遊戯王GX 天上院明日香がオベリスクフォースに狙われています。守ったらおっぱい揉nーー   作:SOD

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朝田朕(あさだチン)
転生者。

自分の名前が朝勃ちから来ているのを気に入っている。敢えて難を上げるとすれば、一人称を『(チン)』にした場合、自分のことを名前で呼ぶ痛すぎる野郎みたいになってしまうところ。

『あのね〜朕はね〜。』
 
地獄か。



童貞の暗黒面

 

 「やあ天上院! おっぱい揉ませてもらっていいですか?」

 「ええ! もちろんよ朝田くん!」

 

 説明無用。何だ、ただの夢か。

 

 しかし、目の前にはおっぱいを寄せて俺に身を寄せてくれている天上院。しかも制服のボタンを外して胸元を少し解放した状態。

 夢でもいい。夢でもいいよな! 例え朝起きた時に夢精していようとも。俺は覚悟を決めるぞー!   

 

 「いっただきまぁーす!!」

 

 

 

 

 --じりりりりりりりりりりりりりりりりりrrrrrrrrrrrrrr…………!!!!

 

 

 

 

 朝五時。俺、無事起床。

 

 

 「……………俺は。

 

 今日という日ほど目覚まし時計を憎んだ日はないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい(血涙)ーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 朝日を浴びながらランニングをして、シャワーで汗を流して、朝食に食パンを何もつけずに丸かじり。学園に来てから撮り溜めた女子の映像を眺めながら食後の水道水を楽しむ。これが俺の朝のユージュアリーなルーティン。

 今朝はもちろん天上院の動画をピックアップ。胸のかたちを作りながらブラジャーを着ける女子の生々しい着替えシーンを堪能だ。実に良い。俺のアレキサンダーさんもイスカンダル王へ変貌を遂げて最果ての海へと駆け出していく。

 

 10回ほど堪能したら、そろそろ登校の時間だ。フフフ。今日の俺は紳士的だぜ。

 

 

 

 

 

 ーデュエルアカデミア廊下にてー

 

 

 「やあ天上院くんおはようございます。良きおっぱいですね。揉んでも宜しいですか?」

 

 登校一番に出会った天上院に朝の挨拶を紳士的口調でする俺。すると、何故か突然天上院は俺の腕を掴んで廊下の隅っこへ移動した。

 

 「あのねえ、朝田君? 人前で胸を揉ませろって言うの、止めてもらえないかしら?(ヒソヒソ)」

 

 眉間にシワを寄せつつ少し赤面した顔を近づけて耳打ちしてくる。ああ、いいにおひがする。

 

 「()()でと言うことは、つまり今夜俺と二人っきりになろうぜっていうお誘い……!?」

 

 「そんなわけないでしょ! だいたい、女性にそんな破廉恥なことを言う時点で問題なのよ!?

 

 貴方、ただでさえオシリスレッドだし、こんなことばっかりしてたらクロノス教諭に目を付けられて退学に追い込まれるわよ?」

 

 「へ?」

 

 「私は、助けてもらった恩もあるし多少のことなら見逃すけれど、クロノス教諭はオシリスレッドの生徒を毛嫌いして差別的に接するの。

 

 だから、もう少し自分の行動を改めて--」

 

 

 「クロノス先生なら、この前仲良くなったから多分二度と俺に歯向かわないぞ」

 

 

 「……へ?」

 

 

 なんたって俺は転生者。クロノスがやらかす『校長にバレたらヤバいネタ』を知ることくらい造作も無い。

 だから入学してからずーっと男子更衣室で張り込んで例の直筆の手紙を手に入れることに成功している。

 

 交渉は脅しのネタを使うのが一番良いって、悪徳政治家のじっちゃんがゆってた。今頃地獄かな? 俺はじっちゃを反面教師にして品行方正に生きて天()でハーレム作って見せるからね。

 

 え? 字が違う? 自分のことは自分が一番分かってるから……。

 

 

 「それで………………その、朝田くん。今日のお昼、一緒に食べない? この前のお礼にご馳走するわ」

 

 「デザートはキミかなハァ〜ニィ?」

 

 

 

 「明日香さまをデザート呼ばわりするなああああー!!!!」

 

 

 

 「ブフッーー!」

 

 小粋なジョークを嗜んでいると、俺の横っ面を思いっきり蹴りが飛んできた。多分飛び蹴り。奥歯ガタガタ言ってそう。

 

 「ちょ!? ジュンコ、あなた何してるの!?」

 

 「明日香さま! こんな性犯罪に近づいちゃ駄目です!! 勘違いしてストーカーになったり、取り返しのつかないことになったらどうするんですか!」

 

 「それは……そうなんだけど」

 

 否定とかしないんすね。

 

 「でもね、ジュンコ。死角から飛び蹴りをするなんて、一歩間違えたら殺人行為よ」

 

 「うっ……そ、それは……」

 

 「そーだそーだー。人殺しー」

 

 「アンタが言うんじゃないわよ性犯罪!!」

 

 こういう場合って、大抵はヒステリー起こした女友達の勘違いとか誇張なケースが殆どなんだけど。悲しいかな、真実なのよね。だが、一つだけ言いたい。

 

 

 「間違っている……間違っているぜ枕田ジュンコ」

 

 「ハァ? 何を間違ってるって言うのよ。女子寮の色んな所にカメラを仕掛けてるのは間違いなくアンタでーー」

 

 「女子寮に不法侵入しているから、俺は枕詞に『性』なんて要らない。

 正真正銘の犯罪者だぜ!!」

 

 「威張ることかああああああーー!!!!」

 

 「ウデヒシギー!!!!」

 

 

 

 「……………………ハァ。」

 

 キーンコーンカーンコーン。

 

 「ああ、そろそろ授業が始まるわね。それじゃあ朝田くん、お昼にね」

 

 「ぜっっっっったいに行かせないからー!」

 

 「うおおおおおおおおおおおおーー!!!!(太ももとおっぱいと手が柔らかくて気持ちいい!!)

 

 あ、パンツ見えた。イェーイ! 今夜のおやつ決定ー!」

 

 「脳みそごと破壊してやるううううううー!!!!(頭引っ張り)」

 

 「ぶおおおおおおおおおーー!!!!(女子の両手が俺の顔を握っている!! 後頭部におっぱい!!)

 

 なるほどおっぱいが枕田アアアアアアアアアアアァァァー!!」

 

 

 

 「少しは痛がれええええええええェェェェェェーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

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 で、今からお昼。

 天上院はメインにサンドイッチと付け合せにサラダを。

 俺は久しぶりに食える昼食に大歓喜してメインにカツ丼と付け合せにラーメン。飲み物にカレーを選択した。

 

 

 「………………見事に炭水化物ばっかりね」

 

 

 「うむ。なにせ近頃は霞だけで昼食を凌いでたとこあるからな」

 

 男らしく頬をヨクバリスにしながら飯をかき込むこの幸せ。久しく忘れていたよ。ご飯って美味しい。

 

 「まさか、盗撮用の道具を買うために金欠ってこと?」

 

 「まさか。盗撮道具はアカデミアで頻繁に新調なんて出来ないだろ」

 

 「私は盗撮用だって言うところを否定して欲しかったんだけれどね……」

 

 朝田くん、嘘つかない。

 

 「それじゃあ、一体どうして金欠に?」

 

 「中古品って新品より価値低いじゃん? つまり中古品(使用済み)新品(おニュー)に交かーー」

 

 「ごめんなさい。食事中に聞く話じゃなかったわ……」

 

 俺としては珍しくオブラートで梱包して話したのに、金の使用用途を完璧に理解したらしい天上院。さっすが〜。

 

 「………………(もぐもぐ)」

 

 「………………」

 (意外と食べ方綺麗ね。カツ丼とラーメンとカレーライスを一緒に頼んだ時は物凄い勢いでかき込むのを想像していたけれど。綺麗過ぎるくらい綺麗だわ)

 

 「……………………」

 

 ああ、カツ丼。タンパク質がカラダに染みるぜ。

 天上院はあんまり食事が進んでいないみたいだ。無理なダイエットはカラダを(いま)めるぜ。ショットガンシャッフー。

 

 「……………………あ、あのね。朝田くん……」

 

 「オベリスクフォース」

 

 「ーーっっ!!」

 

 それが聞きたくて俺をランチタイムに誘ったんだろう。そうだと思ってたよ。

 強張ってる表情が全て物語ってるぜ。いいぜ、語ってやろうじゃないか。

 

 「ーー奴らの名は『オベリスクフォース』。

 

童貞の暗黒面に堕ちたSMクラブのメンバーだ

 

 「え、SM……え??」

 

 「奴らは三人一組で行動する。

 強制的にデュエルを仕掛けて、女子供でも容赦なくSMプレイを強行する歪んだ性癖を持つ変態集団。むろん全員童貞だ」

 

 「あ、あの……」

 

 「頭に機械を埋め込んだ変態のボスに連れ去られ、幼い頃から訓練という虐待を受け続け、性的錯綜を魂の奥底まで刻み込まれた『手遅れ』の連中。もう誰にもやつらの性癖は満たせない。

 

 だから天上院。これ以上奴らのSMに巻き込まれたくなかったら、奴らには関わるな」

 

 「どうして、そこまで詳しいの……?」

 

 「さあな。

 ただ、これだけは約束する。お前は俺が守るって……」

 

 「ーーっ」

 

 「オベリスクフォースに、お前を襲わせはしない。絶対に、許さない」

 

 天上院のおっぱいをカードにするなんて愚行、俺は断じて認めない。

 

 

 「あ、朝田くん……///」

 

 「だから無事に守れたらおっぱい揉nーー」

 

 「台無しよ……はぁ(深海より深いため息)」

 

 

 「まあ、そういうわけだから。やつらのことは忘れろ。

 

 あと、もしまた襲われた時はSOSコール待ってるぜ。じゃ、ごっそさん。美味かった〜♪」

 

 

 

 

 人の金で浴びるほど食う飯は最高だぜ!!

 

 

 

 

 

 

 

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 「……………………SOSコール、ねぇ……」

 

 一人食堂に残った明日香は、あの夜のデュエルを思い出す。

 

 

 

 『覚えておけ、俺の剣は二度刺す』

 

 

 

 「……………………」

 

 

 

 「あっ、いた! 明日香さま!! 大丈夫でしたか!? あの変態は!?」

 

 考え事をしていると、明日香を探していたジュンコがモモエと共に現れた。

 

 「はぁ……はぁ……ジュンコさん…………足、速いですわ…………」

 

 「………………」

 

 「……? 明日香さま?

 大丈夫ですか?」

 

 

 

 

 「…………………………ねえ、ジュンコ、モモエ」

 

 「はい、ここにいますよ!」

 

 「どうなさいましたか? 明日香さま」

 

 「……………………」

 

 

 「「明日香さま?」」

 

 

 

 

 

 「…………………………………………二人とも『儀式モンスター』って、持ってる?」

 

 




オベリスクフォース達

これから一生、天上院明日香にSMクラブのメンバーだと思われる宿命を背負わされた。
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