車椅子のヒロイン?視点
あの黒い狼?は身体から宝石が出てくると小さい犬になった。
四季君がガラスの欠片で宝石をなぞると宝石は輝いて地面に落ちた。
その後、四季君が地面に倒れた。
「四季君⁈」
私は驚いて慌てて四季君の方に行くと、四季君の周りが血だらけなのに気づいた。
四季君のお腹から大量の血が出ている。
私はそれを見て両親のことを思い出した。
私の両親は交通事故に遭って死んでしまった。
その時も今と同じく血溜まりができていた。
四季君が両親と同じく死んでしまうんじゃないかと思った。
そんなのは嫌だ‼
「誰か四季君を助けて!
神様でも仏様でも何でもええから四季君を助けて!」
私が叫ぶと地面に落ちていた宝石が輝いた。
光が収ったのでうっすらと目を開けると、そこには元の姿の四季君が横たわっていた。
私は四季君に近づいた。
彼は私が近づいたのに気づいたのか目を開けた。
私を見た途端急に私の身体を触ってきた。
「八神ケガはないか⁈
大丈夫だったのか?
何もされてないか?」
とりあえず殴りました。
「私は大丈夫やったから
自分の心配をしてくれへん?」
すると彼は正気に戻ったのか、自分の身体を見ています。
彼のケガは何もなかったかの様に綺麗になっていた。
「八神俺になにしたの?」
彼は凄く驚いています。
「私はなんもしてへんよ?
この宝石が急に光って
それで四季君のケガが治っとたんよ?」
二人で地面に落ちている宝石を見ます。
「なんか変な気持ちだな…」
彼は何処か納得がいかなそうな顔をしていた。
「なんで?」
疑問に思ったので聞いて見た。
「だって、俺がケガしたのもコレのせいだし、
俺が助かったのもコレのおかげなんだろ?」
確かにそう考えるとおかしな話だった。
八神視点終了
ピンチに力が目覚めるテンプレの主人公視点
あの後の話しを八神から聞いた。
この宝石は回復能力?と攻撃能力?があるのでは?と思っている。
とりあえずあの血だらけの場所からは逃げて来た。
あのままあそこにいたら血だらけの俺達は警察なるものに事情聴取されそうだったから…
ぶん投げてあった買い物袋を拾って八神の家に向かっている。
幸いにも卵が入っていた袋は八神が持っていたため無事だった。
今は八神の家で食事の用意をしているところだが、今日の事について考えていた。
俺の目は奴の黒い線と点を見た後から八神にもうっすらと黒い線と点が見えるようになった。
あの線と点がなんなのかはまだ分からない。
でも、何故か八神と外によくいる野良猫にしかこの線と点は見えないのだ。
これがきっと何かの答えに繋がっているのだとは思うのだが…
とりあえずこの件はまだ分からないとしか言いようがない。
それと、あの時何故身体が勝手に動いたのかは分からない。
しかし、
あの時の動きが今出来るかどうか言われても出来ないと思う。
この件についてはまた後で考えようと思う。
とりあえず今はお腹を満たす‼
食事が終わった。
今日は八神の家に泊まる事になったんだよ?
理由?
理由は八神が今日の事件が怖くて寝れないからだとか…
「以外に乙女なんだね。」
なんて言ったら思いっきり抓られた。
「以外ってなんやねん?
私が乙女じゃ可笑しいん?」
八神は何故かお怒りです。
「あの時はかっこよかったのに…」
八神が何か言っていたが聞こえなかった。
「何?」
聞いてみた。
「なんでもあらへん!」
やっぱり何故かお怒りです。
翌日は学校に行くのが大変だった。
何故か変なところが筋肉痛になっていて、なかなか歩くことができなかった。
多分昨日の身体の無理な酷使と関係しているのだと思う。
だから、今日はバスに乗って学校に行く事にした。
バスに乗っていると、途中で金と紫が乗って来た。
「おはよう」
「おはよう」
挨拶をされたらしっかり返さないと。
「月村嬢おはよう」
「…………………」
「私にはなんかいう事ないの⁈」
バーニングファイヤーは朝から元気です。
その後に栗が乗って来た。
「四季君おはよう」
挨拶をされたらしっかり返さないと…
「おはよう」
「なんで私には挨拶をしないのになのはとすずかにはするのよ⁈」
後ろで金が何か言っていたとようだが、よく聞いてなかった。
なぜなら俺は栗に集中していたからだ。
なぜなら栗にも八神と近所の猫と同じく線と点が見えたからだ。
「ど、どうしたの?
そんなに私を見てきて私なんか変なのかな?
なんか顔についてるの?」
栗が何か言っていたがが無視をした。
俺は考えていた。
栗と八神と猫の共通点を…
しかし、何も分からなかった。
後になって分かった事だが、八神の家によくいる野良猫以外で線が見える猫には会わなかった。
とりあえず俺は一度家に帰り八神の家に向かっていた。
その時線が見える猫に会った。
八神の家の周りによくいる野良猫だった。
胸のところに大きな黒い点が見える…
なんだろうあれ?
猫は此方をずっと見てくる。
俺も猫をずっと見る。
猫は全く動かないので俺は少しづつ近づいて行った。
猫に俺が手を触れようとすると猫は一瞬ビクッした。
しかし、全く動かなかったのでそのまま触ってみた。
猫は此方をずっと見てくる。
なんだかとっても可愛いです。
俺は猫を抱き上げるとそのまま抱きしめました。
「ニャ⁈」
猫は暴れていたが、抜け出せないと分かると落ち着いた。
俺はそのままの状態で八神の家まで行った。
猫は何時の間に寝ていた。
八神の家に着くと俺は家に入らず玄関前に座って、起こさないように猫を膝に乗せて背中を撫でていた。
何分かすると猫が起きた。
猫は此方をチラリと見てそのまま走り去ってしまった。
また会えるかな…
「遅い!
何やってたんよ?」
八神さんはお怒りですね。
何故でしょう?
「猫と遊んでました。
だって猫は可愛いじゃないか。
人と違って可愛いし、
猫耳がヤバイし、
俺は人間より猫が好きだな。
だってさ常に人間は心に痛みを感じているんだよ?
心が痛がりだから生きるのも辛いと感じる。
ガラスのように繊細だよね。
俺は思うんだ。
猫は心を潤してくれる。
リリンの生み出した文化の極みだと思うんだ。
そう感じないか?八神?」
俺は八神さんがお怒りなのでとりあえずネタに走ります。
「猫が可愛いのは分かったんよ…
そんで他になんか言い残した事が何かあるん?」
八神さんもしかしてマジでキレる五秒前?
「八神はやてさん俺は貴方を
愛してる!好きだ!結婚してくれ‼」
真剣な表情で言う。
これできっと八神は赤面だ。
その間逃げればおk。
しかし、今回の八神は一味違った。
「また、私をからかっているんやろ?
そうやっていつもたちの悪い冗談ばっかり言って、
どうせ他の女の子にも同じこと言っとんのやろ?
とりあえずそこに正座。」
八神さんキレた⁈
何処にキレるポイントがあったのだろう?
「いや、でも…」
俺は言い訳をしようとした。
「黙って正座」
しかし上手く決まらなかった。
「すいません」
謝ってみる。
「悪いと思っとんなら、正座」
しかし上手く決まらなかった。
どうやら正座は回避できないようです。
八神さんはどうやらカルシウム不足のようです。
そして分かった事だが、八神さんは怒るととても恐い。
バーニングファイヤーならお説教されて即終了なのに、
八神さんは何も言ってこないで放置してくる。
しかし、足を崩したり背筋が伸びてないと怒られる。
恐ろしいです。マジで。
以外に辛いし。
結局一時間後に俺は解放されました。
とても足が痛いです。
「そんで私がなんで怒っとったか分かったん?」
八神少し機嫌が悪そうです。
これ変なこと言ったらまた正座させられるのでは…
「え~と、
八神さんを蔑ろにして、猫と戯れていたから…」
とりあえず多分これだ!
と思うものを言ってみる。
「それもある。」
え⁈
まだあるの?
なんだ⁉何がある?
考えろ俺!
そして四つほど悪かったことが思いついた。
1.八神をからかってプロポーズしたこと。
2.言い訳したこと。
3.ネタに走ったこと。
4.話してる途中に実はオナラをしたこと。
きっとこの四つだ。
この選択肢からどれを選ぼう。
最初を選んだと仮定して考えてみる。
「八神に巫山戯てプロポーズしたこと?」
「やっぱりアレは巫山戯て言っとたんか⁈
巫山戯てプロポーズなんかするもんやないやろ!
後一時間正座や!」
ダメだなんか怒られる…
なら二番目を選んだと仮定して考えてみる。
「言い訳をしたこと?」
「それもある。」
ダメだこれじゃ無い気がする。
なら三番目を選んだとして考えてみる。
「ネタに走ったこと?」
「アレ真面目に言ってたんやないの?
あの状況でも巫山戯てたんやね。
もう一時間正座しとけばいいんやないの。」
何故か呆れられて、結局正座されられる気がする。
なら四番目を選んだと考えてみる。
「話してる途中でオナラをしたこと?」
「は?」
「いや、だから話してる途中でオナラをしたこと?」
「したん?」
「はい…」
「そうなんや…
なんかもうええわ。
怒る気もなくしたわ…」
呆れられてそのまま終わる気がする。
これだ‼
と思い四番目の選択肢を選択。
「話してる途中でオナラをしたこと?」
「まだ巫山戯るんやね?
もうどうでもええわ。
今日は床に正座しながら、ご飯食べるんよ?
因みに、拒否権はあらへん。」
アレなんか想像と違うぞ⁈