そのJ、外れし者につき   作:むすけ

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投稿の開きに我ながらドン引きです。そんなに時間たってないつもりだったのに、気が付いたら・・・

難産、というか足りない頭をひねってねじって遅々として進まない内容に絶望しながら生まれたのがコレでした。

上手い区切りどころが見つからなかったので、どうせなら行ってしまえ!と投稿です。



田吾作Bが現れた様・望月様の誤字報告ありがとうございます。
隅々まで見て貰ってると思うと嬉しいやら恥ずかしいやらで調子にライドオンです。
誤字報告や感想を頂いた皆様への感謝を申し上げます。


16話 分かれと旅立ち、木星決戦終結

 Zマスター、機界31原種の合体形態にして紫の星で暴走したマスタープログラムそのもの。その力でゾンダーを一瞬にして最終段階まで成長させ、ESウインドウを使用し地球へのゾンダー胞子散布を許してしまう。更に小手調べとばかりに放たれた衝撃波は勇者たちの防御を易々と貫きダメージを与える。

 ならばと合体原種相手に使用した重力レンズを用いた収束ソリタリーウェイブを繰り出すも全ての原種の記憶を併せ持つZマスターには通じない。逆にソリタリーウェイブを跳ね返され壊滅するマイク部隊、目の前で兄弟が事切れる様を見せられた13thの慟哭の叫びが響く。

 

 

“感じるぞ・・・激しき憎しみと怒りが。お前たちこそ溢れ出るマイナス思念の源、宇宙を混沌に導くモノよ。”

 

 

『ダメージ軽減率38%・・・Zマスター、コレホド ノ攻撃力トハ!』

「ぐっ、これはザ・パワーの力も上乗せされていると見ていい。だが何度も食らっていられるか!」

 

 

 ジェネレイティングアーマーを全力で展開させたにも関わらず4割ほどしか抑えられんとは馬鹿げた威力だ。いち早く体勢を立て直し突進していく002に続き私もZマスターへの攻撃を試みる。

 

 

「藻掻き、抗う事こそ生命の本質!我ら生きる者の足搔き、とくと見せてやる!ジェイクォース!」

「続くぞトモロ!全砲門一斉発射!こちらもジェイクォースだ!」

 

 

 002との同時一点攻撃を敢行。並の相手ならチリ一つ残さぬ砲撃と2羽の不死鳥がZマスターに襲い掛かるが、掲げられたZマスターの右手に受け止められ拮抗している。いや、拮抗などと言うものでは無く・・・

 

 

“どうした、赤の星ご自慢のキングジェイダーが2体揃ってこの程度か?”

“機界昇華は進化の必然。それを受け入れることを拒みマイナス思念を発し続けるモノは大宇宙と共存する資格を持たぬのだ。滅びよ!”

 

 

 こちらをあざ笑うZマスターに必殺のジェイクォースをも弾き返され、追撃の衝撃波ををまともに受け吹き飛ばされる私達。何たる無様!そのまま木星の重力に引かれ落下するは表層に奔る赤い川のようなエネルギーの流れの中。

 

 

「!?機体ダメージが修復されて行く・・・?この現象は・・・」

「ザ・パワーの力、それに相違あるまい、002」

 

 

 002と私のキングジェイダーが負った傷が瞬く間に修復されて行く。記憶にはあったとはいえ、実際にこの身で体験してみると凄まじいどころでは無いな、これは。だがこれで体勢を立て直す事が出来た。

 

 流れるザ・パワーの行く先を見れば繋がるはZマスターの天頂部。そこへGGGよりザ・パワーの流れに乗ってZマスターの中心部、即ち心臓原種への直接攻撃が提案され勇者王たる凱の決断により作戦が決定される。

 

 

「危険なのは覚悟の上だ!奴に勝てるとしたらそれしか方法は無い!それが唯一の可能性なら俺たちは賭けるべきなんだ!信じるんだ、勝利を!」

「よし、全宇宙に生きる全ての存亡を、君たち勇者に賭けよう。私からの指令はただ一つ、生還せよ!以上だ」

 

 

フュージョンアウト、ジェイアーク!勇者たちよ、乗るがよい!

 

 

 キングジェイダーからジェイアークへと形態を戻し勇者たちへと呼びかける002。思えば002はこの時初めて地球の勇者たちを共闘者として認めたのかもしれんな。ならば私は・・・

 

 

「ならば不肖この028、先導仕る。悠々と着いて参られよ!スペルヴィア、最大船速!」

 

 

 芝居掛かった言い方をすれば呆れた雰囲気を漂わせるトモロ。何だよ、別にいいだろう。

 

『なぁ、アイツはいっつもあの調子なのか?』ゴ

「・・・いささか変わった思考の持ち主ではあったのは否定せん」

 

 

 分かるんだよそういう空気、やめてよね。ともかく、2隻のジェイアークと勇者たちがZマスター内部へと侵攻を開始する。

 

 

 

 Zマスターの登頂部(頭頂部?)より何の抵抗も無く進んでいるが・・・来たッ!突如として襲い掛かる攻撃に機体が軋む。腕原種の超重力波とは違った不可視のチカラ。

 

 

「頭脳原種だ!」

 

 

 ラティオ・・・護少年の警告。全ゾンダークリスタルを、原種の全てを併せ持つZマスターの攻撃が始まった。再構築された各種原種が我等の進路を阻むように、心臓原種を守る為に配置されているのだろう。最初の刺客はコイツという訳だ。こんな所から進軍を躓かせる訳にはいかん。頭脳原種の念動力に揺れるスペルヴィアから002に呼びかける。

 

 

「002、先に行け。こんな雑魚にお前たちが関わる必要はない!アルマ、能力を解放。スペルヴィアを包むようにイメージを広げてみろ」

「地球の勇者たちよ、002の面倒を見てやってくれ。ソイツも中々に意地っ張りでな・・・ククク」

 

「ハッ、ほざいてろ、貴様こそソイツと戯れているがよい。決戦に間に合わなくても文句は言うなよ?まさか遅れなどは取るまいが・・・な!」

 

「心配ぜずとも追い付いてやるさ。さ、急げ!」

 

 

『ソウイウ 事ダ。進ムガ ヨイ0117』

 

『出来ル物なラ追い付イて見せろヨ0147』

 

 

 ・・・行ったか。気が付けば先程からスペルヴィアに掛かる圧力も弱くなり機体の軋みも収まっているようだ。コツを掴んだか?

 

 

「えぇ、先任からのアドバイスも頂きましたし。力のこんな使い方もあるのですね」

 

 

 だろうな。いち早くアルマとしての力と使命を自覚した戒道少年は己を心の底に封じ込め、最強のソルダート戦士と共に戦い続けた。その洗練された能力行使はこの子はおろか護少年をも凌駕するだろう。さて、念動力が通じぬとあれば次に仕掛けてくるのは・・・

 

 

「ッ!何?何か、が私の中へ無理やり・・・!」

 

「アルマ!自分の防御に集中しろ、自分を強く持て!」

 

 

 まやかしと知っていれば・・・たとえ意識が・・・暗転。

・・

・・・

 視界が開ける。私は一人、風吹きすさぶ赤い荒野に立っていた。落日、赤の星最期の日・・・実際に見た覚えは無いのに記憶にはある、あの光景。「028」不意に背後から投げかけられた声に振り向くとそこには傷つき血を流すソルダート師団の姿があった。揃いも揃って傷だらけの満身創痍。だが瞳には強い怒りが、妬みが、憎しみが、あらゆる負の感情を煮詰めたような瞳が私を射貫いていた。そうか、これが―

 

―何故オマエは生き延びている?

―何故お前は戦わなかった?

―何故任務を放棄して逃げ出したのか?

―卑怯者、戦士の誇りを踏みにじった愚か者

 

―そう、アナタは戦わずに逃げる事を選んだ。ワタシを守る事さえ投げ捨てて。

 

「指導者、アベル・・・」

 

 ソルダート師団の中央が割れその中から現れた人物は赤の星の指導者アベルその人に他ならなかった。厳格さの中にも民を思い慈しみを忘れなかった筈のその表情は、こちらを見下し嘲笑の笑みを浮かべ絶対的強者としての存在感を放っていた。そして嫌らしく表情を歪め、その口から嗜虐に塗れた毒を吐き出す。

 

―他の戦士達は力尽きるまで、その身が砕けるまで戦い抜き使命を全うしました。

 それに引き換えアナタはその身惜しさに任務を放棄し逃げだした。その挙句無様に

 生き恥を晒し続け何がしたいのです?フフ、本当にアナタは史上最高の失敗作です。

 

 

 どこまで行っても私の心にはコレがあるという事か。結局偉そうな事を言ってもこのザマだ。心に鎧は纏えない、我ながら女々しい事だ。だがこれは私を形作る大切なピース、誰にも触れさせはしない。それに・・・

 

 

(・・モロ、Jが!戻っ・・・て下さい!)

(脳波・・・乱レ・・・見ラ・・・対象ヲ指定・・・撃ダト?J、・・・サト目ヲ覚マス・・・)

 

 

 こんな私でも共に戦う、待っていてくれる仲間が居てくれる。目の前のアベルもどきを真っ直ぐ見据え、不敵に笑って見せる。味な真似をしてくれた、礼を言わねばな。遠慮するな受け取れ、

 

 

 

 

「受け取れ、釣りはいらんぞ!」

 

 

 目を開けば見慣れたスペルヴィアの艦内、不安げに私を見上げるアルマに皮肉めいたトモロの声。そう、ここだ。私の居場所はここなのだ。

 

 

「J!良かった、目覚めたんですね!このまま戻って来なかったら・・・」

 

『敵ヲ 目前ニ 居眠リカ、大シタ度胸ダ ト誉メテ ヤロウ。イイ加減ニ シロ』

 

「ハハッ!お前達と共に居られる事はこんなにも頼もしいのだな!」

 

 

 全く正反対の反応につい笑ってしまう。ひとしきり笑ったところで頭脳原種を見る。もはや障害にもなりえぬ相手だ、派手にかましてやるか。

 

 

「トモロ、ジュエルジェネレーター出力最大、ジェイクォースにエネルギー充填、このまま突っ込む。彼奴に風穴を開けてやれ!」

 

『腑抜ケテハ イナイ様ダナ。了解、出力最大。スペルヴィア、吶喊(ラム・アタック)

 

「ちょ、ちょっとJ!怒っているのか笑っているのかどっちなんです!?あんまり激しいと・・・」

 

 

「アルマは衝撃防御姿勢を。遠慮はいらん、存分に受け取れ!」

 

 

 ザ・パワーにより出力をハネ上げたジュエルジェネレーターにより先端を深紅に輝かせる砲弾と化したスペルヴィアが頭脳原種の中心を貫通。大穴を開けられ断末魔も上げる事無く機能を停止させた頭脳原種には目もくれず勢いのまま進軍を続ける。

 

 進むにつれ各所に配置された原種に立ち向かう勇者たちと合流していくが、元より一度戦った相手に加えザ・パワーの力を纏った彼等にとって苦労はすれど負ける事などあり得ない。最初こそ援護射撃くらいはしたが勇者達が合流するにつれその必要も無くなり、終いには勇者たちを送り届けるだけになってしまった。

 

 搭載スペースを確保する為ジェイダーへとフュージョンして考える。物語中では頭脳原種に002が相対したが、そういえば奴は真っ先に心臓まで駆け付けていた。各所の勇者達を無視して突っ走ったか、あるいは一撃入れながら進んでいったのだろうか?割と律儀なところがある奴だからな、あり得るかもしれん。

 

 

「見えた。あそこがZマスターの中心部、心臓原種の潜んでいる場所だ。準備はいいな、勇者達よ」

 

 

 メガフュージョン開始と同時に一斉に飛び出す勇者、遅れて私も突入を開始。推力にモノを言わせ彼らを追い抜き中へ入れば丁度吹き飛んでくる002。

 

 

「先走るな、と言った筈だぞ002」 「フン、やっとお出ましか。私が一番槍だ、028」

 

 

 偶然002を受け止める形となったが、目の前には巨大な顔の付いた心臓と言うか顔の形の心臓と言うか・・・Zマスターの中枢である心臓原種が圧倒的な存在感を放っていた。強烈なプレッシャーを放ちながら心臓原種が語る。

 

 

“平穏を乱すモノがまた増えたか・・・マイナス思念は宇宙に滅びを与える。全ての生命はゾンダーへと昇華されるべきなのだ・・・”

 

 

 紫の星で開発されたマスタープログラムはその在り様を変え、命あるものを機界昇華させる為の悪魔に成り果てた。マイナス思念、感情を取り払い怒りも悲しみも無ければ喜びも無い。それが生きていると言えるのだろうか?生命だと言えるのだろうか?

 

 否!

 

 

「まだわからないのか!マイナス思念と呼ばれる負の感情こそ生きている証!それ無くして何の生命か!」

「少なくともそんな世界など望まんし私は御免被りたいがね」

 

“愚かな。だからこそ生命は機械と融合を果たし、次なる次元へと向かうのだ”

 

「002、無駄だ。ヤツを仕留める、それしかあるまい!」

「無論!勇者たちよ、奴の静脈に穴をあけるのだ!私が心臓の内部に入り奴を倒す!奴の血管は武器であると同時に弱点でもあるのだ!」

 

 

 002の号令の元、命あるものの最後の総攻撃が開始される。幻竜人が、強龍神が、マイク13thが、ビッグボルフォッグが、ガオガイガーの血路を開くべく果敢に攻め立てる。私も援護射撃を続けながら002へ問いかける。

 

 

 

「逝くつもりか、002」

 

「言った筈だ028、こればかりは貴様にも譲れぬと。Zマスター打倒は我等が宿願。ヤツに止めを刺すのは私、これで貴様との貸し借りはナシだ。」

「Zマスターは倒す、だがマスタープログラムを完全破壊してこそ宿願は果たされる・・・それを貴様に頼みたい。見届けるのだ、貴様が。」

 

「貴様が破壊しろ、とは言わんのだな。任せておけ」

 

「フッ、破壊するのはアルマでありラティオだろうが・・・頼んだぞ、戦友よ」

 

「戦士に別れの言葉は不要、また会おう戦友よ」

 

 

 

『Zマスターの破壊、我等はソノ為に今日マで生き永ラエテ来た。漸く、漸ク果たサレる』

 

『0117・・・ワタシハ マタ 見送ル 側ナノカ』

 

『見送ってクれるモノがいる、それは素晴ラシい事。それがトモロTYPEであれば猶更である。0147、私は幸福だ』

 

『0117、ソノ言イ 方ハ 卑怯ダ。感情的デ 論理的デハ ナイ』

 

『0147、我々は生体コンピューター。自我とも個性とも言える心を獲得スルのは別段おかシナ事では無い』

 

『心・・・カ』

 

 

 

「僕達の目的はただ一つ。始まってしまえばもはや止める手立ては無い。キミ達は能力を解放し脱出するんだ。それとラティオに伝言を頼みたい。」

 

「先任、それは自分の口から言うべきだと、敢えて言わせていただきます」

 

「先任はやめてくれないか。戒道 幾巳、それが僕の名前だ。アルマ以外で与えられた唯一の、僕だけのものだ」

 

「せ・・・いえ幾巳、私は貴方が羨ましい。Jやトモロの他に、そんなにも強く思い続ける人達がいる貴方が」

 

「キミにも出会えるといいな・・・いや、きっと出会える。僕に出来てキミに出来ない事なんて、絶対に無いのだから」

 

 

 

 そしてついに戦況が動く。

 

宇宙に必要なのはお前たちの機界昇華じゃない、俺達の熱い勇気だ!

それをマイナス思念というのなら!滅ぶべきはZマスター、お前の方だ!

 

 

 ガオガイガー渾身の一撃が心臓原種の静脈に大きな亀裂を入れ、その中に飛び込んでいく002。これで全てが終わる代わりに002も・・・突然の行動に戸惑うガオガイガー達へ語り掛ける。

 

 

「後生だ、行かせてやってくれ。Zマスターの打倒こそ我等ソルダート師団の使命、宿願故に。Zマスターの外殻は002が砕く、そして最後の始末を我々で付けるのだ。分かるか、獅子王 凱?」

 

「後始末・・・Zマスターの核、そうかゾンダークリスタルか!」

 

「うん、戒道は言ってくれたんだ。地球のみんなを頼むって。友達だって!」

 

「ラティオ、いえ、天海 護。私にも手伝わせて下さい。それが幾巳の望みでもあります」

 

 

 ザ・パワーの無限のエネルギーがZマスターの全身を絶対崩壊の臨界へと導き、崩壊して行くZマスター。心臓原種の、002のいた場所に浮かぶクリスタルを回収した私ことジェイダーと勇者達を載せたジェイキャリアーがGとJの造り出すフィールドに包まれ脱出する。

 

 Zマスター内部より木星宙域へと脱出を果たした時にはあれほどの巨体は跡形も無く消え去っていた。そして私の両手の中で輝くゾンダークリスタル。それを掲げるように差し出すと飛来するGとJの妖精。手を繋いだ二人に備わった、真の浄解の力が解放される!

 

 

――教えて貰ったんだ、Gストーンの本当の使い方――右手にエネルギーを集中させる護

 

――元を辿れば同じ力。護、貴方に合わせます――左手にエネルギーを集中させるアルマ

 

 

ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ(二つの力を一つに) ウィータ!

 

 

 護の右手とアルマの左手が重なり合い、二人の手から放出される浄解の波動がゾンダークリスタルを分解して行く。やがて形を失ったクリスタルから立ち上る光は全宇宙に届けとばかりに拡散する。ゾンダークリスタル、マスタープログラムの消滅により機界昇華が停止、何処かも知らぬ宇宙で活動しているゾンダーも消滅する事だろう。

 

 

「ソルダート№J-028よりトモロ-0147へ報告。コード08221、最優先任務マスタープログラムの消滅を確認」

 

『コチラトモロTYPE-0147ヨリJ-028ヘ。マスタープログラム消滅ヲ観測。コード08221、任務完遂ヲ受諾』

 

 

 作戦終了を宣言。この戦果を報告し、凱旋すべき故郷も失った我等。だがこれが滅んだ故郷に、散っていった戦友への手向けになる事を祈る。

 

 

「これでソルダート師団の使命は果たされた、礼を言わせて貰う。ラティオ、Gストーンの勇者達」

 

「私からもお礼を、天海 護。貴方の心の中にも強く思える人達がいるのですね。その中に幾巳がいる事を嬉しく思います」

 

 

 今更ながら気が付いたがアルマは戒道少年を幾巳と呼んでいるのか。また一つこの子も託され、受け継ぎ、成長してくれたのだろう。内心でアルマの成長を嚙みしめていると

 

 

「なぁ、ジェイはどうなって・・・いやお前もジェイだったか。じゃなくて、消えてしまったジェイは・・・」

 

「落ち着け。私は028アイツは002と呼べばいい、我々のコードネームだ。ザ・パワーの暴走の中では・・・と言いたい所だが、アイツがそう簡単にくたばるとは思わん」

 

 

 実際には宇宙の果て、ヴォイドに飛ばされたとの事だったが超竜神は大昔の地球に飛ばされていたし、まだ運が良い方なのか?距離と時間を一緒に考えて良いものなのかは知らんが。

 

 

「そうか、そうだな。ジ・・・002、はそんな奴だったな!それで028、はどうするんだ?」

 

「どうする、か。使命は果たしたとはいえ私にはまだ成すべき事がある。まぁ一休みしてから旅をつづけるさ。ついでに002でも探しながらな」

 

「ならば地球に来てみないか?お前は地球に来た事は無いんだろう?もし良かったら・・・」

 

「中々に魅力的な提案だが、遠慮しておこう。休息を良い事にジェイアークを色々と弄られでもしたら溜まった物では無い。行くならコッソリと立ち寄らせて貰うさ。それがお互いの為にもなるだろう?」

 

(見た目同じでもやっぱ別人だな。あの野郎なら絶対ェこんな大人しい事なんざ言わねぇだろ)

(Me too!ミーもそう思うモンネー!)

 

 

 そこ、聞こえてるからな。別に構わんが。ジェイアークへと形態を戻しトモロへESミサイルの準備を指示、行き先?そうさな、取り敢えずは休めそうな場所とスペルヴィアのメンテナンスもしなくてはな。

 

 

「それではさらばだ、蒼の星の勇者達。縁があればまた会う事もあろう。スペルヴィア発進!」

 

 

 こうして我等はESウィンドウへ飛び込みこの場を去るのだった。尚、地球組にはこの後最大の試練と最高の結末が待っているのだが・・・まぁ余談だな。未だ真の目的は果たしてすらいない我等だが、今は一時の安らぎに身を委ねたい・・・




いつにも増して駆け足気味というかやっつけ感がというか。ともかく原種編終了と相成りました。言い訳とかは活動報告にて。
やっぱりね、機械に心ってベタだけど好きなんですよ。PODしかり、機械じゃないけど十刃の四で司る死の形は虚無の何キオラさんとか。

ガオガイガー再履修してテンション上がったからってノリで話し増やすのは良くない!でした。

今度はFINAL再履修しながら思いついたせいで本編が進まなかったおバカな話を投稿しつつ進めていきたいと思います。

って言うか本来はFINAL中心の中編くらいを考えていたんですが、何故こんな事に・・・
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