車椅子少女の何処に萌えを感じろと……   作:変態紳士と幼女

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お久しぶりです。
気づけばもう三ヶ月も放置していたこの小説。
なんかお気に入り件数とかすごい増えてるし…
一週間に一話はあげるので、拙い文章ですがよろしくお願いします。


第拾話 幼女ダイバー

なんか無駄にかっこいい主人公視点

 

「お前は誰だ?」

はやてが変身した無駄に綺麗なアルビノ?の女性が俺に問う。

なんか怖いなあの人…

「お、俺が誰だろうとお前に関係ない。

クィーンデキム、はやては?」

怖がってる場合じゃないよな。

取り敢えずはやての無事を確認しないと…

 

「彼女の中に微かだが、はやて嬢の生体反応がある。」

 

……こいつ馬鹿にしてんのかな?

目の前ではやてが、あの女の人になったの見たからそれくらい普通わかるよね⁈

 

そういえば、俺の偽物はどこ行ったんだろ?

なんか血だらけで身体傷だらけだったし。

「彼女のことも、汝の偽物ことも私が知るわけないだろう…」

やっぱりクイーンデキムじゃ、分からないよな…

「失礼な、私はすごい「主は私の中で覚めることのない幸せな夢を見ておられる。」のだぞ!」

何故か目の前の女性が教えてくれた。

「よ、よく分からんけど、取り敢えず無事なんだな?」

「無視するん「主は無事だ。だが…」じゃない!」

「だが?」

クイーンデキム五月蝿いな…

「言葉を被「お前が主の眠りを妨げるというのなら…」せるな!!」

「なら?」

彼女は両手に魔力を纏わせ俺に殴りかかる。

「お前にも覚めることのない眠りを!」

「貴様達好い加減にしろ!」

クイーンデキム、五月蝿い。

「いや、遠慮します。」

俺は自分の掌に魔力を持たせ彼女の手を掴んで、動きを一瞬だけ止める。

そして、動きの止まった彼女の腹に蹴りを入れる!

 

「私が五月蝿い?いや、そんなことはない筈…」

その時クイーンデキムがなにか喋っていたが、気にしなかった。

 

手応えは感じませんでした…

「やはりお前は思った通り強い。

近接戦ではお前が圧倒的に強いだろう…

だが、純粋な魔力量だけなら私に歩がある。」

後ろから声が聞こえる…

たぶん転移で避けたのだろう。

「魔力量の差が戦力の決定的な差ではないことを教えてやる!」

今の気分は三倍速な赤い彗星です。

「アクセルシューター!」

彼女は本を開きピンクの球を100程出してきた。

「シュート!!」

「当たらなければ、どうということはない!」

俺は先程の三倍速で動き弾幕をくぐり抜けながら彼女に急接近すると、右手に靄を纏わせ殴りつけた。

彼女は咄嗟に障壁を張り防いだようにみえたが、

「その選択は間違いだ。」

俺の右手の靄が急速に広がり障壁を完全に包む。

 

すると、彼女の障壁が消える。

 

「くっ…」

慌てながらも、彼女は身体を少し捻り拳を躱す。

そして俺の拳ではなく、腕を掴みそのまま後ろに投げた。

「戻って来い!」

その言葉で先程飛んで行ったピンクのシューターが俺に炸裂する。

煙が辺りに充満する。

「やったか?」

 

「先程の攻撃は残念だったな。しかし、咄嗟に靄に触れるのは不味いと思い拳ではなく、腕を掴むとは…」

煙が晴れると俺が立っていたのは靄が俺の周りに展開され、そこに先程のシューターが埋まっている姿だった。

「その力はなんだ?」

驚いた顔の彼女。

「多分、レアスキル?」

疑問系の俺。

 

「五月蝿いってそもそもなんだろう?五月の蠅?

五月の蠅はうるさいのか?

いやそもそも蠅ってなんだ?

どうして蠅だけうるさい?」

 

「自分の能力が分からないとはな。」

呆れた顔の彼女が少し癪に触った。

「いや、分かってるけど説明面倒いし、理解できないと思うし、お互い時間ないだろ?」

少し言葉に棘があるけど、しょうがない。

「くっ…理解云々はおいて置くとしてだな!時間がないのは確かだ。」

あれ少し怒ってる?

馬鹿にされるのが嫌いなのか??

「じゃあ、第二ラウンド開始だ。」

その言葉と共に空を駆ける。

 

「それでは、こちらから行かせてもらおう。」

両手にトンファーを靄で創り出す。

行くぞ。三倍速!

「同じ手は二度も通じないぞ。」

彼女はカウンターを狙っているのかその場で両腕で構えた。

「どうかな?」

俺はトンファーに魔力を籠める。

彼女まであと3m。

「ふっ…その程度の魔力では私には届かんぞ。」

俺は無言でさらに魔力を籠める。

彼女まであと2m。

さらに加速して彼女まであと1mまで近づいた。

この距離なら…

「くらえ、俺の必殺技!」

俺はさらに魔力を籠めたトンファーを振りかぶる。

「必殺技?!」

彼女はトンファーに籠められた膨大な魔力量を見て構えを解く。

「デアボリック・エミッション!」

空間魔法を展開する。

しかし、もう遅い。

 

「トンファーキック!」

      ∧_∧  

     _(  ´Д`)

    /      )     ドゴォォォ _  /

∩  / ,イ 、  ノ/    ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _

| | / / |   ( 〈 ∵. ・(   〈__ >  ゛ 、_

| | | |  ヽ  ー=- ̄ ̄=_、  (/ , ´ノ \

| | | |   `iー__=―_ ;, / / /

| |ニ(!、)   =_二__ ̄_=;, / / ,'

∪     /  /       /  /|  |

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    ヽ、_ヽ

俺の蹴りが綺麗に彼女の無防備な腹に決まった…

 

 

「私はダメな子なんだろうか…

確かに探索魔法などがあまり使えるわけではないし、なにか得意な魔法があるわけでもない。

デバイスとしてみると殆ど使えないだろう…

他のデバイスと違うところなんて元人間だから、感情などがあることくらいだろう。

あれ?そう考えるとやっぱり私使えない子?

ふふふ…」

そしてその時クイーンデキムが壊れた。

 

 

「ふ、巫山戯るのも大概にしろ!

その程度の攻撃ではビクともせんぞ‼」

どうやら、ただの蹴りは効かなかった模様です。

でも、なんで脂汗かいてんだろ?

「お、お前はもう眠れ。」

右手で本を構え、左手はお腹にある。

「絶対痛かったろ?」

あっ俺の身体が消えていく…

「五月蝿い!」

そして俺は本に吸収された。

 

 

本の中は何もない真っ白な世界だった。

そこに独り存在する俺。

俺は自分がこの世界の異物に思えてこの世界が何故か気に食わなかった。

 

『ならば、壊してしまえ。』

 

ふと、そんな声が聞こえた。

「クイーンデキム、いまなんて言った?」

「いや、汝。

私は一言も話していないぞ?

そもそも五月蝿い私は静かだったぞ。」

クイーンデキムじゃない?

 

『無駄だ、そいつには聞こえないさ。』

 

また聞こえた?!誰だ!

『私はお前の影であり、お前の核でもある存在だ。

 つまりお前は私であり、私はお前である。』

は?

『お前が知っていることなら、私も知っている。

 私が知っていることなら、お前も知っている。

 だから、私が先程言ったことが分かるだろう?』

お前が言ったことなんてひとつもわかんねよ!

 

「汝は一人で先程から何を考えているのだ?」

クイーンデキムの言葉で目が覚めた。

「俺は何と話していた?」

「話していた?何か痛いことを考えていたのではないのか?」

気のせいだったのか?

「まだ変なこと考えているのか?」

「いや、もう大丈夫だ。」

俺は一旦心を落ち着かせる。

「この出口もない空間からどうやって脱出するのだ?」

「目を使う。」

他に脱出する方法もないだろうに…

「殺すのか、この世界を?」

「あぁ」

俺は目の能力を開放する。

 

真っ白な世界から真っ黒い世界へと一瞬で変わる。

 

俺はたくさんの黒い線と点の中から一つの大きな黒い点を見つける。

あれならこの世界から脱出できるだろう…

俺はその一際大きい黒い点を靄で創り出した太刀を模した刀で穿つ。

『なんだよやはりお前はこの世界を壊したじゃないか…』

そんな言葉を背に聞きながら俺はその世界から脱出した。

 

 

俺が本から外の世界に戻ってくると目の前で何かが起こっていた。

「願いを叶えるだけ!?そんな願いを叶えて…それで、はやてちゃんは本当に喜ぶの!?

心を閉ざして…何も考えずに、主の願いを叶えるための道具でいて、 あなたは、それでいいの!?」

「私は魔導書、ただの道具だ…」

「だけど、言葉を使えるでしょ!心があるでしょ⁉

そうでなきゃおかしいよ、ほんとに心が無いなら…泣いたりなんか、しないよ‼」

「この涙は主の涙、私は道具だ、悲しみなど…無い…」

「悲しみなど無い?

そんな言葉を、そんな悲しい顔で言ったって…誰が信じるもんか!!

あなたにも心があるんだよ!?悲しいって言っていいんだ!!

あなたのマスターは、はやてちゃんはきっとそれに答えてくれる、優しい子だよ⁉」

「だから、はやてを解放して…武装を解いて!お願い!!」

みんなボロボロだな…

俺が吸収された後闘ってたのかしら?

「お前には分からないだろう家族を失い、愛する物を失った主の気持ちが…」

悲しそうな顏の女性。

「私には分かる、分かります。

私は最愛の母さんを目の前で失いました。

何も出来ずただ私は見ていることしか出来なかった、でも貴女は違う!

まだ終わってない!今ならやり直せます!!」

なんかかっこいいフェイトちゃん。

なにがあったんだ本当に?

その会話はそこで終わった。

なぜなら、急に彼女の本に亀裂が走り、身悶え始めたからだ。

『やはり、汝の目はあの本に影響を与えたか…』

すると、はやての声が女性の中から聞こえてきた。

「外にいる、管理局の魔法使いさん。

今その子から自動防衛プログラムを切り離しました。」

「はやてちゃん?」「はやて?」

「え?その声はなのはちゃんとフェイトちゃんなんか?」

驚いたはやての声が聞こえる。

しかし、俺は別のことに驚いていた。

 

標準語だと?!

使えたのかはやえもん!

俺が驚いている間にも事態は進んでいく。

「落ち着け汝!」

クイーンデキムの言葉で正気に戻った。

 

すると、念話で男の声が聞こえた。

『なのは、分かりやすく伝えるよ。今から言うことをなのはが出来れば、はやてが外に出られる どんな方法でもいい!目の前の女性を魔力ダメージでぶっとばして!

全力全開、手加減なしで!!』

その話しを聞くと、栗がデバイスを構える。

「さっすがユーノ君、わっかりやすい! 」

「まったくです。」

あのデバイス喋るんだ…

「私も喋るではないか?」

クイーンデキムが話しかけてくる。

「お前はデバイスじゃないだろ?」

「確かに…」

俺達の声を聞いて、後ろを振り向く栗とフェイトちゃん。

「いつのまに…」

驚いた顔のフェイトちゃん。

気づいてなかったの?!

「俺ってそんなに存在感ないのかな?」

「普通ではないのか?」

ありがとう。

「う~ん、あの人といつも会ってる気がするの…」

なにか俺を見て考えている、栗。

「お前等、俺があいつを抑える。その間に決めろ…」

俺全然役にたってないから、少し活躍しないとね?

「え?」「う~ん誰かに似てるんだよね…」

俺は返事を聞かずに飛びだした。

 

「また、お前か…。」

ファイティングポーズの女性。

「あいにく俺はしつこい男なんでね。」

俺は少し巫山戯て話す。

「ふっ…女にモテないぞ。」

 

鼻で笑われた…

鼻で笑われた!

 

「お前許さないからな‼」

俺の身体中を靄が纏う。

俺は彼女の後ろに転移すると、バインドと靄で作り出した縄で動きを止める。

因みに縄の縛り方は亀甲縛りです。

「なんだ?この格好は?!」

驚いた顔の女性。

「ルックスはいいけど、性格がお前は駄目だな!

お前は全国のモテない男の気持ちを考えろ!」

俺は右手に靄と魔力を収束させ、そのまま彼女の腹に押し付ける。

「全国のモテない男達の力を今此処に!吹き飛べ!!」

靄と魔力を解放し、海に彼女を吹っ飛ばした。

吹き飛ばされた彼女は三回程海の上でバウンドして最後に大きな水飛沫を上げて海に沈んだ。

「はっ?」 「えっ?」

横を見るとデバイスを構えたまま、驚いている栗とフェイトちゃん。

「もしかしてやりすぎた?!」

その顔を見て俺の頬に冷や汗がたれる。

「いや、大丈夫だろう。」

ほんとかしら?

 

すると彼女を吹っ飛ばした海の方からなんか黒い物体と光が出てきた。

なんだろうあれ?

「黒いほうからはすごい魔力を感じる…」

じゃあ白いほうは?

「見てれば解るだろう。」

光は収まると、そこには魔法少女になったはやてがいた。

無事だったんだね。はやえもん。

「汝、完全に目的忘れてただろう?」

クイーンデキムからなんか聞こえるけど、僕よくワカンナイ。

「おいで、私の騎士達…」

はやての本から四つの光が出てくる。

「我ら、夜天の主のもとに集いし騎士 」

一つの光はシグ姉に。

「主ある限り、我らの魂尽きることなし 」

一つの光はシャマルさんに。

「この身に命ある限り、我らは御身のもとにあり 」

一つの光はザフィーに。

「我らの主、夜天の王、八神はやての名のもとに」

最後の光はヴィータちゃんに。

シグ姉達が本から出てきたのはその場に立ち会ったから知ってたけど、本の中に戻ることもできるんだね。

「おかえり、みんな。」

笑顔のはやて。

「はやて!!」

はやての顔をみると、泣きながら抱きつくヴィータちゃん。

今の現場があまり分からないけど、涙目のヴィータちゃん可愛い。

「汝のような人間のことをロリコンと呼ぶのだろうか?」

直ぐ近くにいた栗とフェイトちゃんが3m程俺から離れる。

「お前巫山戯んなよ!

俺は断じてロリコンではない!

ただ、涙目のヴィータちゃんが可愛いいと思っただけだ!」

「ペロペロしたいと思ったのだろ?」

「んなわけあるか!」

そんな言い合いをしていると、気づけば栗とフェイトちゃんははやてのほうにいるので一人寂しく空に漂よっていた…

「なぁ。はやてあいつ一人でなんか叫んでるぞ?」

「ヴィータみたらあかん。」

あれ、なんでだろ目から汗が…

 

下で互いの無事を俺以外が喜んでいるとK(クロイ)Y(ヤツ)が現れた。

「この雰囲気で言うのもなんだが、アレの封印または破壊に協力してほしい。」

アレってなにさ?

「クイーンデキム分かる?」

「分からん…」

そんなことを考えてる間に回りの話しはどんどん進んでいく。

 

「それでは君は最初の攻撃を頼む。」

いや、だから何のこと?

『汝、たぶん目の前に見えるアレを破壊すればいいのでは?』

目の前?自分の前を見てみると……

 

黒い汚物がいた。

 

触手があり、化け物の顔があり、中心に女の人を模ったものがいたり、一言でいい表せないほどの汚物だった…

なるほど、アレを殺ればいいんだな。

汚物は消毒だ!!

俺は身体から靄を出した。

「全てを喰らえ、光も、夢も希望さえも…」

靄が汚物を囲む、

「闇は闇に帰れ!!」

そのまま防衛プログラムの全てが飲み込まれた。

「少し詠唱が残念だったが…見事だ、汝。

 しかし、奴等にアレを喰わす必要はなかっただろう?」

詠唱についてはなにも言うな。少し自分でも痛いと思ったから…

「気持ち悪いし、もう見たくなかったから…」

「だが…」

「だいたい彼奴らとはそういう契約だろう?」

「むぅ…」

「対価を払ったから身体には異常は起きないし、最善の選択だったさ。」

俺たちはそんな話しをしていた。

 

そういえば、なぜか周りが静かだな?

周りを見渡すと皆がなぜか唖然としていた。

「非常識なの…」

そのときの栗の声が静かな冬の夜空によく響いた。

 

非常識な主人公視点終了

 

 

 

管理局の変態博士視点

 

「なんだ?あの力は?!

あんな力を私は見たことない!」

歓喜に溢れる身体を自分で抱きしめる。

「ウーノ姉。ドクターがまたおかしくなってるんすけど…」

「いつものことでしょ?」

ふふふ…必ず彼を手に入る!

その為には…

「クアットロ!」

自分に最も近い性格の彼女を呼ぶ。何処にいるのだろう彼女は?

「は~い。なんですかドクタ~?」

後ろから声が聞こえたので振り向くと…

うさぎのピンクのパジャマを着た幼女が眠いのか目をこすり、船を漕ぎながらも話を聞く為に頑張って目を開けようとする姿があった。

「いや、なんでもないさ。

おやすみクアットロ。」

その姿を見て鼻から垂れてくる液体を左手で隠しながら笑顔で彼女に言う。

「変なドクターです。」

彼女に話をするのは明日からにしよう。

今はこの可愛い娘を見ていようじゃないか!

そう決めた変態は優しい目つきで幼女を見ていた。

「ウーノ。ドクターの白衣の袖がまた赤くなったぞ。」

「後でお仕置きですね…」

 

無限の(幼女に対する)欲望視点終了

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