遊戯王GX 天上院明日香がオベリスクフォースに狙われています。守ったらおっぱい揉nーー   作:SOD

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おっす、あけおめカルバッチョ。オラ天津飯。夢はでっかく火影になること。サムライ王にオレはなる。


 そんなわけで、新年が明けたので新展開です。
 そろそろ更新しないと憎き広告が襲って来ちゃうからね!
 お父さん、広告がくるよおー!
 坊や、アレは木の枝だよ……うわあー広告だあー!!


 

 新年一発目

 〜遊戯王GX 天上院明日香がオベリスクフォースに狙われています。守ったらおっぱい揉nーー〜

 始まります。
 明日香は出ません。



 蛇足。初夢で憧れの吉川晃司さんと会えたので幸せです。


しがないマゾです

 

 

 

 デュエルに決着が付き、危うく破壊した部屋の弁償をさせられそうになった二人はそそくさと部屋を抜け出してほとぼりが覚めるまで会社の中にあったバー兼カフェでくつろぐことにした。

 

 因みに今はもう夜。お泊り確定だ。

 

 

 「ご注文はお決まりですか?」

 

 「オレはオレンジジュースで!」

 

 オーダーを聞きに来たウェイターに元気よく返事を返したのは、デュエルが終わっていつも通りのテンションに戻った遊城十代。最近の悩みは、眉間に寄ったシワが元に戻らないこと。

 

 「著作(メイド)子はカルピスが欲しいですねえ。()()で」

 

 バカなのだろうか。

 いつも通りのTE●GA衣装で主の隣に座る著作(メイド)子がイカれた注文をする。

 カルピスは薄めろ。

 

 自身のメイドを諌めるべき立場である筈の男には是非とも、一喝するという責務を果たして欲しいものだ。

 

 「……………………」

 

 「…………あの、そちらのお客様はオーダーはございますか?」

 

 役割を放棄して本を読んでいた朝田にウェイターが声を掛ける。

 するとページを捲る手を止めて、星空のように煌めく青髪に隠れた瞳がウェイターに視線を合わせた。

 

 「……………………うん?」 

 

 「…………っっ(ゴクリ)」

 

 ウェイターが生唾を呑んだ。

 表情は緊張して冷や汗をかいている。

 

 どう言うわけか今の朝田からは、静けさと人を恐縮させる雰囲気を纏っているのだ。

 

 普段のバカ面は何処へやら。美の概念をそのまま具現化したかのような創りの顔が、素材そのままの魅力を余すこと無く出力している。

 性別の垣根を越えて魅了してしまう、呪いにも似たソレを直接浴びてしまったウェイターの脳はボロボロだ。

 

 

 「ああ、ポート・エレンの10年物を…………」

 

 それだけ言うと、朝田はまた視線を本に戻した。

 するとウェイターの脳もある程度回復していった。

 

 

 「か、かしこまりました。

 あの、飲み方は……? ロック? ストレート?」

 

 

 「………………ボトルと……ジョッキを持ってきてくれ」

 

 

 「はい……」

 

 

 ハイではない。

 と、言いたいところだがこのウェイターを責めるのは酷だろう。

 

 朝田朕は学生で、身なりはデュエルアカデミア・オシリスレッドの制服を着ている。着てはいる。

 

 ……が、コイツのツラで高校生と言うのが無理。

 

 そもそもデュエルアカデミアの制服が、一般的感性ではどう見てもコスプレなのだ。更に隣にはTE●GAの女。

 

 仕事でコスプレをしている『社会人集団』と、判断して疑わないこのウェイターを誰が糾弾出来ようものか。

 

 原作の海馬瀬人がまだ高校生であるという事実をたとえ一瞬でさえも忘却したことがない者だけ、彼に石を投げなさい。

 

 

 「お、お待たせ致しました。

 オレンジジュースとカルピスの原液と……ポート・エレンの十年物になります」

 

 「サンキュー店員さん。ちゅ〜〜。っぷはぁ! 生き返るぜ!」

 「おーキタキタ来ましたねえ〜。はぁ〜白くてドロドロしてカルピスの原液……にっがぁーい…………っ♡」

 

 「………………ふぅ」

 

 本を読み終えた朝田も、一息吐き出すと運ばれてきたジョッキとボトルを受け取る。

 するとボトルの方を逆さまにし……。

 

 「……!」

 

 「は……?」

 

 いつも持ち歩いている定規で底の方を斬り落として、ジョッキに中身を注ぎ始めた。

 

 (え……? マジで飲むの?? アルコール分70%のスコッチをジョッキで??)

 

 空になったボトルを机に置いて、ジョッキを口元に運び傾ける。

 

 優美に、卑しさの欠片も感じない所作。ソレそのものが絵になるほどの美しさ。

 

 ただ飲み物を口に運び、喉を癒やすだけの行為ですら。今の朝田は人の目を奪った。

 

 

 ”ねえ、あの人めっちゃ綺麗じゃない……?”

 

 ”わかる。なんかあそこだけ住んでる世界が違うかんじ”

 

 ”ええ〜ヤバいかっこいい……!”

 

 ”モデルの人かな? 髪めっちゃサラサラ……”

 

 ”顔小さい……肌めっちゃ綺麗。脚長い……ヤバァい……”

 

 

 周囲に座る客さえも、皆が朝田の虜。

 

 今ならイケる。きっと間違いなくイケるのだ。

 

 

 彼の望んだ世界のカタチ…………そう、すなわち。

 

 

 

 朝田朕のハーレム性かttーー

 

 

 

 

 あっち(ガンドラ)が良かったアアアアアアアアアアアアアァァァァァーーーー!!!!!!!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 今言ったことは全てナシの方向で……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ど、どうしたんだ……朝田?」

 

 

 見苦し過ぎる絶叫にビクリとしつつ気遣う言葉を掛ける聖人ーー遊城十代に、朝田は顔面をあらゆる顔汁でグシャグシャにしながら訴え掛けた。

 

 「俺もあっちが良かったんだよオオオオオオオオーー十代ィ!!

 

 おっぱいが大きくて、スタイルが良くて、好感度がカンストしてるエッチなお姉さんがヒロインの世界線の主人公になりたかったああああああーーー!!!!」

 

 「…………な、何を言ってるのかさっぱり分からないな。

 

 ある意味いつもと同じコトしか言ってないけど」

 

 

 「……あーこれンガね」

 

 著作(メイド)子はさっきまで朝田が読んでいた本を拾い上げて、三秒くらいで全ページをペラペラし終えると、十代に見えるように拡げてみせた。

 

 「……小説?」

 

 「ここにエッチで少し謎めいて好感度がカンストした『従順な奴隷』を自称するお姉さんが書かれてるテンガ」

 

 

 「そうだよお!! こことは違うどこかの主人公の中には、精霊が女体化してエッチなお姉さんになってくれる幸せな世界線に降り立った万死に値するヤツがいるんだよォ!!

 

 

 俺もそっちが良かったアアアアアアーー! アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!(きったねえ号泣)」

 

 

 「ハァ……おっぱい大っきくてエッチで好感度も高いメイドがここにいるってのに、ご主人は何が不満なんだか……」

 

 

 

 「俺は『お姉さん』が良いんだよ!! 天上院とかみたいな高身長、ボン・キュッ・ボンな歩くオカズが良いの!! ロリビッチなんて求めてねえ!!!!」

 

 「おんどれは貧乳駄犬のセレナ尻は事あるごとに顔を(うず)めておいて、何故提供されてる据え膳は全否定なんじゃあああああアアアアアアアアアアアアーーーー!?!?!?!!」

 

 

 「お、おいおい……!」

 

 

 著作(メイド)子が朝田に掴みかかり、朝田が額でチョーパンを入れる。

 この二人がメイドと主人の関係性だなどとは、地獄の閻魔でも見抜けるまい。

 

 

 「毎晩毎晩欠かさず夜伽に行ってんだろうがよォ、ヘタレ童貞がぁ!!!! ムスコ勃てろォ!!」

 

 「オマエじゃヌけないし、こっちとら嫌そうな顔してくれないと唆らなァァァ〜〜い!!!!」

 

 

 「二人とも落ち着けって! こんなところでケンカしてたら、今度こそ会長さんのカミナリが落ちるーー」

 

 

 

 

 

 ドオオオオオオーーーン!!!!!!

 

 

 

 十代が言い切る前に、何処かで鈍い爆発音が響いた。

 

 

 

 ”キャアアアアアアーー!?”

 ”何だ今の爆発は!?”

 

 

 

 辺りからは悲鳴と困惑の声が上がり、それまでバカ面でケンカしていた朝田と著作(メイド)子、そして十代の三名も音のする方へ意識を向けた。

 

 「著作(メイド)子、状況確認。人命が最優先だ」

 「はい、ご主人様」

 「十代、ペガサスに連絡頼む」

 「ああ、分かった」

 

 著作(メイド)子が真っ先にその場を出て音のした方向へ向かった。騒ぎや土煙など、目印は潤沢。迷いなく一直線だ。

 

 十代はその場でペガサスへ連絡を取る。

 高層ビルの高所に居たペガサスは当然連絡が来るまで事態を感知していなかった。

 

 

 そして二人に指示を出した朝田は……。

 

 「………………」

 

 キィィーン………………!!!

 

 

 ジョッキにデコピンして音を鳴らした。

 

 

 

 

 

 

 (………………………………………………。

 

 

 一階の出入り口六ケ所で瓦礫が崩れたような不自然な反響音(おと)は無し。

 

 となると、この一件は先日の海馬コーポレーションのようにオベリスクフォースが襲ってきてテロを起こしたとかじゃなさそうだな。

 

 

 もし仮にアカデミアの襲撃だったとしても、大勢ってわけじゃなさそうだ……)

 

 

 「朝田、会長さんには連絡した。

 オレたちも怪我人がいないか見に行こうぜ!」

 

 「ああ、そうだな……」

 

 朝田と十代がデュエルディスクを腕に付けて著作(メイド)子の向かった方へ行こうとした時……。

 

 

 

 

 「その心配はいりませんよ、御二方……」

 

 

 

 くたびれたロングコートを着た男が入口から現れ、二人に声をかけた。

 

 

 「何者だ、お前!」

 

 十代が声を上げる。朝田は前方に不審人物が現れたことで背後に意識を向けた。

 

 「始めまして御二方。私はアカデミアの特殊孤立狩猟獣(ビースト)の一柱。名をMB(エムビー)と申します。しがないマゾですが、どうぞお見知り置きください」

 

 「MB……やはりこの騒ぎはアカデミアか」

 

 「はい。本日は、総司令官エド・フェニックスにより、アカデミア特記戦力に認定された御二方の戦力供給を断つべく、カードを製造する本マルを壊滅させて頂きに参上しました。

 

 もちろん、この建物一つでカードの全てを製造・管理していることも無いでしょうから。手始めにここから一番近い生産ラインのある工場も全て処分させて頂くつもりです。

 本当は一息に終わらせてしまいたいのですが、人手が不足しておりまして。いやはやなんとも……」

 

 

 「ふざけんな! そんなこと絶対にさせるものか!!

絶対にお前らを止めーー」

 

 prrrr......!!

 

 突如、十代の胸元から携帯が鳴った。

 

 「な、なんだこんな時に!?」

 

 「おや、電話ですか。

 どうぞお取りください。待たせて頂きますよ」

 

 「くっ……なんか釈然としないけど。もしもし!!

 

 ……って、何だ翔か。今忙しいから切るぞ!」

 

 《待ってアニキ!! 助けてよお!!! アニキぃ……!!》

 

 相手が翔と知って電話を切ろうとした十代。しかし、そこから聞こえてくる声は悲痛そのもの。

 明らかに普通じゃない。

 

 

 「ど、どうしたんだ翔!!」

 

 《そ、それが……セブンスターズが現れて……!》

 

 「セブンスターズだと!? くっ、こんな時に……って、デュエルアカデミアなら万丈目とかカイザーとかいるじゃないか。

 

 みんなはどうしたんだよ?」

 

 《それが……セブンスターズとのデュエル自体は、クロノス先生がカミューラって奴とデュエルして、負けちゃったんだけど……》

 

 「クロノス先生が負けた?」

 

 《それで……デュエルが終わって、カミューラが帰ろうとしたら…………っ》

 

 「帰ろうとしたら?」

 

 

 《突然現れたアカデミアって奴が、カミューラを一瞬で倒しちゃって……そのままデュエルアカデミアのみんなを攻撃して…………みんなカードに変えられちゃったんだ……っ。

 

 万丈目くんも、三沢くんも…………お、おにい……さんもぉ……!!!!》

 

 

 「なん…………だと……?」

 

 あまりの事態に、十代が言葉を失った。

 

 「………………I2社とデュエルアカデミアに同時にアカデミアからの襲撃か」

 

 「そして、生産ラインの破壊です」

 

 朝田がMBを睨み、当人は涼しい顔で補足を加えた。

 

 「フン、呆れるほど有効な手だ」

 

 「そのようです。

 

 さて、状況を整理致しましょう。貴方がたは今3つの問題に直面しております。

 

 

 一つは、今まさに目の前にいるわたくし。このビルを襲撃し再起不能に導くつもりでございます。

 

 二つ。この近くに……と言ってもそれほど近場ではありませんが、カードの生産工場があります。わたくしの仲間が既に向かっております。

 

 そして三つ。貴方がたの通う学園の危機。こちらは我々がこのビルに到着した頃には既に貴方がたが到着してしまった後だったので考えた苦肉の策。つまりアドリブです。

 おかげで移動するまでにこんな夜遅くまで掛かってしまいました。突然の作戦変更だったので交通費の申請も出来なかったもので。いやはや……」

 

 

 「………………」

 

 (つまり、アカデミアは特記戦力……警戒しているデュエリストである俺と遊城十代のこれ以上の強化を未然に防ぐべく先手を打ったつもりだったが時既に遅し。

 仕方が無いので、作戦は遂行するもののついでに俺らを抹殺する計画を追加。精神的優位を得るためにどこか一つを犠牲にして戦う道を強制的に選ばせることにしたわけだ)

 

 

 

 「貴方たちというアカデミアに対抗出来る戦力は二人しかいません。

 オベリスクフォースを一人で壊滅させた英傑も居たようでしたが、現在何からの開発に着手しており地球を離れている様子。

 

 

 さて、長々とお話させて頂いて恐縮ではございますが……」

 

 

 MBがデュエルディスクを展開した。

 

 

 

 

 「選んで頂けますかな? 

 

 『どこを犠牲にして見捨てるのか』を……」

 




オラ作者。戦争を語るならフィクションとは言えヌルいことしてねえで絶滅させるつもりでやらんかいと吠えるザムライ。


と言うわけで、デュエルアカデミアVSアカデミアの戦争が今始まる。

 何が酷いって、プロフェッサー的には本来なんの価値もなかったはずの次元に目当てのお宝が二人隠れてるってことよね。
 絶対に捨ておけ無い。





 なおユーリはソルミチコのお人形さんがいっぱいいる島で原因不明の身体異常に見舞われて生命維持装置が起動しました。








良いお年を。

一度倒した敵がもう一度現れる展開

  • 好き
  • 嫌い
  • 熱い!
  • 何度も出てきて恥ずかしく無いんですか?
  • バトル物の醍醐味
  • 組み合わせが違うなら有り
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