自由な主人公視点
最近八神が病院に行くことが増えてきた。
本人は大丈夫だといくことで深く事情も聞けず…
シグ姉達は詳しくは教えてくれない…
いやな予感がするのだ。 こっそり目の能力を使い八神をみた。
八神の身体の線と点の数が増えてきているし、気のせいだったらいいんだけど…
今日は栗に呼ばれている。
朝早くに海鳴公園に来い。
といわれたが時間を言われなかったため、朝の3時からいます。
今の時刻は4時です。
やっぱり、時間早かった…
あっ空が知らんできた。
結局栗がきたのは5時30分すぎだった。
「栗今日は何の用があった?」
「え⁈私なにもいってなかったけ?」
「うん。時間もなにもいわなかった。」
「え~と…何時からいたのかな?」
「3時」
「いつもみたいに私をからかってるんだよね?」
「…………」
「嘘だよね⁈」
「…………」
「にゃはは。なんかごめんね?」
「…………」
「私が悪かったから、なんか言ってよ…」
「…………」
さっきから後ろから視線を、感じる。
「え~ともういいかな?」
後ろを振り向くと金髪ツインテールがそこにいた。
何故か元お隣さんがいた。
「フェイトちゃん⁈もう来たの?」
栗が驚いてる。ていうか栗とお隣さん知り合いだったの?
「驚いたよ。本当になのはは四季君と知り合いだったんたね。」
「うん。だから、今日は四季君に来てもらったの。」
「朝の3時からね…」
嫌味を言う。
「にゃ⁈だからそれは悪かったって謝ったの…」
「え~と。久しぶりだね?」
栗がなにか言っていたがお隣さんは無視していた。
「え⁈フェイトちゃん無視なの?」
「そうだな。でなんで俺と会いたかったの?」
俺も栗を無視する。
「なんか言ってよ…」
栗をそっちのけで、話しを進める。
「お礼が言いたかったんだ。」
「何の?」
「もういいもん…」
なんか端で栗がのの字書いてるんだけど…
「いつも私達に優しくしてくれたし、時々オカズとかもわけてくれたのに、一回もお礼を言ったことがなかったから…」
「気にしなくていいのに…
別にまた今度言ってくれればいいのに…」
ちょっとこんな朝早くに起きて迷惑でした。
「私ちょっと遠くに行くんだ。
それでいつ戻ってこれるか分からないから…」
「そうだったのか…
でもあれは俺がやりたかったからやったんだよ。
だから、お礼はいらない。」
「でもちゃんと言いたいんだ。ありがとう。」
「どういたしまして。」
俺達は笑いあう。
「話は終わったの?」
栗が立ち直ったみたいだ。
「そしたら「フェイト時間だ。」私と…」
黒い服を着た男の子がやって来た。
「ねぇ?クロノ君なんで邪魔するの?」
「いや、なんでなのはは怒っているんだ?
なんで僕を裏に連れて行くんだ?
おい⁉なのはなんでレイジングハート構えてるんだ⁈」
なんかやってる?俺は目の能力を使う。
栗の前に凄い大きな点が見える。
なにアレ?怖い。
金髪ツインテールと黒い男の子にも線と点が見える。
此奴らも魔法使いか…
「スターライトーブレイカー」
なんかでた…
黒い男の子に直撃し、爆発した⁈
「え⁈なにあれ?」
困惑顏のフェイトちゃん。
「なにも起きてない、俺はなにもみてない…」
栗が変なビームを黒い男の子に撃っていたのは気のせいだ。
絶対に気のせいだ。
は⁉栗がやって来た。
「フェイトちゃん。ありがとうね?」
良かった。俺は殺されなかった。
「うん。なのはもありがとう。」
フェイトちゃんは気づいてなかったの?
「なのは。」
「フェイトちゃん。」
「なのは。」
「フェイトちゃん。」
俺そっちのけで、ゆりゆりしてるよアレ。
そんなことを一分ほどやっていると、
「時間だ…な…の…は…」
ボロボロの男の子がやって来た。
栗怖い…
「じゃあまたね。フェイトちゃん!」
「うん。なのは!」
フェイトちゃんとクロノ君?は帰っていった。
え⁈目の前で消えた?
目をゴシゴシする。
やっぱり居ない。
「それじゃあ帰ろっか?」
多分あれも魔法なのかな?
取り敢えず家に帰ろう…そして寝る!
家に帰って起きるともう正午だった。
今日は平日つまり、完全に遅刻だ!
今日は休もう。眠いし、
取り敢えず八神の家に遊びに行こう!
そう思って八神の家に向かうと…
途中でザフィー以外の八神一家が向こうの道にいることにきづいた。
ザフィーお留守なのか?
脅かしてやろうとこっそりついて行くと、病院に着いた。
病院は以外に大きく何度も見失いかけたが、八神が診察室に入るまで着いていけた。
外で30分ほど待っていると、八神達が出てきた。
よし。驚かしてやる。
そう思っていたが、八神とヴィータを置いてシグ姉とシャマルさんが診察室に戻って行った。
なんでだろう?
不思議に思ったので、八神達に会わないように階段で裏に回って診察室まで向かった。
階段を降りたところですぐ目の前をシグ姉達が通り過ぎた。
変だな?こっちは八神とヴィータちゃんがいるところとは逆だよ?
そう思っていると、壁を思いっきり叩く音がした。
どうやらシグ姉が病院の壁を叩いたみたいだ。
あんなことして、周りの人に迷惑じゃないのかしら?
俺がシグ姉の行動について考えているとシグ姉達の話し声が聞こえた。
「何故気づかなかった。闇の書が主を蝕んでいることに…」
「しょうがないわよ…誰一人気づいてなかったんだから…」
なんだ…この話…
「しかし、このままでは主はやては死に…」
「落ちついてシグナム?
取り敢えず一旦家に帰って皆で話しあいましょう。」
八神が死ぬ⁈嘘だろ…
俺は呆然としていた。
どうやって家に帰って来たのかも覚えていないが何時の間に家にいた。
多分今の話しは魔法関係だ俺にはなにもできない…
俺はどうするべきなんだろう?俺は…
結局、考えてもなにも出なかった。
必要最低限しか外に出なくなった俺は学校にも八神の家にも行かなくなった。
学校は夏休みに入っているので行かなくても、問題はない…
八神の家にはもう行かなかった…
俺はこれから自分が何を出来るのか考えていた。
自分には力もなにもない…
八神を助けることも…
俺は渇望した。力を…
八神を助けることが出来る力を…
すると、お守りの代わりとして持って帰ってきていた。
机の上のロストロギアが光りだした。
ロストロギアから黒い靄が出てくると靄は喋りはじめた。
「私はこのジュエルシードを創り出した者の残留した意思だ。」
「その残った意思がなんのようだ?」
「汝は力を望むか?」
「何が言いたい?」
「私なら汝に力を与えることができる。」
「本当か?」
「嘘は言わんぞ。」
「なら俺は力を望む」
「身体がどの様になっても?」
「それで八神が救えるのなら…」
「よかろう…」
そして俺は意識を失った。
主人公視点終了。
ヒロイン?の八神視点
最近四季君が家に来なくなった。
そして、シグナム達も何処かによく出かけるようになった。
なんか関係があるのだろうかと思っていると、
私の家に電話があった。
「なんやこんな夜遅くに電話なんて?
もしもし?八神ですけど?」
「はやてちゃん!よく聞いて、貴方がよく話していた、男の子がこの病院に運ばれてきたの!
学校が始まって二ヶ月も連絡しても、出なかったから何人かの先生と、警察がお家に入って倒れているのを見つけたの。
二ヶ月間も倒れていたのに身体はどこにも異常がなくて、まるで二ヶ月前のまま時間が止まってるみたいになっていたから、身体に影響はないみたい。
念の為点滴をしているのだけど、それでもなぜか意識が戻らないのよ…
命に影響があるわけじゃないみたいだけど…」
その電話は石田先生からだった。
四季君は原因不明だけど植物人間になっているようだった。
嘘やろ⁈…
八神視点終了。
意識がない主人公視点
どこまでみても、闇。
そこに一人漂う俺…
何もないところでの訓練は気が狂いそうだった。
時間も何も分からない状況で常に相手をイメージをし続ける。
何千、何万、何億、何兆のパターンを考えた。
そして、それを何度も何度も重複する。
何時の間にか、自分の脳がおかしくなってきた。
勝手に考えるのだ、まるで意思があるように…
何千、何万、何億、何兆のパターンを組み合わせもはや数え着れない程の数のパターンが頭に出ては消え、出ては消えを繰り返し続ける。
相手の動きパターンを頭に入れて次の最善の選択が常に頭に浮かび続けるようになった。
「そこまで、出来るようになればこれは終わりだ。
次は実際に使ってみるのだ…」
世界が塗り替えられた。
そこには、一つの人形があった。
どこまでも人間に近く、故にどこまでも動かぬ人形にしか見えないもの…
「それでは始めろ…」
人形は何も言わず、退まし速度で迫ってきた。
「セットアップ…クィーンデキム」
俺の右手に植え込まれたジュエルシードが光る。
そこには黒い騎士甲冑を纏った一人の青年がいた…
人形の手が光る。すると手に剣をもっていた。
青年が片手をあげるとそこに黒い靄が集まり小さな剣の形を模った。
二人は一瞬で距離を詰めた。
そこで、せめぎ合う。
人形と青年は互いの武器をぶつけ合う。
青年が模った武器の名はソードブレイカー。
その名のとおり剣を破壊することが出来る。
彼は峰の凹凸に人形の剣を挟み折る。
剣が折れると人形は剣を捨て新たに槍を創りだす。
それに対して、青年は剣の形をした靄を崩し斧を模らせる。
人形が槍を青年に向かって放つ。
青年は最低限の動きで躱す。
人形の伸び切った槍の柄を斧で叩き切る。
槍の柄が折れると人形は新たに槌を創り出す。
それに対して、青年は斧の形をした靄を崩しどこまでも深い闇を両手一杯出す。
人形は槌を大きく振りかぶる。
闇を青年が放つ…
人形はもう避けることが出来ない、闇は人形を飲み込んだ…
勝負は決した。
人形がいた場所、そこには何も残っていなかった…
戦いの間に常に青年は頭で最善の選択を選んでいた。
相手の武器に対する自分の武器、
最低限の動き、
必殺の一撃が確実に決まるタイミング、
これらを頭の中で何パターンも計算して、そのなかから最善の選択をして動いていた。
「まだまだだな…
頭で考えるのが遅ので反応が遅れている、
もう一度だ…」
俺の右手にいるクィーンデキムが言う。
「了解…」
俺はその世界で何度も同じことを繰り返していた。
感情を持つこともなくどこまでも機械的に…
外で何が起こっているのかも知らずに…
主人公視点エンド
桃色巨乳姉さん視点
最近主の様子がおかしい…
特に夏休みが終わってからだ。
何か隠しているようだし、四季は此処に全く来ない。
四季と喧嘩でもしたのだろうか…
しかし、お昼になると一人で何処かへ行ってしまう…
何をしているのだろうか?
「主はやて…
最近どちらに行っておられるのでしょうか?」
「え~と…四季君のとこに行っとるんよ?」
「それは本当でしょうか?」
「うん…嘘やない…
あとで皆に話したいことが有るんよ…
皆呼び戻してくれるか?」
「了解しました。」
何の話なのだろう…
「皆に話したいことっていうんのはな?
四季君のことや…」
「四季ですか…最近見てませんが…」
「うん…四季君は今原因不明やけど、意識がない状態になっとんのよ…
せやから、病院に入院しとるんよ …」
「四季の身体にどこか異変が?」
ザフィーラが尋ねる。
「別に身体のどこにも異常はないんやけど…よくわからへんのや」
「だから、最近此処にこなかったのですか…」
「シャマルも心配してくれてたんやね。」
「四季はどの位意識がないのですか?」
「意識がなくなったのが九月だと考えるともう三ヶ月になるんよ…」
「なぁはやて…
あたし四季のお見舞いに行きたい。」
「ヴィータ、その気持ちは嬉しいんやけど、
最近みんな忙しいからなかなか予定が合わへんやろ?」
そうだ、今の私達にはやるべきことがある。
闇の書の完成…
後4分の1も残っている。
管理局の動きも大きくなってきたので、あまり大きく動けない…
皆もそれは分かっているのだろう…
もうすぐクリスマスになる…
それまでには全て終わらせて、
四季も目覚めて皆で静かに幸せに暮らせたらよいのだが…