遊戯王GX 天上院明日香がオベリスクフォースに狙われています。守ったらおっぱい揉nーー 作:SOD
※サブタイトルで期待した人は今すぐ諦めてください。あくまでも耐性が低い人用の注意喚起です。所詮は18に届かない演出よお!
「……つまり、この島は『デュエルアカデミア』って言う学校で。
融合を使う人はいるけど、ここは融合次元じゃなくって……」
「うんうん」
「『アカデミア』とは別の場所で、どちらかと言うと最近では融合召喚よりも儀式召喚を使う方が流行っている……と」
「そうそう」
あれから、どうにか落ち着いて話をすることが出来た私と明日香さん。
今は情報を集める為に話を聞いているところです。
「そして……あの青髪の人は、やっぱりとんでもない変態…………」
「…………そうよ」
どうやら朝田朕という名前らしい、私のズボンを脱がせていた変態の人。
過去にこの学園にこっそり現れたオベリスクフォースを三対一で
「………………それで、助けたお礼に……む、胸を……」
「毎日のように求められたわね……」
「やっぱり女性の敵なんじゃないですか?」
「…………それは。そうなんだけど……」
「じゃあやっぱり私は逃げた方が良いじゃないですか!」
「待って! 確かに朝田君は、覗き、盗撮、下着ドロの常習犯よ。その上に人前でも平気でセクハラ発言するし、物凄く恥ずかしいわ!
でも、彼にも良いところはあるのよ!」
「それってダメ男に引っかかる人の言葉ですよね!? 良いところがあっても帳消しにして信じるには、女の子にとって危険過ぎませんか!?」
「それは否定しないわ!」
「じゃあ私は逃げるべきじゃないですか!!」
「待って違うの! 確かにそうなんだけど、きっと彼にも深い考えがあるの! きっと深海より深いわ!
ただ、それがえっちなことが絡むと浅はかになって深海から山頂に変わるだけで……」
「『だけ』で済ませるには危険過ぎます! 一生取り返しのつかない傷を負わされるところだったんですよ!?」
さっきからずっとこの話が堂々巡りしている。
朝田朕は、変態で性犯罪者で女の敵。だけど、彼を信用してここを出て行くのは少し待って欲しい。
こればっかり! 話に聞いている限り信用出来るわけないし、どうして明日香さんが信用出来ているのか、私には全く分からない。
「あの、失礼ですけど明日香さん。貴女の評価って付き合っている彼女さんとしての贔屓目だと思うんです。情報だけ聞いていると、朝田さんは間違いなくクズ男ですよ!?」
「え? 私は朝田君とお付き合いなんてしていないわよ?
出来るわけがないじゃない。あんな女性にだらしない人と」
「--もう分からない! 私、明日香さんの考えが全く分かりません!!
どうしてそこまで酷評しかしてない人に、そんな信頼を寄せているんですか!??
盲目に信奉しているかと思ったら、出てくるのは男性として最悪の情報ばっかりだし。
明日香さん個人としても決して良い人と言うわけでも無い!
どうしてそんな人を信じてるんですか!?」
「それは……」
「ギュフフフフ~~!! 瑠璃ちゅわぁ~ん、みぃ~つけたぁ♡」
明日香さんが何かを話そうとしていた時、身の毛がよだつ
「あ…………ああ……!!?」
「瑠璃ちゃん? どうしたの? 瑠璃ちゃん!?」
「嫌……嫌ァ……!!!」
アイツだ……! 融合次元で捕まっていた時、私に……私に……!!
「やァ~っと見つけたよぉ、瑠璃ちゅぁ~ん♡
さあ、お家に帰ろうね。家出なんてして悪い子だなぁ。ギュフフフ。
悪いことしたメスガキにはぁ、おじさんからの『お仕置き』の刑~だからね?♡」
「嫌ああああああああああああああーーー!!!! 変態ロリコンビーストおおおおおおおおおおおおーーーーー!!!!!」
「ギュフフフフ♡ 目上のおじさん相手にそんな暴言を吐くなんて、悪い子だなあ……。
これはもう……ペロペロするだけなくって……わからせが必要かなぁ♡」
「な、何!? この人……!?」
(ボサボサの髪に、メタボリックで胸毛が生えているカラダで半ズボン一丁の半裸!? 全体的な見た目が酷すぎる……ッッ!!)
「嫌あ!! 来ないでよぉ!! 気持ち悪いぃーー!!!!」
「ギュフフフフ♡ まぁた悪い言葉でお話してるねえ。
そんなにおじさんに色々教えて欲しいのぉ? おねだりしちゃってるのかなぁ……ハァ……ハァ……♡」
「ちょっとアナタ!! ここは神聖な学び舎ですよ!?
そんな恰好で敷地内をうろつかないで下さい!!」
明日香さんが私を庇うように間に立ってくれた。わたしはとにかくアイツの視界に入りたくなくて、背中に身を隠した。
「うるせえよ
「な、なんですって!? 誰が加齢臭よ!! 私はまだ15よ!!」
「知るかあ!! ロリは実年齢じゃなくて魂と人格に宿るんだよ!!
んな乳袋ぶら下げて若者ぶってんじゃねえぞボケぇ!! 死ねえ!!!!」
「ひ、酷い……見た目も人格も言動も思考も。何もかもが最悪だわ……!
まるで会話にもならないし、だったらいっそのこと……デュエルで叩き出して……!!」
「ダメぇ!! それだけはダメなの明日香さん!!」
「どうして!? 確かにわたしは昔オベリスクフォースに負けたけど、今の私なら一対一のデュエルなら--」
「ダメなの!! そいつは、わたしとユートと兄さんにカイトの四人がかりで戦っても、手も足も出なかった!
そいつは『オベリスクフォース』三人を相手に勝てる三人と私より強い……単純に計算して『オベリスクフォース』十人分以上強いのよ!!?」
「え……!?」
(あのオベリスクフォースが……十人分?? 三人でも手も足も出なかったのに、十人分……!?)
「………………仲間が、命がけで私たちを逃げしてくれたけど…………それでも私は、その後に結局捕まって……っ」
「んぎゅふふふふ~♡ 瑠璃ちゃんったら、そんなにおじさんのこと褒めてくれちゃってぇ~。ついにフラグ建っちゃったかなぁ~? ぶひゅひゅ~~」
「…………ごめんなさい、明日香さん。貴女の言う通り、大人しくしてれば良かったかもしれない」
明日香さんの脚が震えている。やっぱり怖いんだ。
だったらせめて、明日香さんを巻きまずに私だけで逃げないと……!
「瑠璃ちゃぁん。これ以上逃げたら、そのBBAをいたぶっちゃうよぉ?」
「--っっ!!」
「--!?? ど、どうしてよ!! その人は関係ないでしょ!?」
「関係なくないよぉ♡ だってぇ……瑠璃ちゃんが見捨てて逃げられなくなるんなら、餌として使えるし。餌にならないんなら、BBA罪で罰を与えないとイケないからねえ」
「な、何よそれ!! 勝手すぎるじゃない!!」
「そうだよお? 力ある者は幾らでも勝手が出来るんだよお♡
だから、素直におぢさんのところにぉいでょぉ♡
そしたら、そこの加齢臭も見逃してあげるよお? 人の生殺与奪も、おぢさんの言うことさえ聞いてれば自由自在。チカラって言うのはぁ~そう言うことなんだょ♡」
「ふざけてる……力があるから、何をしても良いんだなんてふざけてる!!
そんなの、そんなのおかしいじゃない!! 誰だって、みんな力が無い赤ん坊から育ってきて今があるのに。それを忘れて好き放題してていいの!? みんなひとりぼっちじゃ生きていけないのに、他人を思いやる気持ちを忘れて生きるなんて……。
そんなの、人間の生き方じゃない!!!!」
「……………………」
「瑠璃ちゃん……っ!」
「…………」
RBは、それまでの気持ち悪い態度から一変。無表情で私を見つめていた。
「……………………」
それが気持ちわるくて、怖くて、私は叫ぶ。
「なんとか言いなさいよ!」
「……………………ああ、もういいや」
「……? 何がよ」
「瑠璃ちゃんがそんなこと言うなんて思わなかった。
ひとりぼっちじゃ生きていけないだって? ひとりぼっちじゃないよ。
だって……」
ニチャリ……そんな表現がぴったりな表情でRBが笑うと……。
「瑠璃ちゃんを孕ませてママにして子供を作れば、おじさんはひとりじゃないからねぇ……♡」
「…………え?」
「今すぐここであかちゃん作ろうねぇ!! その服全部ビリビリにして裸にして、ボテ腹妊婦にしてあげるからああああああああああああああああああああーーーー!!!!!」
「ひっ--!!」
「瑠璃ちゃん! 逃げて!!」
「邪魔だよBAAああああああああああああああああああああああああああああああーーーー!!!!」
RBが丸太のような腕を振り上げて、明日香さんに襲い掛かった。それがあまりにも速すぎて、一瞬頭が付いて行けなかった。
駄目……逃げられない。こんなに速いのに逃げられるわけがない。
私は……コイツから、逃げられない…………最悪なことをされて、もう二度とみんなに会えないカラダにされてしまう。
嫌だ……嫌だ…………こんなのもう嫌だ!!
「死ねよBBA!! おじさんは今から瑠璃ちゃんと孕ませS●Xするんだよおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
目の前の現実が辛すぎて、目を覆った。もう、こんなの見たくない。
元の生活に帰りたいよ。
「帰りたいよぉ……ユート。
誰かぁ……私を家に帰してぇ…………!!」
「………………朝田君」
「え…………?」
RBに襲われた筈の明日香さんの声がして、私は恐る恐る顔を上げた。
最初に映ったのは、明日香さんの金の糸のような綺麗な長い髪。
「……………………綺麗」
私が思わずそう口にしたのは、明日香さんの髪の毛についてじゃない。その更に奥。
まだ太陽が高く登る明るい世界にいてもなお、宇宙に煌めく星々のように、糸の一つ一つが星の輝きで編まれているかのように光る『青』があった。
「…………あれれぇ~~?? おかしいぞお?
どうしておじさんの力で殴られて、立っているんだよ。お前」
RBが僅かに後退した。正体不明の敵に対して警戒するように。
…………??
あのビーストが、『警戒』した…………?
「何を分かり切ったことを聞いている。男はえっちな女の前では、息子に『勃ちあがれ』と命令するモノ。
ならば、
不意に風が吹く。ふわりと流れる星々の糸が、一層輝きを増していく。その光景が、何故か私の心を少しだけ安心させてくれているのを感じる。
どうして? この人は、朝田朕って……さっきの変態でしょう? どうして……?
「……
女の危機に駆けつけ、その身と心を護る戦いたるや、雄の
女に武勇を魅せ付けるには……これ以上はあるまい」
「いきなり出て来てカッコつけたセリフばっかり言いやがって……お前なんなの? 今からおじさんの種付けタイムだって分かんないわけ? 空気読めよ糞ボケがぁ……!!」
「読めますよ?
それに、種付けオジサンなんて概念がこの世界に大っぴらに許されるわけねえだろ。
この世界観は健全なもの。ゆえに、デッドラインの薄皮一枚を攻めるのはこの俺。朝田朕だけで充分だ。
失せろロリコン。この次元に二人の変態は要らない」
「寝ぼけたこと言いやがって……美形が
「また
こっちとらお前と同じ。非モテ、ブサイク、金無しと。男の自殺三原則揃い踏みだってーの。
「殺すウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウうううううううウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
「--天上院、瑠璃。俺の後ろに下がってろ。
ここから先は、
「はい!」
青髪の人の言葉に、心底安心した声で返した明日香さんは、私を一緒に下がるように促した。
それから……。
「瑠璃ちゃん。よく見ていてね」
「え……?」
デュエルディスクを構えた二人……朝田さんを指さして。
「「デュエル!!」」
RB LP4000
朝田朕 LP4000
「--覗き、盗撮、下着ドロ。そんな最低な彼を、私がどうして信じられるのか?
その答えが、このデュエルで貴女にもきっと伝わると思う」
「伝わる……?」
「ええ。とてもじゃないけどあの人への気持ちってね、言語化出来ないの。
あんなに最低な人なのに……それでも、『違う』の」
「違う……?」
その時、明日香さんの言っていることはまるで理解出来なかった。
どうしてそんなに安心しているの? さっきまであんなにピンチだったのに。
私、説明したじゃないですか。『オベリスクフォース10人分より強い』って。
なのに…………。
「どうしてそんなに……ワクワクしているの…………??」
全然、私には分からなかった。
次回、デュエル回。
…………きっと。