アレンジ(元チラ裏)   作:ロン毛リオン

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ロボ、一人で原始時代へ行く

 

 

 

ロボがボッシュを見つける経緯にせよ、ボッシュを中世時代に連れてくる件にせよ、あっという間の出来事ではない。

 

中世にボッシュを連れていくにしても、ボッシュが保護した人々が魔法のシェルターにいた為に、シェルターごとゲートへと運んだし、中世時代に人々に避難させたし、それはボッシュの魔法的な支援があってこそ可能なものだった。

 

 

ボッシュと対峙したときもボッシュはじめ敵対姿勢を見せてきた。

 

古代から飛ばされ、プロメテドームのゲートから出現することになったボッシュは、いきなり問答無用でセキュリティロボに襲われるという嫌な思いをした。初対面でいきなり破壊するのも悪そうなので、その時は上手に逃げ出し、街外れの人が滅多に来ない別荘を勝手に拝借して住んでいた。

 

その後、ラウォスによってなんやかんやと荒廃してしまった世界で、泥まみれの変な生き物(沼にはまりながら30km移動してきたロボ)にびびって危うく一悶着の戦闘があるところだった。

 

言葉は通じないが、ボッシュがテレパシーを使いこなした為に会話が成立し、一件落着。

 

ボッシュから情報を引き出してドリストーンを取りに原始時代へ行く事になるのだが、ゲートを越えることは危険がつきまうという事と、クロノ、ルッカ、マールはガルディア復興作業や遺体の償却作業に急がしくしている。ロボ一人だけでドリストーンを取りに行く方が良いということに。

 

よって原始時代のゲートから谷に落ちたとき、ロボ一人で恐竜人8名との戦いになる。

 

回転レーザー出力MAXにて倒せそうだが、そもそも倒せなくとも驚異さえ、覚えさせれば勝手に向こうから逃げていくもので。

それはロボの優しさであり、またロボのエネルギーを極力残したいというのもあった。レーザーの出力を1割にして攻撃。

目論見どおり、恐竜人はたじろいで逃げようとしたが、エイラがやってきてボコボコにした。

 

 

 

一人で恐竜人を倒すその強さについて驚いていたのはエイラだった。

 

ロボの圧倒的な存在感とパワー。

戦士エイラは恐竜人との闘いに備えて他の部族集めていた。強い者は大歓迎であり、

ロボの為に歓迎のもてなしを用意するというが、言葉が通じない。

 

エイラは言葉はなんて伝わらなくても問題ないかのようにジェスチャーをする。

そしてロボの身体を改めてんくんくんと嗅いで、ぺろっと舐めた。

 

信愛の証なのかもしれない。ロボもあれこれとジェスチャーをした。

言葉が通じない中で赤い石ドリストーンを探している事を身振り手振りで説明しようとした。

 

映像を表示できるモニターが胸に内臓されていたなら、こんな面倒なことはしなくて良いのだろう。ロボにモニターがないのは兵器目的故に人間とコミュニケーションを取ることを前提としてない仕様なのだろう。しかしスパイとしての潜在的な機能として、あらゆる言語情報がインプットされている。それら言語の構成要素を分析すれば未知の言語や暗号解読にも対応していける。

 

ロボのCPUがフル稼働すれば半日もあれば原始時代の言葉はマスターできるだろう。

 

CPUのほとんど言語分析に割り振り、残りは身振り手振りのコミュニケーションに割り振る

 

赤い石ドリストーンを探している事を身振り手振りで説明する。

 

エイラにはその手振りがダンスに見えた為に、踊り始める。

 

ロボはいつのまか部族に混じってダンスを踊っている。

 

 

酒を飲めことを要求されたが、できないので、腰を振りまくることでその意思表示した。

 

その場の空気壊さない様に一心不乱に踊りつづけた。

 

ロボの回転レーザーの動きが、場を盛り上げる。

そして夜が明ける頃にはロボのAIが部族の言語を学習した。

 

 

〜エイラの家〜

 

エイラ『おまえ、ロボいうか。それにしても凄いなお前。部族言葉もう覚えた』

 

ロボは赤い珍しい石を探している事を説明した。

 

エイラ『赤い石か…もしかしてこれのことか?』

 

石の成分からラヴォスの波長が出ていた。意味深な石、これがドリストーンなのだろうか? ロボは譲ってくれる様にお願いしてみた。 

 

エイラ『いいぞ。その代わりに今度来るときは強い仲間達を連れてくること。』

 

交渉が成立し、ロボはエイラからドリストーンを受け取った。

 

 

 

 

クロノ達の元へ戻る途中、恐竜人の集団に囲まれた。戦いの最中、手に邪魔だったドリストーンを置いていると恐竜人の一人に取られてしまい、追いかけた。

 

恐竜人は森の奥へ抜けて洞穴に入っていくと、待ちぶせしていた様に落とし穴に落とされてしまった。思いの外深く、這い上がる事ができないロボは困っていた。

 

 

 

ロボの前にアザーラが現れる。

 

 

ロボが回転レーザーを使えば一撃倒せるかもしれないが、恐竜人について調査する為、あえて捕まる事にした。

 

アザーラはテレパシーを使う事ができた。テレパシーは相手の思考に干渉して記憶を読み取る技で、未来の時間軸に繋げるとその時代の者の思考を読み込む事ができる。

 

アザーラができる未来予知については自分と親和性の高い人物にしかアクセスできない。要するに未来にいるアザーラに干渉してその思考を読み取る事できる。アザーラは恐竜人が絶滅していく未来を未来にいる自身の思考から読み取り、人生を諦めかけていた。そんなとき、未来アザーラの記憶にはなかったはずの存在(ロボ)と出会う

 

ロボは人ではない。テレパシーで思考を読み取る事はできないはずだったが、アザーラはロボの思考を読み取った。

 

ロボ自身ですら知らない事、ロボは特別な改造を受けいていて人間の魂がインプットされいていた。

アザーラのテレパシーは魂の記憶に触れる技であり、魂を思考のエネルギーにして動作しているロボからはロボが経験してきた情報を得られる。

そしてアザーラは時越えの概念をロボを通じて知ることになる。

 

アザーラは奪っていた赤い石を返却すると、自身もゲートの先に連れていくように要求した。

 

ロボは少し考えてみるが断る理由も特に見つからないので連れていくことにした。

 

アザーラがロボの肩に触れ、瞬間移動が発動。ゲートのある谷(不思議山の頂上)にロボは移動していた。

 

 

その頃、エイラは村人からロボが一人でジャングルに向かったとの連絡を受け、心配になり追いかけていた。

エイラは恐竜人の素穴を一人で無双していき、王の間(アザーラ)の元へいくがロボが見つからない。ニズベール(体長3mの恐竜人)が出てきたとき、ちょっと一人では無理そうなので、瓢箪から酒を出して接待しながら、、ロボの行方を聞き出そうとしたが、フレンドリーな相手ではなく、エサにされそうだったので逃げ帰る。

 

 

「ロボ一体どこに行ったのさ!」

 

 

 

あとがき

 

未来のロボ生産工場は、現代の時点で既にあり、その存在は極秘扱いとするべくステルスシールドにより隠蔽されていた。

プロメテドームも同じであるが、それらの施設はラウォスの攻撃にも耐えられるよう物理の反射効果が付与されている。

 

ラウォス災害以降は、人が居なくなり、隠蔽する必要がなくなり、ステルスシールドも物理反射のシールドも解除される。

 

 

現代の時点でこのようなハイテク技術があることは、魔族がガルディアにしか存在しないという神秘さから魔術が工学的に研究されたことが強いだろう。

 

殆どの魔族が絶滅したからこそ、安心した人間の数が膨大に増え、文明が進化したといえる。

 

 

ガルディアの魔族までが絶滅していたら、単に人口増えても科学一辺倒で文化の発展性は頭打ちなっていただろう。

 

少数しかいない魔族だからこそ人々の知的好奇心を駆り立て研究に拍車がかかる。

 

ならば更に希な存在である恐竜人の超能力者が中世に出現したらどうなるだろうか。

アザーラを人々が研究すると、更なる文化の発展性があるのかないのか…

 

 

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