ひろがるスカイ!プリキュア〜無個性なヒーロー〜 作:そらまめ24
先日1話目としてプロローグを書きましたが、まさかすぐにコメントをもらえるとは思っておらず、最後まで書いていけたらなぁと思っています!
私本人はヒロアカはAB合同訓練辺り、プリキュアはアニメ見ながら同時進行で書いているような感じで不安ですが、頑張ろうと思います!
注意:名前が“?”で伏せられていたり、もう公開されていたりしますが、出久視点と第三者視点を重視しようという試みなので、読みにくいと感じましたらアドバイスなどをお願いいたします。
出久が次元の裂け目から出てくる同時刻…
ソま「「これ、夢だぁ」」
エル「えるぅ?」
二人の少女、ソラ・ハレワタールと虹ヶ丘ましろが目の前で起こっていたことを夢として、現実逃避していた。これにはソラが抱っこしている赤ちゃん、エルちゃんも不思議がる(ここでは赤ちゃん=エルちゃんと記す)。
ソラ「夢でしたか」
ましろ「うんうん。夢、夢!」
こんな風に現実を夢にするという茶番をしながら、自己紹介をしたりしていた。そして、ソラがましろからこの街の名前、ソラシド市ということを聞いた時に気づいたことがあった。ましろが手に持っている少しだけ古い手帳だった。
ソラ「あ!」
ましろ「え?ああ。これ、もしかして…」
ソラ「私のです!拾ってくれてありがとう、とても大事な手帳なんです」
ましろ「何て書いてあるの?」
ましろはソラに渡した手帳に書いてある文字について聞いた。日本語ではなかったので読めなかったからだ。
ソラ「これですか?スカイランドの文字で『私の_」
と教えようとした瞬間、
ドシーン!
何かが道路の真ん中に落ちて、その衝撃で瓦礫が舞い散った。瓦礫が細かく舞い散って何が落ちてきたのか見えなかった。だが、今のはまるで、
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出久「うぅ…何とか無事みたいだ…」
僕はあのまま上空から落ちてきて、どうやって着地したのかわからないが、無事であったことに安心した。
?「…の中、ホン………もあり…よ!」
何処からか微かに声が聞こえるが、何かが舞い散ったのか周りが全く見えない。目を凝らして見ようとした時、体が急に宙に浮いた。
出久「え!?」
?「お前…!」
僕はついさっきぶつかってしまった大男に掴まれたと知ると同時に、僕が無事だったのは大男が下敷きにしてしまったようだ。罪悪感を感じていると、
?「俺様にぶつかってきたり、下敷きにしたり…邪魔なのねん!」
出久「うわッ!?」
大男は僕を思いっきり投げ飛ばした。投げ飛ばされた僕は地面か壁にぶつかることを覚悟した。
?「ッ!?危ない!」
すると、女子の声が聞こえたと同時に誰かが僕をキャッチしてくれたようだ。体が完全に停止したと同時に助けてくれた人を見ると、青色の髪の女子が助けてくれたようだ。
?「大丈夫ですかッ!?」
出久「う、うん。大丈…ぶッ!?////」
僕はすぐ助けてくれた彼女から離れた。周りから見たら僕が彼女に後ろから抱きつかれているように見えて、恥ずかしくなってしまったから。
?「あ、あの…本当に大丈夫ですか?」
出久「だ、だだ大丈夫!助けてくれて本当にありがとう////」
僕が変な行動をしてしまったからか、彼女に心配されてしまった。なので、今度はちゃんと感謝の言葉を言った。
?「いえいえ、これもヒーローの務めです!」
出久「ッ!?え、君って_」
?「だ、大丈夫!?ソラちゃん!?」
?「えるぅ?」
ソラ「大丈夫ですよ、ましろさん。彼も無事です」
ましろ「よかったぁ…」
僕が彼女、ソラさんと呼ばれていた女子に先ほどの言葉“ヒーロー”について聞こうとしたら近くにいた赤ちゃんを抱っこしているもう一人の女子、ましろさんと呼ばれていた女子に遮られてしまった。
ましろ「君も怪我はない?」
出久「だ、大丈夫だよ。この人に助けてもらったから_」
?「俺様を無視してなに呑気に話しているのねん!」
僕たちが話していると、僕を投げ飛ばした大男がタオルで顔を拭きながら会話に割って入ってきた。
?「許さないのねん、ソラ!そして邪魔な脇役!まずはお前らをボッコボコにして、それからプリンセスをいただくのねん!」
出久「プリンセス?」
?「えるぅ!」
大男が言った“プリンセス”という言葉に疑問を持つと、ましろさんが抱っこしている赤ちゃんが怯え始めた。
ソラ「怖くないですよ、私が守ります」
?「…守れるかな?」
ソラさんが赤ちゃんを安心させていると、大男が僕たちのいる方向とは違う場所を見て呟いた。
?「カモン!アンダーグ・エナジー!」
?「ランボーグ!」
大男がそう言いながら右手の5本指を地面に付けると、指の隙間から黒いエネルギー、アンダーグ・エナジーが溢れ出して、近くの工事現場にあったショベルカーに注ぎ込まれた。ショベルカーをアンダーグ・エナジーが包むと、ショベルカーの形状が変化して巨大な人の形をした、ランボーグになっていた。
出ソま「「「えッ!?」」」
女性「なに?あれ」
男性「迷惑系キュアチューバー?」
子供「あれ、なに?」
僕たちは今、目の前で起こったことに驚き、周りにいた人たちも少し騒ぎ始めた。
出久(なんだ、今の!?見た目から豚の個性だと思ってたけど、今の黒いエネルギーみたいなのものを操る個性?それとも物体の形状を変化する個性?いや、エネルギーの派生と考えたほうが_)
ランボーグ「ランボーグ!」
出久「ッ!!そこから離れて!!」
大男の個性について分析していると、ランボーグはショベルになっている腕を振り回そうとして、僕はすぐにランボーグの近くにいた人たちに呼びかけた。幸い、ランボーグは自身のショベルの腕同士をぶつけただけで誰にも被害はなかったが、腕同士をぶつけた時の衝撃が凄まじかったため、周りにいた人たちは慌てて逃げ始めた。
出久「形状変化の個性じゃない!?物体を操作する個性、いやでもショベルカーじゃあんなスピードは出せないし…形状変化を利用したもの!?」
ましろ「個性ってどういうこと!?というより、これ夢じゃないの!?」
出久「…え?」
僕はまた個性を分析したが、今度は口に出てしまいましろさんに聞こえていたが、僕は今ありえない言葉を聞いて驚愕した。
出久(個性ってどういう…個性を知らない?)
ソラ「ましろさん」
ましろ「は、はい!」
ソラ「その子と彼を連れて、逃げてください」
出ま「「え?」」
僕がましろさんの言った言葉について考えていると、ソラさんが大男とランボーグの方を向きながらそう言った。僕とましろさんが驚いていると、ソラさんは一人で向かっていこうとした。
出久「君も一緒に逃げよう!すぐにヒーロー、が…」
呼び止めようとしたけど、自分の言葉に疑問が生まれてしまった。ついさっきのましろさんの言葉…
ましろ『個性ってどういうこと!?』
逃げた人たちの中で聞こえてきた言葉…
男性『迷惑キュアチューバー?』
個性を知らないと思わせる言葉、僕が聞いた言葉、そして僕が今ここにいる理由の一つである紫色のモヤ、これらを考慮すると考えたくない結論が出てきた。
ーここは個性がない…ヒーローがいない世界ー
可能性は限りなく少ない、ありえない考えだが周りの反応と状況を考えるとこうとしか思えなくなった。それと同時に絶望感を感じていた。
出久(じゃあ、あれは…どうやったら止められるんだ?)
僕がそう考えていると、
ましろ「行っちゃダメ!」
ましろさんがソラさんの腕を掴み止めていた。止まったと思っていたら、ソラさんの手が震えているのに気づいた。ましろさんも気づいたのかソラさんの手を見ている。
?「なにをゴチャゴチャ話してる?みんなまとめてぶっ飛ばしてもいいのねん!?」
ソラ「…ッ」
大男が僕たちのそう言うと、ソラさんの震えが僅かに増した気がした。
出久「ソラさん…」
ソラ「…相手がどんなに強くても…正しいことを最後までやり抜く。それが、ヒーロー!」
出久「ッ!!」
ソラさんの言葉を聞いた時、僕の何処かに何かが響いた気がした。そう思った時、ソラさんはもう大男とランボーグに向かって走っていってしまった。
ましろ「待って!」
ソラ「時間を稼ぎます、逃げてください!」
ましろ「でも!」
ソラ「早く!」
僕たちはソラさんの言葉を聞き、その場から離れた。赤ちゃんを守るようにましろさんを先頭で走りながら、僕はソラさんの言葉を思い出していた。
ソラ『相手がどんなに強くても…正しいことを最後までやり抜く。それが_』
出久(ヒーロー…)
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ましろ「ハァ、ハァ、ハァ、…」
エル「える?」
ましろ「ん?どうした、の…」
ましろはカバトンとランボーグから離れようと必死に走っていると、抱っこしているエルちゃんが何かに気づいて、ましろはそれが何かを確認しようと後ろを確認した。すると、そこには…
ー戦っているソラの方へ走っていく、出久の姿だったー
クロスオーバー作品書き始めた理由が、ここのソラの言葉なんです!出久とどこか通ずるような感じがいいですね…!
今作のプリキュアって言葉の使い方が上手いですよね。“ひろがる”と“ヒーローガール”だったり、アンダーグ・エナジーの“アンダーグ”も“アンダーグラウンド(地下)”でプリキュアと対になっていたり、何で早く見なかったのかと少し後悔しました笑。
これからはアニメ1話を小説1〜2話で書いていこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします!