遊戯王GX 天上院明日香がオベリスクフォースに狙われています。守ったらおっぱい揉nーー   作:SOD

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祝、連載一周年。

気付いたらそんなに経過してた。
いや〜すっかりとまあシリアス方面に行っちゃって……セレちゃんが朝田の朕を加えて初登場した時にはこんなことになるなんて思いも寄らなかったわよ。


まあ、行っちゃったものは仕方ないので。読者の皆様方に置かれましては、この作品はダブルヒーローが悪と戦う感じの物語だと認識を書き直して頂ければ幸いです。






 ???『お前ごときが覇王に勝てると思うな……!』
 ???『成れたんだね。究極の力を持つ覇王に……!』




我が名は、覇王

 

 

 「選んで頂けますかな? どこを犠牲にするのか」

 

 

 MBが諸手を上げてそう宣言すると、胸元から懐中時計を取り出して時間を確認し始めた。

 

 

 「考える為の時間を急かすつもりはありませんが、既に作戦は決行中です。

 この場に居るわたくしは大人しく待たせて頂きますが、生産工場に向かった仲間とデュエルアカデミアへ向かった者は既に動き各々の職務を全うしておりますので……是非、後悔のない選択と判断をなされますよう」

 

 「くっ……!! キサマ、よくもぬけぬけと!!」

 

 余裕のある言葉に激昂したのは遊城十代。瞳こそまだ変わっていないものの、その怒りの感情は覇王となんら遜色ない。

 

 周囲には瓦礫や爆発で怪我をした人たちが、助けを求めて声を上げている。

 痛みに耐えるか細い声を。

 

 こんな事を二度と起こさない為の、覇王(あくま)の力だと言うのに……っ。

 

 「……………………」

 

 一方、朝田朕は沈黙している。

 ポリポリと耳の後ろを掻いているくらいで、激昂する十代とは反比例するように冷静だ。

 

 怒りも、憎しみも。この男の瞳には無い。

 

 求めるのはただ、最適の判断。最善の結末。

 

 

 そして…………。

 

 

 「十代、その男の相手を任せていいか?」

 

 

 思考の纏まった朝田が口を開いた。

 

 

 「コイツを倒すのはもちろん良いが……お前はどうするんだ、朕?」

 

 「俺はデュエルアカデミアへ行く。

 

 あそこは海に囲まれた難攻不落の城。物資の補給という最大の弱点も次元移動によって解消出来る奴らアカデミアには、侵略の拠点と言う意味で有用過ぎる。

 

 アソコを敵に獲られるのは、戦争の観点からして最悪だ……」

 

 「…………だが、カードの生産工場はどうするんだ?」

 

 「棄てる」

 

 「す、棄てる!?」

 

 「幸い俺達のカードは既に完成している。

 そして、I2社のデュエリストでは『天馬月行』と『天馬夜行』は勿論、生みの親である『ペガサス・J・クロフォード』ですら『足軽兵(オベリスク・フォース)』に勝てないことが過去に実証されている。

 

 カードのレベルで考えても、アカデミアがこの次元のカードを手に入れる戦略的価値は低い。

 

 

 俺は今からヘリでデュエル・アカデミアへ向かう。だから十代には、ここを守って欲しい。こいつを抑えておければ、ヘリの離陸の妨害も防げるからな」

 

 

 「…………他に方法は無いんだな?」

 

 

 「無い」

 

 

 朝田は決断を下した。血の通わない、合理的な決断を……。

 

 

 “うう……痛い。誰かぁ、救急車ぁ……“

 

 “助けてぇ……足がぁ……!“

 

 

 「これが、後手に回った俺達が…………最も人の血を流さない方法だ」

 

 

 流れた血は、戻らない。

 

 今では無く、これから先の事を考えた……朝田朕(けんし)の決断だ。

 

 

 「…………分かった。デュエル・アカデミアは任せたぜ、朕。

 

 その、オレ達の『学校』を……」

 

 

 「ああ。任された。

 

 ……心配すんなって。()()()()()()()()()()()()()()を、学校なんて呼ばせる気はないさ。

 

 

 なにせデュエル・アカデミアには、巨乳の美少女が山盛りてんこ盛りだからな! あのメロン峠を紙切れ平野に変えるなんて、農家さんが許しても俺が許さねえ、ってな……」

 

 

 「……ハハッ! そうだな。

 

 頼んだぜ、朕!」

 

 「応!」

 

 

 パン!! お互いに拳を突き合わせる。戦場で戦う者同士、生きてまた会おうと言う無言の誓いだ。

 

 言わずとも語る聲に、両者同時に頷き合って。

 

 「…………!」

 

 朝田朕は、走って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 「………………なるほど。アレがアカデミアの特記戦力の一柱、朝田朕ですか。あのRBが警戒していたのも頷けますね。

 

 貴方も含めて……『戦争に対する覚悟』が戦を知らぬ者のソレでは無い。

 

 

 興味本位で伺いたいのですが、あなた達は一体何者なのでしょうか?」

 

 

 

 「……アカデミア。お前たちはかつて、オレの親友の生命を奪った」

 

 

 十代の気が膨れ上がっていく。努めて抑え込んでいた殺気が。先走って戦友の足を引っ張るまいとした『前世の戦いの記憶』と闘気が。

 

 そして、金色に輝く瞳と覇気……!!

 

 

 「ーーキサマ達は、このオレが一人残らず葬り去る。例え鬼、悪魔と呼ばれようと。

 

 我が名は覇王! お前達(アカデミア)(ほろ)ぼす者だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 





 trrrr......!

 朝田「あ、もしもし。いま暇?

 …………あ、暇なわけ無い? まあ良いや。仕事です。

 …………特別ボーナス? ないです。


 …………………………………………あーあーあー分かった分かった! 帰ったらな! 帰ったら相談するから!! 

 

 …………うん。そうそう。多分そんな感じになるからこう……バーンとやってやって。
 仕留めそこねたら……まあ、ガンバ」

一度倒した敵がもう一度現れる展開

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  • 何度も出てきて恥ずかしく無いんですか?
  • バトル物の醍醐味
  • 組み合わせが違うなら有り
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