遊戯王GX 天上院明日香がオベリスクフォースに狙われています。守ったらおっぱい揉nーー 作:SOD
今回のイベントではゴブ凸やスピア・ドラゴン、怒れる類人猿などをメインに据えてスキドレを積んだアタッカータイプのデッキを使いました。勝率は体感8割ってとこですかね。
楽しい。
楽しかったから危うく広告の締め切りが過ぎるトコだった。
べ、別にだからって今回の話は突然穴埋めに書いたわけじゃないんだからね。
朝田朕は走っていた。
デュエルアカデミアが建つ孤島に向かって。チャリンコで。
「くそっ! あの糞デミア共め、まさかI2社のヘリが全部走行不能にされているなんて!」
緊急脱出用のヘリ、ペガサスの自家用ヘリ。カプコンヘリ。
会社のヘリポートに置かれていた全てのヘリは、白くて生臭い液状の何かがドッピュリ♡とブッ掛けられていた。
「アレ絶対に●●●だろ! 一体何ガロン射したんだよ化物かよ!! おかげでペガサスは顔が劇画調になってシャウトしたしパイロットの買ったばかりのズボンは二度と履けなくなってしまったぞ。
おのれアカデミア、俺はお前達を許さない!! 脚に溜まる乳酸に代わって折檻だ! 北極の水の中で肩まで使って百数える刑に処してやるぅ!!」
恨み辛みを叫びながら朝田はチャリのペダルを踏み続ける。
右に左に揺れて前進していく。絶対に必要ない左右の揺れ動きを、馬鹿なんじゃねえのかと言うほど激しくして進む。
不安定過ぎる動作で今にもコケそうだ。だが止められない。朝田の中でチャリンコを扱ぐと言うのはこういう事だ。今自転車を扱ぐのを止めてしまったら、大切なものを失ってしまうような気がするから。
「うおおおおおおーー!!!! コ●ン漕ぎ危な過ぎてチャリンコが進まねー!」
じゃあやめろバカ。
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一方、シーンは変わってI2社。
今回の襲撃を真面目に対処しようとしているシリアスな方こと、覇王十代がデュエルディスクを構えて敵と対峙している。
周囲には爆発の影響で負傷した会社員やパートの人たち。痛みに呻き、死に怯え、壊された平穏と日常の変化に理解がついて行かず混乱している。
心情を言えば、十代もこの人たちを救護したい。
怪我人に対して無事な人数が少なすぎる。
救急車はもう来ているのだろうか? 怪我をした人の今後の影響は? 皆が五体満足で、もう一度日常に戻れる保証も無い。
そんな……そんな取り返しのつかない戦争と言う行為に、十代は歯噛みした。
「MB……いや、
お前たちは、オレが余さず殲滅する……!」
金色に輝く瞳がMBを射抜く。常人であれば直視するだけで震える怒気と殺気が放たれる。
そんなものを正面から受けたMBは、静かに口を開いた。
「……怒りに燃える金色の瞳、ですか。貴方を見ていると、旧い伝説を思い出します。
宇宙の果てより降り注いだ『破滅の光』を正しき闇の力と竜の鱗を纏う愛する者の力によって封じ込めた少年の、覇道の英雄譚を」
「過去に浸りたければ、走馬灯にて存分に浸るが良い。それがキサマの観る生涯最期の光景だ。
お前たちが壊し、奪ったモノの痛み。その骨身に刻みつけてくれる!」
「それは願ってもありません。痛いのもお仕置きもウェルカムです。ワタクシ、ドMですから。
それではそろそろ始めましょうか。私事ですがスケジュールが詰まっています。
ワタクシ、この仕事が終わったらドSの妻に尻を八つに裂いて貰える約束をしておりますので……」
「行くぞ!」
「いつでもどうぞ」
「「ーーデュエ……」」
「おーっとまったぁ!!」
デュエリスト二人が、今まさに決闘を始めようとしたその瞬間。野暮な粗野な声が響いた。
「誰だ!?」
覇王十代が声の方を向くと、毛穴が開いたダンゴ鼻と濃いヒゲが目立つブ男がニヤニヤと笑いながら近づいて来ていた。
腕にはアカデミアのデュエルディスク。つまり間違いなく敵側だ。
「…………貴方の役割は、カードの生産工場の破壊の筈でしたが?」
その男の登場に、MBすらも怪訝な顔をしている。
否、その視線は少々軽蔑の意が含まれていた。
「なぁ〜に、硬いこと言うなよMBサマよぉ。
こんな雑魚共の次元のカードなんざ、わざわざ供給止めなくたって困りゃあしねえさ。
それよりもよぉ、そこの特筆戦力の一人。オレと二人でボコそうぜ」
「…………命令違反をするつもりですか?」
「いやぁ、違う違う。
なにせこれは正規の任務じゃねえし、元々狙うつもりの無かった次元だろ? だったら、被害は最小限に抑えて目的のもんだけ頂戴しつつ、脅威だけ摘み取って帰りゃあ良い。その方が他の侵略に支障が出なくてバンバンザイってもんだ。
現場の判断ってやつだよ。
アンタだって、脅威を確実に摘み取れるなら可能性は高いに越したことは無い。
そうだろお? MBサマよぉ」
「貴方には、デュエリストとしての誇りや矜持は無いのですね」
「ハッハッハッハー!! 矜持? 誇り? そんなもん、組織全体の進捗を思えば、しまっておくべきもんだ。
それが立派な組織の一員ってモンだろうよ。
だいたい、戦争だぜ? 矜持だの誇りだの、そんなナルシスト野郎の趣味嗜好なんざ後回しに決まってんだろうがよ」
「……………………良いでしょう」
「決まりだな。
さあてそれじゃあやろうか? 2対1の
MBの隣に立ったヒゲが、デュエルディスクを展開する。
「お前にゃ恨みもなんもねえが……オレのビースト昇格とアカデミアの崇高な使命の為に、無様に散れやコゾウ」
突如として2対1のデュエルを強いられることになった覇王十代に、ニヤけた顔でイキがるヒゲ。一方で、覇王十代は冷静そのもの。
このピンチすら、涼しい顔で迎えている。
「良いだろう、二人同時に相手をしてやる。
だが、砕けて散るのはキサマの五体かもしれんがな」
「フハハハハッハッハッハ!! せいぜい負け惜しみほざいて死んでいきな!!
さあ、デュエルだ!!」
今度こそ、覇王十代とアカデミアとの決戦の火ぶたがーー。
「ロケットパーンチ!!!!」
「ごぶっ!?!?!?!?」
特に落ちなかった。
ニヤけたツラと、股間の2箇所に拳のカタチをした金属が二つ減り込んでヒゲオヤジを吹き飛ばす。
「なんと……」
「あんまり汚いモノだったからついブッ飛ばしてしまったテンガ。反省はしていない!」
「ーー
怪我人の救助に行ったのではなかったのか」
眩しいばかりの生足を惜しげもなくさらけ出しながら、テ●ガを象ったコスプレ衣装の女……
「マスターから連絡が来たンガよ。
『敵はカード工場を破壊するとか言ってたけど、どうせ本当なら間に合わないし、怪我人の救助は衛生兵に任せといて数少ない
なお特別手当は出ない。鬼か!!」
「て、テメェ……このクソアマがぁ!! よくもオレをぶっ飛ばしやがったな!!」
「とまあ、あっちのヘイトは
「それは構わんが……お前、デュエルは出来るのか?」
「嗜む程度には」
ドヤ顔。
「…………なるべく早く決着を付ける。それまでなんとか持たせ」
「ーーそんな舐めプ出来るような相手じゃなさそうだから、わざわざえっちなメイドさんが戦場に出張ってるのよ」
「……………………」
「良いから貴方は強そうな方に集中して欲しいンガ」
「…………分かった。
そっちは頼む」
「お任せテーンガ♪」
人差し指でチュッと投げキッスなぞ一つ置いて、
「覚悟出来てんだろうなぁ? テメェはタダじゃ済まさねえ!!」
「タダじゃ勿論済まないンガ。
「いつまで寝言言ってられるか見ものだなぁ!
そのおかしなコスプレひん剥いて奴隷にしてやるぞ!!」
「一滴残らずひり出してカッラカラにしてやんよ〜」
キレ散らかすヒゲオヤジと、挑発するように舌を出して人差し指でなぞって見せた
今、突発的かつ突貫的なサブデュエルが始まる!
「「ーーデュエル!!!!」」
ヒゲオヤジのビジュアルは、5dsの鼻毛をイメージしてもらえば9割合ってる。残りの1割はオリキャラとして扱うための体裁と言い訳。