ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜 作:そらまめ24
体調不良と戦いながらなんとか書けた、そらまめです。
徐々に体調が回復していって、今度こそは!…と思いましたが、本当に申し訳ございません、まだ3〜4日投稿が…もう少しで投稿開始1周年なのにぃ…体調回復に尽力しないと…
これからも頑張りますので、暖かい目で見守ってください…今回はまた脳内イメージを頑張って文字にしました。読み辛い部分があるかもしれませんが、その場合はコメントなどで教えてください!
では、今話も楽しんでくださいね!
鱗「…ふぅ、これだけ暴れたら来るよね?」
兜「一般の方には申し訳ないけどね…」
尻尾で壊した車を撫でる鱗と上裸の状態でシャツを腕に抱える兜、この二人はソラシド市の道路で何台かの車を壊していた。車のボンネットに太い一筋の跡があるのは、鱗が壊したのだろう…しかし、
鱗「さすがに走行中のトラックを止めるのはどうなの?」
兜「燃やした車に突っ込ませるのはどうかと思って…」
兜は申し訳無さそうに頭を抑えながら、兜が止めたという…車の正面に穴が上下に二つ出来ており、トラックがアコーディオンのように凸凹になって止まっていた…
鱗「ま、兜を見て皆んな逃げてたし、いいんじゃ_」
勝己「いいんじゃねぇか…邪魔が入らなくてェッ!!」
鱗,兜「「ッ!?」」
BOOM!!
勝己「…チッ、テメェはちゃんと虫かよ…!」
兜「バッタモンダーさんに失礼では…?」
勝己の不意打ちの爆発は、兜が一瞬で近づき鱗を抱いて離れたことで無傷に終わった。その際、勝己はさっきまでの黒髪の姿とは違う、金髪に額と胸から伸びる角、背中に広がる虫特有の羽を体に収納…なかったかのようになっている姿を見て考えた。
勝己「…髪が黒から金…頭と胸に角…テメェの個性はヘラクレスか…そっちの女はただ尻尾が生えるだけ…そっちは没個性か…」
鱗「没個性って言わないでもらえる?これでも鱗が生えてるだけ、普通とは違うんだけど…!」
鱗は兜から降りながら、没個性という言葉に反応し尻尾を撫でながら勝己に文句を言う…
勝己「どうでもいい…テメェらをボコれば、デクが現れんのか、あァッ!!」
兜「デク…彼か、もうすぐで会えると思いますよ…他のプリキュアさん達が来てくれたら_」
ソラ「勝己さ〜ん!!大丈夫ですか〜!?」
勝己「遅ぇぞお前らッ!!」
兜「おっと、言ったそばから…ん?」
二人は勝己が怒りながら向いた方を見た…そこには、20人近くの少女達が走って来ていた。
ツバサ「ッ、あなた達は!?」
うらら「なんで裸!?//_」
りん「いや下着てるから!!」
舞「尻尾が生えてる…?」
なぎさ「勝己達と同じ感じ?」
少女達は超常の世界の住人である二人の姿を見てそれぞれ色々な反応を示す中、鱗が体を震わしていた…
鱗「ちょっと…聞いてた話と違うんだけど!?」
兜「まぁ、役目は変わらないので大丈夫_」
鱗「どこが!?聞いてた人数の四倍って!?」
兜「…リーダーなら」
ソラ「出久さんはどこですか!?」
鱗が現状を理解し切れずパニックになり、兜が落ち着かせようとするとソラに割り込まれてしまった…
兜「…着いてきてくださればわかりますよ…鱗、行きますよ」
兜は話を一度終えると、背中に虫の羽を出現させると少女達から離れるように飛んで行った…
咲「すごっ!ちゃんと羽なんだ…!」
鱗「へ?…ちょっと、待ってよ!!」
鱗は自身の尻尾を地面に叩き付け、その勢いで飛び上がり兜を追いかけて行った。
勝己「逃すかッ!!テメェらはすぐ追いついて来い!!」
なぎさ「さっきから口悪すぎない!?」
ソラ「すみませんがそういう人なんです!」
ましろ「そんなことより早く追いかけないと!」
少女達はましろの言葉に頷き、去って行く二人を追いかける勝己を追いかけて行った…
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ソラ「ハァ…ハァ…勝己さん?」
私達は勝己さんが起こす爆発音を追いながら進むと、そこはソラシド市でかなり大きい倉庫でした。倉庫の扉の前には、隙間を作ってそっと顔を覗かせて中を覗く勝己さんがいました。
勝己「遅かったじゃねぇか…」
美希「あなたが早いだけよ…中の様子は?」
勝己「中央で堂々と待ってやがる…!」
私達も相手にバレないように見てみると、倉庫と言うには物があまり無く、見晴らしがいいため勝己さんが言うように先ほど逃げて行った…確か、鱗と兜という名前でしたか…その二人が中央で待ち、彼ら以外に人影はありません…
こまち「罠じゃないかしら?」
ほのか「可能性は高いんだけど…」
あげは「ここで待ってても何も起こらないし、私達が来たらいずくんが出てくるかも!」
くるみ「今は彼らに利用されてるなら、人数不利だとわかってたし潔く出してくれそうね…」
勝己「奴らをボコれば出てくるだろ、どっちみち…!」
ソラ「…では、行きましょう…!」
私が先頭に立ちながら言い、皆さんが頷いてくれたのを確認して…
ドンッ!!
扉を勢いよく開け全員で中に入って行く!中にいた二人は音に驚いて少し動きが止まってる間、私達は二人の前に立ちました…
兜「…来たようだね」
鱗「20人相手に勝てるの?」
勝己「ならさっさと、デク出しゃいいだろ…!?」
ソラ「今度こそ、出久さんはどこですか!?」
私は二人に向けてそう叫ぶと、
?「ここにいるぜ…!」
帰ってきたのは別の人の声でした…声がする方を向いてみると、唯一物が積まれていた場所から人影が四人…火傷跡が目立つ男性、そして…
ツバサ「バッタモンダー…!」
ましろ「五十嵐くん…!」
ソ,勝「「出久さん/デク…ッ!!」」
出久さんは以前の戦いの時と同じく、目に光がなく絶望したような目をしていました…3人は中央にゆっくりと兜達に近付きながら、男性は私達に話しかけて来た。
?「そいつら、横浜にいた奴らだろ?嬉しいねぇ…手間が省けて」
うらら「き、傷が…」
男性の両腕や両頬にある痛ましい火傷跡に恐怖してる人がいるなか、男性がその頬を動かし口角を上げながら言った…
?「こいつを試すにもちょうどいい…頼むぞ?」
バッタモンダー「はいはい、わかってますよ…いいんだよね?」
五十嵐「あぁ…フュージョン!」
ソラ「ッ…!?」
五十嵐の口から、私達が以前横浜で倒した…今までの戦いで一番苦戦したと言っていいほどの敵の名が、聞こえました…すると、出久さんの胸元辺りの服に膨らみが出来ると、その膨らみが首元に移り…襟から独特の形の何かが…いえ、表面の質感からわかりました…
少女達「「「「フュージョン!?」」」」
五十嵐「あぁ、お前達に浄化された…いや、浄化されそうになったと言うべきか?体の大半を消されながらも、まだ生き残ってたから捕まえてたんだ」
祈里「そんな…!?」
五十嵐「安心しろ。あの時みたいな強大な力はもう無い…お前達の浄化のせいで、取り込むことは出来なくなったみたいだ」
かれん「取り込むこと、は…?」
五十嵐「察しがよくて助かる…おい、虫」
バッタモンダー「やっと出番か…カモン、アンダーグ・エナジー…!」
バッタモンダーが指を鳴らし、アンダーグ・エナジーを出現させると…フュージョンが出久さんが持っているスカイトーンに触れながら、アンダーグ・エナジーを吸収し始めました…これは、いったい…?
五十嵐「フュージョンは吸収したありとあらゆるものを自身の力として取り込むことは、お前達のせいで出来なくなったが…吸収したものを組み替える能力が残ってた。吸収したものを自身の力に出来たのもそれだな」
ソラ「…ッ!?それって…!?」
私はフュージョンが触れているスカイトーンを見てみると…徐々に、私が持っているミラージュペンと同じように黒く…いえ、それ以上に黒く、スカイトーン特有のマークが見えないほどに、漆黒と化しました…
ひかり「なんてことを…」
?「これで完成した…アンダーグ・エナジーとプリキュアの力を宿す兵器…
ダークプリキュアだ…!!」
のぞみ「ダーク…プリキュア…!?」
出久さんはフュージョンが触れていたスカイトーンを手に取ると、懐からミラージュペンを取り出しました…こちらも、私と同じくらい黒くなっていました…
?「…変身しないのか?お前達の準備が終わるまで待っててやるよ_」
勝己「そんな呑気に待ってられっかよ…!!」
勝己さんが爆発を起こすと、出久さんに向かって一直線に飛んで行きました…しかし、勝己さんは空中で倉庫の壁に叩きつけられ、そのまま外に放り出されてしまいました…!?
兜「邪魔しちゃダメだよ…鱗、ここはお願い」
鱗「わかったわ」
兜が背中に羽を出すと一瞬で外に出て行きました…これは…
ましろ「…ソラちゃん…!」
ソラ「…はい…皆さん、変身です!」
少女達「「「「うん!!」」」」
私達はそれぞれアイテムを構えました…私は私自身の体で後ろの人達に隠しながら…
_ですが、一人だけ…私に話しかけてきたましろさんに見られていたことに、気付くことはありませんでした…_
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な,ほ「「デュアル・オーロラ・ウェーブ!」」
ひかり「ルミナス・シャイニング・ストリーム!」
咲,舞「「デュアル・スピリチュアル・パワー!」」
の,り,う,こ,か「「「「「プリキュア・メタモルフォーゼ!」」」」」
くるみ「スカイローズ・トランスレート!」
ラ,美,祈,せ「「「「チェインジ・プリキュア!ビートアップ!」」」」
ソ,ま,ツ,あ「「「「ひろがるチェンジ!」」」」
ブラック「光の使者!キュアブラック!」
ホワイト「光の使者!キュアホワイト!」
ルミナス「輝く命!シャイニールミナス!」
ブルーム「輝く金の華!キュアブルーム!」
イーグレット「きらめく銀の翼!キュアイーグレット!」
ドリーム「大いなる希望の力!キュアドリーム!」
ルージュ「情熱の赤い炎!キュアルージュ!」
レモネード「はじけるレモンの香り!キュアレモネード!」
ミント「安らぎの緑の大地!キュアミント!」
アクア「知性の青き泉!キュアアクア!」
ローズ「青いバラは秘密の印!ミルキィローズ!」
ピーチ「ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ!キュアピーチ!」
ベリー「ブルーのハートは希望の印!つみたてフレッシュ!キュアベリー!」
パイン「イエローハートは祈りの印!とれたてフレッシュ!キュアパイン!」
パッション「真っ赤なハートは幸せの証!うれたてフレッシュ!キュアパッション !」
スカイ「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
プリズム「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
ウィング「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
バタフライ「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
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?「…壮観だなぁ…こんなにクズ共が揃うなんてな…」
男性は私達のことを見ながらそう言うと、出久さんに向けて口を開きました…
?「お前も…変身しろ」
出久「………」
出久さんは男性の言葉を聞くと、ゆっくりとペンとスカイトーンを構えました…
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出久「スカイミラージュ…」
出久が持っていたミラージュペンはいつものように羽部分を広げ、マイクのような形になったが、取って部分の色は普段の薄いピンク色ではなく、黒みがかった灰色に近い色になっている…それだけではなく、
出久「トーンコネクト…」
出久がスカイミラージュに黒くなったスカイトーンを嵌めると…羽部分が黒く侵食されるかのように変わっていった…
出久「
スカイミラージュのマイク部分に映るカラフルなはずの『CLOUDY』の文字は、CとYが黒色、Lは深緑色のまま、Oが緑色、Dが灰色に浮かび上がる…
変身する際の背景は、いつもの宇宙空間のようなもの…ではなくなっており、緑色のマークは消え、ドーム状に繋がっていた光も消え、文字が書かれる円盤も黒く染まっていた…出久は円盤に降り立つ前にいつものキュアクラウディの姿に変身が完了しており、これで終わり…かと思いきや、円盤に着いた足はまるで底なし沼に突っ込んでしまったかのように、徐々に体は取り込まれていって…ステージの裏側で立ち上がった…
背景は変わったのかすらわからないほど、先ほどと同じように黒く染まった背景だが…目をこらすと、円盤の縁に沿った壁があるのがわかり、その壁から黒いエネルギーがクラウディに集まり始めた…クラウディの髪はいつもの綺麗な緑色から黒みがかり、毛先に至っては黒く染まっており、白色が基調のコスチュームまでも黒くなっていた…前髪や耳に着いてるアクセサリー、ブーツに着いてるプレートやV字が書いてあるベルトはまるで錆び付いたかのように黒色に…
全身が黒く染まったのが確認されると、首元から布が広がる…しかし、それは背中の真ん中で終わるほど短く、ボロボロな深緑色のマントと言えるかどうかわからないもの…そして、彼の背中の左側から…
_黒く染まった翼が、羽を数枚散らしながら広がった…_
クラウディ「…ダーククラウディ…」
キュアクラウディ…否、途切れないはずの希望が、絶望によって染まってしまったプリキュア…ダーククラウディが誕生した…
ダーククラウディ、登場…!私が書きたかったことが出来た…!次回以降はどういう展開で書いていこうか…正直、今のクラウディの実力が今考えている限り…
勝己の方も書かないとだから、頑張らないと…!これからも面白い展開を考えて、頑張って書こうと思います!(絶対「面白い!」と思えるようなものもご用意してたり…♪)
では、また次回!