一週間後の水曜日、放課後の体育館。
智花たちが扉を開けるがそこに雪の姿はない。
「あれ?まだゆきのん来てないのかな?」
「おー?ゆき、遅刻?」
「そんなはずないわ?いつも通りすぐに教室から出て行ったじゃない」
「雪くん、どうしたんだろう」
五人が入り口で待っていると後ろから美星がやってきた。
「おーっす、みんな、何してんだ?」
「美星先生………」
「雪がまだ来ていないのでみんなで心配してたんです……」
「ああ、すまん。先に言っておくべきだったな」
「ん?どういう事?みーたん」
「いやな、雪ったら転校してすぐに受けるはずの健康診断受けてないからさ、今日受けにいってるんだよ」
「そうだったんですか………」
「もしかしてみーたん、それってみーたんが伝え忘れてたからなんじゃ」
「ぎくっ、そ、そんなことないぞ………。あははは」
「美星先生……」
「しょ、しょうがないだろ?誰でも忘れることはあるんだからさ」
みんなに責められる美星、しかし紗希だけは何かを考えている。
「どうしたの?紗希、何か考え事?」
「うん、何か忘れてるような気がするのよね?」
「あ、あのさ、みーたん! 」
「ん?どうした?」
「今、ゆきのんとハッチンが二人っきりで保健室にいるの?」
「あ」
『あ! 』
「しかも健康診断って」
「めちゃくちゃ危ないじゃない! 」
数分前
雪は保健室に訪れていた。
部活前に美星に言われたので格好は体操服だ。
「あら、やっと来てくれたのね?」
「すいません、遅くなってしまって」
「いえ、いいのよ?小学生のじらしプレイは最高だわぁ」
「は、波多野先生?」
「あ、身体測定から始めるわね?じゃあ裸になってくれる?」
「え、全部脱ぐんですか?」
「あらいけない、下着になって。あ、でもスパッツの下に何も穿いてないなら下はスパッツでいいわ」
「は、はい」
返事をした後雪は体操服の上着を脱ぐ。
「あら、いいわねえ。私、キャミソールのほうが子供っぽくて好みなの……、―――そこの体重計に乗ってね?」
言われたとおりに雪は体重計に乗る。
雪の体を舐めるように見ていた波多野先生は体重計に目を移す。
「あら、36㎏?結構あるのね?ひょっとして――――」
「ふにゃぁ」
突然体を触られれる雪。
「うーん、結構筋肉質……、ううん、鍛えてるのね?だからあのジャンプ力、納得だわ」
「先生ぇ、や、やめてぇ」
「抱き心地は柔らかくないけど小さくていい感じね?」
「やぁん」
「でもほっぺは柔らかいわぁ。髪の毛も短いけどさらさらね」
顔を触り髪を撫で脇を弄りお尻を触る。
波多野先生は自嘲する気はないようだ。
「身長はまだいいわね。さあ、ベットの上に寝て?」
「な、なにするんですかぁ?」
「発育具合を調べるのよ?主に胸とか胸とか胸とか」
「きゃっ」
ベットに押し倒される雪。
身体がほてり赤く染まっている。
「さあ、楽しいことをしましょうね?」
わきわきと擬音のしそうなてで雪のスパッツを脱がそうとする。
「大丈夫よ、私が大きく育ててあげる。ぺったんこもいいけど膨らみかけが一番そそるわぁ」
「あ、いや、先生ぇ。だ、だめぇぇぇぇ」
バタンッ
「そこまでだ冬子! 」
「ゆきのん! 無事か?」
「篁先生ぇ、みんなぁ」
女バスメンバーと美星が保健室の扉を開けて中に飛び込んできた。
雪はすでに上半身裸でスパッツも六割方脱げている。
仰向けにされ足をシーツで縛られている。
「ち、違うのよ?美星ちゃん。これは……、そう、健康診断なの! 」
「おい、智花」
「な、なんですか?美星……、先生………」
「昴に伝えてくれ、あたしが犯罪者になったら、おねーちゃんのこと頼む。って」
「えっと、美星ちゃん?その髪の毛が逆立って見えるんだけど私の気のせいよね?角と赤いオーラも見えてるんだけど………」
「悪いな、冬子。あたしもう自分を抑えるのが我慢できない、隣のベットに来い、子供たちには見せたくない」
「違う状況でその言葉を聞きたかったわ………」
冬子はカーテンを引き隣のベットに行き、美星はそれに付いて行く。直後冬子の悲鳴が保健室に響いた。
「ゆ、雪くん! 大丈夫?」
「みないで、愛莉ちゃん! 」
裸を見られるのが恥ずかしいらしい雪はほどかれたシーツで体を隠す。
真帆と紗希の抱いた感想は……。「色っぽい」だった。
その後、ボロ雑巾のようになった冬子が雪に謝り続けたが終始雪は愛莉の後ろに隠れていた。
いままで男の娘に対する持論、二次創作の失踪ネタを書いていましたが飽きてきたので主人公雪のプロフィールを表紙で見えるようにして見ました。