アレンジ(元チラ裏)   作:ロン毛リオン

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カエルがグランドリオンを手に入れた。

カエルがグランドリオンを手に入れると魔王討伐に向かう。カエルの強さは100人倍力であり、そこにグランドオンが加わり200人倍力となった。カエルが先陣をきると、生き残った兵士達も集まる。クロノ達も微力ながらと支援に加わり、ボッシュも命を賢者として力を発揮する為に加わった。アザーラはそれを見届けていた。ゲートを開閉できる装置を作れるルッカだけには死なれては困る。恐竜人を中世または現代のガルディア国に避難させるという約束をとりつけたアザーラはこの戦争がガルディアの勝利になるようサポートする

 

魔界には人の心を操るマヨネーがいた。

カエルがいくら強かろうと一人で魔界に突っ込めば操られてしまうリスクがあった。マヨネ一は一度に操れる数に限りがあり、大勢で戦ってフォローしあえば問題ないのだとガルディア側は考えていた。

 

魔界との国境(魔岩窟)に総勢1000のガルディア兵が集まる。

 

カエルは魔岩窟を破壊し、グランドリオンの性能に改めて驚く。

 

海底洞窟を抜けると東京の面積程の島と繋がり、ガルディア東部の魔界の地となる。魔族の人口は凡そ5万。ガルディア人の20分の1にも満たない。文化レベルは人間より500年程遅れていいて、地方の街が7つあり、中心の魔王市に人口の一割、魔王城には100の高位の戦闘員配置されている。

 

どこにマヨネーが潜んでいるか判らない。

マヨネーの様な能力者が他にも複数いる可能性もある。

一人で真っ先に王都に向かいたいカエルだが、歩幅を皆に合わせた。

 

クロノ達は対策としてカエルの側にロボを常駐させた。心を取れない可能性のあるロボがマヨネー対策のカギだった。しかしテレパシーが通用するロボである。心を取られてしまう可能性が捨て切れきれない。もしそうなったら残りのメンバーでマヨネーに総攻撃するだけだが

 

 

銃が開発された時代とはいえ、大量の弾や火薬を持ち運ぶのはデメリットでもある。兵士達は皆、銃だけでなく槍や剣も武装していた。

 

地方の街は森に囲まれた自然豊かな場所だったが、樹木が兵士達の視界を遮っていた。

 

クロノ達は魔力を感知する事ができ、近くに潜む魔族の位置をなんとなく理解することができた。

ゲリラ戦になることは予め想定していたとはいえ、魔族側もそれを想定し準備をしていた。

 

カエルにグランドリオンが渡って魔岩窟が破壊された瞬間、魔族たちは異変に気付いた。魔力で生み出した岩を破壊できるのは魔力を打ち消す力のあるグランドリオンだけだった。魔王は魔力であらゆる身体能力を高められた。グランドリオンは弱点でもあるが、それでもカエルにもグランドリオンにも驚異は感じず、興味は無かった。魔王がわざわざグランドリオンを破壊したのはグランドリオンからラヴォスの気配を感じたからだった

 

魔族は魔王から『グランドオンさえなければ人間は国境を越えられない』との説明を受けていた。

 

再びグランドリオンが復活したのであれば、グランドリオンが弱点になる魔族は戦いに加わりたくなかった。魔力を意識的、あるいは無意識に使って身体強化に利用していた種族は魔力を打ち消すグランドリオンの存在を恐れていた。魔岩窟が突破されたとの報を受けるなり、我先にと魔界から逃げ出した。

 

権力者は船で逃げ、権力のない魔族は空を飛んだり泳いだり、穴を掘ったりして逃げた。

クロノ達が地方の街に足を踏み入れる頃には半数以上の魔族が街から居なくなっていた

 

 

マヨネーの一族もカエルとグランドリオンのダブルセットに恐れを成して逃げ出していた。しかし魔王から特別な魔法陣を伝授されていた将軍マヨネー、その一人だけは逃げずに待機していた。

 

マヨネーが伝授された魔法陣は大地からネルギーを集めるものであり、その魔法陣の上にいると魔力が供給され、心を奪う数に限度が無かった。視界に見える者の全てを一瞬で戦闘不能にし、尚且つ戦闘要因の駒にできた。この情報はガルディア側はまだ知らない。

 

大地のエネルギーといえど有限である。この魔法陣は魔王にとってお気に入りの魔族にしか伝授されなかった。マヨネーが魔王の心を操る事で手に入れた魔法陣であり、その他の魔族にその存在がバレナイ様に、ここぞという時にしか披露しないつもりでいた。魔王がこの魔法陣を伝授したのはマヨネー一人だけだった

 

 

【魔法陣を身体に刻み込めば魔法が使えない魔族でも魔力さえあれば、あらゆる魔法が使える様になる仕組み】がある。この技術は魔王が開発した訳ではない。初期の魔法使い人種が地球全体に施した術の影響から魔法陣が機能しているに過ぎない。

原始時代以降の初期の魔法社会においては、魔力を持っていても魔法が使えない人々も多く、その者達の為に魔法陣は開発された

魔王は古代ジールにてその仕組みを学んでいて、ラヴォスを倒す為の特殊な魔術の開発も基本はその魔法陣研究に費やされていた。

 

その魔法陣について、魔王が魔族に与えた知識はほんの少しだけだった。特に身体強化に関するものは教えなかった。魔王にとっては雑魚の魔族達だったが、束になって謀反を起こされる心配があり、教える技術は役に立たない魔法。人に成り済ませる魔法やゴミ(死体)を操る魔法だけだった。

 

 

マヨネーは心を操る技で魔王の本音を聞き出していて、あらゆる魔法陣を知っていた。身体強化の魔法についても謀反の心配があるというので、魔族らにバレない様にここぞという時にしか使わないつもりでいた。

 

マヨネーは魔法陣からエネルギーを供給されつつ、、反射神経の速度向上、、タフネス強化の魔法陣も身体に刻み、カエルのスピード力に対しても弾丸の速度に対応するのも完璧た準備をしていた。 問題は何かの原因で魔法陣から出てしまう事だった。魔法陣からのエネルギーの供給が途絶えたとたん、洗脳の力は終わってしまい、どれだけ多くの人間を味方にしたとしても自我が戻ってしまう。だから洗脳すると同時に仲間同士で殺し合いをさせるのがマヨネーの計画だった。

 

視力と反射神経向上で世界がスローに見えるマヨネーに隙はない。この時代では最強ともいえる存在だった。

 

マヨネーは魔王の心を操り支配していた。もしマヨネーが支配していなければ、未来からやってきたコウモリから時を越える話を聞いた魔王は、現代の世界にサラもゲートで飛ばされているかもしれない可能性を期待してクロノ達にコンタクトをとっていた。しかしマヨネーはサラの事はどうでも良く、魔王が魔界から去るのは許さなかった。ラヴォスが危険な存在である事も聞き出していたマヨネーにより、魔王がラウォスを倒す為の魔法の開発研究は中断されていた。

 

マヨネーは魔界の影の支配者として、実質的な王だった。マヨネーの目的は時を越えて各時代を支配する事にも興味がある。

ゲートホルダーと開発者(ルッカ)を手に入れる為に、ただその一点においてのみ、攻撃をしないように意識していた。

 

マヨネーは現在、魔王場にいる者の心を全て支配し、魔王城から下界に見える全ての生物を支配する準備をしていた。

城から1km以内に入る者は全てマヨネーの視界に入ってしまい洗脳される。マヨネーに洗脳された事に気付かれてしまうと逃げられてしまう恐れがあるので、しばらく洗脳されてない演技をさせる。

 

ルッカとゲートホルダーを見つけるとき、心を操られたガルディア軍はその場で自ら自殺するか、殺し合うかの展開

 

そしてガルディア軍は全滅し、クロノもマールもロボもアザーラも死んだ。

 

 

だが、未来視の力を持つアザーラによってその危機を回避された。未来にいる自身の接続することで危機を察知したアザーラの指示を受け、、ガルディア軍は城への進軍を止めた。

 

マヨネーは厄介な敵である。出会った瞬間、先制攻撃で仕留めないと倒せない。

 

双眼鏡にてマヨネーの視界の遥か遠くからその位置を確認しようとするだけで、マヨネーの有効射程距離に入ってしまう。

 

 

そもそも誰がマヨネーなのかは誰も知らなかった。戦場でマヨネーに出会った兵士は心を取られている隙に殺されていた。

目撃者の話から容姿が女らしい事までは把握していたものの、洗脳の能力を持った者が実際に何人いるかもわからない。

 

進軍は常に慎重であって、マヨネーとの距離感の維持と、アザーラの未来知がこの戦争のメインになっていた。

 

魔王軍からの進軍がないのは、マヨネーが身内に対して愛情深い性格をしているからで、仲間を危険な戦場に参加させたくない事を意図していた。

このようなマヨネーが魔界の指導者であれば人間側との対話(平和交渉)も比較的スムーズにいくのかもれない。

 

問題があるとすればマヨネーが利用している魔法陣である。エネルギーを供給してくれるものパワーの低い自然界由来のものとラヴォスによる絶大なパワーによるもの。

魔法陣の開発者はラヴォスからエネルギーを得ることの危険性に気付き、その魔法陣が起動しないようプロテクトの魔法を施していた。だがそれをしたのは1000万年以上昔のことであり、効力が弱まっていた。

マヨネーが利用している魔法陣は今大量のエネルギーをラヴォスから吸いとっていて、ラウォスが目覚める寸前にいた。

 

大地が寝返りを打つように大きく揺れ、地面の底から膨大なエネルギーが観測されるとき、

 

覚醒したラヴォスはマヨネーの座標に向けてゲートを展開させた。

 

マヨネーの視界に暗黒の穴が広がり、場内の戦闘員吸い込まれている。

辛うじて魔法陣の血からでその場に留まっていたマヨネーだったが、抵抗するほどゲートの規模が大きくなる。

 

ゲートは進軍中のクロノ達までせまり、大地をえぐり取りながら襲ってくる。

ガルディア軍はこの異常事態に退却しはじめる。

魔界全土を飲み込む巨大なゲートについてクロノ達も呑み込まれそうになりながら逃げる。

 

 

ロボ「タイヘンデス!エネルギーの観測値が振り切ってテイマス!このままでは世界の全てが破壊尽くされて!」

 

だからといってどうしようもない。マヨネーは魔法陣と共に空中に浮きならがラヴォスに抵抗している。ラヴォスからエネルギーを得続けて抵抗している限り、この綱引きのような攻防は終わらずゲートは延々に拡大し続けるだろう。あるいはこの先、完全覚醒したラヴォスが噴出し、この時代から破壊し尽くすのかもしれない。作者自身もどうなるかわからん。

 

アザーラは未来視をすることで先の展開が解っていた。

ラヴォスが目覚めてこの時代を焦土にすること。

 

アザーラは当初決めていたことを実行した。ルッカを誘拐し、瞬間移動でゲートまで連れていき、別の時代(原始時代)へ逃げること。

 

一人で逃げることを嫌がるルッカだが状況が切迫していて、仲間のクロノとマール、ロボを連れていく事で妥協してくれる。またアザーラが出会った中で好感の持てる特別な人間についても連れていくだろう。

 

一人はカエル。元は人間で魔王の呪いでカエルに変えられたが、その強靭な肉体は興味深い。兵士として利用可能だ。

リーネと王に執心なのでその二名を連れいくと聞き分けが良い。

 

もう一人はボッシュ。魔法の力でガルディア軍を支援し、たちどころに回復させる奇跡の技を見せてくれる。防御力を引き上げる魔法や死にかけた人間すら蘇生するレイズ魔法について貴重な人材になりうるから是非とも欲しい。

 

マヨネーも欲しい。テレパシーで彼の記憶を読むに、魔術について膨大な量を記憶している。

彼を連れていくラヴォス災害そのものが中断されるので、他のメンバーを原始時代に留めておける理由がなくなる。

惜しい人材だが、マヨネーは諦めるしかない。

 

 

その後の展開

 

表に出てきたラヴォスとマヨネーによるタイマンがはじまる。ラヴォスは世界を焦土に変えながら魔法陣で武装したマヨネーと戦う。

ラヴォスのエネルギーで戦うから互角という状況だったが、最終的にはマヨネーが勝利する。

 

先人達の作り出した魔法陣を使いこなす側のマヨネーの方が、力ごり押し一辺倒のラヴォスを圧倒していた。

 

なぜ古代人は魔法の力があるにラヴォスに抗えなかったのか。古代では地を軽んじてたが、地の世界には未発掘の先人達の遺跡があり、西暦(キリスト元年)が始まる頃には雪の下にあった地面から多くの魔法文明の遺跡が発掘される。

古代文字を読み解ける人物は少なかったが、古代を生きた魔族の子孫達はある程度読み解くことができた。そこにジールの時代を生きたジャキが介入することで、多くの解明されなかった魔法の歴史が紐解ける。

ジャキが人の死を予知できるのは、先人達が何度もラヴォス災害で絶滅しかけた歴史があって、たまたま死を予見する者であるジャキの先祖が多くの人を助け、そして生き残った人々がついてきて国が生まれた。

ジャキの血筋はラヴォス災害ありきなこの世界で必要な存在。というか、ラヴォス災害がなければジールな王家は発展してこなかった。そのような経緯があるにも関わらず、その歴史は忘れ去られ、ジールは崩壊していく。

 

ラヴォスが次に地上に現れるスパンが長過ぎる為に、その間に過去の歴史を伝える者達がいなくなってしまう。ラヴォスの破壊の記録が伝承として残る程度では人々は半信半疑で受け入れない。映像や音声の記録で確たる証拠を残さなければならなかったし、次世代に教育も施さなければならない。それを厳重にシステム化して実行し続ける必要があったはずなのに、それができなかった。

 

どうしてそれができないのか。

確かな原因は分からないが、今回のマヨネーのような洗脳騒動について、もし破滅的思考を持つ者が洗脳の力を得る(例えば魔法で洗脳の力を得る)のだとすれば、ラヴォスによる破壊を望む人々が各時代に生まれていて世界を破壊させるのではないか。

原作には未解明の破壊の勢力もいた。

 

ラヴォス被災のAD2300にはシャドー(幽霊)な存在が実体を持ちクロノ達を襲ってきた。

 

魔王に殺されたサイラスの怨念モードなんてのは元々善人だったはずのサイラスにしては理屈に合わない。

 

アザーラにしても未来を知っている割にはラヴォスの被災地点にいるのは理屈に合わない。破壊に取り付かれたのは、やはりラヴォスに接続を試みたりなのだろうか。

 

マザーブレインが人間をただ破壊するだけでなく、わざわざ建物の中に誘拐し、ベルトコンベアーに乗せて殺すことも常識的に理屈に合わない。

 

魔王がサラを大切想うのに、サラが巻き込まれるかもしれないのにラヴォスに戦いを挑むこと。どれも理屈に合わない破壊衝動である。

 

ラヴォスの持つカオティックゾーン(混乱の領域)が破滅思考に関係しているかもしれないとしても、それで全ての説明がつくとも思えない。

 

 

ジャキは魔法の歴史を解明したとはいえ、全てを解明した訳ではなかった。中途半端に得た魔法陣技術を広めたことで、今回このような事態になったといえるだろうが、カオティックゾーンを受けて混乱していたとすれば、危険性ある魔法陣だと知りながらマヨネーに教えてしまう事はありえそう。

仮に危険性の説明を受けていたとしても、その体質がラヴォスから無意識にエネルギーを得ている存在だったとしたら、その存在に向けてラウォスがカオティックゾーンを送り込むことがあるかもれない。

 

魔族と人間が融和しにくい歴史についても、魔界を統治するような強い魔族程ラウォスエネルギーを利用していて、ラウォスから悪影響を受けやすい傾向があった。

 

グランドリオンはそのエネルギー流れを切れるから強力であり、伝説の聖剣として扱われた。

それがラウォス由来の素材だからこそ、同じ性質を切れるという事なのかもしれない。

 

 

 

マヨネーとラヴォスの戦いで誰も住めなくなった中世で残されたマヨネーはこれからどうするのだろう?

ラヴォスの中身と対決するのか?

それともアザーラがスカウトにやってくるか?

ラヴォスが飛来した原始時代にマヨネーがいることのリスクを考慮するとそれはないだろう。

中身のラヴォスがもしその場を動かないなら、マヨネーの視界に入り続ける訳だからマヨネーの支配下に入るのだろうか。

視界からはずれても永続的にコントロールできる人数枠があるなら、ラヴォスをお供にできるとして、マヨネーはそこからどうするのだろう。

ラヴォスがマヨネーの気持ちをテレパシー等で読み取って、忖度してくれ、時空転移等で各時代をまたにかけて世界征服の可能も。

 

いずれにせよ、もうクロノ達が元の世界に帰れるる状況ではなさそうだ。もう詰んだとしか思えない。

 

詰みだとしたら、ここで物語は終わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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