前話よりはマシだと思いますが、ややぶつ切りです
No.021
よし、タチアナのおかげで
問題はここからだが……アンダーの連中は現状手を出しては来ていない。流石にこれ以上の闘いは不毛と判断したか?
少し気になったのは
そう俺が判断した時、風子のリボルバー銃を突っ込まれている
『こなクホ……ガァ』
「――――う、うあああああっ!!!?」
「どうした、風子!?」
直後、風子の様子がおかしくなり、苦しそうに叫び出す。
正直失念していた。
『ギャハハ、やったぜ! 他の
これを機に逃げようとする
全く持ってふざけた事をしてくれる……これ以上場をかき乱されるわけにはいかない。
「逃がすかよ、
『
「やってみろ。そのくらいでお前を掴む手が緩む事はない」
フィル程ではないが俺にも
『上等だ……たっぷり流し込んでやるよ!!』
「――――!!」
そう
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あのクソ本、
そんな記憶を現在進行形で流し続けているのだ、普通ならとっくにくたばってる。にも関わらずそれに耐えるどころか掴む手が緩みすらしていない。
事態が膠着する中、沈黙を破ったのはボスだった。
「―――そいつは貸しにしよう。期限までに奪えればそれでいい。だが……『アーク』は俺達が先に手に入れる。ジュイスに伝えろ、お前に渡しはしないと」
アーク……ボスは勿論、リップやラトラも求めている
「いいね、そうこなくっちゃ」
「今回は傍観に徹したが、次はこうは行かねえと
そう言い残しオレ達は逃走する。痛み分けになっちまったが、今欠員が出るのはこっちとしても得策じゃねえ。
円卓はこっちの手に渡ったし、どうにかなるだろう……そう思っていた。
この時はまさか今までの人生の中で最も忙しい一か月になるとは、オレは想像もしていなかったのだ。
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どれくらい時間が経っただろうか。俺は記憶の世界を夢のように眺めていた。
大小様々な出来事の記憶が俺の中に流れて行き、その中には見覚えがあるようで、少し違う記憶も見える。
様々な出会い、別れ……見覚えのある顔もいれば、全く知らない顔もある。だがどの記憶でも共通して俺とジュイス、そしてヴィクトルが存在していた。
その記憶の大半で、俺は円卓のⅢ席に座っていた。身に覚えのない記憶だが、何故だが悉く懐かしさを覚えるモノばかりだ。
そして終わりにはあのリボルバー銃に触れた時と同じ、滅びの記憶。それに加え
どれくらいその記憶が続いただろう。気が付くと、俺は現実へと引き戻される。目の前には風子に寄り添うアンディがいた。
「大丈夫か、レイ」
『この野郎……本当に手を緩めやがらねえ……!』
「……ああ。俺はどれだけ意識がトんでた?」
「2、3分だ。その間ずっと
そんなに経ってたのが……大抵の
「ところで今の状況はどうなっている? ビリー達の姿が消えているが」
「逃げた。
「そうか……諦めてはいないんだろう?」
「ああ。奴ら期限までに奪う気満々だったぜ。『アーク』とやらを先に手に入れるともな」
やはりそう来るか……今回のクエストをクリアしたとしても、次が受けられなければ全く意味がないからな。
しかしアーク? 聞いた事がな……いや、さっき見た記憶の中にそんな名前の何かがあったような……ダメだ、記憶が膨大過ぎてすぐには思い出せない。
「とりあえず
そう言ってアンディが不壊を付与された小型の檻をこちらに投げてくる。
掴み続けるのも面倒だったし丁度いいな。さっさと入れるとしよう。
「今ジュイスがメンバー全員を招集している。お前に休憩は必要ないだろうが、少しは休んどけ。気持ち楽になるぞ」
「悪いなアンディ。まださっきの記憶の余韻が残っていてな。ありがたく休ませてもらう……」
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束の間の休息の後、メンバーが次々と地上へ集まり、裏切り者であるビリーを除く全員が揃った。
幸いニコによると痛み分けの作戦に切り替えたおかげで被害状況はそこまでではなく、円卓とバーン以外に奪われたモノもなかったらしい。無益な犠牲を出さずに済んだのは不幸中の幸いと言えよう。
状況を聞き終えたジュイスは再確認を兼ねて俺達を見渡し、話し始める。
「集まったな。レイと風子は大丈夫か?」
「意識が飛んでたが俺の方は問題ない」
「ニコ、風子の様子はどうだ?」
「一時的に混乱してるだけだ、じき落ち着く。人間の脳はよく出来ている」
アンディの問いかけにニコが答える。
アンディの足元にいる
歴代不労を見たい?(先代は確定で出します)
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見たい
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見たくない