なんであんな面白いの書けるんですか戸塚先生……(´・ω・`)
「……
「!!」
「不完全……あの時、一体何を見たんですか?」
俺の言葉にジュイスが驚愕の表情を見せ、風子が困惑しながらも聞いてくる。俺は昔から疑問に思っていた事を話し始めた。
「昔から不鮮明だが、そういう記憶は見ていたんだ。経験した事がないのに懐かしさというか、
最初に記憶を見たのは俺が否定能力を発現してからしばらくした後。あの頃の俺は世界を放浪しながら修行を続けていた。望んで得た能力ではないが、
そんな中で手に入れたのが
最初はそれの扱いが分からなかったが、不思議と手放す気にはならなかった。そして僅かな期間ですんなり扱えるようになったんだ。
「今思えば、あれは過去のループにおける俺の記憶だったんだろうな……それが明確な形で現れたのは、
あの記憶が最後の一押しになり、どうにかリリィを退ける事が出来た。アレがなければ勝てていたかどうか……
「そして俺の予測が仮説になったのは、あのリボルバー銃の
「……あの時か。一瞬だったが、確かに俺から見てもひどく動揺していたように見えた。そういう理由だったのか」
「ああ……
「……話を続けてくれ」
ジュイスが話を促し、俺は再び話を続ける。完全にループしていると分かる決定的な出来事の話を。
「ビリーの裏切りがこの仮説を確定なものとした。ジュイスがループと言う真実を隠していた事もな……ダメ押しは、
「えっ!? レイさんも!?」
「現実にして2、3分程だったそうだが……体感時間では相当長く記憶の中で過ごした」
あまりにも膨大過ぎてその全容を把握する事は出来ていないが……想像を絶するレベルの記憶が俺に流れ込んだのは間違いない。
正直今まででこれ程
「で、俺が不完全なループをしているという根拠だが……こいつだ」
俺はそう言って揺らめく蒼い炎をメンバー達に見せる。
「
「そうだ。コイツは魂を炎の形として顕現させる事の出来る
「そういや以前の
「俺がいたから一人に設定されてたんだろうよ、
アンディにそう言った後、俺は
視点をメンバー達に戻し、説明を続ける。
「それとは別にコイツは他の
「なんだと? 以前調べた時はそんな特性は確認出来なかったぞ」
「おそらく魂をある程度理解する人間でないと分からない特性だ。俺の場合、過去のループで使っていた事も拍車を掛けてるんだろう……」
疑問を問いかけるニコに俺の憶測を伝える。ユニオン加入の際、データベース登録のためにニコに
ループを繰り返しても同じ人間として生まれる事は
この辺りの疑問は時を見てジュイスと二人で話すべきだな……
「つまり俺は過去の俺が経験した記憶を魂から得ている。これが俺が不完全なループをしている根拠だが……その辺り、合ってるか? ジュイス」
「……過去のループのキミも、同じ事を言っていた。私の知る限り、どのような違いがあっても
「そうか……」
微笑みながらジュイスは少し嬉しそうに話す。
確かに過去ループの記憶の俺は今の俺より少し快活な性格をしていた印象があった。もしかすると否定の解釈に少し違いがあったのかもしれないな……
とにかく俺の言いたい事は言えたし、長年の疑問も解消出来た。
「悪かったなジュイス。話に割り込むような真似して」
「いや構わない、キミの疑問はもっともだった。それに応えなければ不誠実だろう?」
「……いい意味で変わらないな、お前も」
少し談笑をした後、笑っていたジュイスの表情が一気に真剣なものへと変わる。
「話を戻そう―――
「ジュイスさん!?」
「死で償いたいが、私にはまだ成さねばならない事がある。だから最後までついて来てくれないか」
そう言ってジュイスは深々と土下座をする。しかしすぐに本人の意図しない形で立ち上がる。
シェンの
「……シェンか」
「やめてください。見たくないです、そういうの」
「全くだ。ざっくり話を聞いただけだが……お前なりの考えがあって、一人で頑張ってたって事だろ? 何よりレイと話すお前の表情は嘘がなかった。信じるぜ―――お前の正義をな」
アンディがそう言い終わると同時に一心が巨大な円形―――石造りの円卓をジュイスの前に設置する。
少し離れて何か作っているとは思っていたが、コレを作っていたのか……和風テイストでこれはこれで悪くない。トップも喜んでいるようだ。
メンバーたちは同じく作られた石の席にそれぞれ座り、本物ではないがビリーを除く全員が石の円卓に揃う。
最後に俺がぶっきらぼうに
「さあ、始めようぜ。ボス」
「……ああ、感謝する―――これより円卓会議を再開する」
ジュイスの発言を皮切りに、一時中断していた円卓会議が再開される。その中では確認事項をいくつが提示された。
まず一つ目。ビリーを始めとするアンダーに強奪された円卓の所在及びアンダーの拠点の位置。
神殺しという最終目的こそ一致しているものの、放置すれば間違いなく一般にまで被害が及びかねない。
従って
そしてもう一つはアンディと風子の二人に任された調査の内容。
どうにもある本が
本か……あらゆる作品を読んでいるからな。それなりにそっち方面の知識はある事を自負しているが、果たして知っている作品かどうか……アンディと風子に任せているのが関係しているのか?
「で、でもいいんですか? そんな大事な任務」
「君達に任せたいんだ。見れば、その理由もわかる―――これだ」
「……は?」
よ、予言書って……
ジュイスが懐から出した本は、『君に伝われ』―――漫画を見ている者なら誰でも知っているようなとんでもない世界的名作の一つだった。
ようやくオータム編に入れそうです。二次創作でここまで続けられたの初めてかもしれない
明日からFF7リバースをやる予定なので期間空くかもしれません
大分後になると思いますが先代不労は出そうかなって思ってます(´・ω・`)
歴代不労を見たい?(先代は確定で出します)
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