最初からクライマックスの主人公視点。
「ま、まずこの世界には魔法と呼ばれる力があって…」
「真面目に話せない事情でもあるのかしら?」
無表情のお母様にガクブルしちゃうのはしょうがないよね?ね?
いや、真面目に話してるつもりなんですけど、頭がァァー。
「その程度にしてもらえないかご婦人。」
お、お。クイーンデキム助けてくれるのか?もう、お前がブスでも美人でもどーでもいいや。結婚してくれ!
「な、汝。いきなりそのようなことを言われても、私にも心の準備という奴がだな。大体このような場所ではなくもう少しその、ろまんちっくな場所で言って欲しいのだが…」
決めた。クイーンデキムもう俺テレビ見ないわ。これ以上は俺の心が持たない。お前の現代語は俺を萌え殺す気だな。
「えっ、え?今の誰の声?」
驚いた表情の母。うむ今年で3⚪︎には見えない。
「さ、最近の玩具は凄いなー。ははは(冷や汗)」
父よ現実と向き合おう。
「デバイス?いつの間にそんなものを手にしていたのかしら?」
そして、くあっとろちゃん。獲物を見る目で見ないでくれ。ゾクゾクしてしまう。
「い、いやということはないぞ?しかしもっとお互いのことを知ってからでも遅くはないと思うのだが…」
そして、クイーンデキム戻ってこーい。
幾分か時間が経ち皆が落ち着いたようなので、早速説明する。勿論クイーンデキムも協力してくれたし、くあっとろちゃんも協力してくれた。
「え〜とまず、この俺の腕にくっついてる宝石みたいのがクイーンデキム。」
まぁ、後はクイーンデキムがちゃんと話を…
「え、え〜と。しょ、紹介に上がりました。クイーンデキムです。四季とは知り合って間も無くまだ、お互いのことも完全に把握しているわけではありませんが、これから少しづつお互いのことを理解して行こうと思っております。不束者ですが「こ、こいつはこの石に封印されているんだよ。そ、それでこいつを助ける為にこの石を21個集めなくてはならないんだよ。だから昨日は病院を抜け出したんだよ。ま、魔法の反応があったからさ!」
クイーンデキムよ、まだ落ち着いて無かったか。このままだと俺は石と結婚しようとしている変態に見えるだろう?少し落ち着こうな。
「…あんた。か、可愛い彼女がいるのね?」
母さん声が震えてます。
「最近の玩具は凄いなー。(遠い目)」
父よ。現実を見よう。
「あれは、ジュエルシード?なぜロストロギアが意思を、これはしゅごい…ことになってきたわ!」
噛んだのを無かったことにしただと?!
しかし、顔を真っ赤にして可愛いので許す。
さすがだよ、くあっとろちゃん。君は僕の萌えポイントを抑えてる。
「た、たぶん、それを見せるより魔法を見したほうが早いとおもうわよ?」
おっ確かにそうだな。ナイスだ、くあっとろちゃん。しかし、顔がまだ赤いぞ?
うーむカメラはどこにあったかしら…
「よし。行くぞクイーンデキム。」
くあっとろちゃんは俺の癒し。
「了解した。…そ、それとだな。わ、私だって一応女なのだから、私がいるのだからあまりそういうことは考えない方がいいと思うぞ?いや、私が生きていた時にも大勢の女を侍らせている男はいたからそ、そういうことに理解がないわけではないぞ?本当だぞ??」
ナニヲイッテルンダコノ石コロハ。
とりあえず俺は魔法を使い大人の姿に変身した。
因みに容姿については多分俳優とかで言えば、「あの人名前わかんないけど目元とか○○に似てない?」「あーぁ!確かにそう言われればかっこいいかもー 」なんて言われるLevelの容姿だ。身長は170くらい。
「これで信じてくれたか?母さん、父さん。」
ん?なんで震えてるんだ母さん。
Amazonで獲物を仕留める為に飛びつくチーターのように、母さんは俺に飛びついてきた。
しかし、身長差の影響で腹が丁度鳩尾に…
「きゃぁ〜。若い頃の優季(ゆうき)さんにそっくり。」
か、母さん顔をぐりぐりしないで欲しい。そこは鳩尾だから母さんの力でやると完全に俺意識飛んじゃうから。
「照れるじゃないか四葉(よつば)。」
顔を赤くしてんじゃねーぞクソじじぃ。
「あの頃は辛かった。毎回抱きついてきて大変だったなーははは。」
気づいてんなら助けろよ!
「汝よ。わ、私は教会で式を挙げたいのだが…い、いや、汝がどうしてもというのなら教会でなくても構わないぞ?
クイーンデキム。石と人は結婚できないんだよ。
「なにかしらこれ?」
くあっとろちゃん。助けてください…
視点終了
機動戦艦アースラ視点
「さて、はやてちゃん。まず貴方には謝らなくてはならないわ。今はもう夜天の書に戻ったのだけれども、闇の書だったことが変わるわけではない。そして、闇の書が夜天の書に戻ったとしても、安全なことが証明できるわけではないのよ。私にもう少し権力があれば、ごめんなさいね…」
顔を伏せるリンディ。
「そ、そんな謝らんとください。リンディさんがコネとか色んなこと私達の為に使ってくれたことは知っとります。寧ろ私の方が謝りたいくらいです。皆に迷惑かけて、ばっかりやし…。」
顔を伏せるはやて。
「はやて。迷惑をかけたと思うのならこれから僕達が困った時に助けてくれればいいさ。大体、誰も迷惑だなんて思ってない。皆、君を助けたいから助けたんだ。それよりも、だ。
今君は大変な状況下にいる。今回の事件は被害的なものは殆どない。隊員達も大きな怪我もしなかったから君は観察処分などで済むだろう。しかし、守護騎士、リインフォースは違う。彼らは過去の罪を償わなくてはならないんだ…」
横で顔を伏せる守護騎士+a
「そして過去の闇の書の被害者達は夜天の主である君に対しての酷い罵詈雑言や、闇の書と違い殆ど危険性がないと知るなり恨みを晴らす為に夜天の書を破壊しようと君を狙ったりするだろう。僕達も出来る限り君を護るが、常に君の側にいられるわけではない。いきなりで悪いが単刀直入で言うと、はやて君は管理局に入らないか?」
突然のクロノの提案。
「本来ならシグナムさん達いえ、闇の書そのものを封印するか、破壊するという形になるでしょう。ですが、闇の書はもう夜天の書となり危険性は皆無でしょう。いい方は悪いと思いますが、そこを利用し管理局に何年か無料奉仕という形に持っていけると思います。管理局は常に人手不足ですからね。
しかも、夜天の書となった闇の書は古代ベルカの遺産。完全なカートリッジシステムを積んだアームドデバイスそして、現存するベルカの騎士。文献上でしか確認されていないユニゾンデバイス。今例に上げたもの以外にも聖王教会からすれば喉から欲しいものでしょう。なにもせずとも、聖王教会からの支援を受けることは出来るでしょうが、はやてさんが騎士となるといえば…」
黒い笑みを浮かべるリンディ。
やはり、腹黒さは髪の色が関係しているのだろうか?
「え〜と、聖王教会ってなんや?」
「聖王教会その名にあるように昔に居たとされる過去の偉人『聖王』を祀る教会さ。数多くの次元世界に影響力を持つ有数の大規模組織であり。
教会の中に騎士団、シグナム達のようなアームドデバイスで戦う魔道師のことだね。
古代ベルカの遺産であるロストロギアの保守・管理も行っているんだ。僕達一族が遺跡から発掘したベルカ系統のロストロギアをよく回収しにくるんだけど、管理局とちがって無理に持っていこうとするやつはいないんだよ。それに謝礼金も払ってくれるし…」
目が$と¥になっているフェレット。
「結局お金なの…」
そんなフェレットを冷たい目で見つめるなのは。
「ち、違うんだよなのは!僕達だって趣味でやっていると言われちゃしょうがないといえばしょうがないいんだけど、遺跡を見つけても、発掘するのにお金を払って許可を得たり。新しく見つけたロストロギアを世間に発表する時もたくさんのお金が必要なんだよ!管理局の一部は僕達のことをあまりよく思ってなくてね。基本的にロストロギアは危険物が多いんだ。発掘してもすぐ封印しなくてはいけないものが多くてね。管理局からすれば爆弾を見つけるだけ見つけて解体せずに保存して、しかもそれを押し付けるように見えるんだろうね。でも、ロストロギアの中には便利なものもあるんだよ?失われた技術を解析して手に入れることが出来たり、物によっては次元犯罪者を捕まえる時に使われたりするのに…もう少し扱いを考えて欲しいよ!」
何故か途中から管理局の愚痴になったフェレット。
周りの反応がどこか呆れたような、困ったような反応をみて
「と、とにかく。騎士と呼ばれる勇気な魔道師と管理局の許可さえ降りれば使うことができるロストロギア、ベルカ系統のレアスキルを持った魔導師。このような観点からみても聖王教会は管理局のなかでも強い権力を持っているんだ。」
「そして、聖王教会から見ればシグナムさん達には是非とも騎士になって欲しいだろうし。はやてさんが騎士になるなんて言えば少尉、中尉とかすっ飛ばしていきなり左官レベルのポジションに着くことも夢じゃないわ。しかも、本来はやてさんは闇の書についてはなにも知らなかったことになっているから、管理局もしくは聖王教会どちらに所属することになっても貴女の罪はないにも等しいわ。」
満面の笑みの緑。
「な、なんで私がやったことが罪になってないんよ!?」
「書類を書く時に少し手が滑ってしまってね…あの時急に現れた人物。あの変な人が犯人になってたりするのよね。」
黒い笑みの緑。
「「「え?」」」
頭を抑えため息を吐くクロノと平然した顔をしたアースラクルー以外、皆驚いていた。
「それと、ユーノ君が調べてくれた闇の書のデータもちょっとした手際のミスで少しデータが損失したりしたのよね〜。
闇の書の防衛プログラムと管理人格のデータって殆ど残ってないのよ。今回の書類作成の時に誤って(故意)にデータが消えちゃったんだけど、今回はきちんとした戦闘データもとれたから大丈夫よ。バレたらヤバそうなところも、強力な魔力波のせいで所々映像が切れたりするんだけど、それを繋ぎ合ました!と報告書に書いて提出すれば殆ど問題ないしね。しっかりとしたデータは初めてに近いから大丈夫よ。」
ニコニコ笑顔の腐った緑。
「ま、待ってくれよ。それじゃあ、あいつが犯人になっちまうってことかよ?!」
悲しそうな怒ったような表情のエターナルロリ。
「そ、そうやで!あの人悪い人かもしれへんけど、防衛プログラムの時助けてくれたのは本当のことやし、恩を仇で返すちゅうのもなんか嫌やわ。」
「あら?でも、もう書類は提出しちゃったのよね〜。」
てへぺろするなら年を…いえなんでもありません。
「そ、そのことなのだが、主はやて、リンディ。」
今からお説教される子供のように申し訳なさそうな顔をしつつ、体をもじもじ動かす銀髪の萌えキャラがそこにはいた。
「ど、どうやら防衛プログラムは破壊されていないようなのだ…」
そして、その姿に鼻血を出したアースラクルーが何人か居たのはしょうがないとおもう。
「「「え?」」」
今度は鼻血を出した為に花にティシュを詰めているアースラクルー以外皆が驚いた。
「これはもしかして大変なことになっちゃった?」
自分のやったことを今更ながら後悔しだす緑がいたり、いなかったり。
視点終了