アレンジ(元チラ裏)   作:ロン毛リオン

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ルッカ『いい?魔法が使えるのは隠すことよ!』

中世において魔法を使うのは魔族しかいない。魔族は人間に擬態できる。これらの問題にて中世でクロノ達が魔法を使う事は魔族であるとの誤解を生みかねなかった。極力隠すとして、もし魔法を使えるのかバレた場合は、魔族を裏切って人間に味方をしているという事にしようと話し合って決めた。

 

 

トルース山のゲート。大砲や銃撃の音が響く。

山の中は戦争から避難してきた人々で騒がしかった。

 

魔王軍の侵攻は市街にも及んでいていて、船で国外に逃げる人もいれば、町外れの森や山へ逃げる人もいた。クロノ達は戦場のまっただ中のタイミングの中世に来てしまった。

 

クロノ達は戦場から逃げる訳にはいかなかった。現代世界は魔族に支配され、クロノ達が生まれない世界になっていた。現代の状況を元に戻す為には人間側が戦争に勝たなければいけない。

 

上空を飛んでいるビネガーは魔法を唱えている。王都の各地にある墓から眠っていた死者が起きて人々を襲っている

 

人々は剣や農機具を持って戦うが、ビネガーが操る死者は、銃で撃っても首を斬っても足を切断しても、動きを止める事はなく、人を襲うのをやめなかった。

 

 

魔法を使っても屍兵士は不死であり倒せない。、ロボもパンチで吹っ飛ばして協力する。しかし、じり貧だった。

 

人が死ねばその死体も敵になり、人々は消耗しきっていた。

 

カエルは砂漠にてビネガーが残した魔族の遺体1000数と戦っていて、都の民を助けに来れる状況ではなかった。、けれども、なんとか全ての敵を戦闘不能にし都に戻った。

 

 

上空にいるビネガーに気付けばジャンプして攻撃したものの、ビネガーは簡単には目視できない程の高い位置(上空500m)から、死体に魂を送り込んでいた。

 

人々を襲う死体はガルディア全土で2000体を超えていて、カエルはそれを一体ずつ頭と手足を切断し行動不能にしていく。

 

 

クロノ達は魔法の気配を感知する能力が備わっていて、上空から発せられるエネルギーに気付いた。

ルッカは持っていた双眼鏡にて上空のビネガーを見た。ガルディアの兵士にビネガーの存在を伝えた。

 

17世紀にはまだ双眼鏡は存在していない。兵士は双眼鏡に驚つつも、上空にいるのは魔界の将軍だと言った。大砲が届くか届かないかのギリギリの距離である。ビネガーの位置を特定しても不利な状況は変わらない。

 

届かない距離に頼れるのは魔王の呪いを受けた丈夫なカエルしかいなかった。カエルに伝える為に馬を走らせた。知らせても無意味かもしれないと思いつつ、大砲を備え付けられた王宮と市街地基地にも伝えるよう兵士らは向かった。

 

 

カエルは知らせを受けて発射された大砲にジャンプして飛び乗り、上空400mの位置まで到達。マスケット銃(射程距離100m~200程度)で狙うもののビネガーに当たらない。何度か試すもののカエルの身体能力の限界と銃撃スキルを正確に分析されていて、ビネガーは安全な距離を保っていた。

 

一方、大砲のエネルギーを受けたカエルは全身傷だらけ。

 

『卑怯者が!』と叫ぶカエルだが、魔族でガルディア言語を理解できるのは少数の魔族であり、ビネガーはカエルが何を言っているのか理解できなかった。通訳のコウモリ魔族に翻訳させ、意味を理解すると、うれしそうに笑った。

 

ビネガーは新しい呪文を唱えた。ヨーロッパ全土の全ての遺体が溶けて城前に集まる。細胞レベルでまとまり、体長50m級の巨人に変化した、

 

ビネガーまず城に備えつけられた大砲から破壊する命令を巨人へ出した。

大砲で巨人の足を破壊されると、巨人はバランスを崩して行動不能になる恐れがあったからだ。

 

 

その隙にカエルは城まで走る。時速100km程度であるが、城に入ると、早業で王と王妃を救出し、トレース山に運び森の奥へ避難するように指示した。。

 

 

カエルは巨人の元に戻り巨人を斬りまくるも、、傷口は直ぐに塞がれた。

しかし斬るほどに巨人は少しずつ小さくなっていく。しかし、その間に巨人は城を破壊し尽くしていく。

 

 

巨人を攻撃する為に街の基地施設から新たな大砲が引っ張り出されると、ビネガーは大砲を破壊する命令を巨人に出した。巨人は街を走り、大砲を蹴り飛ばした。

 

 

ビネガーは大砲に警戒しつつ、巨人に街を破壊させる命令を送った。

 

 

その後ビネガーは巨人を維持させる事に魔力を使い過ぎて去っていく。

巨人を構成していた腐った肉や骨の集合体が街に置き去りされる。

 

 

多くのガルディア兵が死に、城も街も壊滅したが、市民の大半は最初の死者の攻撃から逃げるべく、森等に避難していた為、街の破壊には巻き込まれずに済んだ。

 

 

ビネガーにとってこの奇襲作戦は一回きりのものだった。二度目は遺体を利用されない様、ガルディアに燃やし尽くされてしまうからだ。

 

破壊されたガルディアに絶望した人々。復興の気力は殆ど無かった。しかし伝説の勇者がいるという噂にしがみつく人々もいて、勇者が現れて魔王を討伐してくれれば、人々は前向きになれるかもしれない。と見えない希望にすがり付き前向きに復興作業する者もいた。

 

復興の為の瓦礫撤去、遺体の火葬、怪我人の治癒をクロノ達が手伝っていると、カエルが相談しにきた。リーネ救出の際に誘拐犯と間違われ、やむなく未来人であることをカエルに説明していた。カエルは半信半疑で信じなかったものの、未来において魔族は存在しないのだとクロノから説明を受けていた。与太話としても淡い期待をしていた。

 

しかしガルディアの首都は破壊し尽くされ、魔族が居なくなる未来が全く想像できなかった。

 

 

 

クロノ達がゲートを利用した際、知らず知らずの内に現代のコウモリ魔族を過去に連れて来てしまった。魔族の敗戦の歴史を中世の魔族は学んでしまい、魔族が有利な展開になる世界となってしまった。その事をカエルに説明する勇気は今のクロノ達には無かった。その代わりにグランドリオンの情報を教えた。

 

23世紀のコンピュータには魔族に効き目のある剣としてグランドリオンの情報が記載されていた

 

 

王家の宝であるグランドリオンは、魔王との戦いの際に2つに折れてしまい、王家に返却したという。グランドリオンを修復できる者はおらず、亡き勇者サイラスと共に墓標に埋葬されている

 

カエルいわく、未来の技術でグランドリオンを修復できないかと

 

 

クロノ達はサイラスの墓にて展示されたグランドリオンを見た。

 

見覚えのあるロゴが刻まれていた。千年祭のアクセサリー屋から購入したお守りにも同じロゴが記載されていた。

 

何故同じロゴがあるのか。

グランドリオンは現代で作られて過去に混入したのかもしれないとクロノ達は考えた。

アクセサリー屋の爺さんボッシュが、自分達と同じくタイムトラベラーなのかもしれない。。もしタイムトラベラーなら、魔族の世界になった現代でも消えずに存在しているかもしれない。

 

 

最果てのゲートから現代に向かうとして、現代ではラウォスの真っ只中かもしれない。ゲートから出れば即命に関わるかもしらない。

しかし危険であるときは、ロボが率先して名乗り出れてくれる。

 

ロボがゲートを抜けると、そこは現代のプロメテドームだった。

 

自身と同じ型のほとんど新品のロボがいる。

かち合えば色々と面倒な事になると思ったロボは一旦最果てに戻り、千年祭ゲートからボッシュの居場所を辿ることにした。

 

現代ではラウォス災害から6日経っていて、気候は割と安定しているとはいえ、地面は洪水後のぬかるみでヘドロ臭く、砂煙で視界は全く見えない。

ロボのセンサーで生体反応を探すが、範囲はせいぜい100m程度。ラウォスのような絶大なエネルギー反応であれば1000km離れていいても解るのだが、反応がある。

プロメテドームのあった方角凡そ30kmから反応がある。

ボッシュが魔法道具によって展開したシェルターが発するエネルギーの痕跡について、ロボはたどり着き、ボッシュを連れて帰ってくる。

 

ボッシュはその途中、最果てを経由することでハッシュの状態を理解することになるが、その複雑な心境お察します。

もしかしたらボッシュの身内かもしれないハッシュ。

原作は似た名前について全く言及することは無かったが、

 

仮に兄弟だったとしても人間の理解の範疇を越えた文明の古代人だある。。遺伝子操作によって家族構成とは無関係に産まれたのなら、特定の遺伝子の型が共通しているというだけで○○シュという名前になる制度があるのかもしれない。

 

夢がないが、魔法が使えるかどうかの遺伝子で人をサベツするような社会であれば遺伝子の名前から命名されるようなことは十分ありえる話である。

 

本人に直接聞いて確認してみたいのだが、あいにくそれは無理だろう。

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