けられる…でしょうか…?」

ましろ「…私も、昨日の出久くんを見て、そう思っちゃった…ソラちゃんは特に、だよね?だって、ソラちゃんの出久くんへの気持ちは、人一倍強いから…」

ソラ「…はい…正直、あの時動けたのが…奇跡だと思います…シャララ隊長の言葉を思い出したおかげで、動けましたが…あの時戦っていた出久さんが、偽物だったとしても…戦えてませんでした…」

ましろ「………」

 

ましろさんは部屋に出るのをやめると同時に、私の方へ近付いて私の手を握ってくれました…

 

ましろ「…ソラちゃん…出久くんと、戦える…?」

ソラ「………」

 

私はましろさんの言葉に…黙ってしまいました…だって…出久さんと…好きな人と戦うって…!でも…助けるためには…戦わないと…!

 

ソラ「…ましろさん…学校に、行っててください…」

ましろ「ソラちゃん…?」

ソラ「…少し、考えさせてください…」

ましろ「…うん…じゃ、行ってくるね…」

 

ましろさんは今の私を心配しながらも、私の言葉通りに学校へ行くために部屋から出て行きました…私は扉が閉まり切るまで見届けた後、ベッドに背中から倒れました…

 

ソラ「…いったい…どうすれば…」

 

私は考えが止まらない頭の額に右手の甲を置き、ただ天井を眺めました…少しすると、話していて気付かなかった果物のいい香りがして、お腹が空いていたのを思い出しました…

 

ソラ「…ひとまず、食べましょう…」

 

私は少し重い体を起こしながら、机に近付くと…あることに気が付きました…私はその気付いたものに手を伸ばし、手に取りました…私が手に取ったものは…少し黒色になってる、私のミラージュペンでした…

 

ソラ「これは…出久さんが言ってた…」

 

以前出久さんが、親のことで悩んでた時にペンが自分の気持ちに比例するようになってた、と…そして、さらに比例するようにプリキュアの力も弱体化した、と…

 

ソラ「…そんな……どうすれば…」

 

私は椅子に腰を下ろすことなく、ベッドにもう一度横になることもなく…ただ、その場でヘタリ込むだけでした…

 

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____

 

 

ライカ「ねぇねぇ♪今日は何して遊ぶ♪」

レイ子「そうねぇ…」

鱗「ネタが尽きてきた気がする…」

兜「リーダーからの命令が無いからね…人使もしばらくリーダーの方で何かしてる見たいだけど」

透「いつ動くのかなぁ…計画ってあとちょっとだよね?」

 

以前、スカイランドを混乱させた超常の世界の人達…今は、待機命令で暇を持て余している状態だった…今までは…

 

?「あぁ、明日で計画は完了だ…」

兜,鱗,レ,透「「「「ッ!?」」」」

ライカ「リーダー!人使お兄ちゃん!」

 

五人の前に五十嵐の兄と人使が歩いて来ていた。ライカ以外は驚いていたが、ライカは嬉しそうに人使に抱き着き尻尾をブンブン振りだした。

 

人使「…兜、鱗、明日リーダーと一緒に行け」

兜「計画完了ってことは…戦うんだね」

鱗「私達に任せておきな!」

透「ねぇ!?私は!?」

 

自信満々な二人を羨ましがったのか、透が人使に聞くが、

 

人使「透は城での出来事を考慮して待機」

透「そんなぁ…!!」

 

即答で透は城でのエルの誘拐を行えなかったことを言われては、言うことを聞くしかなく周りからは見えないが項垂れていた…すると、次にレイ子が人使に聞いた。

 

レイ子「なら私は?戦闘が出来ない訳ではないわ」

人使「レイ子は俺と同じ、()()()力を上手く使いこなせていない点で待機」

レイ子「…わかったわ」

 

レイ子は顔を暗くさせながらも、理由に納得したのか引き下がった。

 

ライカ「私はお留守番?」

人使「戦闘出来ない奴に戦闘はさせない。ライカも待機だ」

ライカ「はぁ〜い…」

 

ライカはつまんなそうに耳を垂れさせ、項垂れている透に抱き着いた。

 

ライカ「一緒にお留守番してようね、透お姉ちゃん?」

透「うぅ、ライカちゃんが優しいぃ…」

?「じゃ、行くぞ」

 

透がライカを抱き返している間、五十嵐の兄は兜と鱗を連れて行こうとしたが、

 

レイ子「リーダー、計画完了後はどうするの?」

 

レイ子から一つの質問を聞き、足を止めた…五十嵐の兄はただ一言だけ返した。

 

?「…目的を達成させる」

レイ子「…わかったわ」

 

レイ子は五十嵐の兄の答えに、さらに顔を暗くしながら納得した…五十嵐の兄はこれ以上質問が来ないことがわかると、そのまま二人を連れて歩いて行った…

 

レイ子「…ライカ、ボードゲームで遊びましょうか」

ライカ「え!やったぁ〜♪じゃ、持ってくるね♪」

透「ライカちゃん、一緒に取りに行こっか!」

ライカ「うん♪」

 

ライカは透と嬉しそうに手を繋ぎながら、何処かへと歩いて行った…

 

レイ子「…ライカだけでも、助けられないかしら…」

人使「無理だろう。リーダーの目的から外されたとして、あの人の実験台になるのがオチだ」

レイ子「…せめて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目的で死ぬ寸前まで、楽しく過ごさせたいわね」

 

 

 

 

人使「…所詮、無理な話だ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達が(ヴィラン)である限り…(ヴィラン)の駒である限りはな…」

 

 

 

 

起こりうるであろう未来に、レイ子はライカの安否と自分達の不安を抱き、人使はただ自然と“決まっていたことだ”という風にライカ達を待っていた…

 

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____

 

 

ヨヨ「…おはよう、ソラさん」

ソラ「おはようございます…」

 

私は食べ終わって空になった食器をキッチンに持って行くと、リビングに座っていたヨヨさんと挨拶を交わしました。

 

ソラ「…ツバサくんとあげはさん、エルちゃんは?」

ヨヨ「ツバサさんはエルちゃんと研究室、あげはさんは保育園の実習へ」

ソラ「勝己さんは…あっちの世界で学校ですよね…」

 

私は食器に水を張った後、ソファーに腰を下ろしました。

 

ソラ「…ハァ…」

ヨヨ「どうしたのかしら?」

ソラ「…私…いったい、どうすれば…」

ヨヨ「…出久さんを助けたいのね…」

 

以前からもそうですが、ヨヨさんは最初から何もかも見据えている気がします…

 

ソラ「…はい…ですが…助けたいのに、戦いたくない…その迷いのせいで、弱くなってしまいました…」

ヨヨ「…弱くなった、という意味を正しく理解することは出来ないけど…ソラさんは十分強いわ…もし必要なことがあるとしたら_」

ソラ「あると、したら…?」

ヨヨ「…頼ることかしらね。あの時のように…」

 

ヨヨさんはそう言いながら、リビングから出て行ってしまいました…

 

ソラ「…頼る…」

 

ヨヨさんはいったい、誰に頼るべきだと言ったのでしょうか…ましろさん達…?いえ、以前からずっと頼りっぱなしだと思いますし…では、誰でしょうか…

 

ソラ「…ずっと考えてて頭が…少し気分転換しましょう…」

 

私はテレビのリモコンを操作して、電源を入れました…時間帯が朝だったのでニュース番組でしたが、テレビからは軽快な音楽が流れてきて、テレビの中にいる()()()()()()()()()()()()が歌って踊るシーンを…

 

ソラ「………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あァ〜ッ!!」

 

 

 

 

私は急いでスマホを取りに自分の部屋に戻りました…

 

 




次回…かなり大変なオリジナルだぁ…新学期始まったばかりでよかったと思う…体調も少しずつですがよくなっているので、次回は3〜4日に投稿したいですね。
では、また次回!
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